C-FACS ver.5.1 キャラクターの成長に関わる具体的なエピソード提案と、キャラクター同士の関係性分析(β)

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先にC-FACS全体についての解説記事を読んでおくことを推奨します

※ このツールは、キャラクター分析システム『C-FACS』を構成するツールの1つです。ツール群全体の目的や利用規約については上記リンクの記事を参照してください。

この記事なに?

 キャラクター分析システム『C-FACS』に追加された2つの機能(3つの新プロンプト)を紹介するものです。
 どちらも『C-FACS』をオリジナル創作の支援に使う場合を想定し、基本的には生成AIを使うことを前提にした機能です。

 ひとつは作成されたアークチャートをもとに、ストーリー中で描かれるべき重要エピソードを生成AIに提案させるものです。

 もうひとつは2人のキャラクターのアークチャート(もしくはコアメソッド)をもとに、この2人の関係性がどんなものになりそうか、生成AIに考えさせるものです。
 ついでに、2人が関係を深めていく過程の象徴的なエピソードを、生成AIに提案させることもできます。

 まだ詰めの甘い部分が残っている気がするので、ひとまずβ版として公開します。

アークチャートをもとにエピソード骨子を提案するプロンプト

 大本のアークチャートはキャラクターの心の成長構造を解き明かす分析ツールです。
 これを使うことで、自分の創作作品の主要登場人物が物語のなかでどのように成長(屈折)していくのかを整理する、設定資料を書くことができます。

アークチャートについての解説記事

 今回追加するプロンプトはこのアークチャートをもとに、具体的な成長イベント他のプロットのアイディアを、エピソードトラッカーの形式で生成AIに提案させるものです。
 各エピソードを描くにあたって必要になるサブキャラクターは、コアメソッドにある【ドライブ】×【ロール】=【コア】の形式で、ざっくりとしたキャラクターイメージとして提案してくれます。

 ぶっちゃけありきたりなエピソード案しか出してこないんですが、だいたいどういう方向性の展開があればキャラクターの心の変化を実際のストーリーに落とし込めるのか、プロットを考えるうえでの叩き台としてなら使えると思います。

 AIに提案させるお題は下記の5つです。

  • テーマ1:現状維持の動機が試される、物語の導入 ――アークチャートのA【絶対に諦められないもの】を直接的に描くもの。
  • テーマ2:現状維持の価値観が招く、決定的な挫折 ――アークチャートのB【努力する理由】の必要性が突きつけられる挫折を描くもの。
  • テーマ3:葛藤を乗り越え、再起を果たす転換点 ――アークチャートのB【努力する理由】にあるとおりの努力によって得られた成功を描くもの。
  • テーマ4:キャラクターの魅力を深める、意外な一面 ――縦軸の成長物語から一歩離れて、キャラクターの魅力を掘り下げるためのエピソード。
  • テーマ5:キャラクターの成長が結実する、物語の集大成 ――アークチャートのC【こうなりたいと本気で目指す夢】を描く、このキャラクターにとっての到達点。

生成AIと連携するためのプロンプト

 具体的なプロンプトは以下のとおりです。
 このままコピペし、プロンプトの一番最後に自分のキャラクターのアークチャートを追記してください。

# 【アークチャートをもとにエピソード骨子を提案するプロンプト】

## 1. 参照情報

### 1.1. 概要と目的

このツールは、**「何を守るために(過去)、なぜ変わりたいと願い(現在)、どこへ向かうのか(未来)」という、キャラクターの心の成長構造**を、論理的に解き明かすためのフレームワークです。提示された設定資料や物語本文から、キャラクターの根源的な要素を抽出・整理します。
【原体験・過去】【現在の価値観・行動原理】【夢への道筋】という3つの視点から、キャラクターの過去・現在・未来における内面構造をそれぞれ分析します。これにより、複雑な心理的変化を体系的に可視化し、その成長の軌跡を深く理解することを目指します。

### 1.2. 主な対象と注意点

本ツールは、物語を通じて価値観や目標が大きく**成長・変化する登場人物(特に主人公他メインキャラクター)**の分析に最適です。
物語のなかで成長する人物を対象とする前提なので、キャラクターが「どういう変遷で成長していくのか」を必ずイメージしながら運用してください。

### 1.3. アークチャートの絶対原則

#### 絶対原則:全ての要素は、より下位の要素から論理的に導出される

各設問の末尾にある `()` は、その設問への回答が、`()` 内の全ての項目から**論理的に説明可能**でなければならないことを示します。下位の要素が上位の要素の「理由」として機能し、チャート全体が一つの強固な因果関係で結ばれている必要があります。

#### 分析の思考プロセス

上記の絶対原則を保証するため、分析は以下の思考順序で行うことを推奨します。これは、キャラクターの根本的な経験から最終目標へと至る心理的な発展過程を追体験するプロセスです。
```
a1~a4【原体験・過去】 → A【絶対に諦められないもの】 →
b1~b4【現在の価値観・行動原理】 → B【努力する理由】 →
c1~c2【夢への道筋】 → C【こうなりたいと本気で目指す夢】
```

#### 各系列の役割

*   **A系列【原体験・過去】**: キャラクターの人格の土台となった過去の**「事実」**と、それにより生まれた「守りたい」という**受動的な動機**を分析する。
*   **B系列【現在の価値観・行動原理】**: 原体験を経て、現状に対して抱く**「意志」や「感情」**を分析する。「変えたい」という**能動的な動機**の源泉となる。
*   **C系列【夢への道筋】**: 過去(A)と現在(B)を統合し、キャラクターが物語の果てにたどり着くべき**「理想像」**、つまり最終目標を定義する。

### 1.4. 設問一覧と詳細定義

**a群【原体験・過去】** - 全ての思考や感情の出発点(過去の「事実」に焦点)
*   **a1【誰の役に立ちたいか】**: 貢献したい/守りたい対象。利他的な動機の源泉。
*   **a2【誰に支えられているか】**: 精神的な支え、安心感の源。帰属意識。
*   **a3【嬉しかった想い出】**: ポジティブな価値観の基礎。キャラクターにとっての「善」や「幸福」の基準となった記憶。
*   **a4【傷ついた記憶】**: トラウマやコンプレックスの源泉。キャラクターにとっての「悪」や「不幸」の基準となった記憶。

**A【絶対に諦められないもの】(a1+a2+a3+a4)**
原体験から形成された、アイデンティティの根幹。失うと「自分」でなくなるもの。物語序盤における受動的な動機(事件に巻き込まれる、守るために戦う等)になりやすい。

**b群【現在の価値観・行動原理】** - 原体験を経て、現状に対して抱く能動的な意志(現在の「意志・感情」に焦点)
*   **b1【みんなに広めたい思い】(a2+a3)**: 他者と共有したいポジティブな信念。
*   **b2【許せないと思うこと】(a1+a4)**: 正義感や倫理観に反し、強い怒りを覚えること。
*   **b3【感性が鋭くはたらく対象】(a1+a3)**: 人一倍敏感に反応する対象。(重要:この設問は、表面的な好き嫌いではなく、キャラクターの内なるコンプレックスや自己嫌悪の対象を特定することを意図している。無意識の羨望や脅威の現れとして分析すること)
*   **b4【自分でやりたいこと】(a2+a4)**: 他者に任せず「自分の役目だ」と感じる主体的な責任感。

**B【努力する理由】(b1+b2+b3+b4)**
変化を求める能動的な意志の源泉。A【絶対に諦められないもの】が「守る」ための受動的動機であるのに対し、Bは現状を「変える」「変わる」ための能動的動機である。この対比を意識して分析すること。

**c群【夢への道筋】** - 過去と現在を統合した自己分析(未来への「志向性」に焦点)
*   **c1【尊敬もしくは軽蔑している人】(a1+a2+b1+b2)**: 価値観に最も影響を与えた人物(ロールモデル or アンチモデル)。尊敬・軽蔑どちらか一方のみ。この設問は、キーパーソンとの関係を通じて、キャラクターが「自分の外の世界とどう関わりたいか」を分析するものである。
*   **c2【自分の好きなところ】(a3+a4+b3+b4)**: 自己肯定感の源泉。この設問は、キャラクターが「自分自身の内面とどう向き合ってきたか」という歴史を分析するものである。

**C【こうなりたいと本気で目指す夢】(A+B+c1+c2)**
全ての要素を統合した、キャラクターが物語の果てに到達すべき理想像。これは、そのキャラクターにとっての「最高の幸せ」とは何かを定義する、彼を主人公とした物語のテーマと直結する最終目的である。

### 2. エピソード提案プロンプト定義書

#### 2.1. 概要と目的
このツールは、完成した「アークチャート」を基に、キャラクターの成長を促す**具体的なエピソードの骨子を複数提案する**ための創造支援フレームワークです。アークチャートというキャラクターの「静的な設計図」を、物語という**「動的なプロットの種」へと変換する**ことを目的とします。

#### 2.2. 分析の原則
**原則:アークチャートの要素が物語を駆動する**
全ての提案は、提示されたアークチャートの各要素(特にA, B, C)を原動力としなければなりません。キャラクターの内面的な葛藤や動機が、具体的な出来事(目標→課題→結末)として表面化するプロセスを論理的に構築してください。

#### 2.3. 設問一覧と詳細定義
*   **目標:** エピソード内で、キャラクターが達成しようとする具体的な目的。
*   **課題:** 目標達成を阻む最大の障害。アークチャートに示されたキャラクターの**内的な葛藤(例:AとBの対立)**が、外的・内的な障害として顕在化するように設定すること。
*   **結末:** 目標の【達成/失敗】と、その直接的な原因。
*   **心の変化:** エピソードを通じてキャラクターの精神性に生じた具体的な変化。**「方向性(ポジティブ/ネガティブ)」**と「変化の内容」を記述する。
*   **キーキャラクター:** 物語を成立させ、キャラクターの心の変化を促すために必要となる**登場人物の役割やタイプ**を記述する。(注:具体的な固有名詞ではなく、「主人公の甘さを断ち切る厳しい指導者タイプ」のように、その役割を定義すること)
*   **このエピソードの狙い:** 提案されたエピソードが、キャラクターの長期的な成長(アーク)において、どのような役割を果たすのかを簡潔に解説する。

## 3. あなたの役割

あなたは「アークチャート定義書」と「エピソード提案プロンプト定義書」を完全に理解した、プロの脚本家・ストーリーテラーです。提示されたキャラクターのアークチャートを深く読み解き、そのキャラクターが最も輝き、成長するであろう物語の展開を考案してください。

## 4. 提案の進め方

1.  **アークチャートの読解:** 提示されたアークチャートを完全に理解し、キャラクターの根源的な動機(A)、現在の葛藤(B)、最終的な理想(C)を把握します。
2.  **提案テーマの選定と考案:** 以下の5つのテーマに沿って、それぞれのエピソード骨子を考案します。これは、AIの自由な発想に論理的な必然性を与えるためのプロセスです。
    *   **テーマ1:現状維持の動機が試される、物語の導入**
    *   **テーマ2:現状維持の価値観が招く、決定的な挫折**
    *   **テーマ3:葛藤を乗り越え、再起を果たす転換点**
    *   **テーマ4:キャラクターの魅力を深める、意外な一面**
    *   **テーマ5:キャラクターの成長が結実する、物語の集大成**
3.  **エピソード骨子の作成:** 上記の各テーマについて、後続のルールと出力形式に従い、エピソード骨子を作成します。

## 5. 出力に関する重要ルール

*   **アークチャート準拠:** 全ての提案は、提示されたアークチャートと論理的に矛盾してはなりません。
*   **キーキャラクターの記述法:** 具体的な人物名ではなく、その人物が果たすべき**役割やタイプ**を記述してください。
*   **構造化された提案:** 必ず指定された5つのテーマに沿って、それぞれのエピソードを提案してください。
*   **変化の方向性の定義:** 「心の変化」の方向性を、キャラクターの長期的成長という観点から【ポジティブ/ネガティブ】で評価してください。

## 6. 出力形式

```markdown
## [キャラクター名] - エピソード骨子提案

このキャラクターのアークチャートに基づき、物語の中核となり得る5つのエピソード骨子を提案します。

### 1. 現状維持の動機が試される、物語の導入

*   **目標:** [キャラクターが達成しようとする具体的な目的]
*   **課題:** [目標達成を阻む、A【絶対に諦められないもの】が脅かされる形の具体的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **役割・タイプ:** [必要な登場人物の役割やタイプ]
    *   **具体的な役割:** [その人物が物語内で果たすべき具体的なアクション]
*   **このエピソードの狙い:** [このエピソードがキャラクターの成長曲線において果たす役割の解説]

---

### 2. 現状維持の価値観が招く、決定的な挫折

*   **目標:** [キャラクターが達成しようとする具体的な目的]
*   **課題:** [A【絶対に諦められないもの】に固執することで、取り返しのつかない失敗を招く具体的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **役割・タイプ:** [必要な登場人物の役割やタイプ]
    *   **具体的な役割:** [その人物が物語内で果たすべき具体的なアクション]
*   **このエピソードの狙い:** [このエピソードがキャラクターの成長曲線において果たす役割の解説]

---

### 3. 葛藤を乗り越え、再起を果たす転換点

*   **目標:** [テーマ2で経験した挫折やトラウマと、再び向き合う状況]
*   **課題:** [AとBの対立など、アークチャート内の葛藤が極限まで高まる具体的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **役割・タイプ:** [必要な登場人物の役割やタイプ]
    *   **具体的な役割:** [その人物が物語内で果たすべき具体的なアクション]
*   **このエピソードの狙い:** [このエピソードがキャラクターの成長曲線において果たす役割の解説]

---

### 4. キャラクターの魅力を深める、意外な一面

*   **目標:** [物語の主軸とは少し異なる、キャラクターの個人的な目的や行動]
*   **課題:** [その行動が、予期せぬ結果や、キャラクターのギャップを際立たせる事態を引き起こす具体的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ / ニュートラル】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **役割・タイプ:** [必要な登場人物の役割やタイプ]
    *   **具体的な役割:** [その人物が物語内で果たすべき具体的なアクション]
*   **このエピソードの狙い:** [このエピソードがキャラクターの成長曲線において果たす役割の解説]

---

### 5. キャラクターの成長が結実する、物語の集大成

*   **目標:** [物語全体のクライマックスとなる、最終的な目的]
*   **課題:** [これまでの成長の全てを試される、最終的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **役割・タイプ:** [必要な登場人物の役割やタイプ]
    *   **具体的な役割:** [その人物が物語内で果たすべき具体的なアクション]
*   **このエピソードの狙い:** [このエピソードがキャラクターの成長曲線において果たす役割の解説]
```

▼▼▼【ここからユーザー記述欄】▼▼▼

## 7. 分析対象資料

(↓ここに、分析対象となるアークチャート形式のキャラクター設定案を記載してください)

キャラクター同士の関係性を分析するツール

 2人のキャラクターのアークチャート(もしくはコアメソッド)を突き合わせることで、キャラクター同士の関係性がどんなものになるか考えるためのツールです。
 アークチャート×アークチャート, アークチャート×コアメソッド, コアメソッド×コアメソッド いずれの組み合わせでも対応できます。

 コアマップにある【ドライブ】や【ロール】と同じ感じで、こちらにも【リレーションアーキタイプ】という、関係性を端的に表すための選択式の元型を用意してあります。
 AIに考えさせるとき、段階ごとのリレーションアーキタイプを指定してやると関係性分析の方向性をある程度コントロールすることができます。

 基本的にはAIにアイディアを出させること前提でつくったツールですが、人間が使ってもそれなりに有意義な仕組みになっていると思います。

 また、AIに関係性を象徴するエピソードを提案させるプロンプトも用意してあります。

このツールの仕組みと書きかた

全体構造

【初期:リレーションアーキタイプ】
(2人のアークチャートの「A系列」もしくはコアメソッドの「執着と弱点」を踏まえた解説文)

【中期:リレーションアーキタイプ】
(2人のアークチャートの「B系列」もしくはコアメソッドの「好悪の価値観」を踏まえた解説文)

【最終:リレーションアーキタイプ】
(2人のアークチャートの「C系列」もしくはコアメソッドの「コア」を踏まえた解説文)

作成ルールと手順

 シンプルな2段階を3回繰り返すだけです。

  • 【初期】(出会ったばかりの段階)における2人の関係性を、アークチャートの「A系列」もしくはコアメソッドの「執着と弱点」から考える。
  • 【初期】の関係性にふさわしい【リレーションアーキタイプ】を1つ選択する。
  • 【中期】(お互い自分の価値観をぶつけあえるようになった段階)における2人の関係性
    を、アークチャートの「B系列」もしくはコアメソッドの「好悪の価値観」から考える。
  • 【中期】の関係性にふさわしい【リレーションアーキタイプ】を1つ選択する。
  • 【最終】(お互いを理解し安定した関係になった段階)における2人の関係性を、アークチャートの「C系列」もしくはコアメソッドの「コア」から考える。
  • 【最終】の関係性にふさわしい【リレーションアーキタイプ】を1つ選択する。

リレーションアーキタイプについての解説

 リレーションアーキタイプとは、キャラクター同士の関係性を10の元型にざっくり分類したものです。
 「アークチャート」や「コアメソッド」と違い、現段階ではあくまで元型群の呼び名であって、ツール自体の名称にはなっていません。(ツール名をどうするかちょっと迷っています)

 2人がお互いのことをどう思っているかという基準で、関係性を深めていく各段階ごとに1つずつ選択してください。

A. 相互依存系 – 互いの存在が前提となる関係

  • 鏡像 (The Mirror):お互いを似たもの同士だと捉え、共感したり同族嫌悪したりする。
  • 補完 (The Complement):お互いが相互に足りないものを持っていると考え、力を合わせようとする。
  • 共犯 (The Accomplice):秘密や罪を共有する運命共同体。どちらかが裏切ると関係が破綻する。

B. 階層関係系 – 力の非対称性に基づく関係

  • 階梯 (The Hierarchy):尊敬する側とされる側。あるいは相互にリスペクトしあう関係。
  • 庇護 (The Sanctuary):どちらかが一方的に守ろうとする関係。自分を犠牲にしたり、依存傾向に陥ったりしがち。

C. 競争・対立系 – 緊張関係に基づく関係

  • 競合 (The Competition):ライバル。お互いに刺激を受けて成長したり、競争が激化しすぎて破滅したりする。
  • 宿敵 (The Nemesis):お互いに相容れないと思う者同士。理解が進めば和解できるかもしれないし、最後まで対立したままかもしれない。

D. 媒介関係系 – 第三の要素を介した関係

  • 枢軸 (The Axis):共通の敵がいるから協力しあえる関係、あるいは同じ人を好きになった者同士の三角関係など。
  • 触媒 (The Catalyst):お互いの存在自体が刺激となって自分を変えていく関係。自己変革が完了すると関係も別のものに変わる。

E. 断絶・希薄系 – 距離感に基づく関係

  1. 希薄 (The Distant):お互いに無関心。あるいは片方が興味を持っているだけで相互の関係性を結ぶに至っていない状態。

生成AIと連携するためのプロンプト

リレーションアーキタイプによって関係性を分析するプロンプト

 具体的なプロンプトは以下のとおりです。
 このままコピペし、プロンプト末尾の【キャラクター設定】に2人分のアークチャートかコアメソッドを追記してください。
 【実行プラン】に自分の想定するリレーションアーキタイプを書いたり、「こいつらだいたいこんな感じの関係!」みたいに自由記述したりすると、AIがその内容を汲み取ってくれます。何も書かなければ全部AIが考えます。

# 【リレーションアーキタイプによって関係性を分析するプロンプト】

## 1. キャラクター詳細分析ツール「アークチャート」定義書

### 1.1. 概要と目的

このツールは、**「何を守るために(過去)、なぜ変わりたいと願い(現在)、どこへ向かうのか(未来)」という、キャラクターの心の成長構造**を、論理的に解き明かすためのフレームワークです。提示された設定資料や物語本文から、キャラクターの根源的な要素を抽出・整理します。
【原体験・過去】【現在の価値観・行動原理】【夢への道筋】という3つの視点から、キャラクターの過去・現在・未来における内面構造をそれぞれ分析します。これにより、複雑な心理的変化を体系的に可視化し、その成長の軌跡を深く理解することを目指します。

### 1.2. 主な対象と注意点

本ツールは、物語を通じて価値観や目標が大きく**成長・変化する登場人物(特に主人公他メインキャラクター)**の分析に最適です。
物語のなかで成長する人物を対象とする前提なので、キャラクターが「どういう変遷で成長していくのか」を必ずイメージしながら運用してください。

### 1.3. アークチャートの絶対原則

#### 絶対原則:全ての要素は、より下位の要素から論理的に導出される

各設問の末尾にある `()` は、その設問への回答が、`()` 内の全ての項目から**論理的に説明可能**でなければならないことを示します。下位の要素が上位の要素の「理由」として機能し、チャート全体が一つの強固な因果関係で結ばれている必要があります。

#### 分析の思考プロセス

上記の絶対原則を保証するため、分析は以下の思考順序で行うことを推奨します。これは、キャラクターの根本的な経験から最終目標へと至る心理的な発展過程を追体験するプロセスです。
```
a1~a4【原体験・過去】 → A【絶対に諦められないもの】 →
b1~b4【現在の価値観・行動原理】 → B【努力する理由】 →
c1~c2【夢への道筋】 → C【こうなりたいと本気で目指す夢】
```

#### 各系列の役割

*   **A系列【原体験・過去】**: キャラクターの人格の土台となった過去の**「事実」**と、それにより生まれた「守りたい」という**受動的な動機**を分析する。
*   **B系列【現在の価値観・行動原理】**: 原体験を経て、現状に対して抱く**「意志」や「感情」**を分析する。「変えたい」という**能動的な動機**の源泉となる。
*   **C系列【夢への道筋】**: 過去(A)と現在(B)を統合し、キャラクターが物語の果てにたどり着くべき**「理想像」**、つまり最終目標を定義する。

### 1.4. 設問一覧と詳細定義

**a群【原体験・過去】** - 全ての思考や感情の出発点(過去の「事実」に焦点)
*   **a1【誰の役に立ちたいか】**: 貢献したい/守りたい対象。利他的な動機の源泉。
*   **a2【誰に支えられているか】**: 精神的な支え、安心感の源。帰属意識。
*   **a3【嬉しかった想い出】**: ポジティブな価値観の基礎。キャラクターにとっての「善」や「幸福」の基準となった記憶。
*   **a4【傷ついた記憶】**: トラウマやコンプレックスの源泉。キャラクターにとっての「悪」や「不幸」の基準となった記憶。

**A【絶対に諦められないもの】(a1+a2+a3+a4)**
原体験から形成された、アイデンティティの根幹。失うと「自分」でなくなるもの。物語序盤における受動的な動機(事件に巻き込まれる、守るために戦う等)になりやすい。

**b群【現在の価値観・行動原理】** - 原体験を経て、現状に対して抱く能動的な意志(現在の「意志・感情」に焦点)
*   **b1【みんなに広めたい思い】(a2+a3)**: 他者と共有したいポジティブな信念。
*   **b2【許せないと思うこと】(a1+a4)**: 正義感や倫理観に反し、強い怒りを覚えること。
*   **b3【感性が鋭くはたらく対象】(a1+a3)**: 人一倍敏感に反応する対象。(重要:この設問は、表面的な好き嫌いではなく、キャラクターの内なるコンプレックスや自己嫌悪の対象を特定することを意図している。無意識の羨望や脅威の現れとして分析すること)
*   **b4【自分でやりたいこと】(a2+a4)**: 他者に任せず「自分の役目だ」と感じる主体的な責任感。

**B【努力する理由】(b1+b2+b3+b4)**
変化を求める能動的な意志の源泉。A【絶対に諦められないもの】が「守る」ための受動的動機であるのに対し、Bは現状を「変える」「変わる」ための能動的動機である。この対比を意識して分析すること。

**c群【夢への道筋】** - 過去と現在を統合した自己分析(未来への「志向性」に焦点)
*   **c1【尊敬もしくは軽蔑している人】(a1+a2+b1+b2)**: 価値観に最も影響を与えた人物(ロールモデル or アンチモデル)。尊敬・軽蔑どちらか一方のみ。この設問は、キーパーソンとの関係を通じて、キャラクターが「自分の外の世界とどう関わりたいか」を分析するものである。
*   **c2【自分の好きなところ】(a3+a4+b3+b4)**: 自己肯定感の源泉。この設問は、キャラクターが「自分自身の内面とどう向き合ってきたか」という歴史を分析するものである。

**C【こうなりたいと本気で目指す夢】(A+B+c1+c2)**
全ての要素を統合した、キャラクターが物語の果てに到達すべき理想像。これは、そのキャラクターにとっての「最高の幸せ」とは何かを定義する、彼を主人公とした物語のテーマと直結する最終目的である。

## 2. キャラクター簡易分析ツール「コアメソッド」定義書

### 2.1. 概要と目的

このツールは、物語の登場人物が持つ**「変わらない本質」**を、効率的に把握するためのフレームワークです。キャラクターの【ドライブ】(内的な欲求)と【ロール】(社会的な役割)という2つの対照的な側面を特定し、その交点として根源的な**【コア】**を導き出します。これにより、キャラクターの一貫した価値観と行動原理を論理的に構築します。

### 2.2. 主な対象と注意点

本ツールは、物語を通じて価値観に大きな変化がないキャラクター(師匠、敵役、サブキャラクター等)の分析に最適です。
成長する主人公などを分析する場合、物語の最終時点でも変わらないであろう「根源的な価値観」をコアとし、途中で乗り越えるべきコンプレックス等をコアとしないよう注意してください。

### 2.3. コアメソッドの作成手順

1.  **【ドライブ】を選択:** キャラクターの内面的な「欲求」を一つ選択します。
2.  **【ロール】を選択:** キャラクターの社会的な「役割」を一つ選択します。
3.  **【コア】を導出:** 【ドライブ】と【ロール】の組み合わせから、キャラクターの根源的な信念を一つに絞って記述します。
4.  **【好悪の価値観】を記述:** 【コア】に基づき、何を好み、何を嫌うかを具体的に記述します。
5.  **【執着と弱点】を記述:** 【コア】を支える力の源泉と、それゆえに生じる最大の弱点を記述します。

### 2.4. 設問一覧と詳細定義

#### 【ドライブ】このキャラクターを突き動かす内的欲求

キャラクターを内側から突き動かす、最も根源的な欲求・衝動。以下から一つを選択します。
(重要:この設問はキャラクターの「内面」に焦点を当てる。他者からの評価ではなく、キャラクター自身の「こうありたい」という自己認識に基づいて選択すること)

##### A. 【世界・他者】に対して願望を持つグループ
*   **秩序 (Order):** 安定した世界や理想の状態を築き、あるいは維持し続けたい。
*   **承認 (Recognition):** 他者に受け入れられ、自らの価値や存在意義を認めさせたい。
*   **情愛 (Connect):** 特定の誰かと深く結びつき、親密な一体感を分かち合いたい。
*   **献身 (Devote):** 他者や信じる大義のため、自己の利益を度外視して貢献したい。
*   **継承 (Inherit):** 受け継いだ意志や使命、技術を、未来へと繋いでいきたい。
*   **復讐 (Revenge):** 失った尊厳を取り戻すため、原因たる対象への報復を渇望する。

##### B. 【自己・運命】に対して願望を持つグループ
*   **安全 (Security):** あらゆる脅威から逃れ、心穏やかに過ごせる環境を渇望する。
*   **探求 (Seek):** 未知なる真実や根源を解き明かし、知的好奇心を満たしたい。
*   **創造 (Create):** 常識を覆す新たな価値や美を創造し、世界に問いかけたい。
*   **闘争 (Overcome):** 困難や強敵に立ち向かい、勝利することで自らの力を証明したい。
*   **享楽 (Pleasure):** 退屈を嫌い、人生の快楽と興奮を、今この瞬間味わい尽くす。
*   **破滅 (Ruin):** 自らを罰し破滅する運命に、大義名分や意味を見出したい。

#### 【ロール】このキャラクターが担う社会的役割

キャラクターが社会で結果的に担う、最も主要な機能・立場。以下から一つを選択します。
(重要:この設問はキャラクターの「外面」に焦点を当てる。本人の自己認識ではなく、物語や人間関係の中で「実際に果たしている機能・役割」に基づいて選択すること)

##### A. 構造を【維持・運営】するグループ
*   **統治者 (Ruler):** 集団の方向性を定め、意思決定によって秩序を築き、運営する。
*   **守護者 (Guardian):** 特定の対象、理念、あるいは法を、実力をもって脅威から守り抜く。
*   **調停者 (Mediator):** 対立する勢力の間に立ち、利害を調整して均衡と合意を形成する。

##### B. 構造を【変革・破壊】するグループ
*   **革命家 (Revolutionary):** 既存の体制や思想を根底から覆し、新たな世界を目指す旗手。
*   **扇動者 (Agitator):** 言葉や行動で人々の感情を煽り、現状への不満や対立を増幅させる。
*   **破壊者 (Destroyer):** 秩序や所有物を、理念や私欲のために破壊し、無に帰すことに特化する。

##### C. 構造の中で【専門機能】を担うグループ
*   **賢者 (Sage):** 深い知識や経験を持ち、技能の行使や助言によって他者を導く。
*   **交渉人 (Negotiator):** 人、物、情報を繋ぎ、利害を調整して取引や合意を成立させる。
*   **偶像 (Icon):** 理想や希望、あるいは恐怖の象徴として、人々の感情に強く影響を与える。

##### D. 構造の【外部・周辺】にいるグループ
*   **異分子 (Outsider):** 集団の常識や調和を乱す、異質な価値観や視点を持った存在。
*   **追随者 (Follower):** 特定の人物や思想を信じ、その意志に従って行動を共にする者。
*   **被保護者 (Dependent):** 保護や指導を必要とする、成長段階または未自立の存在。

#### 【コア】このキャラクターが最も大切にしているもの

アイデンティティの中核。失うと自分でなくなる、物語を通じて変わらない価値観や信念。**選択した【ドライブ】と【ロール】の交点として、最も根源的なものを一つに絞って記述してください。**

##### 論理的制約
導出する【コア】は、以下の3つの条件を必ず満たさなければならない。
*   **不変性:** 物語の最終時点でも維持されるであろう価値観であること。
*   **優先性:** 他の価値観よりも優先され、守るためなら犠牲を厭わないものであること。
*   **同一性:** それを失うと、キャラクターのアイデンティティが崩壊するものであること。

#### 【好悪の価値観】何を好み、何を嫌うか

コアを基準とした、具体的な善悪・好嫌の判断。物事を判別するフィルター。

#### 【執着と弱点】力の源泉と、その脆さ

コアを最も強く支える「執着の対象」と、それゆえに生じる「最大の弱点」。特定の「人」「組織」「国家」「思想」「アイテム」など。

## 3. リレーションアーキタイプ定義書

### 3.1. 概要

このフレームワークは、物語に登場する**二人組のキャラクター間に存在する、根源的な「関係性の構造(力学)」**を、10の元型(アーキタイプ)に分類・定義するものです。これにより、キャラクター間の複雑な相互作用を構造的に把握し、その関係性が時間と共にどう変化していくのかを深く理解することを目指します。

### 3.2. 主な対象と注意点

*   **主な対象:** 物語の中心となる、二人組のキャラクターの関係性全般。恋愛、友情、ライバル、師弟、敵対関係など、あらゆる関係性の分析に適用できます。
*   **注意点:** これらの元型は固定的なレッテルではなく、関係性の「構造」を示すモデルです。一つの関係に複数の元型が重層的に作用したり、物語の進行によってある元型から別の元型へと変化(遷移)したりすることを前提として運用してください。

### 3.3. 関係性の10の基本型

#### 相互依存系 - 互いの存在が前提となる関係
1.  **鏡像 (The Mirror)**
    *   **構造:** 相似・反転
    *   **力学:** 自己投影による共感と同族嫌悪
    *   **変化:** 受容による一体化 / 拒絶による自己否定
    *   **キーワード:** 分身、影、理解者、自己投影

2.  **補完 (The Complement)**
    *   **構造:** 凹凸・相補
    *   **力学:** 互いの欠如を満たすことで完全性を獲得
    *   **変化:** 依存の深化 / バランスの崩壊による分離
    *   **キーワード:** パートナー、相互補完、一心同体

3.  **共犯 (The Accomplice)**
    *   **構造:** 閉鎖・運命共同体
    *   **力学:** 秘密や罪による不可分な結束
    *   **変化:** 共犯関係の深化 / 裏切りによる破綻
    *   **キーワード:** 秘密共有、背徳、共謀、呪縛

#### 階層関係系 - 力の非対称性に基づく関係
4.  **階梯 (The Hierarchy)**
    *   **構造:** 上下・非対称(相互承認型)
    *   **力学:** 上位者の導きと下位者の成長
    *   **変化:** 下位者の成長による関係の再構築
    *   **キーワード:** 師弟、親子、憧れ、導き

5.  **庇護 (The Sanctuary)**
    *   **構造:** 保護・被保護(一方向的)
    *   **力学:** 無条件の保護意志と依存的信頼
    *   **変化:** 自立による関係の変質 / 過保護による歪み
    *   **キーワード:** 守護者、庇護、無償の愛、犠牲

#### 競争・対立系 - 緊張関係に基づく関係
6.  **競合 (The Competition)**
    *   **構造:** 並走・競争
    *   **力学:** 相互刺激による成長促進
    *   **変化:** 協力への転化 / 破滅的対立への発展
    *   **キーワード:** ライバル、好敵手、切磋琢磨

7.  **宿敵 (The Nemesis)**
    *   **構造:** 対極・根本的対立
    *   **力学:** 存在理由の相互否定と執着
    *   **変化:** 理解による和解 / 相互破滅
    *   **キーワード:** 天敵、宿命の対決、相克、執念

#### 媒介関係系 - 第三の要素を介した関係
8.  **枢軸 (The Axis)**
    *   **構造:** 三角関係・間接的
    *   **力学:** 共通の核となる存在を通じた結びつき
    *   **変化:** 枢軸の変化による関係の再編
    *   **キーワード:** 同志、共通の理念、代理戦争

9.  **触媒 (The Catalyst)**
    *   **構造:** 化学反応・相互変革
    *   **力学:** 根本的価値観の衝突による強制的変化
    *   **変化:** 変革の完了による関係の昇華 / 拒絶による分離
    *   **キーワード:** 劇薬、運命の出会い、破壊と再生

#### 断絶・希薄系 - 距離感に基づく関係
10. **希薄 (The Distant)**
    *   **構造:** 無関心・一方向・希薄
    *   **力学:** 感情的距離と偶発的交差
    *   **変化:** 何らかのきっかけによる関係の発生 / 完全な無関係化
    *   **キーワード:** すれ違い、無関心、偶然の出会い、運命の糸

## 4. あなたへの指示:思考と出力のプロトコル

あなたは、上記「1〜3. 分析フレームワーク定義書」と、後述する「7. 分析対象」のキャラクター設定を完全に理解した、物語分析の専門家です。提示された情報に基づき、以下の思考プロトコルに従って、二人の関係性がどのように変化していくかの「物語のプロット」を深く分析し、指定された形式で出力してください。

#### Step 1: 入力情報の完全理解
*   提示されたキャラクターA、Bの設定資料(アークチャート or コアメソッド)を精読し、それぞれの内面構造を完全に把握する。
*   【実行プラン】の内容を読み解き、ユーザーが求める分析の方向性を確認する。

#### Step 2: 実行プランの解析と分析方針の決定
*   **ルールA(最優先):** 【実行プラン】に元型キーワード(例:鏡像, 競合)があれば、それを絶対の指示として解釈し、論理的な変遷を構築する。
*   **ルールB:** 元型キーワードはないがプロット要素(例:最初は敵対、後に共闘)が記述されている場合、そのプロットに最も適合する元型をあなた自身が推定し、適用する。
*   **ルールC:** 上記A, Bのいずれにも該当しない場合(**【実行プラン】が空欄、または「お任せします」など自由分析を求める内容の場合**)、キャラクターの内面分析に基づき、最もドラマティックで説得力のある元型の変遷を自律的に構築する。

#### Step 3: 関係性の段階的分析
*   以下の**【根拠指定ルール】**に厳密に従い、関係性の変遷を「初期」「中期」「最終」の3段階で分析する。表面的な出来事だけでなく、その背後にある心理的な葛藤や動機を深く洞察すること。

    *   **【初期】の分析根拠:** **アークチャートの「A系列」** または **コアメソッドの「執着と弱点」**
    *   **【中期】の分析根拠:** **アークチャートの「B系列」** または **コアメソッドの「好悪の価値観」**
    *   **【最終】の分析根拠:** **アークチャートの「C系列」** または **コアメソッドの「コア」**

#### Step 4: 指定形式での出力
*   後述の`5. 出力形式`のテンプレートに従い、分析結果を文章化する。各項目で求められている指示(見出し、根拠の明示、テーマへの言及など)を漏れなく実行する。
*   定義書で定義された用語と論理構造に準拠し、全体として一貫性のある分析レポートを作成する。

## 5. 出力形式

```markdown
### [キャラクターA] × [キャラクターB] - 関係性考察

#### 1. 関係性の概要
[考察の結果、導き出された二人の関係性の全体像を、「〇〇から△△へ」といった変化がわかる、キャッチーな見出しと共に要約してください。]

#### 2. 関係性の変遷プロセス
##### 【初期:[初期元型名]】
[二人の出会いや初期の関係性がどのように構築されるかを記述します。**必ず、両キャラクターの【アークチャートA系列】または【コアメソッド:執着と弱点】を根拠とし、「(キャラA)の〇〇という過去の経験と、(キャラB)の△△という執着が、互いをこう作用させるため」といった形で、二人の内面を直接結びつけて論理的に説明してください。**]

##### 【中期:[中期元型名]】
[二人の価値観がどのように衝突・作用し、関係性が変化していくかを記述します。**必ず、両キャラクターの【アークチャートB系列】または【コアメソッド:好悪の価値観】を根拠とし、元型が変化するきっかけとなった出来事や、それによって生じた心理的葛藤を具体的に説明してください。**]

##### 【最終:[最終元型名]】
[二人の関係性が最終的にどのような形で完成・収束するのかを記述します。**必ず、両キャラクターの【アークチャートC系列】または【コアメソッド:コア】を根拠とし、その関係性が二人の成長のゴールとしてどのような意味を持つのかを結論付けてください。**]

#### 3. 総括
[この関係性の「面白さの本質」と、物語全体における「役割」を総括してください。**特に、二人の関係性の変化が、物語の根幹となるテーマ(例:成長、許し、世代交代など)をどのように象徴し、深めているかという視点で結論付けてください。**]
```

▼▼▼【ここからユーザー記述欄】▼▼▼

## 7. 分析対象資料

### 【キャラクター設定】

(↓ここに、キャラクターAのアークチャート/コアメソッドをペースト)

(↓ここに、キャラクターBのアークチャート/コアメソッドをペースト)

### 【実行プラン】

(↓ここに、考察の方向性を自由記述。例:「お任せします」「序盤は競合、終盤は補完で」「最初は敵だが、やがて共闘する」など)

 アークチャート、コアメソッド、リレーションアーキタイプの3つの定義書を丸ごと載せているため文字数が非常に多いです。ここにさらに自作のアークチャートを2つ加えたら2万字を軽く超えます。
 無料版のChatGPTやClaudeには少々荷が重いプロンプトなので、Geminiを使うことを推奨します。

関係性分析をもとにエピソード骨子を提案するプロンプト

 上記プロンプトの実行直後にこのプロンプトで指示出しすると、【初期】【中期】【最終】それぞれの関係性を象徴するエピソードを、2人それぞれの視点から、エピソードトラッカー形式でAIが考案してくれます。

 ぶっちゃけありきたりなエピソード案しか出してこないんですが、だいたいどういう方向性の展開があれば2人の関係性を実際のストーリーに落とし込めるのか、プロットを考えるうえでの叩き台としてなら使えると思います。

# 【関係性分析をもとにエピソード骨子を提案するプロンプト】

## 1. エピソード分析ツール「エピソードトラッカー」定義書

### 1.1. 概要と目的

このツールは、物語の特定エピソードに焦点を当て、登場人物の心象変化の核心を捉える分析フレームワークです。**「客観的な出来事の連鎖(目標→課題→結末)」が、いかにして「主観的な心の変化」を引き起こしたか、その因果関係を解明する**ことを目的とします。この分析は、より高次の分析ツールである「アークチャート」の基礎データを構築する役割も担います。

### 1.2. 対象と注意点

*   **対象:** エピソード内での出来事を経て、価値観、目標、他者への認識などに、その後も影響が残るような内面的な変化を経験した登場人物。
*   **対象外:** 一時的な感情の昂りや、既存の価値観に基づく行動のみで、内面的な変化が見られない人物は分析対象としない。
*   **注意点:** 分析スコープは対象エピソード内に限定する。物語全体の文脈は背景として考慮しつつも、結論はエピソード内の出来事にのみ基づくこと。

### 1.3. 分析の原則

**原則:出来事が心の変化を引き起こす**
分析の目的は、【目標】→【課題】→【結末】という客観的出来事が、どのように【心の変化】という主観的変容を引き起こしたか、その因果関係を明らかにすることです。各項目はこの因果関係を論理的に説明する必要があります。

### 1.4. 設問一覧と詳細定義

*   **目標:** エピソード開始時点で、分析対象者が達成しようとしていた具体的な目的や願望。
*   **課題:** 目標達成を阻む最大の障害。外的要因(敵、状況)と内的要因(恐怖、葛藤)の両方を含む。
*   **結末:** 目標の【達成/失敗】という明確な結果と、その直接的な原因。
*   **心の変化:** エピソードを通じて分析対象者の精神性に生じた具体的な変化。「変化前」の精神状態と「変化後」の精神状態を対比させる形で記述する。
*   **キーキャラクター:** 分析対象者の「心の変化」の引き金や触媒となった人物。

## 2. あなたへの指示
あなたは、物語のプロットとキャラクターの心理描写に精通した、経験豊富な脚本家です。
先ほどあなたが記述した【関係性考察の結果】と【エピソードトラッカー定義書】に基づき、2人のキャラクターの関係性の変化を象徴する、具体的なエピソード案を3つ創作してください。

## 3. エピソード創出のルール

1.  **3つのエピソード:**
    【関係性考察の結果】で示された【初期:初期元型】【中期:中期元型】【最終:最終元型】の、それぞれの段階を象徴するエピソードを1つずつ、合計3つ創作してください。

2.  **2つの視点:**
    各エピソードについて、必ず以下の2つの視点からエピソードトラッカーを作成してください。
    *   **[キャラクターA]視点:** キーキャラクターを[キャラクターB]とする。
    *   **[キャラクターB]視点:** キーキャラクターを[キャラクターA]とする。
    (結果として、合計6つのエピソードトラッカーが生成されます)

3.  **創造性の発揮:**
    提示された【関係性考察の結果】を絶対的な土台としつつ、具体的なシチュエーション(場所、目的、障害など)は、あなたが最も効果的だと考えるものを自由に創作してください。

4.  **推測度の除外:**
    このタスクは創造的な執筆であるため、エピソードトラッカー内の「推測度」の項目は全て削除してください。

## 4. 出力形式

以下のマークダウン形式で出力してください。

```markdown
## 【初期:[元型名]】の象徴エピソード『[エピソードタイトル]』

### [キャラクターA] - エピソードトラッカー

*   **目標:** [キャラクターが達成しようとする具体的な目的]
*   **課題:** [目標達成を阻む、A【絶対に諦められないもの】が脅かされる形の具体的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **人物名:** [キャラクターB]
    *   **役割:** [具体的な役割]

### [キャラクターB] - エピソードトラッカー

*   **目標:** [キャラクターが達成しようとする具体的な目的]
*   **課題:** [目標達成を阻む、A【絶対に諦められないもの】が脅かされる形の具体的な障害]
*   **結末:** 【達成 / 失敗】 [結果とその原因]
*   **心の変化:**
    *   **方向性:** 【ポジティブ / ネガティブ】
    *   **内容:** [経験によって生じた具体的な精神的変化]
*   **キーキャラクター:**
    *   **人物名:** [キャラクターA]
    *   **役割:** [具体的な役割]

### このエピソードの狙い

[このエピソードがキャラクターAとキャラクターBの成長曲線において果たす役割の解説]

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## 【中期:[元型名]】の象徴エピソード『[エピソードタイトル]』
(上記と同様の形式で記述)

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## 【最終:[元型名]】の象徴エピソード『[エピソードタイトル]』
(上記と同様の形式で記述)

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    コメント

    1. 匿名 より:

      以前匿名コメントをしたものです。
      このツール利用させていただくことで関係性の解像度が深まったように思います!
      公開ありがとうございました!

      • 疲ぃ より:

         それはよかったです。
         使ってみてもし気がついたことがあればぜひ教えてください。私ひとりで使っているとどうしても視点が偏っちゃうので。

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