例年のことで、まだ公式サイトにはロゴとキャッチフレーズしかないですけどね。

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「なんでもできる! なんでもなれる! 輝く未来を抱きしめて!」
ということは、キラキラプリキュアアラモードが示した「大好き」による大いなる物量戦、カワいく言い換えるなら“ともだちみんなでつながればどんなことでものりこえられるよ!”的なテーマを発展・拡張していく感じでしょうか。(カワいく言い換える必要あった?)
連綿と続いたプリキュアの友愛と博愛の歴史。スイートプリキュアで一度大成を果たしたその「愛」というテーマは、次作スマイルプリキュア!において「愛」ある世界の停滞可能性を問いかけ、ドキドキ!プリキュアで「愛」の醜い別側面を検証し、ハピネスチャージプリキュア!に至ってついに「愛」の破綻と、なおも残る永続性まで描ききりました。
その後、Go!プリンセスプリキュアは従来の「愛」の描き方に対するアンチテーゼ的な個人主義から新たな物語をつむぎ、魔法つかいプリキュア!の描いた小さく個人的な物語は「愛」を“誰とつながりたいと思う気持ち”として再定義。そして現行、キラキラプリキュアアラモードは大好きの思いという個人的な「愛」を起点としてたくさんの人とつながっていく巨大な「愛」のかたちを描きつつあります。
この「愛」を問い直す系譜の先、新たなる未来にHuGっと!プリキュアという新たな物語が描かれます。
そういう前提を踏まえると、なんといっても注目すべきはロゴですよ、ロゴ!
はいそこ、ちょっと古くさい字体だなあとか言わない!(私は思った)
このロゴ、ふたりはプリキュア~ふたりはプリキュアMaxHeart~ふたりはプリキュアSplashStarまでの初期シリーズを飾ったもののアレンジデザインになっているんですよね。もう15年も前かー。そりゃ古く感じるワケだー。(まだ言う)
プリキュアの物語が長いこと描きつづけてきた「愛」は、かつて一度テーマ的限界を迎えました。やがて古い殻を脱ぎ捨て、全く新しい視点による「愛」の新しい在り方を見出し、蘇りました。
そうしてついに、プリキュアの「愛」の物語は改めて確立され、もう一度原点に立ち返る機会を得たわけですね! たぶん!!(そう、たぶん。ここまで全部私の主観でしかないので本気にせぬよう)
そう考えると、「なんでもできる! なんでもなれる!」というフレーズはなかなかに意味深。
もしかしたら某仮面ライダー(実は見てない)や某戦隊ヒーロー(実は見てない)のように、何かしらのかたちで歴代プリキュアのパワーを借りる演出が見られるのかもしれませんね。
・・・そういうの無くても、またオープニングで挨拶してくれてもいいのよ?
なんにせよ、なんといっても――
楽しみですね!
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