名探偵プリキュア! 第17話感想 それはあなたひとりの問題じゃない。

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元気が出ないかもしれないけど、頼りないかもしれないけど、でも私、いるからね!

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「お母さんとの思い出」

大きな出来事

メインキャラクター:あんな

目標

 探偵のお仕事をしているなかで、ふと、お母さんが恋しくなってしまった。どうにかして気持ちを落ち着けなければならない。

課題

 これは自分の個人的な気持ちの問題だ。また、2027年へ帰る手段があるわけでもない。みくるやジェット先輩に相談しても仕方がない。自分ひとりで折りあいをつけるしかないだろう。

結末

【失敗】

 くれあさんが声をかけてくれて、オリジナルのケーキをつくることになった。完成したケーキは、タイムトラベルした日にお母さんと一緒に食べるはずだった、バースデーケーキにそっくりだった。
 かえって悲しみがこみ上げてきて、自分の事情とは何も関係のないくれあさんの前で涙をこぼしてしまった。

心の変化

【ポジティブ】

 くれあさんは「楽しいや嬉しいだけじゃない、悲しかったり寂しいって気持ちだってある」「心のきらめきを大切にしてほしい」と言ってくれた。
 寂しさを振りきれたり、お母さんと再会できたりしたわけではないが、自分の正直な気持ちを打ち明けられたことで心が軽くなった。

バトル

 うさちゃんのぬいぐるみを素体としたハンニンダー。

苦戦

 にんじんミサイルを撃たれても蹴り返して迎撃できていたため、初めは優勢だった。しかしキュアアルカナ・シャドウが参戦してきて、蹴ったミサイルをさらに蹴り返されてしまい、あんなが被弾してしまった。

勝利

 追撃として撃たれたにんじんミサイルからはみくるが守ってくれた。おかげであんなも体勢を立て直す余裕ができた。

ピックアップ

ツツジ

 なんか今年やたら登場しているツツジ。前話でも前々話でも登場していた。花言葉は「節制」「つつしみ」「愛の喜び」など。

「お菓子づくりは正確さが大事なの」

 牛乳とバターをボウルで混ぜて何をつくるつもりだ。
 業務用サイズの生クリームかもしれないと一瞬思ったけど、別途小さいパックが作業台に置いてあるし。というか、生クリームとバターを混ぜるとしても結局意味わからんし。・・・クロテッドクリームもどきならワンチャンあるか?

マジパン

 アーモンドプードルと砂糖と卵白を混ぜて練ったお菓子。造形したら乾燥させて完成。
 日本ではケーキの飾り用というイメージが強いが、シュトーレンなどで生地に混ぜて焼くことも多い。アーモンド風味の白あんみたいであれもまた美味しい。

 次話は『名探偵コナン』とのコラボ回だそうです。『名探偵コナン』側でも再来週6月6日にキュアアンサーが登場するとのこと。お見逃しなく。
 『わんだふるぷりきゅあ!』でも『クレヨンしんちゃん』との相互コラボがありましたし、再来年は『アンパンマン』か、はたまた『ドラえもん』か・・・。

 それにしても、ぶりっ子してるときのコナンの声、こんなに高いんでしたっけ。10年ぶりか20年ぶりくらいで聞いたかもしれない。

ものがたりぶんせきのーと

 さて。そもそも今話はどういう物語だったでしょうか?

 「ジェット先輩。あんな、ちょっと変じゃなかった? どこっていうわけじゃないんだけど、何か悩んでるみたいな」

 母恋しさに囚われたあんなの心が救われるまでの物語。

 でも、それって変な話です。だって、タイムトラベルしたあんなの辛さについてのエピソードは第5話と第6話ですでにやっています。めちゃくちゃドラマチックに、感動的に盛り上げて。
 なんでそんなものを今さら、しかも1話完結の縮小再生産で繰り返すのでしょうか?

 そもそもの話。
 第6話を踏まえたうえで、どうしてあんなはみくるに相談することができなかったのでしょうか?

 「私、決めてるの。初めての依頼人。――あんな。あなたを元の時代に返すって」(第3話)

 「知らなかった。そうだよね。1999年に――、この時代に来て、心細いよね。不安だったよね。なのに、私――。私こそ、ひとりで。・・・ごめん」(第6話)

 あんなのタイムトラベルに関しては、もともとあんな自身よりもみくるのほうが気を揉んでいる問題です。
 それにも関わらず気づいてあげられなかった観点を思い知り、第6話ではみくるが我が事のように涙を流しました。改めて、あんなをひとりにしないと誓いました。

 1年アニメでは別に必ずしも同じテーマを何回か繰り返すことがありえないってわけじゃありませんが、それにしたってこの繰り返し構造は奇妙です。
 きっかけが些細なことだっただけに、2人の認知や反応がむしろ第6話より後退しているように見える。まるで過去の積み重ねから何も学んでいないように見える。

 ストーリー展開に疑問を感じたときはバトル描写をチェックしてみましょう。
 プリキュアのバトルは(バトルそのものがストーリーの中核に組み込まれている場合以外)、大抵今回エピソードの流れを比喩的に要約した構成になっています。

 最初はプリキュアが優勢でした。ミサイル攻撃が厄介そうなハンニンダーでしたが、みくるもあんなも難なく処理できていました。
 キュアアルカナ・シャドウが参戦してきて状況が変わります。あんなが蹴り返したミサイルを、さらにキュアアルカナ・シャドウに蹴り返されて、あんながダメージを受けるのです。
 膝をつくあんな。すかさず襲いくるミサイル群。
 しかし、それらのミサイルはあんなに代わって、みくるが防いでくれます。
 みくるがつくってくれた時間であんなは無事に体勢を立て直し、浄化技前の決意の言葉。

 「諦めないよ。だってその人形には、あの子が心から大好きって気持ちや、お母さんの愛情でいっぱいなの! 心のきらめきがたくさん詰まってる!」

 今話の最重要ワードは「心のきらめき」。その正確な趣旨はあとで改めて確認するとして――。

 とりあえず、あんながひとりで解決しようとしたことや、みくるのフォロー不足が物語の中心ではなかったことが確認できます。第5話や第6話のバトルと違って2人の連携不足を示す描写もありません。
 むしろ、みくるはあんなをしっかり支えることができていて、あんなもそれを実感していることが見て取れます。2人の信頼関係は着実に深化しています。

 セリフに関してもそう。今回「心のきらめき」の主体はぬいぐるみを大切にしている女の子ではありません。それを贈ったお母さんです。
 あんなは今回、自分の心に閉じこもって視野狭窄に陥るのではなく、自分を見ていてくれている誰かの愛情を知ることの大切さを学びました。
 1999年にひとり迷いこんだあんなのかわいそうな境遇は、どうやら今回の問題の中心ではなさそうです。

 では、もうひとつ見てみましょう。
 今話の冒頭で描かれた事件。『名探偵プリキュア!』の場合、謎解き要素もストーリー構造としばしば連動しています。

 「あ、うさちゃん! どうしてわかったの?」
 「物を落としたときは下を見て探すよね。でも、かわいいものが道に落ちてるのを見つけた人は『踏まれたらかわいそうだ』って、安全なところに置いてくれるんじゃないかと思って」

 バトル描写と合わせて考えると、今話は視点を変えること、特に誰かの善意を感じることにフォーカスが当てられているんじゃないかと見当をつけることができます。

 バトル中のあんなはけっしてみくるをないがしろにしたり、ひとりで突っ込んでいったりしたわけではありませんでした。あんなの側に大きな失点があるわけではありません。
 けれどそのうえで、あんなはみくるのバリア――行動で示してくれた“善意”に救われていることを実感するのです。

 ここで最重要ワード「心のきらめき」の趣旨を確認しましょう。

 「心のきらめき?」
 「うん。心にあるまっすぐな気持ち。“楽しい”や“うれしい”だけじゃない、“悲しかった”り“さびしい”って気持ちだってあるの。ムリして抑えることはないわ。心のきらめきは真実だから。私はその人のきらめきを知ってケーキをつくってるのよ。楽しい気持ちはもっと楽しくしてあげて、さびしければそのさびしさを癒してあげたいの」

 くれあさんはあんなに向けて、“楽しい”“うれしい”“悲しい”“さびしい”、どんな感情も隠すべきではないと諭します。
 なぜなら、ポジティブな思いがあれば共有してもっと大きくしてあげたいし、ネガティブな思いであっても傍にいて癒やしてあげたいと思っているから。善意ある隣人の立場から、そういう自分たちにとっての都合を説明しています。

 言ってくれなきゃ優しくしてあげることが難しい。だから話してほしい。
 善意を行動に移すためにこそ、今苦しんでいるあなたにも協力を要請する。

 こちらにはあなたを助けるための用意がある。
 手ぐすね引いて今か今かと待ち構えている。
 だからどうか、あなたもこちらへ手を差し出してほしい。

 今話はかわいそうなあんなが救われる物語の、そのさらに一歩先を描く物語です。

救わせろ

 「ジェット先輩。あんな、ちょっと変じゃなかった?」
 「どこが?」
 「どこっていうわけじゃないんだけど、何か悩んでるみたいな」
 「んー。何か悩んでるにしてもだ。言わないってことは、言いたくないってことじゃないか?」
 「まあたしかに。・・・私、頼りないのかな?」

 割と塩対応なジェット先輩。
 仕方ないですね。なにせ彼の認識する立ち位置はこうです。

 「あべこべだな。あんなとみくる、逆になったみたいだ。みくるのこと、いろいろ考えたから動けなくなったんだろ? みくるみたいじゃないか。みくるはひとりで飛び出して行っちゃうし。それじゃまるであんなだ。――影響しあってるってことだろ。出会ったばかりにも関わらず。ほんと、びっくりするくらい」(第6話)

 みくるほどあんなを理解している子は他にいません。
 みくるとあんなは奇跡のふたり。
 そのみくるがわからないって言うのなら、・・・こっちにわかるわけねーだろ。

 ジェット先輩はみくるとあんなの絆を信頼しています。
 みくるがあんなを助けたいって思うなら、あんなを助けられるのは誰よりもまずみくる。圧倒的絶対的にみくる。少なくとも自分ではない。
 こっちに話を振るより自分でなんとかしたほうがいい。いろいろ考えた結果動けなくなるのがみくるの悪い癖。
 そう思うからこそ、ジェット先輩は雑な一般論しか言いません。

 だから、一見突き放しているようにも感じられるジェット先輩の発言意図は、その実100%正確にみくるに伝わります。

 「考えてばかりじゃなく行動しなきゃ。私が頼りがいのあるパートナーになればいいんだよね!」

 なお、このあとみくるはなぜか筋トレを始めるわけですが、この筋トレ自体は問題解決にあたって何の役にも立っていません。
 今話で問題になっているのは、あんなの“無闇に自己解決しようとする姿勢”なので、みくるがいくら変わろうとしても意味がないんですね。
 そんなもん、ジェット先輩だってなおさら手の出しようがないわ。

 今回正しいアプローチであんなに問題解決を促すことができたのはくれあさん。
 とはいえ、彼女自身があんなの母恋しい心を直接救ってあげられたわけではありません。あくまであんなにひとつの視点を与えてあげただけ。

 欄干を握ってため息をついているあんなを見つけて声をかけ、オリジナルケーキづくりにかこつけて本音を吐露しやすい環境をつくり、そして伝えます。

 「私はその人のきらめきを知ってケーキをつくってるのよ。楽しい気持ちはもっと楽しくしてあげて、さびしければそのさびしさを癒してあげたいの」

 こちらにできることと、そちらでやってもらわなきゃいけないこと。

 本当はいくらでも手助けしてあげたいと思ってる。
 だから、あなたからも助けを求めてほしい。

 その意味で、今回あんなを救ってあげられたのは、結局みくるだったといえます。

 「元気が出ないかもしれないけど、頼りないかもしれないけど、でも私、いるからね!」
 「みくる・・・。ありがとう! みくるの顔見たらもっと元気出た」

 筋トレした意味は本当に何もなかったけれど、みくるがここにいることそのものがあんなにとっての救い。
 誰よりも優しくて、頼りがいのある子が、いつでもすぐ傍にいてくれることの頼もしさ。
 あんなが頼りさえすれば、みくるはいくらでも、全力で助けてくれる。そのありがたさときたら。

 「マジパンでキュアット探偵事務所のみんなをつくったの。みんなも、あんなちゃんのきらめきだから」

 サイコメトラーじみた忠実さであんなの心象風景をトレースし、お母さんのバースデーケーキを再現してみせたくれあさんは、せっかくの再現にあえてもう少し手を加えて、そこにみくるたちの姿を添えました。

 あんなを救ってくれるもの。
 その完成形が、つまりこれ。

 あんな自身の自己救済ではなく、お母さんとの想い出に縋ることでもなく、今ここにいる、あんなを思いやってくれる人たち。

 みくるはいつもあんなの傍にいました。
 今回彼女が最初あんなを救うことができなかったのは、あんな自身が救いを求めようとしなかったせい。
 まるでおとぎ話の青い小鳥のように、救いは、本当はいつもすぐ傍にいてくれていたのです。

心のきらめき

 ・・・で。

 どうして善意ある人は、そこまでしてあんなみたいな子を救ってあげなきゃいけないんでしょうか?
 その行為にいったいどんな得が?
 大丈夫? 疲れちゃわない? 不幸のお裾分けなんて受けてたらいずれ共倒れするだけよ?
 何もかも損得勘定で動くべきだとまでは言いませんが、“善意”の一言のもと自己犠牲しつづけることにも限界があります。みくるはあんなのお世話をするために生まれてきたわけじゃありません。

 今回そこを補完してくれるのもまた、「心のきらめき」。

 「探偵さんだってさびしいときはあるんじゃない? あんなちゃんは強いから、みんなに心配かけないようにさびしさを隠してしまうんだろうけど――。心のきらめきを大切にしてほしいな」
 「心のきらめき?」
 「うん。心にあるまっすぐな気持ち。“楽しい”や“うれしい”だけじゃない、“悲しかった”り“さびしい”って気持ちだってあるの。ムリして抑えることはないわ。心のきらめきは真実だから」

 “楽しい”“うれしい”“悲しい”“さびしい”、どんな感情も隠してほしくない。
 だって、それを表に出してくれて初めて、周りの人たちはあなたを助けてあげられるようになるのだから。

 いいえ。

 心のきらめきとは、ただのレスキューシグナルではありません。
 心のきらめきとは“真実”です。

 はて。“真実”とは何だったでしょうか?

 かつて、親子仲のよくなかった子どもがお母さんの愛を知ってはじめて、最初からお母さんの思いが篭もっていたはずの遺品の絵画にマコトジュエルが宿った瞬間がありました。
 ミサンガに恋愛成就の願掛けをしながら結局恋に破れてしまった女性が、恋をしていたときの思いは間違いなく大事なものだったと指摘され、やはりマコトジュエルが宿ったことがありました。
 あるいは美術館に展示されていた贋作の美術品に多くの観客が騙され、心から美しいと思い、感動し、結果品物自体は贋作であるにも関わらずマコトジュエルが宿った、なんてこともありました。

 真実とは何でしょうか?
 何をもって真実と呼ぶのでしょうか?

 真実はどうして尊いとされる?
 どうしてウソをついちゃいけないの?
 ウソをつけばマコトジュエルなんて簡単に奪ってしまえるのに、ウソではなく真実をこそ大事にするべきだという理由は何?

 「ウソをつかれて、ペンを取られたエリザさんは悲しんでる!」
 「人を悲しませるウソなんて――。プリキュアがウソを終わらせる!」(第2話)

 真実そのものが、人が何かを大切に思う気持ちそのものだからです。
 ウソで真実を損なわれることは悲しいことだからです。
 理由があって大事にしなきゃいけないわけじゃない。そもそもそれ自体が大切だと思うものだから、大事にするんです。

 心のきらめきとは、その“真実”なんだそうです。

 あんなが日々感じる“楽しい”“うれしい”“悲しい”“さびしい”、あらゆる感情。その全てが真実で、大事だから、みんな守りたくなるんです。
 ちゃんと表に出して、見せてほしいと願うんです。ムリして抑えないでほしい。

 あんな自身は、これはごく個人的な思いで、周りの人には関係なくて、余計な迷惑をかけたくないから、ひとりで抱えようと思うのでしょう。
 だけどみくるや他のみんなは、あんなのことが大好きで、あんなの気持ちをすごく大事に思っていて、本当の気持ちを教えてもらえると嬉しくて、ムリに隠されてしまうと悲しくて、だから一緒に共有させてほしいと思っているわけです。

 それは他人事ではなく、自分事。
 あんなの問題ではなく、みんなの問題。

 だからどうか、あなたを救わせてほしい。私たちのために。

 今話はそういうロジックで構成されています。

 いやあ、夏めいてきましたね。もうすぐ追加戦士の季節です。
 “うれしい”も“悲しい”も隠さず素直に見せてくれたほうがみんなうれしい、というロジックで救われるのは、なにもあんなだけではありません。

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    コメント

    1. ピンク より:

      探偵通り越して最早別の何かっぽい気がしましたが、くれあさんを本命扱いにしておきましょう。決め手はマジパン製のポチタンで。

      例年通りだとキュアエクレール登場は6〜7月でしょうか。
      現時点であんなたちがるるかの秘密を正確に認識してないところからのスタートなので、これからしばらくは結構忙しくなりそうです。そしてどうやったら縦軸を動かすきっかけを作れるか、全く検討がついてません。

      • 疲ぃ より:

         あー。第2話では出番が一瞬、第10話ではミルクを飲ませているところを見られかけた程度、今話ではそもそもポチタンと一緒にいなかったってことで、どこでポチタンを知ったのかって話になりますね。それ言うとジェット先輩も第2話で会ったきりなので、よく覚えてたな!?って話になります。

         キュアエクレール自体は『スイートプリキュア』のキュアミューズや『ひろがるスカイ!プリキュア』のキュアマジェスティくらいのスケジュールになりそうな感触がありますが、おそらく夏休み前の追加戦士枠であろうるるかの心境の変化に彼女の存在が必要そうなので、そのくらいの時期に一度姿を現しそうだなとも思いますね。

    2. 東堂伊豆守 より:

      ネガティブな感情も「心のきらめき」で「真実」だと言う帆羽くれあ。
      では、その帆羽くれあ自身の「心のきらめき」「真実」は……何?
      キュアエクレール候補として取沙汰されている4名のうち金田れい・来栖エリザ・家入しるくの3名は既に「心のきらめき」が何なのか劇中で描写されているんですが(前2者は言わずもがな、家入しるくも「本番前には緊張に襲われるので「しるく体操」を考案した」「学業と俳優業の両立に苦しみ、両親や事務所から一つに絞るよう勧められたことがある」といった苦悩を告白している)、帆羽くれあだけが今も彼女自身のネガティブな思いを明かしていない(そもそもくれあのプライベートが一切描写されていない)んですよね。
      ……さてはオメー、数ヶ月前に失踪した名探偵・キュアエクレールだな。
      そういえば、キュアエクレールに何らかの執着があるらしい森亜るるか/キュアアルカナ・シャドウは自分の意志で怪盗団ファントムに入ったと告白しているんですが、そうなると帆羽くれあ/キュアエクレールもまた自分の意志で名探偵プリキュアを辞め、パティシエに転職し、過去を封印した人物……なのかもしれません。
      ……なんつうか、森亜さんと帆羽さん、実は結構こじらせた関係なのかも。白鳥百合子と滝沢あすか/キュアフラミンゴみたいに。

      • 疲ぃ より:

         ロンドンが「今この世界にプリキュアはいない」と認識していた以上、キュアアルカナもキュアエクレールもキュアット探偵事務所に黙って失踪しているんですよね。
         とはいえ、キュアアルカナ・シャドウが怪盗団ファントムで活動中にも関わらず「今この世界にプリキュアはいない」ということは、超常的な手段でプリキュアの存在を検知しているわけじゃなさそう。キュアエクレールとしての活動を辞めていたなら変身前の姿で1999年に留まっているのもありうるといえばありうるのかー。

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