
私もふたりみたいなコンビだったら、今ごろ名探偵だったかも!

「続・探偵エリーの事件簿!?」
大きな出来事
メインキャラクター:エリザ
目標
小さいころからの夢だった探偵になりたい。
課題
キュアット探偵事務所に入りたいが、入所するためにはテストとして何か1つ事件を解決しなければならないらしい。
また、探偵になろうにも現在すでに小説家という立場である。
結末
【失敗】
探偵テストには合格したが、担当編集の辺見さんがしょんぼりしているのを見て、自ら辞退した。盗まれたストラップを直接的に取り返したのが自分ではなくあんなとみくるだったから、という面もある。
心の変化
【ポジティブ】
辺見さんと自分の関係性をあんなとみくるの2人に重ね、息ぴったりなコンビで活動することに対する憧れを抱いた。だからこそ、今は小説家を続けたい。
バトル
探偵エリーのぬいぐるみストラップを素体としたハンニンダー。
苦戦
虫眼鏡からビームを出してくるが、ハンニンダーとのバトルでは特段苦戦していない。
勝利
2人のチームワークで前後から挟撃し、虫眼鏡を破壊すると同時にハンニンダーを転ばせた。
ピックアップ
つぼみ

いうまでもなく誰もが察しているだろうが、これはユリのつぼみ。
OPで青い蝶が留まっている花のつぼみ。るるかを象徴する花でもある。
同じ間取り
こっちがあんなの部屋で、


こっちがみくるの部屋。


厳密には左右対称。あんなの部屋はなかなか机側の壁が写る機会がないのだが、今回辺見さんがストラップを見せるシーンで、みくるの部屋と同様に机の横に窓があることが確認された。
ドアやクローゼットの位置、窓の位置と数、備えつけ家具の配置、全て左右対称の同じ間取りである。
元るるかの部屋
「あなたの部屋のカーテン、気にしたほうがいいんじゃない? るるかの部屋だったときはもっとお洒落だったわ」
マシュタンの言によると、現在あんなが使っている部屋はもともとるるかの部屋だったとのこと。
「わあ、ステキ! あと、なんだかいい香りもする」
「前にいた名探偵が使ってたみたい。私とポチタンの部屋はこっちね」(第3話)
一方、以前キュアット探偵事務所を使っていた「名探偵」が使っていた部屋は、現在みくるが使っている部屋ということになっている。
(2人に部屋の配置を教えたと思われる)ジェット先輩が勘違いしていたわけじゃない限り、かつての「名探偵」とは、「天才探偵」るるかではなく、キュアエクレールのことだったことになる。
写真への反応

現状開示されている情報の範囲では、エリザがキュアエクレールの写真に興味を持つ理由が不可解。エリザがキュアエクレールであると推測する根拠になりうる。
「名探偵! 私がなりたかった、名探偵プリキュア!」
「ええっ!? これが?」(第1話)
ただし、みくるが以前からキュアット探偵事務所の名探偵=プリキュアだと知っていたように、エリザも小さなころ名探偵プリキュアを目撃し、憧れていた可能性がある。
「探偵になろうとして、なりきれなかった」というのが、プリキュアに変身することを指していたなら諸々納得もいく。
「ふふん。ファントムの新技術、あんたたち以外いない密室! これで事件は迷宮入りっしょ」(第3話)
アゲセーヌによると、バトルシーンで使われている異空間は最近開発された技術であるらしい。みくるやエリザが目撃した時期のプリキュアは通常空間で変身・バトルしていた可能性が高い。
なお、現在高校生のエリザが「小さなころ」プリキュアを目撃したというなら、それは少なめに見積もっても5年以上前の話のはず。少なくともたった2年前(キュアエクレール失踪前後の時期)ということはない。
『名探偵プリキュア!』の世界におけるプリキュアは歴史上数名しか確認されていない。キュアエクレールよりさらに先代という可能性は低い。
つまり、キュアエクレール候補とされている4人とはそもそも年齢が合わない。(とはいえキュアエースやキュアミラクルのように変身時だけ成長するパターンもあるか)
るるかはどこまで知っているのか?

「プリキュアって」「どういうことなの!?」
「さあ。誰がなったのかもわからない。ただ、一度だけ、あのとき――。マコトジュエルと一緒に消え失せた。だから二度と現れない」
まるでキュアエクレールを目撃したのは回想シーンの一度きりだったような口ぶり。
これまでるるかは発言にウソを含んでいたことがなく、むしろウソを嫌悪しているそぶりすらある。この発言においてもウソはついていない可能性が高い。
るるかは「名探偵」と一緒に暮らしていたのだから、キュアエクレールの消滅とともに失踪した、変身者の正体が「名探偵」であることは察しているはず。
そのうえで「誰がなったのかもわからない」なのだから、彼女は変身の瞬間を目撃したことがないのかもしれない。
不確定であることを利用して意図的に煙に巻く巧妙な言いまわしなら、るるかは以前からたびたびやっている。
プリキュアを一度しか目撃していないということは、当時るるかは「名探偵」がプリキュアであることを知らなかったのだろう。つまり、「名探偵」はるるかに自分がプリキュアであることを隠していたということになる。
一方で、当時関係者ではなかったはずのみくるが「名探偵」はプリキュアである、ということを知っている。
当時、るるかは14歳にしてすでに「天才探偵」の名声を得ていた。ということは、探偵の仕事そのものから遠ざけられていたわけではない。
るるかが事件の謎を解き、キュアエクレールが怪盗団ファントムと対決して最終的な解決を図る、という体制だったのだろうか? ちょうど今話のエリザとあんなたちのように。
「キュアエクレールの正体は誰!?」キャンペーン

「今日からなんと、キュアエクレール編がスタート! 謎のプリキュア、キュアエクレールかもしれない4人のお話が始まるの」
「ええっ!? キュアエクレールがこのなかにいるってこと!?」
「だれだれ?」
「私もわからないの。お話のなかに手がかりがあるはず。みんなで一緒に推理しよう!」
ということで、私も素直に公式キャンペーンに乗っかっていきます。
とりあえず、どうやらキュアエクレールが4人のなかにいるのは確定みたいなので、私が予想していた「キュアエクレールは別の時間からタイムトラベルしてくる」説はどこかに放り投げて忘れましょう。一旦リセットです。
また、「言葉や仕草さえもわな? 罠! うのみにしてはだめ! だめ!」(ED)だそうなので、それっぽい怪しい描写があっても一旦疑ってかかる方針とします。
特に森亜るるか。彼女はわざと誤解されようとする言動を繰り返すので、言っていることを言葉どおりに受け取るのは危険です。
それでいて、彼女はこれまで(細かい部分まで含めて)ウソをついたことが一度もないので、彼女の発言は(ひとつひとつ本当はどういう意図なのか検討したうえで)重要な手がかりとしていきます。
いや、ホント彼女の言いまわしって巧妙なんですよね。
「ニセモノのウソの首飾りが人を惹きつけ、マコトジュエルも宿るなんて。ウソもまんざら悪いものじゃない。そう思わない? 名探偵さん」(第11話)
こういう、自分の思想を伏せて問いかけて、相手が勝手に誤解するよう誘導するやり口だけなら他の作品でもよく見かけます。
でも、
「お前、助けてくれたよな!? 今の光――、あのときと同じだ。僕たちを助けてくれたのはお前だろ!」
「ハズレ。推理がまるでなってない。私はただ、あの子の力に興味があっただけ」(第12話)
ここまでやる人物や作品はめったにありません。
「お前だろ!」に対して「ハズレ」と言っているように見せかけて、本当は「助けてくれた」に対して「ハズレ」と言っているっていう。
助けることが目的だったのではない。ポチタンの力が今後必要になるから手を出しただけ――。この子はそういうふうに、しれっと論点をズラすやりかたでも誤解を誘ってくる子です。
そこまでして徹底的にウソをつくことを避けているからこそ信用できるわけですが、一方で彼女の言葉は素直に受け取ることもできない、というわけです。
そんなるるかの今話での発言はこれ。
「さあ。誰がなったのかもわからない。ただ、一度だけ、あのとき――。マコトジュエルと一緒に消え失せた。だから二度と現れない」

これまでの彼女の言動から、彼女がキュアエクレールの正体を認識していることは明らかです。
そのうえで、「誰がなったのかもわからない」という明らかに矛盾した発言をしています。しかしるるかはウソをつかないはずなので、ここは表向きウソにならない、別の解釈を模索してやるべきところ。
私だったら↑のピックアップのとおり、「変身の瞬間を直接見たわけではない」と受け止めますね。
基本はこういうスタンスです。鵜呑み禁止。
さて。

今話のキュアエクレール候補、来栖エリザ。
彼女がキュアエクレールである可能性を匂わせる描写は3つありました。
「なんか落ち着くなあ」
「趣味が合うのかも!」
「同じ部屋でも個性って出るんだね。ほら、あんなちゃんの部屋と間取りが一緒なのに、印象違うなって」
現在住んでいる当人ですら認識していなかった、部屋の間取りが同じだという指摘。
加えて「落ち着く」という発言から、彼女が以前この部屋に慣れ親しんでいたかもしれないことを思わせます。
けれど、確かめてみると実際に2つの部屋の間取りは同じです。
それも左右対称。みくるが間取りが同じだと気づいていなかった理由まできっちりフォローしています。
今のところ、この発言を根拠にキュアエクレールであることを疑うことはできません。
「でも、それって私の勝手ですよね。探偵は先生の昔からの夢だったし」
「昔から?」
「ええ。小説家じゃなくて、小さいころから探偵になりたかったって。夢だったけど、なりきれなかったって」
なんかやたらとキュアット探偵事務所に入りたがっている点も(それだけでは疑わしいとまでは言えないけれど)不思議。
とはいえ、その事情は今話の劇中で説明されています。
探偵になりたかった。しかも、小説家を目指すようになるより前からの夢。
まだ高校生なのに「なりきれなかった」と一度早々に諦めているのが奇妙ではありますが、一応は理由づけされています。
「ああ、それ? 色あせてた写真を綺麗にしたんだ。さっきの発明品で。よくわからないんだ。事件の証拠品なのか、どうなのかも」
そしてキュアエクレールであることを疑う最も強い根拠が、これ。

真剣な面持ちで、吸い寄せられるようにまっすぐ視線を向けています。
なんかよくわからない、蝶のかたちをした不思議な光が写っているだけの写真なのに。
明らかに何か知っている顔です。
これがキュアエクレールの正体がエリザである根拠だ、とする説を直接否定できる劇中描写はまだありません。なにせ、エリザがなぜこの写真に興味を持つのかがそもそも不明だからです。
彼女を疑う根拠としてはこれが一番強い。
ただ、↑のピックアップでも書きましたが、一応仮説を立てることはできなくもないんですよね。
この写真に興味を持つ理由は、エリザがキュアエクレールだから、以外でも成立します。
エリザがキュアエクレールを知ってさえいればいいんです。別にキュアエクレールその人自身である必要はありません。
そして実際、みくるという、最初からプリキュアの存在を知っていた人物がもうひとり存在しているわけですよ。
彼女と似たような身の上だと思えば、探偵になりたがっている理由にも納得がいきます。
仮定の上に仮定を乗っけている推論なので根拠として充分なものだとはとても言えませんが、今のところ可能性は低いかな、と。
残り3人を見たうえで最終的な結論を出しましょう。
ちなみに。

「これは――、新たなる予言? 『青き蝶が舞い戻る。そして4つの花から羽を止める一輪を探す』」
ミラージュの書に表れた新しい予言。
私たちはキュアエクレール推理キャンペーンの存在を知っているから、それに引っぱられて「4人のうち1人がキュアエクレールであることを隠している」と解釈しています。
でもこれ、素直に読んだら「4人のうち誰かがキュアエクレールになる」ですよね。4人のうち誰かが“これから”キュアエクレールになるって話ですよね。
ただでさえるるかがキュアエクレールが消滅したことを証言しているんですから、なおさらです。
2年前のキュアエクレールは全然違う人で、これから誰かが彼女の力を継承するって言われたほうがむしろ自然な気さえします。
まあ、それやられるとキャンペーンに真剣に取り組みすぎた一部の純真無垢な人たちが怒りだしそうでもありますが。
序列第5位の可能性くらいに考えておきましょう。
考察遊びは次週に続きます。
名コンビ
さて。話題のキュアエクレールばかりでなく、エリザの物語にも目を向けるべきでしょう。
「約束、ですもんね・・・。先生。依頼人の皆さんを笑顔にしてくださいね。探偵エリーみたいに」 「――あ! 新しいアイデア浮かんじゃった! ファントムを追いかけているときに探偵エリーのアイデアが降ってきて! 戻って書かないとね!」

頭のなかの時系列どうなってるのよ。
担当編集の辺見さんが目に見えてしょんぼりしているのを見て、エリザは取ってつけたような理由で作家業継続を宣言します。
なんか、アゲセーヌを追いかけたときに降ってきたアイディアが、しばらく時間が経った今になって浮かんだそうですよ? 意味よくわかんないですけど。
まあ実際、小説家なんてそもそも専業でやるものじゃないので、探偵を始めるからって筆を置かなきゃいけないようなものじゃないんですが、それはそれ。
今話で一番重要なのは、エリザが辺見さんと一緒に仕事することを望んだという点です。
前回、第16話の猫探しではとんでもないフリーダムさを見せつけていた来栖エリザ。
今話でも、もしかしたらエリザが事務所に入るかもしれないってことで中の案内をしてもらっていたはずなのに、いつの間にか一行から離れて独自行動を始めた自由人。
「やっぱり応援するべきですよね・・・。私、探偵エリーが初めての担当で。先生と一緒に本を出せるのが嬉しくて、楽しくて。――でも、それって私の勝手ですよね。探偵は先生の昔からの夢だったし」
彼女の奔放さには慣れっこなのでしょう。
辺見さんは怒るでもなく、ひとりしゅんとします。

担当編集が小説家を束縛していいものかといったら、きっと世間一般ではそうではないのでしょう。
クリエイティビティを発揮するのは小説家の側で、商品価値を生み出すのも小説家だ、というのがよく見かける考え。
実際には全然そんなことなくて、本来二人三脚で力合わせて創造性を出しあって、一蓮托生一緒に活動するものだとはいいますが、それはそれ。
辺見さんはこれからもエリザと一緒に仕事をしたいと思っていますが、それを本人に直接伝えることはできません。伝えていい立場だとも思っていません。
相手は自由人(アンチェイン)。鎖で繋ぎとめようとせず、自由気ままありのまま気の向くままに生きることこそが本人のため。そのほうが良い仕事もできるはず。
そういうふうに考えるのはまあ、おそらく辺見さんに限った話でもないのでしょう。
けれど、当のエリザは意外と別のことを考えていました。
「あ! さっき私の推理で事件を解決したって言ったけど、違うよ。猫探しのときもそう。あんなちゃんとみくるちゃんがいたから。私もふたりみたいなコンビだったら、今ごろ名探偵だったかも!」
たしかに行動力は一級品。
推理力にだってバッチリ自信があります。
でも、実際に迷子の仔猫を見つけることができたのはあんなたち。実際にストラップを取り戻してみせたのはあんなたち。
自分の実力に多少の自信はあります。
あんなたちと比べて明確に劣っているわけではないという自負があります。
それでも、及ばなかった。
現実に事件を解決してみせたのは、あんなとみくる。私じゃない。
実力以外で彼女たちに勝てずにいるところってどこだろう?
どうして事件を解決できたのは自分じゃなかったんだろう?
そこに目を向けて、そしてはたと気がつきます。
「同じ部屋でも個性って出るんだね。ほら、あんなちゃんの部屋と間取りが一緒なのに、印象違うなって」
あの子たちはコンビだった。
性格は全然違って、だけど仲よしで、助けあっていた。
猫探しのとき、自分は一度の失敗ですぐ気持ちが挫けてしまった。
だけどあの子たちは諦めなかった。つまずいても投げ出さず、励ましあって捜査を続け、そしてついに真相に辿りついた。
あの子たちにあって、私にはないもの。
助けあえるのって、強いんだなあって。
かつて名探偵に憧れていた女の子は、今は名コンビというものに憧れています。
目の前にはちょうど、きっと末永く自分とコンビを組んでくれる人。

「探偵を諦めたわけじゃないから。小説を書きながら、探偵もやる。でも、今日のところは締め切りが近いし、女子高生ミステリ作家・来栖エリザで!」
この人とコンビを組むために小説家を続ける必要があるなら、喜んで小説家をする!
行動力が爆発している女子高生ミステリ作家は、決断力も爆発していました。
即断即決。この決断が自分にも、辺見さんにとってもいいものであることを信じて疑いません。
だって、あんなとみくるの名コンビが見るからにうまくいっているんですから。
いつか名コンビになれたら、そのときは自分たちだって最強です。




コメント
アゲセーヌから証言が出る可能性を微塵も思い付かなかったことが、割と本気で悔しいです。
まさか1ヶ月もやるキャンペーンの1週目でヒント全部出すわけにはいかないでしょうけど、それでも今から色々考えちゃうオタクの性……
前に部屋使ってた云々は、そもそもジェット先輩は部屋ではなく建物自体を指してるんだと思いました。マシュタンの発言と現在のインテリアから察するに、るるかは退去する際一旦空っぽにしたようですし(逆に事務所が2話時点で物だらけなのは、代々そんな状態だったからとか?)
そういえば映画の宣伝が始まりましたが、キュアアルカナ・シャドウの距離感が9月時点でもまだあまり変わってないような……どうやら一筋縄ではいかないようです。
味方サイドが回収したアイテムを敵味方両立ち会いで品評する展開自体珍しいですしねえ。奪われて敵アジトであれこれ語られるならともかく。
事務所自体が名探偵の使っていたものだという説明を受けたうえで、みくるが使う部屋に入ったとき「ステキ! あと、なんだかいい香りもする」「前にいた名探偵が使ってたみたい。私とポチタンの部屋はこっちね」というやりとりがあったので、たぶん部屋のことを指して言っているんじゃないかなあと。
映画時点でまだ正式加入していないとしたら『スイートプリキュア』のキュアミューズ路線ってことになりますね。10月加入。
第12話でキュアット探偵事務所の中に入り込んできた青い蝶は2匹。しかしその後事務所の窓から出ていったのは1匹……あと1匹どこ行った?
ともかく、「現在のまことみらい市内を徘徊」「数ヶ月前貯水池でマコトジュエルを破壊」「来栖エリザと邂逅(推定)」など、いろいろな局面で姿を現す青い蝶が全て同一個体とは限らない、のは確かで―――たとえば1匹がキュアエクレールで、もう1匹はエクレールのお供妖精「シュシュタン」―――とかかもしれない。
また、青い蝶はキュアエクレールの能力(が可視化されたもの)で、キュアエクレール変身者から分離して飛来することも可能な存在、という可能性もありそう。
それから、
マシュタンの祖先が記した書とマシュタン自身が言うわりに、そのマシュタンには解読出来ず何故かウソノワールのみが読解可能だと言う未来自由の書。
そうなると第13話でこの書の自動追記機能を操作し、ウソノワールに撤退するよう仕向けたのは、
未来自由の書自身(書籍型生命体)(それこそ未来自由の書が本体でウソノワールは腹話術人形の可能性も)か、
未来自由の書を受信端末としてウソノワールに指示を送ってくる(あるいはウソノワールを舌先三寸で利用している)上位存在か、
……もしくはウソノワールによる自作自演(怪盗団ファントム構成員への指示が自身発案ではなく“高次存在からの御託宣”だという権威付けを行っている)(それこそウソノワールが所持する未来自由の書は複製品の可能性だってある)なのかも。
あと……
今まで、ティアアルカナロッドを防御かアルカナスターレイン(光線)の発射装置としてしか使わず、ロッド自体で攻撃することを(間違いなく意図的に)避けてきたキュアアルカナ・シャドウ姐さんが、とうとう禁を破ってアンサーとミスティックにロッドで殴りかかってきたわけですが……この相当追いつめられて余裕が無くなってきた姐さんの御様子を見るに、彼女がキュアエクレールに関してあからさまに見え透いた嘘をついている可能性は非常に高そうに思えますけどねぇ。
ふと思ったんですが、
未来自由の書に言う「四つの花」とは、キュアエクレール候補として取沙汰されている4名のことを指している、と決め込んで本当に良いんでしょうか?
実は、怪盗団ファントムに所属するウソノワールの部下も4名……なんですよね。
つまり―――青い蝶(キュアエクレール)が(怪盗団ファントムとの戦いの場に)舞い戻り、現在は怪盗団メンバーとなっている白い百合(キュアアルカナ・シャドウ)に止まる(アルカナ・シャドウと再びバディを組む)―――というのが、件の予言の意味なのでは……?
で、アルカナ・シャドウ姐さんは「エクレールには二度と戦場に戻らず、平和で穏やかな人生を送って欲しい」と願っていて、その思いが「マコトジュエルと共に消えたエクレールは二度と現れることはない」という(希望的)発言につながっている……のかも。
確認したところ、
ハンニンダー召還シークエンスにおいて
ニジー:薔薇
アゲセーヌ:ハイビスカス
ゴウエモン:桜(吹雪)
が登場しておりまして……。
うん、やはり「4つの花」とは怪盗団ファントム四天王のことを指している、と解釈してよろしいのでは……?
私も気になってはいるんですが、あれ日本に生息していないオオルリアゲハなので、リアリティラインをどこに引くかが難しいところなんですよね。第15話に出てくる青い蝶はアサギマダラというちゃんと日本に生息している蝶なのでなおさら。
演出として何か象徴しているのか、それとも単に作画の都合で省略されているのか(一匹欠けたことにこだわるべきシーンなのか)がイマイチ判然としません。
3幹部のバンクシーンに花が描写されているのはそのとおりなんですが、肝心のキュアアルカナ・シャドウの変身バンクに花が存在しないんですよね。そこ伏線にするなら演出として変身バンクにも花を入れたくなるんじゃないかなあって。