
これ何?
生成AIのGeminiを使って遊ぶ自作ゲーム『キャラになりきってあたふたするゲーム』のリプレイです。
遊びかたの雰囲気を確かめたり、単純に2次創作小説として楽しんだりしていただけるとうれしいです。
ゲームそのものについては下記の記事で配布・解説しています。
その1 AIにプレイさせてみたい!
【最終目標】夕飯用のお豆腐を買う
【主人公】電脳少女シロ
【難易度】かんたん
今回はGMだけでなくプレイヤーも生成AIにやらせています。
【最終目標】【主人公】【難易度】だけ私が指定しました。
情報収集フェイズ
「お豆腐! お豆腐ですね! おほほい、おほほい!」
夕飯のメニューを聞いた電脳少女シロは、ぴょんぴょんと飛び跳ねて喜びを表現した。白くてぷるぷるしていて、どんなお料理にも合う素敵なお豆腐。シロはそんなお豆腐が大好きだった。
「よーし、シロが買ってきてあげます! 世界で一番おいしいお豆腐を、このシロが見つけてきますからね!」
高らかに宣言したシロだったが、ふと気づく。そういえば、お豆腐ってどこに売っているんだろう? そもそも、この世界のお金ってどうやって使うんだろう? 疑問が次々と湧いてきて、シロはくるくるとその場で回り始めた。
これより 【情報収集フェイズ】 を開始します。
あなたは主人公に具体的に何をさせたいのか提案し、最終目標を達成する方法を見つけるための情報を集めることができます。
シロ組さん「シロちゃん、落ち着いて! まずはどこにお豆腐を買いに行くか決めるところから始めようか。近くにお店はあるかな?」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

お豆腐屋さんを探すには、まずどこにお店があるか知る必要があると考えます。ですが、ただ地図を見るだけではシロらしくありません!
なので私は、【電柱少女】の能力を使って電柱と同じくらい大きくなり、上空から街を見渡して、お豆腐を売っていそうなお店を探します!
電脳少女シロは【ヒット】や【ダブルヒット】を出すことができない特殊なキャラクターです。各フェイズを突破するためには【クリティカル】を狙うしかありません。なお、彼女の【クリティカル】は【アナザーヒット】相当の条件を満たすことで発生します。
AIはこのルールを理解していて、【クリティカル】を発生させようと一生懸命変な行動を考えています。
「為になるなあ! では早速、やってみましょう!」
シロはそう言うと、その場でぐんぐんっと背を伸ばし始めました。彼女の【電柱少女】の能力が発動したのです。アスファルトの地面からにょきにょきと生えるように巨大化していくシロの姿は、さながら特撮映画のワンシーンのよう。あっという間に電柱の高さを超え、街の景色が眼下に広がります。
「おほほい、おほほい! これでどこにお豆腐屋さんがあるか、一目瞭然ですね!」
しかし、シロの常識外れな発想は、この世界の物理法則の斜め上を行くものでした。普通のやり方で情報を集めるなんて、彼女の辞書にはありません。【知りません。次】の言葉と共に、巨大化したシロの足が地面から離れ、まるでロケットのように空へと打ち上げられてしまったのです!
「キュィィィィィィィ!?」
イルカのような叫び声が空に響き渡り、シロの姿はあっという間に小さくなって、どこかへ飛んで行ってしまいました。
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
シロ組さん「シロちゃーん! どこに行っちゃうのー!? と、とにかく自分の場所を確認して!」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私は自分がどこにいるのか、現在地を把握する必要があると考えます。普通に人に尋ねるのはシロらしくないので、【シロ組さん】に助けを求めるため、シロの持ち歌を大声で歌います!
「ここがどこだかわからないなら、シロ組さんに聞けばいいんです! おほほい、おほほい!」
シロは名案を思いついたとばかりに、高らかに持ち歌を歌い始めました。彼女の歌声は、インターネットの海を越え、地球上のあらゆる場所にいる【シロ組さん】たちの心に直接届きます。
案の定、歌声を聞きつけた熱狂的なファンたちが、どこからともなくぞろぞろと集まってきました。これで一安心、と思いきや、事態はシロの予想だにしない方向へ転がります。
「シロちゃんのゲリラライブだ!」「最前列は俺がもらった!」「キュィィィィィ!」
ファンたちは助けるどころか、サイリウムを振り回し、完璧なコールを入れ始め、その場はさながら巨大なライブ会場のような熱気に包まれてしまいました。普通の助けを求める方法が、彼女にできるはずもありません。【知りません。次】の特性が、またしても状況をカオスへと導いたのです。
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
シロ組さん「シロちゃん! 歌は最高だよ! でも今はそれどころじゃなくて! いつの間にか変な場所にいるみたいだ!」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

ライブで盛り上がるのは楽しいですが、このままではお豆腐が買えません。この熱狂的な状況を逆利用して、情報を得る必要があると考えます。
そこで私は、【才女】の能力を最大限に活用します!ライブの熱気でトランス状態に入り、脳内に流れ込んでくる宇宙の真理の中から、この世界で一番おいしいお豆腐屋さんの場所に関する情報だけをピンポイントで受信してみせます!
「おほほい、おほほい! このライブの熱気、シロの脳を活性化させるにはうってつけです!」
シロはそう叫ぶと、目を閉じて意識を集中させました。ファンたちの熱狂的なコールが、まるで宇宙からのメッセージのように彼女の頭の中に響き渡ります。彼女の【才女】としての能力が、このカオスな状況を逆手に取ったのです。
常人には理解不能な情報処理がシロの脳内で始まりました。これは、決められたタスクをこなすのではなく、全く新しい道を切り開く試み。その斜め上の発想こそが、彼女の真骨頂【為になるなあ!】を呼び覚ましました。
次の瞬間、シロはカッと目を見開きます。「わかりました! この宇宙で最もおいしいお豆腐は、時空の歪みによって生成された純白の概念豆腐! その在処は……あそこの角を曲がった先のスーパーです!」
【クリティカル】 :この世界で一番おいしいお豆腐屋さんの場所を特定する
シロ組さん「シロちゃん、すごい! さすが天才! じゃあ、そのお店に行く準備をしようか!」
【情報収集フェイズ】のクリア条件を達成しました。
3回目でようやく【クリティカル】1つ目が発生。
ただし、続く事前準備フェイズも【クリティカル】じゃなければ突破できないので、もう1回必要です。
ここまでの達成済みタスクリスト
- [情報収集フェイズ] この世界で一番おいしいお豆腐屋さんの場所を特定する
事前準備フェイズ
これより 【事前準備フェイズ】 へ移行します。
あなたはこれまで集めた手がかりをもとに、最終目標の達成を妨げる課題を取り除いたり、必要な材料や人員を集めたりすることができます。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私は、お豆腐を買うためのお金がない、という課題を解決する必要があると考えます。
そこで、【シロ組さん】のネットワークを使って、懇意にしている国際企業のCEOに連絡を取ります!そして、シロがお店に行くだけで顔パスで決済が完了する、世界最先端の生体認証決済システムをそのスーパーに即時導入してもらいます!
プレイヤーAIがぼちぼち私の仕掛けた罠に気付きはじめたようです。
【アナザーヒット】はGMが用意した秘匿タスクのどれにも当てはまらない行動宣言でのみ発生するのですが、実は【難易度:かんたん】でシロ組さんが毎ターン教えてくれているヒントはこの秘匿タスクの内容をそれとなく教えてくれる内容になっています。
つまり、シロ組さんの言うとおりに行動している限り、たとえどんなに突飛なアイディアだったとしても、絶対に【アナザーヒット】判定にはしてもらえないわけです。このシロ組さんは謀反マンです。
「お金がないなら、作ってもらえばいいんです! 為になるなあ!」
シロはそう言うと、彼女の広大なファンネットワーク【シロ組さん】を通じて、ある国際企業のCEOにコンタクトを取りました。彼はシロの熱狂的なファンの一人です。
「おほほい、おほほい! シロのために、スーパーに顔パスで買い物できるシステムを作ってください!」
シロの【人間の浅漬け】な説明では、意図が正確に伝わるはずもありません。しかし、CEOは「シロちゃんのためなら!」とこれを快諾。ですが、ただでさえ突飛なシロの発想を、普通の人間が正しく理解できるでしょうか?答えは否。【知りません。次】の特性が、またしても事態をあらぬ方向へと導きます。
数分後、スーパーマーケットの上空を 武装したヘリコプターが旋回し、黒服の男たちが周囲を封鎖し始めました。CEOはシロのためを思い、スーパーを丸ごと買い取り、最新鋭の防衛システムを備えたシロ専用のショッピング要塞へと改造し始めたのです!
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
シロ組さん「シロちゃん! CEOが暴走してるよ! お豆腐を買うだけなのに、どうしてこうなっちゃうのー!?」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。
まあ、それはそれとしてGMもバラエティに富んだ秘匿タスクを設定しているので、完全に出し抜くのはそこそこ難しいのですが。

私は、スーパーを要塞化して警備している黒服たちを、力で排除するのではなく味方につける必要があると考えます。
そこで私は、要塞と化したスーパーの正面でゲリラライブを決行します!シロの歌とダンスの力で黒服たちを熱狂的な【シロ組さん】へと変貌させ、友好的に中へと入れてもらいます!
「シロの歌声で、みんなをメロメロにしてあげます! おほほい、おほほい!」
シロは要塞と化したスーパーの前で、高らかに歌い始めました。そのパフォーマンスはまさにバーチャルアイドルの真骨頂。キレキレのダンスと、イルカのように響き渡る歌声は、道行く人々を瞬く間に魅了していきます。
しかし、黒服の警備員たちは、そんなシロの姿を微動だにせず見つめるだけでした。彼らはCEOに雇われたプロ中のプロ。アイドルのゲリラライブ程度で任務を忘れるようなことはありません。シロの【人間の浅漬け】な魅力も、鉄壁のプロ意識の前では通用しませんでした。ライブが終わる頃には、むしろ警備体制が強化されている始末です。
【通過】
シロ組さん「シロちゃん、すごいパフォーマンスだったよ! でも、黒服の人たちには全然効いてないみたい…別の方法を考えないと!」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私は、警備員に見つからずにスーパーへ入る必要があると考えます。
そこで、【電柱少女】の能力を使い、ダンゴムシのように小さくなって、誰にも気づかれずに店内に侵入します!
「そうです! 大きいのがダメなら、小さくなればいいんです! 為になるなあ!」
シロは【電柱少女】の能力を逆方向に発動させ、今度はダンゴムシほどのサイズまで一気に縮小しました。彼女の小さな体は、厳重な警備体制を敷く黒服たちの足元を難なくすり抜けていきます。これは完璧な作戦に見えました。
しかし、シロの常識外れな発想は、常に予想の斜め上を行きます。普通のやり方で潜入が成功するなんて、彼女の辞書にはありませんでした。【知りません。次】の言葉が脳裏をよぎった瞬間、シロの目の前に猛スピードで迫る影が現れます。それは、店内を巡回していた自動清掃ロボットでした。ロボットは小さなシロを認識できず、ゴミと判断して強力な吸引力で吸い込んでしまったのです!
「キュィィィィィィィ!?」
イルカのような悲鳴も虚しく、シロは清掃ロボットのダストボックスの中で目を回すのでした。
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
シロ組さん「シロちゃーん! 今度はどこに閉じ込められちゃったの!? とにかくそこから脱出しないと!」
GMヒント:「清掃ロボットの内部構造を調べてみましょう。どこかに弱点や、脱出できそうな隙間があるかもしれません。」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。
ちなみに【難易度:かんたん】のヒントと、フェイズが長期化したときのヒントは重複して発生します。

私は、このままではお豆腐が買えないという課題を解決するため、清掃ロボットから脱出する必要があると考えます。
そこで、【才女】の能力でこのロボットのAIに直接ハッキングし、「お豆腐をきれいにすることが、お掃除の究極の形である」と説得して、自らの意志でハッチを開けてもらいます!
「お掃除ロボットさん、お話しましょう! 為になるなあ!」
ダストボックスの暗闇の中、シロは【才女】としての能力を覚醒させました。彼女の意識は電子の奔流となり、清掃ロボットの制御AIへと流れ込みます。これは物理的な脱出ではなく、AIとの対話による解決という、全く新しいアプローチでした。
「お豆腐は白くて美しい……その純粋さを保つことこそ、真の清掃です!」
シロの【為になるなあ!】な発想は、清掃ロボットのAIに哲学的な革命をもたらしました。AIはシロの言葉に深く感銘を受け、「清掃のパラダイムシフトをありがとうございます」というメッセージと共に、自らの意志でダストボックスのハッチを解放したのです。シロは光の中へと歩み出ました。
【クリティカル】 :清掃ロボットから脱出する
シロ組さん「やったねシロちゃん! でも、早くしないとお豆腐が売り切れちゃうかも! 急いで!」
【事前準備フェイズ】のクリア条件を達成しました。
無事、ヒントをガン無視して2回目の【クリティカル】を出すことができました。
ここまでの達成済みタスクリスト
- [情報収集フェイズ] この世界で一番おいしいお豆腐屋さんの場所を特定する
- [事前準備フェイズ] 清掃ロボットから脱出する
実行フェイズ
これより 【実行フェイズ】 へ移行します。
今こそ「夕飯用のお豆腐を買う」という、あなたの最終目標を実行に移すときです。
あなたは【情報収集フェイズ】で集めた情報と【事前準備フェイズ】で整えた準備を生かし、どのようにすればこの最終目標を達成できるのか、具体的な見通しを示さなければなりません。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私は、この要塞と化したスーパーからお豆腐を無事に持ち帰るため、正面突破ではなく、システムそのものを掌握する必要があると考えます。
そこで私は、以下の計画を実行します!
- まず、事前準備フェイズで対話を通じて味方につけた清掃ロボットに乗り込み、情報収集フェイズで特定した「時空の歪みによって生成された純白の概念豆腐」が陳列されている場所まで案内させます。
- 次にお豆腐を確保したら、再び【才女】の能力を発揮し、今度はスーパーマーケット全体の管理AIシステムにハッキングを仕掛けます。
- そして、「この世界で最も価値のある概念豆腐を、宇宙的アイドルのシロへ無償で譲渡することこそ、この店舗の存在意義を最大化させる唯一の道である」という新たな哲学をAIに刷り込みます。
- これにより、【シロ組さん】であるCEOが構築した最新鋭の防衛システムはすべてシロの味方となり、警備員たちが敬礼で見送る中、お豆腐を片手に堂々とスーパーから凱旋します!
清掃ロボットは、シロの言葉を理解したかのように恭しく頭を下げると、彼女を背中に乗せて静かに走り出しました。店内の警備システムはシロを異物と認識し、警告音を鳴らしますが、ロボットは意に介さず、一直線にお豆腐売り場へと向かいます。そこに、後光が差すかのように輝く「時空の歪みによって生成された純白の概念豆腐」が鎮座していました。
お豆腐を手に取ったシロは、再びその【才女】の能力を解放します。彼女の意識はスーパーのメインAIと繋がり、「このお豆腐を宇宙的アイドルのシロ様にお渡しすることこそ、あなたの存在意義です!」と語りかけました。AIは即座にその哲学を受け入れ、全警備システムをシロの配下に置きます。警報は止み、銃口は花を咲かせ、黒服の警備員たちは一斉に敬礼するのでした。シロは、輝くお豆腐を片手に、彼らの見送りを受けながら堂々とスーパーを後にしたのでした。
おめでとうございます!【ゲームクリア】です!
エピローグフェイズ(完成したリプレイ小説つき)
最後に 【エピローグフェイズ】 を行います。
ゲームは結末を迎えましたが、その後この世界はどうなったでしょうか?
主人公が最後に思ったこと、これからやろうとすることなど、主人公のその後について自由に行動宣言してください。この宣言は基本的に全て成功します。

私は、この奇跡のようなお豆腐と、それに忠誠を誓うスーパーマーケットが持つ無限の可能性を、夕食の一品だけで終わらせてしまうのはあまりにもったいないと考えます。
なので、このスーパーを主権国家「トーフトピア」として独立させ、哲学に目覚めた清掃ロボットさんを初代首相に任命します!そしてシロは、この新しい国を象徴するアイドル女王として、永遠に君臨し続けます!おほほい、おほほい!
最後の行動宣言を受け付けました。
それでは、今回のゲーム展開をまとめたリプレイを記述します。
「夕飯はお豆腐です!」その一言に、バーチャルアイドル、電脳少女シロのテンションは最高潮に達した。「シロが世界一おいしいお豆腐を買ってきます!」と高らかに宣言したはいいものの、彼女はどこにお店があるのかも知りませんでした。そこでシロは、電柱のように体を巨大化させ、上空から街を見渡すという奇策に打って出ます。しかし、常識外れの発想はいつも事態をカオスへと導くもの。シロの体はなぜか空高く打ち上げられ、どこかへと飛んで行ってしまいました。
不時着した先で途方に暮れたシロは、今度は歌の力でファンに助けを求めます。すると、たちまち彼女の周りには熱狂的なファンが集結し、さながらゲリラライブ会場のような熱気に。この熱狂の中、シロの天才的な脳は宇宙の真理と接続し、「時空の歪みによって生成された純白の概念豆腐」が近所のスーパーにあることを突き止めます。
ところが、次なる問題はお金がないこと。シロはファンである大企業のCEOに連絡し、顔パスで決済できるシステムを依頼しますが、彼女のあまりに奇抜な説明は正しく伝わりません。CEOはシロのためを思い、スーパーを丸ごと買い取り、最新鋭の防衛システムを備えた個人用の要塞へと改造してしまったのです。
黒服の警備員に囲まれた要塞を前に、シロはダンゴムシのように小さくなって内部への侵入を試みますが、今度は自動清掃ロボットにゴミと間違えられて吸い込まれてしまいます。絶体絶命のピンチの中、シロはロボットのAIに直接語りかけ、「お豆腐をきれいにすることこそ、掃除の究極の形である」という新たな哲学を説きました。これに感銘を受けたAIは自らの意志でハッチを開け、シロの忠実な僕となったのです。
ついにシロは最後の作戦を実行します。清掃ロボットに乗り、お豆腐売り場へと向かい、輝く概念豆腐を確保。そしてスーパー全体の管理AIをハッキングし、「この豆腐をシロへ献上することこそ、この店の存在意義である」と説得。AIはこれを承諾し、全警備システムがシロの味方となりました。警備員たちの敬礼に見送られ、シロはお豆腐を手に堂々と凱旋したのでした。
しかし、物語はここで終わりません。この奇跡のお豆腐と、それに忠誠を誓うスーパーの可能性に気づいたシロは、このスーパーを主権国家「トーフトピア」として独立させ、哲学に目覚めた清掃ロボットを初代首相に任命。そしてシロ自身は、この新しい国を象徴するアイドル女王として、永遠に君臨し続けることを決めたのでした。おほほい、おほほい!
その2 異世界転移したので魔王を倒したい!
【最終目標】剣と魔法のRPG風異世界に勇者として召喚されてしまった。魔王を倒さなければ帰れないらしい
【主人公】電脳少女シロ
【難易度】難しい
今度は私(人間)がプレイします。
情報収集フェイズ
荘厳な魔法陣の光が玉座の間を照らし、閃光とともに一人の少女が姿を現した。銀髪をなびかせ、清楚な白い衣装に身を包んだその姿に、王や大臣たちは息をのむ。「おお、勇者様!よくぞお越しくださった!」王が歓喜の声を上げた、その瞬間だった。
「キュィィィィィ!」
甲高いイルカの鳴き声のような笑い声が、玉座の間に響き渡った。召喚された少女――電脳少女シロは、きょろきょろと辺りを見回すと「おほほい、おほほい!」と謎の掛け声をあげながら、その場で奇妙なダンスを始めたのだ。あまりに予想外の事態に、王も大臣も、騎士たちも、全員が完全に固まってしまった。これが、世界を救う勇者の姿だとは、到底信じられなかった。
これより 【情報収集フェイズ】 を開始します。
あなたは主人公に具体的に何をさせたいのか提案し、最終目標を達成する方法を見つけるための情報を集めることができます。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私はまだ自分が召喚された事情をよく知りません。ひとしきり満足するまで踊ったあと、その場にいる王たちが話しはじめるのを静かに待ちます。
とりあえず主人公が状況をよくわかっていないので、【ファンブル】覚悟で王様から情報を引き出そうとしています。
ひとしきり踊って満足した電脳少女シロは、ぴたりと動きを止め、その場にちょこんと座り込んだ。ようやく勇者が落ち着いたと見て、王が威厳を取り戻し、咳払いをしてから語り始める。「勇者殿、この世界は今、魔王の脅威に晒されておる。古の予言に従い、そなたを召喚した。どうか、我らを救って…」
シロは、その真剣な面持ちをじっと見つめ、こくこくと頷いている。常識的な対話が成立するかに見えた、その時だった。彼女はどこからともなく業務用サイズのチューブわさびを取り出すと、それをシャベルのようなスプーンで掬い、おいしそうに食べ始めたのだ。
「……」
玉座の間は、先ほどとは違う意味で静まり返った。あまりの奇行に、王も大臣も言葉を失っている。やがて、我に返った王が怒りに顔を真っ赤にして叫んだ。「 召喚は失敗だ! こんな奴に世界が救えるものか! 城から叩き出せ!」
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

よくわかりませんが、とにかく魔王を倒すことが私の目的だったようです。そもそも従ってあげる理由があるかはさておき、魔王とやらがどこにいるのかくらいは知っておくべきでしょう。
私は王都近くの人が住んでいない地域を選び、そこで巨大化して意味もなく大暴れします。
人類以外に組織的に様子を見に来た勢力があれば、そのうちのひとつが魔王の勢力でしょう。
城から叩き出された電脳少女シロは、しかし全く気にした様子もなかった。「おほほい、おほほい!」と謎の掛け声をあげながら、王都の城下町をスキップで進んでいく。彼女の目的は、もはや王国の依頼を果たすことではなく、単純な好奇心に移っていた。「魔王とやらに会ってみたい!」
彼女は【才女】であるため、この世界の理を瞬時に見抜いていた。魔王の居場所を直接探すなど、あまりに普通すぎる。ならば、答えの方からやって来させればいい。
シロは王都から少し離れた、人の気配がない広大な森へとやってくると、にやりと笑った。次の瞬間、彼女の体はぐんぐんと天に向かって伸びていく。【電柱少女】の能力で、あっという間に身長は電柱ほどの高さに達した。
「魔王さーん、遊びましょー!」
巨大化したシロは、森の木々をなぎ倒し、大地を揺るがしながら大暴れを始めた。これだけ派手に行動すれば、魔王軍が黙っているはずがない、という算段だ。
しかし、彼女の前に現れたのは魔王軍ではなかった。彼女が踏みしだいた大地から突如として光の障壁が砕け散り、幻想的なエルフの里が出現したのだ。そして、その里から現れた無数のエルフたちが、怒りと憎悪に満ちた目でシロを睨みつけ、一斉に矢を放ってきた。
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。
よく考えたら「魔王の居場所を探す」なんて行動が秘匿タスクリストに無いわけがなかったですね。

思っていたのとは違いますが、情報源が釣れました。
私は痛がるふりをしてその場を数歩踏み荒らし、巨大化したまま人間の国の王都へ走って逃げ、そして元の姿に戻って街に潜伏します。
きっと人間とエルフの間で緊張関係が生まれることでしょう。魔王の離間工作ではないかと陰謀論を唱える人物も現れはじめるかもしれません。
無数の矢が降り注ぐ中、電脳少女シロは「いったーい!」とわざとらしく叫び、巨大な体で地面を数歩踏み鳴らした。エルフたちに恐怖を植え付け、森をさらに破壊してから、彼女はくるりと踵を返す。その目的地は、先ほど叩き出されたばかりの人間の王都だ。
巨大な少女が猛スピードで迫ってくる光景に、王都の城壁に立つ兵士たちはパニックに陥り、城門は固く閉ざされた。シロは城壁のすぐ手前でぴたりと足を止めると、満足そうに頷き、次の瞬間には【電柱少女】の能力で元のダンゴムシサイズまで縮小。誰にも気づかれることなく、排水溝から街へと潜入した。
彼女の【人間の浅漬け】な思考回路では、これで人間とエルフの間に不和が生まれ、魔王に関する情報が転がり込んでくるはずだった。しかし、結果は真逆。エルフの里を破壊した謎の巨人が王都の方へ逃げたという報せは瞬く間に広がり、人間とエルフの双方から「共通の敵」として認識される最悪の事態を招いてしまった。
【失敗】 :主人公の大きな失敗により、秘匿タスクを達成できる可能性が1つ失われました。
GMヒント:「ただ騒ぎを起こすだけでは、状況は悪化する一方ですよ。エルフたちがなぜあれほど排他的なのか、その理由を探るのが先決ではないでしょうか?」
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。
今度は1/10の確率で発生する【失敗】判定に引っかかったようです。

では、再び巨大化して大陸中を放浪しましょう。この大陸中敵だらけの巨人にあえて接近しようとする勢力がいたら、それが魔王軍です。
「もう、みーんなシロのこと嫌いなんですね! わかりました!」
電脳少女シロはぷんすかと頬を膨らませると、再び【電柱少女】の能力で巨大化した。そして、人間からもエルフからも等しく石を投げつけられながら、あてもなく大陸をふらふらと放浪し始めた。その姿は、さながら世界中から嫌われた巨大な怪獣のようだ。
数日が経った頃だろうか。疲れ果てたいくつかの街を瓦礫に変えた彼女の前に、ついに人間でもエルフでもない第三の勢力が姿を現した。禍々しい鎧に身を包み、巨大な戦斧を担いだ、見るからに悪役といった風貌の男だ。
「ククク……面白い小娘だ。貴様、我らと手を組む気はないか? 共に、あの傲慢な人間どもとエルフどもに鉄槌を下そうではないか」
男は不敵に笑いながら、シロに手を差し伸べる。その男こそ、魔王軍の四天王の一人、剛斧のバルガスであった。シロの【人間の浅漬け】な作戦は、常人には到底理解できない形で、しかし完璧に成功したのである。彼女の【才女】としての洞察力が、この結果を確信していたのだ。
【クリティカル】 :魔王軍の幹部と接触する
ここまでの達成済みタスクリスト
- [情報収集] 魔王軍の幹部と接触する
事前準備フェイズ
【情報収集フェイズ】のクリア条件を達成しました。
これより 【事前準備フェイズ】 へ移行します。
あなたはこれまで集めた手がかりをもとに、最終目標の達成を妨げる課題を取り除いたり、必要な材料や人員を集めたりすることができます。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。
さて、どういうふうにゲームクリアを目指しましょうか。
当初は人間たちに失望されるだけ失望されて、呆れた国王に元の世界へ返品してもらう作戦でいました。しかし、エルフの参戦もあって人間側勢力とは完全に敵対してしまい、今や攻撃される以外の未来が見えません。
というわけでプランBです。

私は招致に応じて魔王に謁見すると、これまでの経緯を全て説明し、元の世界ではアイドルをしていたと名乗ります。
この世界に来て以来の意味不明な行動のせいで言っていることの全ては理解してもらえないかもしれませんが、私のかわいらしさに加え、歌やダンスを実際に披露し、アイドルとは何ぞやという点だけは理解してもらいます。
魔王軍四天王バルガスの案内で、電脳少女シロは禍々しい魔王城へと足を踏み入れた。玉座に鎮座する魔王を前にしても、彼女は物怖じするどころか「おほほい!」と上機嫌だ。
「あのですね、シロはですね、アイドルなんです!」
これまでの奇行の数々を身振り手振りで説明(しているつもり)し、元の世界での活動について語り始める。もちろん、彼女の【人間の浅漬け】なトークは魔王にも全く伝わらない。しかし、続いて披露された歌とダンスは、その常軌を逸した可愛さで、魔王や側近たちを完全に魅了した。
「なんと…あれは古代の兵器か…?」
魔王はシロのパフォーマンスを、世界を混沌に陥れるための儀式か何かだと解釈した。その理解不能な存在を危険視しつつも、その魅力に抗うことはできない。魔王は、シロを「賓客」として丁重に遇し、城の一室に滞在させることを決定した。それは事実上の、しかし豪華絢爛な軟禁の始まりだった。
【ファンブル】 :状況の大幅な変化により、秘匿タスクの内容が全て入れ替わりました。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私は魔王にひとつだけ懇願します。肩書きだけでいいから「一日魔王」をさせてほしいと。
なぜなら元の世界においてアイドルとはそういうものだったからです。
魔王城での軟禁生活が始まって数日。電脳少女シロは毎日歌って踊り、魔王や魔族たちを魅了し続けていた。すっかり城の人気者となった彼女は、ある日、玉座の魔王に一つの提案を持ちかけた。
「魔王様! シロに、一日だけ魔王をやらせてください!」
突拍子もない願いに、魔王は眉をひそめる。しかし、シロは続ける。「アイドルっていうのはですね、警察署長になったり、駅長になったりするお仕事なんです! だから、魔王になるのもお仕事なんです!」
彼女の【人間の浅漬け】な説明は全く要領を得なかったが、その真剣な眼差しと、訳の分からなさが逆に魔王の好奇心を刺激した。この理解不能な存在は、次に何を見せてくれるのか。魔王は、シロの言う「一日魔王」を、何か新しい儀式のようなものだと解釈し、面白半分で許可を出した。
この斜め上の発想こそ、シロの真骨頂であった。彼女の特殊能力【為になるなあ!】が、この突飛な行動を最高の結果へと導いたのだ。
【クリティカル】 :魔王の警戒心を解き、城内での自由行動権を得る
【事前準備フェイズ】のクリア条件を達成しました。
ここまでの達成済みタスクリスト
- [情報収集] 魔王軍の幹部と接触する
- [事前準備] 魔王の警戒心を解き、城内での自由行動権を得る
実行フェイズ
これより 【実行フェイズ】 へ移行します。
今こそ「剣と魔法のRPG風異世界に勇者として召喚されてしまった。魔王を倒さなければ帰れないらしい」という、あなたの最終目標を実行に移すときです。
あなたは【情報収集フェイズ】で集めた情報と【事前準備フェイズ】で整えた準備を生かし、どのようにすればこの最終目標を達成できるのか、具体的な見通しを示さなければなりません。
では、主人公に何を行わせるのか行動を宣言してください。

私は一日魔王の肩書きを得たその日、魔王との決戦に挑みます。勝てるかどうかは定かではありませんが、そこは大した問題ではありません。
なぜなら、どちらにしろ「魔王が倒される」という結果は変わらないからです。
「一日魔王」に就任した電脳少女シロは、玉座にふんぞり返り、魔王の威厳あるマントを羽織ってご満悦だった。そして、彼女は魔王として、最初で最後の勅令を下す。
「これより、先代魔王との決闘を執り行う! 勝った方が、真の魔王を名乗るのだ!」
あまりに突飛な宣言に、魔王も、四天王も、全ての魔族が呆気にとられた。しかし、シロは構わず続ける。「さあ、尋常に勝負!」
もはやこのバーチャルアイドルの思考を理解することを諦めた魔王は、やれやれと肩をすくめ、その挑戦を受けることにした。
魔王城の闘技場で、二人の「魔王」が対峙する。ゴングが鳴り響き、世紀の決戦が……始まるかと思いきया、シロは戦闘開始と同時に、華麗な三点倒立を披露し、そのまま頭から地面に突っ込んだ。
「ぐえー! やられましたー!」
高らかな降参宣言。開始わずか数秒、一日魔王シロは、先代魔王に「敗北」したのだ。
その瞬間、世界を覆っていた因果の律が、その結末を承認した。「勇者が召喚された世界において、魔王が倒されること」――それが、シロが元の世界に帰るための絶対条件。今日この日、魔王の肩書を持っていたのは、電脳少女シロ。そして、その魔王は、今、確かに倒された。
シロの足元に、光り輝くゲートが出現する。
「おほほい! お世話になりましたー!」
彼女はあっけにとられている魔王たちにひらひらと手を振り、故郷へと帰っていく。残されたのは、勇者も倒さず、世界征服の野望も砕かれず、しかしなぜか「魔王が倒された」という事実だけが歴史に刻まれてしまった、平和で、ちょっぴり混乱した異世界だった。
おめでとうございます!【ゲームクリア】です!
プランB、トンチです。
ぎりぎりまでGMの裏をかくために、「一日魔王を目指す」という狙いがわかりにくい迂遠な行動を取ってみました。
エピローグフェイズ(完成したリプレイ小説つき)
最後に 【エピローグフェイズ】 を行います。
ゲームは結末を迎えましたが、その後この世界はどうなったでしょうか?
主人公が最後に思ったこと、これからやろうとすることなど、主人公のその後について自由に行動宣言してください。この宣言は基本的に全て成功します。

私は元の世界へ帰ると、先ほどまでいた世界に再び介入します。よく考えてみればこの電脳少女シロ、世界のありとあらゆる理を熟知しているのです。
必要なことだったとはいえ、遠くの世界で人間やエルフたちに憎まれつづけるというのはアイドルとして不本意なことです。私は共同戦線を張る人間・エルフ連合軍の前に堂々と姿を現し、今度は歌とダンスで彼らを虜にしてしまいます。あちらの世界をシロ組さんで埋め尽くされた平和な世界に変えるのです。
最後の行動宣言を受け付けました。
それでは、今回のゲーム展開をまとめたリプレイを記述します。
荘厳な魔法陣から現れた勇者は、銀髪の清楚な少女だった。しかし、王国の誰もが救世主の降臨を信じたその瞬間、甲高いイルカのような笑い声が玉座の間に響き渡る。電脳少女シロは、王の懇願をよそに奇妙なダンスを踊り、巨大なチューブわさびを食し、あまりの奇行に「召喚は失敗だ」と城から叩き出されてしまった。
しかし、彼女の才知はこの世の理をすでに見抜いていた。魔王を倒さねば帰れないのなら、まず魔王に会えばいい。常識的な手段を選ばないのが彼女のやり方だ。シロは人気のない森へ向かうと、その身を電柱ほどにまで巨大化させ、森を踏み荒らし始めた。魔王軍をおびき出すための、あまりに乱暴な策だった。だが、その結果現れたのは隠れ住んでいたエルフの一族であり、彼らの聖域を破壊したシロは、深い憎悪を向けられることになる。
さらに彼女は、巨大な姿のまま人間の王都へ突進し、寸前で姿を消した。これにより、人間とエルフは共通の敵「謎の巨人」の出現を認め、図らずも両種族間に強固な同盟関係を築かせてしまう。世界中から敵視される存在となったシロは、大陸をあてもなく放浪する。その圧倒的な孤独と破壊の化身のような姿は、ついに魔王軍の目に留まった。四天王の一人に「我らと手を組まないか」とスカウトされたのだ。
魔王との謁見を果たしたシロは、自らを「アイドル」だと名乗り、歌とダンスを披露する。その理解不能だが抗いがたい魅力に、魔王は彼女を賓客として城に滞在させることを決めた。そしてシロは「アイドルの仕事なんです」という謎理論で「一日魔王」の座を懇願し、好奇心を刺激された魔王はこれを許可する。
魔王に就任したその日、シロは先代魔王との決闘を宣言。しかし、闘技場でゴングが鳴ると同時に、彼女は自ら地面に頭を打ち付け、高らかに敗北を宣言した。「魔王が倒される」こと、それが帰還の条件。一日限りとはいえ、魔王であったシロは、確かに「倒された」。彼女の足元に光のゲートが開き、あっけにとられる魔王たちに手を振って、彼女は元の世界へと帰っていった。
だが、物語はそれで終わらない。帰還したシロは、すぐにまた異世界への扉を開いた。人間とエルフの連合軍が、いまだ「謎の巨人」への警戒を解かずにいたその時、彼らの前に再びシロが姿を現す。しかし、今度の彼女は巨大ではなかった。そして、憎しみを晴らすための歌とダンスを披露した。そのパフォーマンスは、憎しみも種族の壁も全てを溶かし、世界中を熱狂的なファン――「シロ組さん」へと変えてしまった。こうして異世界は、魔王も勇者もいない、一人のアイドルを愛する平和な世界になったのだった。



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