トロピカル~ジュ!プリキュア 第37話感想 今が大事だというのなら、過去と未来は?

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私の記憶も? 私がまなつやさんご、みのり、あすかと過ごしたことも!? 私が女王になっても!? そんなのひどい! 私は嫌! みんなのこと忘れたくない! そんなの、絶対嫌!!

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「人魚の記憶! 海のリングを取り戻せ!」

活躍したひと

まなつ

 今の今まで過去が語られることがなかったトロピカ娘。物語開始当初からすでに完成されていた思想信条がどこから来ているものか長らく不明のままだったが、今話でやっと明らかにされた。ローラと違って別に記憶を隠されていたわけではない。なんとなく話す機会がなかっただけのようだ。ある意味、今を大切にする彼女らしい。

ローラ

 小さいころから行動力が大爆発していたおてんば人魚。実は一度まなつと会ったことがあるのだが、人魚の掟のため記憶を隠されていたようだ。いわれてみればこれだけ好奇心旺盛な子が当初海の外の世界に興味を持っていなかったのは不自然だったかもしれない。

トロピカってたもの

グンバイヒルガオ

 まなつとローラの想い出の花。アサガオではなくヒルガオだった。やたら生命力逞しい野生種で、海流に乗って種子を運ぶことができるため、日本のみならず世界中の熱帯地域全域の海岸でよく見かける。場合によっては雪が降る地域にすら平然と根を張る。南乃島とあおぞら市の両方に咲いているのはそういう理由。
 ちなみに英名をSeaside morning gloryという。お前どっちなんだよ。

うまくいかなかったこと

 グランオーシャンになぜか存在していた記憶吸い出し装置は、人魚が人間と交流するタブーを犯したとき、その事実を無かったことにするためのものだった。
 そしてその古い掟はローラにとっても他人事ではなかった。かつて幼いローラがまなつと出会ったときも記憶を隠されたし、今せっかくつくっている想い出もプリキュアの使命が終わったときにはまた隠されてしまうだろう。

やりきれたワケ

 まだ何も解決していないが、ローラの“今”が大切なものであること、絶対になくしたくないし、なくさせないという強い思いをまなつと一緒に確認しあった。

 グンバイヒルガオの花言葉は「失われた希望」「絆」です。アサガオがツル性で縦に伸び、ヒルガオは匍匐性で横に広がるという性質の違いこそありますが、花形や開花時間帯、ツルが周囲に強くしがみつく様など基本的な特徴は共通しているため、花言葉もよく似ています。

 ローラの幼いころの記憶は密かに隠されてしまいました。
 ですが、グンバイヒルガオという花は大変しぶとい植物です。海水にも負けませんし、多少むしられたところで地下茎が残っているかぎりすぐまた再生する性質を持っています。実は園芸をやる人にとってものすごく厄介な雑草のひとつ。なんだかすごくローラっぽい。まなつっぽい。
 過去は、隠そうとしてもそうそう消えるものじゃない。

 過去の記憶というのはその人の人間性そのものです。
 人の性格は過去の経験の積み重ねによって醸成されます。嬉しかった想い出があればもう一度再現したいと願うものですし、悲しい記憶があれば二度と繰り返したくないと避けたがるもの。通常、私たちはそういうふうにして個人的な好悪善悪の判断基準を形成していきます。
 過去と現在と未来は連続しているんです。嬉しかったことも、悲しかったことも、過去の全部が今の私たちにとってはかけがえのない宝物であるはずです。

 残念ながらグランオーシャンにあった記憶吸い出し装置はローラたちにとって好ましくない性質のものでした。物語全体としてもあの装置については批判的な論調で描写されています。
 グランオーシャンに過去何があってああいう掟が定められたのか気になるところではありますが、ひとまずの方針として、過去の記憶は安易に捨てていいものではないということがまなつたちの共通認識として確定しました。次話以降、いよいよあすか、さんご、みのりが過去の苦い経験と改めて向きあっていくことになるでしょう。

メルジーヌ・ミューゼス・ムネモシュネ

 「改めまして、女王様。私の名前は夏海まなつ。女王様の名前は?」
 「私はメルジーヌ・ミューゼス・ムネモシュネ。あなたたちがローラの見つけたプリキュアなのね」

 メルジーヌとは、フランス民話に伝わる水の精霊の名前です。メリサンドという異名のほうがよく知られているでしょうか。半人半蛇の姿をしているとされ、人魚伝説の原型だともいわれています。
 ミューゼスとは、ギリシャ神話において様々な文化活動を司る姉妹神たちの総称です。なお、ギリシャ神話において文化とは人間に生きる苦しみを忘れさせるためのものと説かれています。「music」や「museum」という英単語のルーツになった言葉でもありますね。
 そしてムネモシュネとは、ギリシャ神話において記憶を象徴する女神です。ミューゼスたちの母親でもあります。神話世界において最初に神やモノに名前をつけるという行為を始めたことから、学問の始祖としても信仰されていました。

 「――だから、私は決めたんだ。初めて会った人には最初に名前を聞こうって。いつでも“今、一番大事なこと”をやろうって」

 “名付けて記憶に刻む”という行為を司る女神の胎から“苦しみを忘れるための文化”を担う姉妹神が生まれるということ自体まず面白い話ではありますが、ともかく、女王様はそういう矛盾に満ちた名前を持つ人物だということですね。もうこの名前を聞いただけでも記憶吸い出し装置がこの国に存在する理由を色々妄想できてしまいます。

 「でも、私はそんなこと覚えてない。人間の世界に行ったことも、まなつと会って遊んだことも。どうしてなの? これってどういうことなの、女王様!」

 ローラの幼いころの想い出が、本人の知らないところで密かに一部隠されていました。
 ローラが今、まなつたちと経験しているたくさんの想い出も、いつかはまた隠されてしまうのだといいます。
 ローラにとってそれは許しがたく悲しいこと。女王様のことを敬愛していただけになおさら裏切られた思い。けれど、これは人魚の掟だから仕方ないんだと女王様は冷たく言い放ちます。ローラだけでなく女王様自身ですら抗えないことなのだと。その理不尽さがますます腹立たしい。

 「じゃあ、今私たちがこうやって話したことも女王様の記憶からは消されちゃうの?」
 「ええ。全てが解決したときには」
 「私の記憶も? 私がまなつやさんご、みのり、あすかと過ごしたことも!?」
 「そうです。全てが終わって、ローラがグランオーシャンに戻ったときに」
 「私が女王になっても!?」
 「それが掟です」
 「そんなのひどい! 私は嫌! みんなのこと忘れたくない! そんなの、絶対嫌!!」

 忘れてしまったほうが楽になれる過去というのは確かにあるのでしょう。
 人魚と人間は本来交わるべきではないのだそうです。この掟の前提には、そういうもうひとつの掟があります。なら、人間のことなんてさっさと忘れて、未練も全部捨て去ってしまったほうが、当の人魚自身にとっても心穏やかでいられるのかもしれません。

 でも、本当に?

 「――誰だ? お前はいったい、誰なのだ・・・?」

 いかなる理由か記憶を失っている人物がいます。
 だけどその人は、今、思い出すことのできない記憶の残滓に苦しめられています。

 彼女は今、果たして、幸せなんでしょうか?
 記憶を失ったとして、本当に心穏やかでいられるものなんでしょうか?

 疑問はまだあります。

 「ねえ。女王様は私に何をさせたかったの? 私、女王様の言うとおりプリキュアを見つけた。次はどうすればいい?」
 「あなたは、どうしたいのです?」
(第17話)

 「女王様。私、まなつともっと一緒に遊びたい! さんごとコスメの話もしたい! みのりと人魚の物語のことも話したい! あすかと一緒にゲームもしたい! みんなと一緒に部活もしたい! もっとずっと、まなつたちと、みんなと一緒にいたい!! それが私の“今、一番したいこと”!」
 「その思いがあれば大丈夫。お友達が待っていますよ」
(第17話)

 今ローラがまなつたちと一緒にいる理由は女王候補としての使命ではありません。
 プリキュアとしての使命とか、やる気カムバックをできるのがローラしかいないとか、そういうやむを得ない事情があったわけでもありません。
 あくまでローラの自由意志であって、ローラの自発的な希望であって、そしてそれを女王様が認めてくれたんです。

 あれには何の意味があったのでしょうか?

 まなつたちとの交流を深めれば深めるほど、後に記憶を捨てることになるローラが苦しむだけだというのに。
 こうやってローラが涙ながらに反発するだろうことも想像できていたでしょうに。
 人魚と人間が交わることがそもそも許されないことだったのなら、どうしてあのときローラを止めなかったのでしょう。
 どうして、むしろ彼女の自由意志を問いただしたのでしょう。

 個人の意志では、たとえ女王様の立場であってもどうすることもできないことがあるって知っていたはずなのに。

 「あなたは、どうしたいのです?」

 今のローラは、あのときと変わることなく、ずっとまなつたちと一緒にいたいと考えていますよ。

 「その思いがあれば大丈夫」

 大丈夫って、いったい何が? こんな運命が待ち受けているとわかっていたらちっとも大丈夫なわけがないのに。

 ――もし、それでも本当に大丈夫なんだというのなら。

永遠のあとまわし

 「不老不死が現実になればみんな食べなくてもいいからなあ。俺はかったりぃ食事をつくる必要もなくなるってわけだ」
 「私もドクターの仕事をしなくても済むわ」
 「エルダもずーっと子どものまま遊んでいられる」

 加えて、あとまわしの魔女の場合は“思い出すことをあとまわしにしたい”というところでしょうか。
 ただのあとまわしでは後にやって来る帳尻あわせに怯えなければなりません。けれど、もしあとまわしを永遠に先延ばしすることができたのなら。

 どうせもう一枚裏があるんでしょうが、とりあえず愚者の棺の中身は不老不死の力なんだそうです。

 過去と現在と未来は常に連続していて、だから当然のことながら、未来の展望は現在のありかたにも影響を及ぼしてきます。
 未来のことを気にするのなら、現在においてやるべきことはある程度限定されてしまいます。未来があるかぎり一生遊んでばかりではいられません。仕事をサボりつづけることもできません。本当ならやりたくもないことを、未来のためにやらなくてはならないのが普通の生きかたです。未来あるかぎり、やる気のない愚者には惰眠を貪る自由すらありはしない。
やる気のない人たちにとって“永遠のあとまわし”がいかに魅力的であろうことかは想像に難くありません。ある意味では、あとまわしの魔女たちがやろうとしていることはまなつたちと同じ、かけがえのない“今”を大切にしようとすることだったんですね。

 過去、現在、未来。そのなかで一番大事なものはといったら、まあ現在でしょう。少なくとも『トロピカル~ジュ!プリキュア』はそういう前提で物語を描いてきました。
 もし今を最大限に良くするために未来が邪魔だというのなら、未来なんて捨ててしまったほうがいい。
 同じように、もし今を最大限に良くするため過去が邪魔だというのなら、過去だって捨ててしまうべき。
 今話で明らかになった人魚の掟と愚者の棺の中身。ふたつはこの点で同じ意味を持っています。

 とはいえ。
 今さら確認するまでもなく。

 「今、一番大事なことをやろう!」

 我らが夏海まなつの考える“今を大切にすること”って、そういうことじゃなかったはずですよね。

グンバイヒルガオのように

 「そうだ! 明日はグンバイヒルガオがもっとたくさん咲いてる浜に行こうよ。そこで花の冠つくってあげる!」

 後悔先に立たず、とはまっこと世のなかの真理を正確に表していて、それは幼いころのまなつに対してすら一片の情け容赦なく突きつけられる類いのものでした。

 グンバイヒルガオの花言葉は「失われた希望」。日中せっかく咲いた花が夕方には早くも閉じてしまうことに由来します。

 昨日せっかく友達になれたあの子が、今日はいくら待ってもやって来ません。そこではたと気づきます。
 まだあの子の名前を聞いてなかったことに。名前を知らなきゃ、どこの子だったのかも探しようがなかったことに。

 「これからは後悔しないようにな。そのとき感じた、一番大事なことをやるんだ」

 後悔は失敗の先に立ちません。
 失敗があってはじめて後悔することになります。

 失敗して、いっぱい悲しい思いをして、後悔して、もう二度と繰り返したくないって思って、だから。

 「このまま何もしないつもり!? 今、一番大事なことは!?」(第35話)

 「何が大事かは自分で決める! 今大事なのは! 大事なのは――!!」(第1話)

 だからまなつは、“今、一番大事なこと”を自分で決めるようになりました。

 何もしないのではなく。誰かに決めてもらうのでもなく。
 今度は失敗しないように。
 もしまた失敗してしまったとしても、その次は絶対失敗を繰り返さないように。

 「――だから、私は決めたんだ。初めて会った人には最初に名前を聞こうって。いつでも“今、一番大事なこと”をやろうって」

 失敗して、後悔したからこそ。

 過去があるから今があります。
 未来があるから今があります。
 過去と現在と未来は連続しています。過去に経験してきたものがあるからこそ今自分が何をしたいかがわかって、未来に夢見るものがあるからこそ今自分が何をするべきかが見つかります。
 “今”を良くするために過去や未来を捨てるだなんてナンセンスです。

 「いつだって、どんなときだって、今、一番大事なことをやるだけ!」

 まなつがそういう考えを持てるようになったのは、あの日、ローラと出会ったときの後悔があったからこそだったのでした。
 それがどんなに悲しい想い出であったとしても。それは、まなつにとって忘れてしまってもいい記憶なんかでは、絶対にありませんでした。

 この理屈から、人魚の掟に従ってローラの記憶を隠すことは正しいのかの答えが出ます。

 正しいわけあるか。

 嬉しいできごとも、悲しいできごとも、過去も、未来も、その全てがローラの今をかたちづくるかけがえのない宝物です。誰かの都合で勝手に失われていいはずがありません。

 「あなたは、どうしたいのです?」

 今のローラはその問いに対する答えをもっています。過去にまなつたちと出会って、経験してきたたくさんの過去があるから。

 「その思いがあれば大丈夫」

 女王様の言ったとおりです。たとえどんなに仕方のない事情があれど、今のローラは記憶を隠されたくないと思う明確な意志を持っています。これから先の未来でもまなつたちと遊んだ想い出をずっと大切にしたいと思うから。

 「私たち、ずっと昔に会っていたんだね」
 「うん・・・。でも、私また忘れちゃうのかな? これまでのことも、今日のことも」
 「そんなことない! 大丈夫! 絶対に忘れない。たとえ忘れても私が思い出させてあげる」
 「まなつ・・・」
 「私だけじゃないよ。さんごも、みのりん先輩も、あすか先輩も。だから大丈夫!」
 「――うん!」

 グンバイヒルガオのもうひとつの花言葉は、「絆」
 大地に力強くしがみつき、周りの仲間と地下茎でつながっていて、ちょっとやそっとのことでは失われることのないしぶとさ、たくましさ。

 ローラの想い出は蘇りました。
 ローラが覚えていなくても、代わりにまなつが覚えていてくれました。

 ローラの過去と、現在と、未来が、これからもつながっていきます。

コメント

  1. ピンク より:

    シャンティアのためにもどうか記憶だけはご勘弁を!
    しかし女王でも覆せない掟とは、制定された頃によほどのことをやらかした人魚がいたんですかね。

    あとまわし勢が思い描いてるだろう不老不死と、私が思い描く不老不死には大きな隔たりがありそうですが……
    まあ所詮おとぎ話の概念ですし、人それぞれなんでしょう。
    ちなみに私の解釈は『不老不死=寿命と老化が無くなる。怪我や病気、空腹で死ぬ』ですかね。チョンギーレとヌメリーはあんま楽にならないw

    • 疲ぃ より:

       そうじゃん! シャンティアやばいじゃん!

       私の地元青森県には不老ふ死温泉なる観光地がありまして、テレビで名前を見るたび「雑なごまかしかただなあ」と釈然としない思いを感じながら暮らしてきました。
       従って、私の感覚では“不老不死”と言い切るからには本当に何があっても死なないんだろうというほんのりした信頼感があります。もしくは圧。
       ところで寿命と老化が無くなるタイプの不老不死って、それつまりプラナリアじゃないですか。あとベニクラゲとか植物全般とか。意外と地球上に実在するやつ。

  2. 与方藤士朗 より:

    人魚の女王・メルジーヌ(何世かは、わかりまへん~苦笑)は、ひょっとしたら、昭和の日本に来て、物心ついていない頃の私と遊んでいたのかも、しれない。

    以下、そうだとすればの、話。
    記憶は消えているというけど、その後の私の動向を、彼女は今の地位を得て、ひょっと、私のその後の動向をずっと、陰ながら追っていた(今も追っている)のかもしれない。
    ~これ、今後のローラを占うヒントになるかもしれん。いやマジで。

    彼女は、ローラをして、ノムさんこと野村克也さんじゃないけど、
    「人魚界に革命を起こそうやないか(ここはノムさん風に)」
    と、内心思っているのかもしれない。
    ~これは、江夏豊さんにリリーフ転向を決めさせた、決めの一言。人に三悪人(江夏、江本、門田)といいながら、ご自身も鶴岡一人親分から三悪人(野村、杉浦、広瀬)といわれていたうちの一人ですからね。

    私(1969年生れ)とメルジーヌが幼馴染だというのは、あくまでも仮定の話です。
    でも、そういう解釈だって、成立つと思えてならないのです。
    だとすると、メルジーヌは、私がいわゆる高校時代、プロ野球の本を読んで力をつけていたことも、何かのチャンネルを通して、知っていたのかもしれない。19歳で急性アルコール中毒で救急車を呼ばれたことも、大学卒業後後学習塾に勤めてセーラームーンの真似をしていたことも・・・(苦笑)。

    まなつとローラの幼少期があるなら、彼女にも、同じような幼少期があったろうし、あらがえなかったことに対して、なにかを起こしていた可能性だって、あると思えましたね。
    それがうまくいったものもあれば、なかったものも、あるはず。

    そう考えていくと、メルジーヌと私は、意外と、よく似た人生(人魚生?)を、歩んでいるのかもしれません。

    • 疲ぃ より:

       私には昔からある日突然出会った名前も素性も知らない子といきなり仲よくできるコミュ力がなかったので、まあたぶんきっと人魚と出会ったことはないのでしょう。フラグの折れた人生を送ってきました。
       まともなコミュ力がある子なら、今話を見て「ひょっとしてあの子・・・?」と思い出す記憶があるのかもしれませんね。きっとステキなことだと思います。

       そういえば今回、伝説のプリキュアと魔女の戦いを見つめる人魚の記憶、なんてものが出てきたんですよね。もしかしてあの人魚こそがメルジーヌ女王様・・・、なんてこっそり想像している今日このごろ。伝説のプリキュアと面識もあるようでしたし。
       あ。そうなると逆に人間と人魚が出会って起きた悲劇を見届けたことになるのか。

  3. ハリース・みぃ より:

    ローラを思いやりその意思を尊重した女王。ローラが「絶対に嫌」と言っていても国の掟だからと冷厳と告げる女王。

    名前も矛盾してれば言動も矛盾してる女王様の思いはどこにあるんでしょうね。

    • 疲ぃ より:

       くるるんを遣いにしてお菓子の詰め合わせまで贈ってるんですよね、女王様。明らかにローラひとりでは食べきれない量のやつ。私のなかではあのあたりですでに“女王様=ローラのお母さん”って図式が固まっていました。今でもそうだと信じています。

       まあ、プリキュアシリーズこういう細かい描写をスルーして風呂敷畳みがちなところがあるのであんまり展開予想の役には立たないんですけどね。
       もし期待通りの展開が来たらキュンキュンできるネタをたくさん拾えてうれしいなあ、くらいの話です。

  4. 亀ちゃん より:

    昨日は4カ月ぶりに北四国の東横インで視たトロピカル~ジュプリキュアでした
    ローラ・アポロドロース・ヒューギヌス・ラメールの「そんなの絶対(に)嫌」というセリフはシックリ着ました!!☆☆♬
    キュアホワイトソックスが次々とウザイナーを浄化して行く私のプリキュア小説にて、そのキュアホワイトソックスがキュアベースボールギャンブラーモドキに言い放ってから、女児向けプリキュアでも口にしたのでプリキュア的に感慨深かったですね
    他にも女王様などがシックリ着たセリフを1つ以上口にしたのですが、覚えてないです!!(笑)
    次回は滝沢 あすかと生徒会長がテニスで完全決着をつける話ですね

    • 疲ぃ より:

       そういえばローラのフルネームが4区切りなのに女王様が3区切りしかないのは何なんでしょうね?
       まあミドルネームが1つある人と2つ以上ある人が混在する国っていうのもあるみたいですが。もしくは日本と同じで国王だけ名字を名乗らないとか?

  5. 東堂伊豆守 より:

    「そんなバカバカしい掟、私の手で叩き潰してやるわ!女王の権限でも不足というなら“革命”を起こして体制ごとひっくり返してくれる!!」とか言い出すでもなく、制定された理由も不明な「掟」に無条件降伏してすっかりしおらしく悲嘆にくれるローラ·A·H·ラメール嬢。
    この辺り、ローラにとってメルジーヌ·M·ムネモシュネ女王の言葉は絶対であり、女王は正に「幼子にとっての母」のような存在であったのだなぁ、と思い知らされるところです。が、
    一方、その“母”メルジーヌ女王のローラの扱いは……どうも自分の思惑を実現するための「捨て駒」という雰囲気が拭えなかったりする。
    たぶんメルジーヌ女王も理不尽な「掟」をどうにかしたいと考えていて――――女王の立場や職責に縛られ、軽挙妄動は厳に慎まなければならない自分に代わって――――若き野心家ローラの出世欲につけこんで彼女を鉄砲玉に仕立て上げたっぽいんですよね。そしてワザと情報を小出しにして、最初は出世欲を、そして次には夏海まなつ達との友情を刺激して、ローラが“自発的に”捨て駒への道を邁進してくれるように誘導してのけた……。
    この「プリキュアの元締が食わせ者」というプリキュア作品の定番展開は、おそらく「親離れ」「幼年期の終わり」というモチーフをメインストーリーに組み込む上で一番使い勝手が良い、という事情の産物で、ローラもまた“自立”への闘いに邁進していくことになるんだろうと思われます、が……
    チトわからないのが本作の正主人公·夏海まなつの役割なんですよね。このままサブ主人公ローラのメンター的な役割に終わるとは思えないんですが、ではまなつ自身のストーリーのクライマックスにどんなネタを仕込んでくるのか、が未だ見えてこない。
    この点で、伝説のプリキュアが、ローラではなく、まなつの夢にアクセスしてきたことに何か理由がありそう(フツーに考えれば、チームの司令塔にして人魚問題の当事者であるローラの方にこそメッセージを送るべきで、どうも伝説プリキュア氏はまなつに、ローラとは別の役割を期待しているっぽい)と思えるんですが、はてさて……。

    • 疲ぃ より:

       ローラと女王様の関係、明らかに親離れを描いていますよね。
       幼い子どもにとって親というものは本当に絶対的な存在で、何があっても間違えないし、強いし、いつでも味方でいてくれる。子どもはそういう絶対的な存在を頼りに育っていきますが、あるとき、そんな親に疑問を抱く日がやってくるわけですよ。第二次反抗期。親を信じきっていればいるほどこの瞬間の衝撃はすさまじくて、寄る辺ない不安に心を潰されそうになるもので。
       ま、どんなにこじらせることになっても20歳越えてしっかりしたアイデンティティを確立したあたりで、親の愛が理解できるようになってくるものですが。

       もうね。わくわくしますね。ローラにはぜひとも伝説の女王様を目指していただきたい。

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