ヒーリングっどプリキュア 第1話感想 おそらくありえなかった、だけどキュンときた出会い。

この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク

心の肉球にキュンときた人間にそれを渡しなさい。

↓dアニメで全話配信中!↓

↓YouTubeチャンネル限定コンテンツも配信中!↓

(主観的)あらすじ

 物語は花寺のどかがすこやか市に引っ越してきたところからはじまります。久しぶりに見る自然の景色、初めて見る街並みはワクワクでいっぱい! 自由に走りまわれる喜びを胸に、のどかはずっとしてみたかった人助けをしながら街を冒険します。
 あるいは、物語はヒーリングアニマルのラビリンたちが地球にやって来たところからはじまります。見知らぬ世界、大いなる使命に気が引き締まります。マジメなラビリンは、一緒に来たヒーリングアニマルの誰よりも真剣にパートナーになってくれる人間を探します。

 のどかが自然公園で体を休めていると、突然、何か大きな事件が起きました。花や森が枯れ、たくさんの人たちが逃げ惑い、向こうでは謎の巨大な怪物が暴れています。
 怪物を生みだしたのはビョーゲンズ。地球を病気にしようとする恐ろしい組織です。ラビリンたちは彼らの魔の手から地球を守るべくやって来たのでした。ただし、まだパートナーの人間を見つけていないラビリンたちはまったくの無力。それでもラビリンは勇敢に戦おうとしますがどうにもならず、地に伏し己の弱さを噛みしめたまま、地球が病気に冒されていくさまを涙を浮かべて見つめるばかり。
 そこに現れたのがのどかでした。人助けをしたいという彼女の思いはこんな事件に巻き込まれても萎えることなく、公園の奥に逃げ遅れた仔犬がいるらしいという話を聞いてここまで駆けつけてきたのでした。病気だったころ、お父さんお母さんに優しく励ましてもらった想い出を振りかえり、のどかはラビリンたちに「私に何かできることない?」と問いかけます。

 正直なところ、ラビリンは自分のパートナーはもっと立派な人間――たとえば絶対に失敗しないお医者さんなんかであるべきだと思っていました。けれど、のどかの真剣な思いはラビリンの気持ちにぴったり重なり、きっとこの子がいいと、心の肉球にキュンと感じとりました。

 のどかとラビリンはふたり協力して伝説の戦士・プリキュアに変身します。
 恐るべき怪物をまたたく間にやっつけ、そして地球をお手当てするのです。
 新しいプリキュアの物語はこうしてはじまったのでした。

 異様によく動くオープニングテーマで幕を開けた『ヒーリングっどプリキュア』。
 スタッフを確認してみれば案の定、もはやこういう派手なコンテを切るのはだいたいこの人の仕業だろ感のあるタナカリオンを筆頭に、キャラクターデザインの山岡直子、いわずと知れたビッグネームの川村敏江や上野ケン、他にも作画監督級の実力派アニメーターたちが大結集。大丈夫? 追加戦士が参加したときこのクオリティを維持できる? などと思わずメンドクサイだけのオタク丸出しな感想を持ってしまうほど、本当にすさまじい動画でした。やー、何周でも見ていられるー。
 個人的にはラストの、キュアグレースとのどかのイメージが重なりつつふり向くカットがイチオシ。のどかって変身前後で見た目の印象が大きく変わる子なので、こういう演出がすごくよく映えますね。

 さて、第1話はのどかとラビリンふたりの物語。(あと怒濤のごときオモチャのPR) 予想どおり、今作はプリキュアと妖精のバディ関係を大きくクローズアップしていく方針っぽいですね。オープニングやエンディングの歌詞もそんな感じでした。第2話が2人目のプリキュア初変身回じゃないのも珍しいこと。同時変身方式だった『魔法つかいプリキュア!』を例外とすれば、『ハピネスチャージプリキュア!』や『ドキドキ!プリキュア』の時代まで遡るんですね。これまでになく濃い絆が描かれそうで、さっそく来週が待ち遠しいです。
 のどかもラビリンも、誰かの役に立ちたいという気持ちがひときわ大きな女の子です。今話はその部分で心が重なり、プリキュアに変身することができました。
 その一方で、のどかは少々強迫的に見えるほど自分の能力を超えて人助けしたがるきらいがあり、対してラビリンは使命の重さを自覚しているからか気持ちより能力を重んじている様子です。詳しくは次話で描かれるのでしょうが、ふたりにはこういう明確な価値観の違いもあるわけですね。メガビョーゲンが暴れているという切羽詰まった状況じゃなければ、ラビリンはのどかを選ばなかったかもしれません。
 けれど、ふたりは出会いました。
 選びました。
 その不思議な巡りあわせ、運命とかいうものの面白さときたら。必ずしも最良の相性ではなかったふたりがこれからどういうふうに最高のバディとして成長していくのか、これから注目していきましょう。

花寺のどか

 「ふふ。これからここでどんな出会いが待ってるのかなあ。今日が私の第一歩!」

 のどかの新生活は希望に満ちあふれていました。
 ただの波飛沫を見るだけでも心が弾み、遠くにちょっとしたオブジェを見つけただけで飛び出さずにいられない。のどかは活力いっぱいの女の子でした。

 どうしてそんなに楽しそうなのかは容易に察することができます。
 湯治場に鍼灸院、ハーブショップなど療養施設の充実したすこやか市の、そのまた奥まったところにある、自然に囲まれた家に引っ越してきた彼女。
 やっと自由に走れるようになった。海を見るのも久しぶり。元気があり余っている割に体力はそこまででもない。
 本当につい最近まで入院していたんでしょうね。あの不便そうな立地の家をあえて選んでいるあたり、呼吸器系の疾患だったんでしょうか。
 「ふわー、生きてるって感じ!」
 いや、まさかそこまで重い背景がある口癖だとは思ってなかったです。

 「私、今みんなの役に立ちたくてしょうがないんです」

 そんな病み上がりっぽい彼女がやたらめったら人助けをしたがります。
 楽しそうにしているので贖罪的・自罰的な動機ではないのでしょう。けれど、それにしたって事件に巻き込まれても逃げようとせず人助けを優先したがるのはさすがに行き過ぎのような。林の奥まで仔犬を助けに行くだなんて、いくらなんでも体力に自信のない子がやるべきことじゃありません。・・・もっとも、じゃあ誰かもっと適当な人に代わってもらえるかといったら、引っ越してきたばかりで知り合いのいない彼女にはそっちの方が無理な話ではあるんですけれど。
 「・・・大丈夫。私はもう、走れる!」
 あそこまでやるんじゃ見ているこっちがハラハラします。なんだか『ハピネスチャージプリキュア!』の愛乃めぐみと重なって見えてしまいます。あの子も純粋な善意だけでどこまでも無茶ができてしまう子でしたっけ。

 もちろん、あんまり心配しすぎるのも失礼なことなんですけどね。
 ひとりで外出するのを許されているあたり、必要なリハビリはきちんと済ませているんでしょうし。彼女の体のことは私たちなんかより彼女自身やその両親の方がよっぽどわかっているはずです。病み上がりと病弱はそもそも全然違う概念ですし。
 本人がやりたいと思えることがあるのなら、それは本人の自由意志と努力によって最大限なされるべきです。それを邪魔していい権利は私にはありません。

 ・・・でも。
 それにしても、ね。

 ともあれ、そのあたりの事情が意味を持ってくるのはきっともっと後になってからのこと。
 今話における花寺のどかは元気で明るくて、とっても親切な女の子でした。

ラビリン

 「これからここで、運命の出会いが待ってるラビ――!」

 同じウサギ型の妖精である『ドキドキ!プリキュア』のシャルルに似ていて、どうやら相当にマジメな性格らしいラビリン。のどかとよく似たセリフを、のどかと違って決意に満ちた真剣な表情で語ります。

 「決まっているラビ。地球のお手当を頼むんだからお医者さんを探すべきラビ! ラビリンは、大人で強くてカッコよくて、絶対失敗しないお医者さんがいいラビ」
 自分の好みほぼ排除で能力基準一辺倒にパートナーを選ぶ気満々なのがポイント高い。ヒーリングガーデン女王・テアティーヌに「心の肉球にキュンときた人間にそれを渡しなさい」と言われていたはずなのに直感を頼る気ゼロなのがまたさらにポイント高い。“絶対失敗しない”とかいう極端な潔癖ぶりがこれまたどうしようもなくポイント高い。もう、このセリフだけでどんだけマジメな子なのかよくわかります。
 「メガビョーゲン! やめるラビ!」
 「やってみなきゃわかんないラビ!」

 あげく、まるでヒーローみたいな勇敢さ。どんなに傷ついても諦めようとせず無茶を繰り返します。

 のどかと似ているようで、ちょっとだけ違います。
 のどかは楽しんで人助けをしていますが、この子は使命だからと真剣な表情で取り組みます。
 のどかの目的はあくまで自己満足のようですが、この子にとってのゴールは自分のなかにありません。地球のためで、王女・ラテのためで、ヒーリングガーデンのためです。

 ちょっとだけ違っていますが、結局のところ似たようなものでもあります。
 ラビリンの使命はあくまで地球のためで、王女・ラテのためで、ヒーリングガーデンのためのものではありますが、それを果たそうと決めたのはやっぱりラビリン自身だからです。

 けれどやっぱり、ラビリンとのどかとは明確に違います。
 「私に何かできることない? 私、何でもする!」
 「あなたには無理ラビ! 早くここから逃げるラビ!」

 ラビリンの使命は彼女自身が自分で決めたものではありません。だから、たとえ純粋な善意からの申し出であってもおいそれと他人を巻き込むことができません。使命そのものが自分のコントロール下になく、従って事前に与えられた権限から逸脱したことには責任を負いきれないからです。(もっとも、上で書いたとおりのどかものどかで別の理由から他人を頼ることができないのですが)

 ラビリンはマジメで勇敢で、使命に対してとっても真剣な子でした。

重なる思い

 「誰か・・・お医者さんはいないラビ!?」
 「――いた!」

 いいえ。いません。
 「お医者さんじゃないラビ・・・」
 探しているのは中学2年生の女の子ではありません。
 本来、のどかはラビリンのパートナーになれる子ではありませんでした。少なくともラビリンの考える基準においては。

 だけど。
 「だからって放っておけないよ! この子、こんなに苦しんでるのに・・・」
 本来、ラビリンにとってのどかは使命に巻きこんでいい子ではありませんでした。パートナーはもっと強い大人のお医者さんであるべきなんだから。
 だけど、その言葉にはどこか心に響くものがありました。
 「だからって放っとけないラビ! 地球がこんなに苦しんでるのに!」
 だって、ラビリンも同じ思いを抱いていたから。

 ラビリンは大切な使命を果たすためにここにいます。
 「テアティーヌ様! ラテ様はラビリンたちが、絶対、絶対お守りするラビ!」
 その使命はラビリンが自分で決めたものではないけれど、ラビリンが強い決意で果たしたいと思ったもの。
 使命を果たすための最善はきっとお医者さんをパートナーにすることなんでしょうが、それとは別に、やっぱりラビリンにもパートナー選びについて個人的に思う気持ちはあるんです。

 この子がいい。
 この子だったら嬉しい。
 心の肉球にキュンときます。能力ベースでの選考基準なんてかなぐり捨てて、個人的な気持ちのままにこの子とバディになれたなら、きっとラビリンにとってはそれが一番ステキなことになるでしょう。ラビリンは思います。
 直感的に、直観的に、そう思います。

 「私はラビリン。あなた、名前は?」
 「のどか。花寺のどか」
 「のどか――。本当にあいつに立ち向かう勇気はあるラビ?」
 「この子を助けられるなら、いくらでも」
 「のどか。ラビリンと一緒にプリキュアになるラビ!」

 その決断は当初ラビリンが考えていたものとはまったく違うもの。
 結局ラビリンがパートナーに選んだのはお医者さんではなく、ただの中学2年生の女の子。
 おそらくこの非常時じゃなければ選ぶ可能性はなかったでしょう。
 けれど、たまたまこうして彼女の気持ちを知れる機会があったから、ラビリンは心の肉球にキュンとくる運命的なパートナーと出会うことができました。

 「ヒーリングっど! この出会いが運命。感じる、でしょ!? 私たちの今日に生命があふれてる」(OP『ヒーリングっど プリキュア Touch!!』)
 「ミラクルっと! Link Ring! ひとりじゃないからなんだってできる。つないだ手を離さないで、ぎゅっと」(ED『ミラクルっと Link Ring!』)

よろしければ感想を聞かせてください

    記事の長さはどうでしたか?

    文章は読みやすかったですか?

    当てはまるものを選んでください。

    コメント

    1. 東堂伊豆守 より:

      新人や分野外からの主役起用が続いてきたプリキュアシリーズにあって、久しぶりに実力者の主役起用となった本作ですが、おかげで序盤から主人公・花寺のどかの人となりをガンガン掘り下げることが出来ていて、こういう展開をやりたかったからこその悠木碧さん起用だったのかな?とも思ったんですが……。
      ともかく、この花寺のどかという娘は、幼い頃から長いこと闘病生活を強いられてきた(例えば、臓器移植が必要な先天性の疾患を抱えていて、ドナーが見つかるまで抜本的な治療が出来なかった……とか)為に社会性を養う機会に恵まれず、中学生ながら”ある種の”精神的成熟が未就学児童と同レベル(つまりメイン視聴者と同レベル)にとどまっている……のかもしれません。それゆえに”万能感”をへし折られた経験が無く、むしろ病気を克服したことで万能感にブーストが掛かっている状態なのかもしれない……と。
      従来作では「メイン視聴者が自分と重ね合わせて観ることが出来る」キャラクターは妖精に担当させ(フワとかペコリンとか)、プリキュアはお姉さん的立ち位置を担うのが通例なんですが、今作は主人公プリキュアに「メイン視聴者と重なりあう」立ち位置を担わせる目論見があるのかもしれません。さあ、はたして……。
      あと、これは余談ながら……。
      今回アイテム(玩具)のプロモーション・チュートリアルが作中でやたら分厚く展開されたのは、シリーズ構成担当・香村純子さんが以前に手掛けた「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」が(番組自体の評価は高かったにもかかわらず)玩具販売で大苦戦してしまったことが影響しているのかもしれません。ニチアサ三番組を牛耳る玩具メーカーから「今度失敗したらニチアサ出入り禁止」を通告されて背水の陣で臨んでいる……とか……?
      制作陣と玩具メーカーの期待を一身に背負い、「ど根性ガエル」よろしくステッキにへばりついて最前線での戦闘に赴くラビリン達の運命や如何に?!
      「ニクいよこの!ど根性妖精!」
      どっこい生きてる、杖の中ぁぁぁ

      • 疲ぃ より:

         実は、「この子を助けられるなら、いくらでも!」ってセリフが前後の流れからしても妙に芝居がかった喋りかたになっていたのが気になっていまして。自分に酔っている表現なのかな? それとも深い意味なく主人公らしい決意表明としての表現なのかな? と、解釈しあぐねています。
         第1話で開示されたのどかの背景設定だけでは確定できないので、もう少し物語が進むの待ちですね。プリキュアシリーズは演技指導がしっかりしているのか、俳優の実力と士気が高いのか、こういう変な芝居には大抵意味がある印象です。

         視聴者の感情移入先に関しては、私としてはむしろプリキュア・妖精合わせて6人ともが務めることになりそうだな、と思っていますね。『ドキドキ!プリキュア』当時、妖精たちがそれぞれのパートナーのお手伝いをするエピソードが好評だったそうなので、そういうのをまたやるかもしれないなあ、と。妖精がプリキュアと対等な関係なら、むしろ誰もが幼児の心象を代演することができるでしょう。

         妖精たちがステッキに収まっているのは私も今後が気になるところ。身動きの取りづらいステッキから、はたしてどのくらいのバリエーションをもってバトルに参加できるのか。キュアグレーズが正面にいる敵をキックしつつ、側面から迫る攻撃をラビリンがバニーシールドしたりすることもあるんでしょうか。(ただの私好み)

    2. ピンク より:

      上の方が例にあげてるルパパトを丁度時間ある時にレンタルDVDでちまちま観てるところです。
      たしかにアレ、戦隊シリーズのお約束を全く知らない人間から見ると本当に最初3話時点では玩具の取り回し方が分かりづらい!
      追加戦士に至ってはバンクシーンの展開が早すぎて最早匙を投げましたw

      まあそれはともかく。
      実際ラビリンが優秀な医者をパートナーにしたところで、多忙な職業だそうですし失敗に終わるんじゃないですかね。
      いきなり人間界の目線も考えずスカウトしたり、責任感があるようで結局自分の都合しか見えてないあたりは、彼女もまたこれから社会を学ぶ幼児そのものでしょう。

      • 疲ぃ より:

         お正月とかで地元に帰ると親戚の子どもが仮面ライダーの変身ベルトで遊んでいるのを見られるんですが、流れるような手つきで次々ボイスを鳴らして、まるで格ゲーのコンボみたいだなといつも思います。フィニッシュまで決めると子どものほうも達成感!って感じの満足げな顔をしてますしね。あれは明らかにゲーマーの顔。
         幼児向けオモチャとはいえ、ゲームと同じである程度テクニックが要求されるほうがやっぱり楽しいんでしょうね。もちろん、難しすぎてそもそも満足に遊べないようでは元も子もないですけどね。難易度を調整するなり、今話みたいにチュートリアルを充実させるなりしてあげなきゃ。

         ラビリンのパートナーが医者じゃダメだというのは同意。
         そもそもラビリンが求める“絶対に失敗しない”って条件だと、ラビリンのほうにバディとしてできることがなくなっちゃうんですよね。そりゃ使命を考えたら強ければ強いほうがいいでしょうけれど、それだけで彼女が「この人を選んでよかった」と思えるかといえばまた別問題。
         地球をお手当てする戦いはこれから先1年ほど続くわけですし、ラビリンみたいなヒーロー願望強めな子がそういう環境に長いこと耐えられるものでしょうか? 案外、こういう個人的な幸福ってのも大きな目的を果たすためには重要なファクターです。

    3. 匿名 より:

      まだ会ったばかりのどかを見て「あなたには無理」。いきなりの決めつけです

      前作のひかるが決めつけはなしと言ったのに対して、いきなりパートナー妖精に決めつけられました。前作からひっくり返してくるのはプリキュアシリーズの面白いところ。

      「地球をお手当て」ということで、現実の医療従事者が過酷な重労働を強いられてるところでこういう厳しい視線があるのかなと思うのですが、のどかの危うさと共にラビリンが自分の気持ちとどう向き合うのか注目したいです。

      • 疲ぃ より:

         今話の感想文、もうちょっとのどかとラビリンを対等に扱って、バディ感ある文章にしたいと思っていたんですが、迷走に迷走を重ねて最終的にこうなりました。
         ラビリンが妖精の枠を超えて生き生き描写されていたのが悪い。まだ背景事情がはっきり見えてこないのどかの危うさより、今ここでわかりやすく危うい言動しているラビリンのほうが気になっちゃう。

         ・・・来週こそはのどかを語らないとなあ。次回予告見た感じラビリン主役っぽいけど。

    スポンサーリンク
    タイトルとURLをコピーしました