ぐらんぶる 第7話感想 いくら道が枝分かれしていたって自分の足跡は一本道。

千紗ー! ナイスバディ!
ナイスバディ、古手川ー!
ナイスバディだよ! ちーちゃん!
千紗ちゃん! すごいナイスバディ!
ちーさ! ちーさ! ちーさ! ナイスバディ!!

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(主観的)あらすじ

 大学生活は人生の縮図といいます。つまり80年ほどある人生を4年とちょっと(確信)までぐぐっと超圧縮しているわけですから、ひょんなことでいきなり命を落とすことになっても不思議ではありません。一般的な人生において、浮気が妻にバレたら普通はコロされかねませんよね? ならば大学生活においてはカノジョの存在が友人にバレた程度でも、まあ、死んでしかるべきでしょう。超圧縮です。
 長い人生です。他人を陥れたり裏切ったりしてしまう出来事は、きっと望まずとも幾度となく訪れてしまうことでしょう。悲しいことですが仕方ありません。そういうわけで大学生のテニスの試合が権謀術数渦巻く永田町と化してしまうことは必定。愚かしいですが仕方ありません。光陰矢のごとし。勝てばいいのだ、勝てば。
 人生ままならないことばっかりです。けれど冷静に考えてみれば人生なんて一度きり。過去の道程に無数の選択肢があったように見えたところで、選ばなかった選択肢の先なんてどうせ真っ暗闇でした。だったら今日まで選びつづけてきたこの人生が一番幸福であることに疑いの余地はありません。伊織はPeek a Booに入会して、なんだかんだで今日もよく笑っています。

とりとめなく

 宅飲みには矜持が求められます。特に学生用のアパートなんてワンルーム~1DKくらいがせいぜいなんですから、自分が剥き出しのプライベートの上で酒をカッ喰らっていることをホストもゲストも双方よーく理解しなければなりません。
 ベッドの下からいつ洗ったのかわからないパンツが出てきたり、カーペットの下から“今度産む”が見つかったり、はたまたひとたびクローゼットをオープンした日にゃ亜鉛サプリとかチャイナ服とか電池式のお尻の栓とかマリモみたいなのが浮かんだ開封済みペットボトルとか未開封のツイスターゲームとか例の鍋とか、笑うに笑えないアレな品々が出てきてもそっ閉じできる広い心が期待されます。素っ裸の人間性なんて誰だってろくでもないものです。みんな大なり小なりペルソナ被って取り繕って生きているんです。それでみんなちゃんとうまくいっているんです。
 だから、な? 部屋を漁るのはいいけどそれで縁切りするのはやめようぜ。

 それにしても伊織はプレハブ小屋の西日が入るっぽい窓にカーテンも掛けず暑くないのか。

 「ぶっちゃけビールって後半苦くないか?」
 地ビール銘柄でわざわざピルスナーを選んでいるしゃらくさい大学生に言われたくないですが、ぶっちゃけ私もスーパードライは鉄板しゃぶっているような味がするとか言ってたクチなので同じ穴のムジナ。
 こういうのってたぶん8割くらいおつまみのチョイスのせいだと思います。私の場合、学生時代はチョコレートでビールを飲んでいたし。スナック菓子でビールもおいしいのはせいぜい1本目だけよね。

 どうでもいいけど千紗さんアニメだとお風呂上がりでもブラしてるっぽいですね。角度からして。(セクハラ)

 ティンカーベルの会長って、会長しているだけあってやっぱり面倒見がいいんですかね? 試合前の様子を見た感じ、一番やる気を見せていたのは女性陣に見えるのですが。むしろ会長は口で煽っているだけであんまり感情的になっていないような・・・。もしかして今回の本当のターゲットって伊織ではなく千紗だったのでは?

 ティンカーベルが差し入れたお酒ってアルコール度数どのくらいなんでしょうね。アニメなのである程度は誇張表現しているにしても、見ているそばで乾ききるのはさすがに・・・。度数200%くらいでしょうか? それとも1000%?
 少なくとも私の記憶だとスピリタスですらあそこまで激しく揮発しなかったような・・・。真夏でもウイスキーグラスで指1本分カサが減るまで1時間くらいかかっていた気が。ああ、でも私はお天道様の下であのお酒を飲んだことはないので、そういうコンディションならひょっとしたらひょっとする、のか?

 「ふたりともいいバディ関係ね!」
 からの↓
 「千紗ー! ナイスバディ!」
 「ナイスバディ、古手川ー!」
 「ナイスバディだよ! ちーちゃん!」
 「千紗ちゃん! すごいナイスバディ!」
 「ちーさ!」「ちーさ!」「ちーさ!」「ナイスバディ!!」

 ・・・少しはケバ子の名前も呼んであげて。

 K.O.狙いのテニスといえばPS2で発売されていた『テニスの王子様 Smash Hit!』シリーズですが、アレ面白かったですよね。簡単操作でスポーツゲームらしからぬアグレッシブな動きができて。もうちょっと力尽くでK.O.できたらもっとよかったんですけどね。育成モードで作成したキャラクター同士で対戦するとどこに打たれても拾えちゃって、まったく勝負がつかなくなるので。体力ゲージが空になろうがボディに喰らわなきゃ問題ないのさー。
 スカッドサーブ! ディープライジング! 邪魔だ小僧! ディープライジング! 邪魔だ小僧! 破滅への輪舞曲! 羆落とし! ディープライジング!
 シリーズが途絶えて久しいですが、最近になって『マリオテニス Ace』という魂の継承作が登場しましたね。アレも楽しい。そしてやっぱり勝負がつかない。

いつも心はバラ色に

 「・・・いいもなにも、選択の余地がなかったもので」
 「まあ、でもとりあえずテニスはいいです。今は他にやってみたいことができましたから」

 もしもPeek a Booとの出会いが数日遅れていたら、伊織もティンカーベルに入会していたんでしょうか。
 伊織なら案外あっちにも馴染めていたかもしれませんね。ケバ子と違って自分を型にはめるということをしない人なので、馴染めたとしても脱会したとしても、結局最終的にはどこかで楽しくやっていたかもしれません。
 まあ、そんなの確かめようがないのでわからないのですが。

 確かめようがないです。想像することすら難しい。
 だって伊織はどんどん変わっていくんですから。自分のなかに芯を持ちながら、自分の大事なところほど周りのステキな考えかたをどんどん吸収して、どんどん変わっていく。
 仮にティンカーベルに入っていたら、その場合の伊織は私たちの知っている伊織とはまた違った人物になっていたでしょう。浅黒く焦げてチャラくなっていたかもしれませんし、もうちょっと女の子の気持ちを理解してあげられていたかもしれません。
 ですが、わかりません。わからないなら大したことではありません。

 その人はどうせ、今の伊織とはまったく似つかない他人なんですから。
 今の伊織に関係ない人の話なら、今の伊織のことを考えるうえではほとんど関係ないことです。
 そんなどーでもいい、そもそも現実に存在しない他人のことを想像するくらいなら、今の伊織のことを考えた方がよっぽど楽しいです。

 「今は他にやってみたいことができましたから」
 今の伊織はこういう考えかたをする人物です。
 この考えかたは楽しい大学生活に憧れていた伊織だから至ったことで、Peek a Booの薫陶を受けたから至ったことです。
 他の誰かにもできることかもしれませんし、もしかしたら他の選択をした別の伊織にもできるのかもしれませんが、そんなのいくら考えたところで結局今の伊織がこういう人物であることは変わりません。
 だったら、今の自分を好きになった方がきっと楽しいというものです。

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