わんだふるぷりきゅあ! 第33話感想 好きだよ。こんなに好きだよ。全力で好きなんだよ。

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なるほど! 顔も心も声も、全部まるっとスマイルにするんですね!

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「マルっとアニマルスマイル」

大きな出来事

メインキャラクター:いろはのお父さん

目標

 ペットトリマーになる。

課題

 いろはのお父さんは体が大きくコワモテ。若いころは全然動物に懐かれなかった。

解決

 海浜公園で動物に好かれるための試行錯誤をしていたところ、通りがかったいろはのお母さんに「声をなるべく高く、柔らかくしたら?」というアドバイスをもらった。
 それを聞いて「“顔も心も”声も、全部まるっとスマイルにすればいい」と得心し、これがきっかけで優秀なトリマーとして活躍できるようになった。今ではどんな難しい子ともすぐ仲よくなれる。

バトル

苦戦

 ブタのガオガオーンが相手。街中の土を掘り返して迷惑だが、次にどこへ向かうのか予想を立てるのが難しく、手がつけられない。

勝利

 少し気恥ずかしかったが、いろはのお父さんを見習ってスマイルボイスでガオガオーンを誘導した。

ピックアップ

ウィットくん

 第22話で登場した、アジリティ競技が得意なショードッグ。昔はトレーナーの言うことを聞かないヤンチャさんだった。

スマイルボイス

 いわゆる猫なで声。ちなみに「猫なで声」という語には“猫をなでるときの人間の声”と“なでられた猫の甘え声”という2つの意味があるが、調べてみるとずいぶん昔から2系統の使いかたが混在していたらしく、どちらが本来の語源とも言いきれない。
 実際、犬も猫も高めのトーンでイントネーションを少し強調した人間の声に気を許しやすい傾向があるようだ。ちゃんとした論文がいくつか発表されている。高めの声を出しやすいという点では女性のほうが動物に接する仕事で有利だといえるだろう。(もちろん男性ならではの強みもたくさんあるが)

トリミングテーブル

 吊られている輪っかは普通にハーネス。施術中に台から跳び降りてしまう子のために用意されている。本来は輪っかの根本の部分でサイズ調整できる仕組みだし、吊り下げ部分も金属製のカラビナなど丈夫なつくり。

ブタ

 イノシシが家畜化したもの。このため種としての明確な違いはあまり多くないが、家畜としての歴史が長いぶん品種改良が進んでいて、“毛が短い(解体の手間を省くため)”“胴長短足(ロース肉を多く取るため)”“多産で成長が早い(言わずもがな)”といった点でイノシシと異なる。
 野生下ではどんぐりやキノコ、木の根といった土中のエサを多く食べるため、それを探すための嗅覚と味覚が発達しているうえ、土を掘れるほど強靱な大きい鼻を持つ。掘り返す場所も手当たり次第なように見えて、実は彼らなりの根拠があって一定の場所に狙いを定めている。
 汗腺が退化しているぶん、水浴びや泥浴びで体温を下げることを好む。また、きれい好きでもあり、泥浴びをするのはザラザラした泥で体表についた寄生虫をこそぎ落とす目的を兼ねる。
 知能が高く、犬や猫と同じく人によく懐くため、ペットとしても愛好される。聴覚はやや弱いようだ。

 こういう展開になると絶対ユキがイジられるな!(TVerのサムネイルを眺めつつ)

 トラメが「つながれて散歩か。面白くねえな」と語っていましたが、人間のほうからも動物と仲よくなるための努力をしているんですよ、と一例を挙げるエピソード。
 なんか調べてみると、本当に女性の声というだけで動物の懐き具合にずいぶん差が出るみたいですね。どうりでユニコーン伝説はじめ、昔から女性が野生動物を飼い慣らす神話がいくつもつくられてきたわけですよ。

 こういう言いかたをすると誤ったジェンダー観を広めかねないので少し補足しますが、そりゃあもちろん男性と女性とで、器質その他の理由から一定の性差は表れるものです。男性のほうが力が強い“傾向”があるのは否定しようのない事実ですし、女性のほうが細やかな気配りを得意とする人が多いという“傾向”だって確かにあります。
 ただ、ここが大事なところです。それは男性と女性、性差による一般的な傾向でしかありません。男の人よりも力持ちな女性はたくさんいますし、女の人より優しい接しかたができる男性だってたくさんいます。いろはのお父さんのように、向き不向きで考えるなら明らかに女性有利な業界で、男性ながら立派に活躍してみせる人だって当然いるわけです。
 ジェンダーフリー、あるいはフェミニズムと呼ばれる思想は、本来彼のように、性別に縛られない活躍を目指す人を支援するために存在しています。

 思い込みや差別というものにも、実は意外とそれなりの根拠があるものです。
 最近だと牛角の女性優遇キャンペーンが炎上しましたね。「女性は男性より食べる量が4皿少ないから」とか言って。大手企業の統計データですから信じていい事実ではあるしょう。だけどその一方で、女性のなかでもよく食べる人と全然食べない人のばらつきにはものすごく差があるわけですよ。もちろん男性のなかでだって。性別の違いなんかよりも、ずっとはるかに幅広く。あれはそういう意味で明らかな性差別でした。

 男性や女性の全体傾向とは一切関係なく、(誤解を恐れない表現をするなら)男性よりも男性らしい女性、女性よりも女性らしい男性というのは世のなかにたくさんいます。いつか、彼らが生まれつき持つ権利が、一切の差別により妨げられることのない、誰もが平等にチャンスを得ることができる社会ができあがるといいですね。

 その先にきっと、トラメのような子も含めてみんながニコニコ仲よく暮らせる世界があるはずですから。

向き、不向き、それとも

 「私、そのときちょうどこの街でサロンを併設した動物病院を開こうと思ってたの。剛くんは理想のトリマーだったから『一緒にやらない?』って誘ったのよ」

 意外にも、いろはのお父さんとお母さんが一緒のお店で働きはじめたのは、交際する前からのことだったようです。

 動物病院を経営するにあたって男手がほしくなる場面はきっといくらでもあるでしょう。ですが、それと同じくらい女性の経営者が唯一の従業員としてあえて男性を選ぶことも考えにくいです。防犯的に。
 それでなくてもペットトリマーというのはそもそも男性のなり手が少ない職業。いろはのお父さんと知りあったのも偶然のことなんですから、お母さんはそもそも男手が必要ない事業方針を考えていたはずです。

 なら、いろはのお母さんが従業員としてお父さんを選んだのも、あのやたら目立つガタイが理由というわけではないはずですね。いったい彼の何が「理想」だったんでしょう?

 それは彼の人柄にありました。

 「剛くんと一番最初に会ったのは海浜公園のペットフリーエリアなの。剛くん、毎日毎日通ってて、どうしてなのかなって思って話しかけたら、『トリマーになるのが夢だ』って教えてくれたのよ。・・・でも、剛くんの声って低くて太いから全然ワンちゃんたちが懐いてくれなくてね。それで、アドバイスしたの。『声をなるべく高く、柔らかくしたら?』って」

 熱心な人だと思いました。生まれ持った体格の不利にも関わらず、全然諦めないどころか前向きで。
 だけど、驚いたのはこのあと。

 「そしたら――。『なるほど! “顔も心も”声も、全部まるっとスマイルにするんですね!』って」

 まだトリマーとしてのスタート地点にも立てずにいたはずの彼は、その実、そんじょそこらの誰よりも志の高い立派なトリマーでした。

 彼が問題を抱えていたのは第一に声。だけどいろはのお母さんのアドバイスを聞いたとき、彼は声の不利を解消するだけでは満足するつもりがありませんでした。
 「どうすれば動物たちに好きになってもらえるだろう?」「動物たちと仲よくなるために自分に足りないものは何だろう?」 きっと毎日たくさん考えていたんでしょうね。彼は1つのアドバイスから、たちまち3つもの答えに辿りつきました。
 最低限動物たちに怖がられさえしなければトリマーの仕事はできる。そういうふうには全然考えていないようでした。

 ユキがスマイルボイスを出すとき最初照れが入っていたように、ああいう媚びた声を出すのは案外誰にでもできることではありません。とりあえず私はニガテです。
 それを、彼は躊躇するどころか、自分からもっと高みを目指そうとするのです。

 ああ、この人は本当に動物が好きなんだ。夢とか仕事とかそういうの以前に、ただただ動物たちと仲よくなりたいんだ。
 たった一言で、彼の真剣な真心がまっすぐに伝わってきたのでした。

 「剛くんがトリマーになれたのは、あの人がいつでも動物に一生懸命に寄りそって、すっごくがんばったから!」

 そうだ。もっと歩み寄ればいいんだ。
 「僕は君たちに歩み寄ろうとしている」って、まずは動物たちにわかってもらわなくちゃいけなかったんだ。

 彼はいろはのお母さんのアドバイスを、場当たり的なテクニックとして消費するのではなく、もっと本質的な心構えとして消化したのでした。
 そういうことが自然にできる人で、だからいろはのお母さんとも意気投合したのでした。もちろん、その後はたくさんの動物たちとも。

 「ウサギが怖いの?」
 「うん・・・」
 「ウサギもね、僕たちのことが怖いんだよ」
 「え。そうなの?」
 「僕たちのほうが大きいからね。怖がらせないように、手は下のほうからそうっと。ウサギって抱っこは苦手だけど撫でられるのは好きなんだ。耳には触らないように頭を撫でてみて」

 「さくらに頬を触られたときにね、心が通じあえた気がしたの。動物とも友達になれるんだって。うれしかった!」(第32話)

 前話で悟も同じようなことを言っていましたね。

 ゾウのさくらも同じことを実践していましたね。

 ただ好きなだけじゃ足りなくて、仲よくなりたいんだよって一生懸命伝えようとするからやっと伝わって。
 動物たちもみんながみんな、人間と仲よくなりたい子ばかりではありません。向こうから積極的にこちらの気持ちを推し測ろうとする相手ばかりとは限りません。
 それでも、「私は好きだから」。

 その気持ちさえあれば、きっとどんな相手にも歩み寄れる。好意を伝えることができる。
 受け取ってもらえるかどうかは相手次第だとしても、少なくともその思いは、届くんです。

 「オオカミを絶滅させたのは昔の人間たちでしょう?」
 「うん。でもオオカミたちから見たら僕たちは同じ人間だ」
 「オオカミたちはすごく怒ってる・・・。当然だよ。仲よくしたいけど――」(第29話)

 あのときいろはがぶつかった壁を打ち破るためのひとつの答え。

 「みんなであの子の興味を惹こう! マルっとアニマルスマイルで!」

 もしこれから映画を観に行くというかたがいたら、せっかくですから、そういった部分にも注目してみてください。
 あそこの根底に流れているのはそういう物語です。

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    コメント

    1. ピンク より:

      偏見というかイメージというか、多数派とのギャップといえば、大福も大概だよな……
      と、可愛い見た目に一切配慮しないイケボを聞きながら思ったり。

      あれだけ言葉を交わせる(多分シャンプーとかの必要性自体も理解してる)ユキでさえ露骨に嫌がるんですから、基本的に通じない動物相手だと尚更大変なんでしょうね。
      まあユキの感覚は、人間の大人でも一定数は歯医者さんを嫌がるみたいなもんだと思えば、秒で理解できますがw

      • 疲ぃ より:

         意外っちゃ意外ですけど、ぎりぎりかわいさと両立させてきたなって感じでしたね、大福。
         私なんかハードボイルドな重低音オジサマボイスを予想していましたもん。だってほら、『ガンパレード・オーケストラ白の章~青森ペンギン伝説~』ってゲームに若本規夫ボイスのペンギンがいましてね――(以下プリキュアに全然関係ないオタク語り)

         歯医者はね・・・。せっかく時間とお金をかけて通ってもマイナスからゼロに戻るだけで、絶対にプラスにはならないっていうのがやるせないんですよね・・・。(感覚的表現)いや、自業自得ではあるんですが、普段からちゃんと歯のケアをしていたら本来必要なかったコストだよなあって気持ちがどうしても。
         野生環境下だとシャンプーも爪切りもする必要がないことですから、たぶんアレと似た感覚なんでしょうね・・・。

         そういえばこむぎ、散歩ジャンキーなこと以外は何気におりこうさんなんだよなあの子。

    2. 亀ちゃん より:

      今日は戦闘が終わった後でニコガーデン出身の豚さんがトラメによってガオガオーンにされて、いろはのお父様がトリマーとして真価を大発揮する話でした
      そのトラメが「オイ、そっちじゃないだろ!!?」は今回のわんだふるぷりきゅあでは唯一聞き応えもあるセリフでしたね!!☆☆♬
      私が小説のように書き綴ろうとしている作品的にも聞き応えがあるセリフなのです!!☆☆♬

      ★イガイガさん
      昨日は私の現職の会社の元同僚である岡山県美咲町のエイコンスタジアムに行って岡山県美作に恩返しの応援目的で拍手だけでも送り込むつもりマンマンでしたが、2,3日酔いなどの体調不良で(苦笑)
      しかし今日はアイプリを視ている時よりプリキュアを視ている時の方がトキメキを抱き締めている感じがしましたね!!☆☆♬
      これはここで書くには素直に入力もハカドる話と言えます!!☆☆♬
      しかし普段はここで書くにはやっぱり悔しい話ですが、アイプリを視ている方がトキメキをより強く抱き締めている感じがするのですね!!(汗)
      で、イガイガさん自身がプロ野球ではファイターズファンなのは、そのファイターズが北海道に本拠地を移転させてからで間違いないですよね!!???
      プロ野球に関しては今現在ファイターズファンで、アイプリもリアルタイムで視られることから生まれながらの北海道民。いわゆる道産子で間違いないことは伺えます
      そういう私はなんだかんだ言っても生まれながらの岡山県民です
      兄貴は大学はおかやま山陽高校がある地域から広島大付に通学して、お父様の方針から広島県内の塾にも通うことになっては、岡山の県外で北海道大(水産学部目当て)や富山大(たぶん薬学部目当てだと思う)にも行きたい気持ちがあった京都大学OB・京都大学の大学院は中退の学生OBです
      弟は大卒直後から派遣社員の社会人になると1番最初は大阪市外である大阪府内で三重県にいる時は大卒直後のおぼんの時期におかやま山陽高校がある地域の自宅に里帰りしていて、そっから名古屋市内に面接に行くと静岡県の東部のアパートに在住していました
      しかも私の弟は1番最近に飼っている猫であるトワという名前のメス猫をYOUTUBEでアップして視聴回数が稼げているとか
      で、余談が過ぎている感じがしますが、来週の土曜はおかやま山陽高校がある地域から株式会社岡山工場がある地域の管轄の警察署の地域の岡山公立高校OBである私の現職の会社の元同僚である連れを誘って、香川県に行って、2020年の秋の大会の分まで、今秋の香川大会では高松桜井さんに拍手だけでも送り込む気マンマンなのです!!☆☆♬
      そのために高松桜井さんのピッチャーは与四死にはむろん、ボールカウントの先行にも気を付けて欲しいところですね!!(厳→咲)
      高松桜井さんの今秋の香川大会の初戦の対戦相手は神戸国際大付が夏の甲子園に出始めてから1回も甲子園には行けていないとはいえども油断大敵なぐらい今でも強さがあります!!
      それに以前もこのサイトで書き込んだ通り高松桜井さんの校歌はやっぱり甲子園でも聴きたいものですよ!!☆☆♬
      あ~あ 高松 桜井 高~
      という歌い締める校歌は是が非でも甲子園でも聴きたいものです!!☆☆♬
      だから高松桜井さんが今秋の香川大会の初戦突破出来るかどうかのキーポイントは何といってもピッチャーがすべてですね!!(咲)

      >で、プリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は
      サイゼリアは弟が最年少のいとこのお母様であるお母様の妹に対してジョイフルよりも(安くて)好いと紹介していたので、兄貴ともお母様とも私の自身の家族では4人ぐるみで行きました
      すると第一印象が本当にリーズナブルで、ミックスグリルも安いファミリーレストランであるジョイフルでも800円は下らないのに、サイゼリアでは650円というお手頃価格でした!!☆☆♬
      しかもドリアのソースもお母様がハラペコでチョロっと味見させてもらうと、私にはちょっと美味くて、お母様には普通においしいと言える味わいだったのです!!☆☆♬
      だから今度は岡山龍谷がある地域にいるお母様の妹とも一緒に行きたいと高速(道路)に乗って、おかやま山陽高校がある地域に帰っている道中に話し込んだこともあるほどですね!!☆☆♬
      ミックスグリルも食材で勝負する感じで、しかも工場で作り上げているようなものですが、旨味も感じられる食材を使い込んでいて料理人の腕前も加味されることを願いたいものです!!☆☆♬

      • 疲ぃ より:

         ブタって意外と賢くて、体が大きくなりすぎなこと以外は犬猫と似た感覚でペットにできるらしいんですけどね。それで言うことをきいてもらえないのはトラメが悪いのか、そもそもガオガオーンに命令すること自体間違っているのか。(今のところどの子も自由に暴れているだけで詳細な命令に従っているシーンありませんしね。強いて言うならゾウのさくらくらい?)

    3. 与方藤士朗 より:

      漢字の違いはあっても同姓同名の政治家の方と違って見るからに体格もよく典型的な男性である彼、好きな動物を相手の仕事を選んだのは、大したものです。
      好きなもの・ことを仕事に選んだ時の典型的なケースですね。
      こういうことが苦手な私のような、言うなら典型的な男社会の論理だけで動いている人間には、確かにできない仕事です。

      では、私がもともと趣味の対象としている鉄道に関わる仕事をするとなれば、この剛さんと同じく、どこかで自らを曲げるような努力を強いられるところは必ずや出て参ります。鉄道会社の社員になるのは言うまでもなく、実際に鉄道絡みの小説を書いていくとなったら、まさに、そこが重要論点として出て参ります。
      それに対しては無論、初めから無理と思い切って別の仕事に進むという選択肢もあるし現にそういう手法も可能ですが、好きな対象を使って仕事をするとなれば、その仕事の中には嫌なことや面倒なことも入ってくるのは必然というわけです。

      そういう意味では、パチプロをしていた先輩(故人。元塾経営)がおっしゃっていた、パチプロとして食っていくために必要なこととして「パチンコを好きになり過ぎないこと」という話が現実味を帯びてきます。
      一見、今回の剛さんの動物たちとのやり取りにはその先輩のおっしゃるような要素はあまり見えないようですが、完全な素のままで動物たちに接していないという点では、やはり同じことが言えるでしょう。

      しかも、動物たちもまた我々同様生き物ですから、なおのことです。
      私のようにいちいち相手するのが大儀な人間は無論剛さんと同じ仕事に就けないしそもそも就くことはありませんが、なまじ動物好きな人は、確かに要注意でしょう。
      それこそ、養護施設や学校など、人間の年少者相手の仕事もこれと一緒ですわな。
      ~ こちらはそれこそ変な方向(事件性のある行為に走る)に勘違いして現実動いてしまう人間が混じりかねないという怖さもあります。

      • 疲ぃ より:

         「好きじゃなきゃやれない」ってやつですねえ。いやまあ、ジェンダーバイアスの部分だけでも本当は社会全体で無くしていかなきゃいけない話ではあるんですけど、現状としてね。

         私はやりたいこと曲げましたねー。昔は役者になりたかった。あの世界でメシ食ってる人たちみたいなひたむきな努力は私には絶対無理だってわかっているので、とっくに諦めはついてますが。
         そっちに未練を残していたら感想ブログなんてやる時間なかったでしょうねえ。なんだかんだでもう10年もやってますよ。人生どう転がるかわからないものですねえ。

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