世界最大級のバーチャルアイドルフェス「Life Like a Live!」、通称えるすりー。
このイベントを盛り上げるためにこれまでたくさんの楽曲が制作されました。しかしサブスク配信があるわけでもYouTubeにMVが配信されるわけでもなく、本当にこのイベントのときくらいしか聞く機会がありません。全ての曲を把握しているかたは意外に少ないのではないでしょうか。
この記事ではえるすりーオリジナル曲と、それぞれを歌ったユニットについてまとめていきます。
どれもいい曲なので、えるすりー観覧のおともに、あるいはえるすりーのチケットを買おうか迷っているかたの背中を押す助けにどうぞ。
↓えるすりーというイベント自体の紹介はこちらにて↓
テーマソング
Life Like a Live!
一番星ひとつ見つけた夜空に 自分色の夢を重ねたら はじまる Life Like a Live!
初演 | 2020年 / 『Life Like a Live!』 |
楽曲製作 | 作詞:Mitsu(TRYTONELABO) 作曲・編曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO) |
とりあえず一見あれ。
えるすりーのメインテーマソングです。毎回第一公演のオープニングと最終公演のエンディングにて、全出演者が一堂に会して歌とダンスを披露します。他ではなかなか見る機会のない、50人以上のバーチャルアイドルが一堂に集まる華やかさは圧巻の一言。
オープニング(えるすりー1~)
全出演者
えるすりーは全員合唱の『Life Like a Live!』から始まります。(※ えるすりー3までは中心メンバーだけ登場。また、6まではオーディション枠での出演者のみ登場がありませんでした)
オープニングはとにかくきらびやか。あとフリーダム。きびきびとマジメに踊る人もいれば、カメラに向かってファンサービスしてくれる人、ふざけてコマネチしはじめる人など、十人十色にそれぞれの個性を発揮します。初めて観る出演者であってもオープニングだけでだいたいのキャラが把握できてしまうかも。
エンディング(えるすりー1~)
全出演者
エンディングでも歌われる『Life Like a Live!』は少し曲調が変わってしっとりモード。オープニングでふざけ倒していた出演者も(大抵は)本来の振りつけで踊っているので、これもこれでダンスの個性を見比べることができます。
#BESPHERE(えるすりー1 第1公演)
奏天まひろ(まりなす(仮)),水科葵(GEMS COMPANY),七海ロナ(Palette Project),鈴木あんず(えのぐ)
一期感電けーき(えるすりー1 第2公演)
音葉なほ(まりなす(仮)),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夏目ハル(えのぐ)
りんごひめ(えるすりー1 第3公演)
燈舞りん(まりなす(仮)),奈日抽ねね(GEMS COMPANY),江波キョウカ(Palette Project),白藤環(えのぐ)
麒麟さん連合(えるすりー1 第4公演)
鈴鳴すばる(まりなす(仮)),一文字マヤ(GEMS COMPANY),神菜コハネ(Palette Project),日向奈央(えのぐ)
えるすりー1は第1~4公演のエンディングがシャッフルユニットの『Life Like a Live!』、第5公演で全員合唱という構成でした。
<シャッフルユニット(スペード)>(えるすりー4 第1公演)
鈴鳴すばる(まりなす),水科葵(GEMS COMPANY),七海ロナ(Palette Project),香鳴ハノン(Palette Project)
<シャッフルユニット(ハート)>(えるすりー4 第2公演)
燈舞りん(まりなす),奈日抽ねね(GEMS COMPANY),江波キョウカ(Palette Project),暁みかど(LiLYPSE)
麒麟さん連合(えるすりー4 第4公演)
鈴鳴すばる(まりなす),一文字マヤ(GEMS COMPANY),神菜コハネ(Palette Project),日向奈央(えのぐ)
えるすりー4は全5公演中3公演がユニット歌唱の『Life Like a Live!』で締めくくられました。(第3公演は電脳少女シロのソロ曲、第5公演はいつもの全員合唱『Life Like a Live!』)
また、えるすりー4までのシャッフルユニット企画はユニット名を名乗るユニットと名乗らないユニットが混在していました。
信号機・・・って1個多いやないかーい!(えるすりー5 第4公演)
燈舞りん(まりなす),水科葵(GEMS COMPANY),一文字マヤ(GEMS COMPANY),常磐カナメ(Palette Project)
本当にこのユニット名で合っているのか怪しいですが、なんかステージ上でそんなこと言っていたので・・・。
Supreme!
今始まるよ夢の showtime 高鳴るよ胸の鼓動 笑顔にこっと咲かせたら ほらもうみんな大好きになあれ!
初演 | 2022年 / 『Life Like a Live! 3』 |
楽曲製作 | 作詞:Mitsu(TRYTONELABO) 作曲・編曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO) |
えるすりー第2のテーマソングとして製作されました。『Life Like a Live!』が合唱曲なのに対し、こちらは4~6人くらいのユニットで歌うのにちょうどいい感じ。セリフパートもあって楽しいです。
うるとらぴんく+(えるすりー3 第1公演)
燈舞りん(まりなす),江波キョウカ(Palette Project),藤宮コトハ(Palette Project),暁月クララ(Palette Project),NEFFY(VALIS),暁みかど(LiLYPSE)
絶対零度+(えるすりー3 第2公演)
水科葵(GEMS COMPANY),香鳴ハノン(Palette Project),RARA(VALIS),VITTE(VALIS),暁おぼろ(LiLYPSE)
とりにてぃ(えるすりー3 第3公演)
鈴鳴すばる(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),CHINO(VALIS)
えるすりー3では相思相愛ユニットと呼ばれる企画ユニットが2曲歌ったあと、メンバーを追加してエンディングに『Supreme!』を歌う流れでした。(とりにてぃのみ、公演序盤の出演だったからか元の相思相愛ユニットのままで歌いました)
一期感電けーき(えるすりー4 第5公演)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夏目ハル(えのぐ)
他のどの公演と比べても明らかにスキンシップが多いパフォーマンスでした。
一期感電けーき(一期感電けーきラストライブ)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夏目ハル(えのぐ)
えるすりー以外の場でえるすりーオリジナル曲が歌われた貴重な例。暁月クララのYouTubeチャンネルで無料配信されたので今でも見ることができます。
手持ちマイクでのパフォーマンスはえるすりーで見る機会がないので少し新鮮ですね。
無法地帯(えるすりー5 第3公演)
音葉なほ(まりなす),星菜日向夏(GEMS COMPANY),音羽雫(GEMS COMPANY),夢瞳カナウ(AVALON)
こうして改めて振り返ってみると、音葉なほこの曲大好きだったんだなあって。
ネオ無法地帯(ノンストップV!)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),音羽雫(GEMS COMPANY),夢瞳カナウ(AVALON)
えるすりー以外の場でえるすりーオリジナル曲が歌われた貴重な例。
このイベントはインターバルなく歌を次々つないでいく趣向で、この曲は『カオス DE フルコース』の次でした。そりゃあもう、温度差ァ! とてつもないものでした。
トゥインクルプリン40kg(えるすりー6 第1公演)
鈴鳴すばる(まりなす),暁月クララ(Palette Project),夢瞳カナウ(AVALON),天川はの(Re:AcT)
正確にはトゥインクルとプリンの間にイナズママーク(環境依存文字)が入ります。
トゥインクル担当が天川はの、イナズマ担当が鈴鳴すばる、プリン担当が暁月クララ、握力40kgなのが夢瞳カナウ。
ちっちゃいもの好きな鈴鳴すばるが天川はののかわいさに大興奮していました。
マイタイ・サマー(えるすりー8 第1公演)
星菜日向夏(GEMS COMPANY),夢瞳カナウ(AVALON),神楽すず(.LIVE),家入ポポ(ななしいんく),鬼頭みさき(ぶいぱい)
星菜日向夏と夢瞳カナウ&家入ポポが師弟関係、神楽すずと鬼頭みさきが同じプロダクションの先輩後輩、夢瞳カナウと鬼頭みさきがプライベートでお泊まりする仲という、個別に色々と仲がいいユニット。
いうまでもなく星菜一座が大暴れしました。決めるところはきっちり決めるのがまた憎たらしい。
青春系
Blue Hearts
新たな時代の扉 切り拓く鍵は 僕らの Blue Hearts
初演 | 2020年 / 『Life Like a Live!』 |
楽曲製作 | 作詞・作曲・編曲:草川瞬 |
えるすりー最初の青春ソング。ほんのりとした懐かしさとぴしっとした清潔感を感じさせる曲調はいかにも青春。振りつけも高校生のダンスをイメージして奏天まひろが考えたものです。
#BESPHERE(えるすりー1 第1公演)
奏天まひろ(まりなす(仮)),水科葵(GEMS COMPANY),七海ロナ(Palette Project),鈴木あんず(えのぐ)
ユニット名は“ビースフィア”と読みます。
高校生ダンスがモデルなだけあって、正面から見たとき整然として見えることに特化した振りつけがばっちり決まっていました。こればかりは定点カメラが欲しいと何度思ったことか。
<ドリームユニット>(えるすりー2 第1公演)
奏天まひろ(まりなす),水科葵(GEMS COMPANY),香鳴ハノン(Palette Project),CHINO(VALIS)
カメラワークが大幅に進化し、見たい魅せ場を見たい角度でしっかり映してくれました。
出演者のパフォーマンスも全体的にパワーアップしていて、特に表現力を増した水科葵の切ない歌声は素晴らしいものでした。
<シャッフルユニット(スペード)>(えるすりー4 第1公演)
鈴鳴すばる(まりなす),水科葵(GEMS COMPANY),七海ロナ(Palette Project),香鳴ハノン(Palette Project)
鈴鳴すばるが青い衣装を着ているのは、当時病気療養中だった奏天まひろの代役としての意味合い。えるすりー4のシャッフルユニット企画はえるすりー1のリバイバル的な性格が強いものでした。
One Step
歩きだそう 今すぐ 勇気出して 昨日までの日々はもう要らない
初演 | 2022年 / 『Life Like a Live! 3』 |
楽曲製作 | 作詞・作曲・編曲:イイイジマケン |
えるすりー2つ目の青春ソング。どこか張りつめた前のめり加減が瑞々しくひたむきで、思わず応援したくなる一曲です。
なんでだか半角スペースが有ったり無かったり全角文字になったりと、タイトルが出る場所全部表記揺れする・・・。
絶対零度(えるすりー3 第2公演)
水科葵(GEMS COMPANY),香鳴ハノン(Palette Project),暁おぼろ(LiLYPSE)
「絶対零度」と書いて“FROZE N NEVER”と読みます。
本来なら鬼多見アユムが入る予定だったところ、ケガにより急遽香鳴ハノンが代役を務めることになりました。
悪魔の力で5億円欲しい(えるすりー6 第3公演)
水科葵(GEMS COMPANY),音羽雫(GEMS COMPANY),七海ロナ(Palette Project),暁おぼろ(LiLYPSE)
「5億円欲しい」というのは七海ロナの持ちネタです。えるすりー4のステージ演出でも空からお札を降らせていました。
『One Step』の歌詞は数あるえるすりーオリジナル曲のなかでも特にシリアスなものなのですが、本ステージはどこまでも朗らかで、それでいて芯のある強さを感じたものです。直前に5億円トークをしていたからですね。
Heaventh Chord
光差す方へ 君の手を握って 大きな翼広げ 飛べ!
初演 | 2024年 / 『Life Like a Live! 7』 |
楽曲製作 | – |
モチーフは文化祭のバンドライブかミュージカルあたりでしょうか。まるで天井から降り注ぐ黄色いハロゲンライトの光を浴びているような、じんわりとした熱を感じます。
ごーとぅへぶん!(えるすりー7 第5公演)
水科葵(GEMS COMPANY),香鳴ハノン(Palette Project),アイデス(AVALON),神楽すず(.LIVE)
純粋に歌声が美しい4人組でもあるのですが、アイデスに限界化してそれどころではない神楽すずと、心底楽しそうに2人を焚きつける香鳴ハノン、嫉妬ぎみに複雑な心境を語る水科葵という愉快な関係性が話題になりました。
常夏ビューティー(えるすりー8 第2公演)
一文字マヤ(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),日向奈央(えのぐ),九楽ライ(Re:AcT),橙里セイ(ななしいんく)
橙里セイが初出演ながらMCをリードしてくれていたのですが、いざ歌に入ると少し遠慮しがちで一文字マヤにリードしてもらっていた姿が印象的でした。
歌詞の意味も歌うメンバーが変われば大きく変わるものです。
たとえば「Shine ずっとずっと照らしてるよ 黄色い光の中で 怖くない みんながいるよ」の下り。前回公演では歌い手=孤独な主人公として「それでも自分はひとりじゃない」という解釈のもと歌われていたんですが、今回は歌い手=主人公を見守る仲間たちという立ち位置から“孤独な主人公”を迎えていたんですよね。↑のスクショにある振りつけとかまさにそういうニュアンスでした。
カオス系
カオス DE フルコース
あー そろそろ飽きてきたなー。 てか この曲長くねえかー? 誰か責任者呼んでこーい!
初演 | 2020年 / 『Life Like a Live!』 |
楽曲製作 | 作詞・作曲・編曲:草川瞬 |
えるすりーの裏名物。なぜVTuberはことあるごとにファンを食べようとするのか。
ただでさえ意味わかんない歌詞とぶっとんだ曲調のうえ、歌唱メンバーも公演のたび“1人あたり”2~3回はふざけ倒すので、それはもうとんでもないカオスが展開されます。メンバーに必ず音葉なほ or 長谷みことが選抜される時点でお察し案件。
一期感電けーき(えるすりー1 第2公演)
音葉なほ(まりなす(仮)),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夏目ハル(えのぐ)
“いちごしょーとけーき”と読みます。
メンバー同士ウマが合ったらしく、その後YouTubeの配信でも何度かコラボしていました。
・・・このころはまだ、ちょっと(だいぶ)振りつけの様子がおかしいだけで済んでいました。
<ドリームユニット>(えるすりー2 第4公演)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),NINA(VALIS)
どの瞬間をスクショしても暁月クララが心底楽しそうな表情をしていて和みます。
「やだ! ワカメだもん、優勝! ワカメ! ワカメ! ワカメだよ! えー。負ーけーたー」
一期感電けーき(えるすりー4 第5公演)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夏目ハル(えのぐ)
2年ぶりの再結成ですが裏ではちょくちょく会っていて、スター○○クスの縁側みたいな席に4人並んで座って、お婆ちゃんみたいにのんびりキャラメルラテを飲んだとかなんとか。
一期感電けーき(一期感電けーきラストライブ)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夏目ハル(えのぐ)
えるすりー4から2ヶ月後、夏目ハル引退に係り一期感電けーきのミニライブが開催されました。暁月クララのYouTubeチャンネルで無料配信されたので今でも見ることができます。
2回も歌われた『カオス DE フルコース』はラストライブにふさわしい、歌詞も振りつけも何もかもメチャクチャな大暴れっぷりでした。
無法地帯(えるすりー5 第3公演)
音葉なほ(まりなす),星菜日向夏(GEMS COMPANY),音羽雫(GEMS COMPANY),夢瞳カナウ(AVALON)
ここでの共演をきっかけに、夢瞳カナウが星菜日向夏を師匠と仰ぐようになりました。(主に芸人として)
ネオ無法地帯(ノンストップV!)
音葉なほ(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),音羽雫(GEMS COMPANY),夢瞳カナウ(AVALON)
えるすりー以外の場でえるすりーオリジナル曲が歌われた貴重な例。
史上トップクラスに濃いメンツだった割に、意外にも過去イチ歌詞がまともに聞き取れる洗練されたパフォーマンスでした。ネタもしっかり濃かったはずなのに・・・。
わたかわ4(えるすりー6 第2公演)
燈舞りん(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),カルロ・ピノ(.LIVE),月紫アリア(Re:AcT)
ユニット名は「私がいちばんカワイイ」の略。
かわいい推しのユニットのはずでしたが、なんか4人とも圧が強かったあたりやはりカオスチーム。客席から見ている分にはキャラの濃さは充分かと思われましたが、これでもカオス成分が足りないと感じたのか、長谷みことが普段の3倍くらい張りきってふざけ倒していました。さすが。
7代目Lカオスブラザーズ(えるすりー7 第4公演)
鈴鳴すばる(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),暁みかど(LiLYPSE),月紫アリア(Re:AcT),フンボルトペンギン(けものフレンズVぷろじぇくと)
歌の途中で長谷みことが暁みかどと月紫アリアを押し倒していました。
鈴鳴すばるはフンボルトペンギンをなでくりまわしていました。
カオス・クイーン(えるすりー8 第5公演)
鈴鳴すばる(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),ヤマトイオリ(.LIVE),茜音カンナ(ななしいんく),音門るき(VEE)
なにせ水が吹き出るギミック付きの水鉄砲なんてものが支給されてしまったものですから、そりゃあもう大惨事。いったい何十リットル噴射したのかわからない、トリガーを引いていない時間のほうが明らかに短いハチャメチャ具合でした。
なお、このあとヤマトイオリが自己紹介する間もなくステージから落ちて海中に沈みました。
乙女ピーカンDAYS!
乙女ピーカンDAYS! いつだって世界は昨日と違うから
※ サビ前で切れます。
初演 | 2022年 / 『Life Like a Live! 3』 |
楽曲製作 | 作詞:NOBE 作曲:michitomo 編曲:新山俊也,田中希(GOLDTAIL) |
きららアニメ的に能天気な歌詞に高BPM、賑やかな合いの手、さらに電波ソングによくあるタイプの高速ラップまで加わるキラキラした楽曲。喩えるなら31アイスクリームのポッピンシャワーみたいな楽しさ。(?)
超ハイテンション、超早口、超フリーダムな合いの手という三重苦が災いしてか、現状なかなか歌われる機会がありません。『カオス DE フルコース』とこっちで長谷みことが2人いてくれれば・・・。
とりにてぃ(えるすりー3 第3公演)
鈴鳴すばる(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),CHINO(VALIS)
鈴鳴すばるを頂点に置いた三角関係とのこと。
高速ラップパートでよっぽど苦労させられたのか、無事乗りきったあと歌の最中にハイタッチを交わしていました。
家族(えるすりー3 幻のDAY4)
音葉なほ(まりなす),赤羽ユキノ(GEMS COMPANY),常磐カナメ(Palette Project)
プレミアチケット購入者のみ視聴できる特別な公演でした。
音葉なほが忘れんぼうの母親、赤羽ユキノが浮気性の父親、常磐カナメが娘という立ち位置。
「パパ。もう浮気しないでくれる・・・?」(音葉なほ)
「ママだけだよ。ママと、カナメだけだよ!」(赤羽ユキノ)
「ウソだと思う(即答)」(常磐カナメ)
かわいい系
Love Bullet
あなたのハート撃ち抜く 狙いをSET 命中100% Love Love Bullet BANG!
初演 | 2020年 / 『Life Like a Live!』 |
楽曲製作 | 作詞・作曲・編曲:草川瞬 |
LOVEがメチャメチャ重くてヤンデレに片足突っ込んでいるレベルの愛くるしさ、これってバーチャルエイベックス社の性癖なの? それともえるすりーファンの好みに合わせた感じ?(たぶんどっちも)
初期メンバーの奈日抽ねね(伊予弁),江波キョウカ(博多弁),白藤環(岡山弁)の3人が歌の途中でお国訛りを披露した流れを汲んで、その後も歌い手の話しかたのクセを積極的に取り入れています。
りんごひめ(えるすりー1 第3公演)
燈舞りん(まりなす(仮)),奈日抽ねね(GEMS COMPANY),江波キョウカ(Palette Project),白藤環(えのぐ)
「りんごひめ」と書いて“プリンセスアポー”と読みます。
ネーミングセンスの問題でなにやらユニット名決めがものすごく難航したんだとか。
<ドリームユニット>(えるすりー2 第2公演)
燈舞りん(まりなす),奈日抽ねね(GEMS COMPANY),江波キョウカ(Palette Project),NEFFY(VALIS)
とにかくかわいさアピールに全力なパフォーマンスでした。ウィンクの回数もたっぷり。
<シャッフルユニット(ハート)>(えるすりー4 第2公演)
燈舞りん(まりなす),奈日抽ねね(GEMS COMPANY),江波キョウカ(Palette Project),暁みかど(LiLYPSE)
「よそ見ばっかりしんまいよったら怒るけんなー!」
歌の途中、愛媛方言全開なシャウトをやりきった奈日抽ねねの頭から次の段取りがすっぽ抜ける面白アクシデントがありました。
れっどちぇりっしゅっ!(えるすりー6 第4公演)
赤羽ユキノ(GEMS COMPANY),暁みかど(LiLYPSE),花京院ちえり(.LIVE),ヤマトイオリ(.LIVE)
GEMS COMPANYのノリと.LIVEのノリの波状攻撃を一番の被害者である暁みかどが根性で乗りきってしまうものだから、しんどい流れのまま全員最後まで完遂しなければならなくなったというこの世の地獄。
けも★べろす(えるすりー7 第3公演)
燈舞りん(まりなす),獅子神レオナ(Re:AcT),瀬島るい(ななしいんく),白雪みしろ(個人勢)
ケモ耳×3人と飼い主というメンバー構成。
「よそ見ばっかしてたらガブッとしちゃうからね!」
Bitter Sweet ラプソディー
Sweetで Bitterで チョコレートラプソディー そばにいたいの ねえ ねえ ねえ 私じゃダメなの?
初演 | 2022年 / 『Life Like a Live! 3』 |
楽曲製作 | 作詞・作曲・編曲:多田慎也 |
バレンタインに告白したい女の子を描いたカワイイ系の曲。この主人公これで本当に片想いなの!?ってくらいストレート。ばしばしLOVEが飛んできます。ちなみに初演は3月下旬でした。
うるとらぴんく(えるすりー3 第1公演)
江波キョウカ(Palette Project),NEFFY(VALIS),暁みかど(LiLYPSE)
「うるとらぴんく」と書いて“ぷりちー♡えたーなるぴーち”と読みます(?)。そんな感じのユニット名。
えるすりー3の相思相愛ユニット企画は出演者本人の共演希望を取りまとめてマッチングしたのですが、このユニットは3人とも第一希望だったそうです。
<相思相愛ユニット>(えるすりー3 幻のDAY4)
燈舞りん(まりなす),奈日抽ねね(GEMS COMPANY),小瀬戸らむ(GEMS COMPANY)
プレミアチケット購入者のみ視聴できる特別な公演でした。
本来音羽雫が入る予定だったところ、収録に来ることができず急遽小瀬戸らむが参加することに。(えるすりーは基本的に生配信らしいのですが、この特別公演は例外的に事前収録でした)
チームメカクレ(えるすりー7 第1公演)
江波キョウカ(Palette Project),暁おぼろ(LiLYPSE),ヤマトイオリ(.LIVE),九楽ライ(Re:AcT)
片目に髪がかかっているメンバーを集めたユニット。
このとき暁おぼろからヤマトイオリへの推しカミングアウトが飛び出しました。
エンドレスサマー
ねえ なんでなの? お日様 勝手に沈んでく つまんない時は いつも遅いのに!
初演 | 2028年 / 『Life Like a Live! 8』 |
楽曲製作 | – |
夏が終わってしまうのを惜しむ少女の、かわいらしくも少し寂寥感のある歌。だけど来年もその先も夏は永遠に訪れます。
前2作に比べると初々しさこそ変わらないものの、愛苦しかった好き好き攻勢は今作控えめ。これがカレシ持ちの余裕か・・・!
ラブ♡ラバ♡フロー(えるすりー8 第3公演)
燈舞りん(まりなす),暁みかど(LiLYPSE),月紫アリア(Re:AcT),トゥルシー・ナイトメア(VEE),紅蓮罰まる(ぶいぱい)
足を負傷していた月紫アリアは今回イスに座っての登場。今回がえるすりー自体初出演だったトゥルシー・ナイトメアと紅蓮罰まるは、片方ぞんざいに扱われもう片方は猫かわいがりと、コントラストくっきりでした。
カッコいい系
Chain the World
Breaking down いま Breaking down ほら 価値観や常識を塗り替えよう
初演 | 2020年 / 『Life Like a Live!』 |
楽曲製作 | 作詞・作曲・編曲:草川瞬 |
ピリッとクールなカッコいい系。他のえるすりーオリジナル曲と一線を画すテイストですが、瑞々しい歌声はやはりアイドル曲。
ブレイクダンスのエッセンスを取り入れていて、ソロダンスパートが見どころのひとつ。あとたくさん蹴ります。
麒麟さん連合(えるすりー1 第4公演)
鈴鳴すばる(まりなす(仮)),一文字マヤ(GEMS COMPANY),神菜コハネ(Palette Project),日向奈央(えのぐ)
走り屋集団をイメージしたユニット名らしく、トークパートは全員でブルンブルン言っていました。
<ドリームユニット>(えるすりー2 第3公演)
鈴鳴すばる(まりなす),一文字マヤ(GEMS COMPANY),神菜コハネ(Palette Project),RARA(VALIS)
新しく加わったRARAの体の軽さがこの曲の軽快なダンスにシンデレラフィットしていた記憶があります。
麒麟さん連合(えるすりー4 第4公演)
鈴鳴すばる(まりなす),一文字マヤ(GEMS COMPANY),神菜コハネ(Palette Project),日向奈央(えのぐ)
2年越しでユニット名の由来が語られた・・・のですが、日向奈央以外誰もピンと来ていない様子だったので本当のところはやっぱりよくわかりません。
いーう゛ぃるらう゛ぁ♡
せーの! いーう゛ぃ いーう゛ぃ らーう゛ぁう゛ぁ ぴっといんしてあばれろ
初演 | 2023年 / 『Life Like a Live! 6』 |
楽曲製作 | 作詞:etsuco 作曲・編曲:バキ刃牙丸 |
1年半ぶりに製作された久しぶりのオリジナル曲。
ゴリゴリのロックからウィスパー、清楚系までやたらと落差の激しい転調を繰り返しながら、ひたすら治安の悪い歌詞で進行していく悪魔的なカオス。毎回楽しそうに歌われています。カラオケ配信ください。
GITTAGITTA(えるすりー6 第5公演)
小瀬戸らむ(GEMS COMPANY),常磐カナメ(Palette Project),暁みかど(LiLYPSE),暁おぼろ(LiLYPSE),神楽すず(.LIVE)
「最終公演。シャッフルユニット。そこから導き出される結論は?」(暁みかど)
「え、えっと、世界・・・征服・・・?」(神楽すず)
「予告にあった新オリジナル曲をこのユニットで歌うということです!」(常磐カナメ)
LiLYPSE(ブイアワ2024 WINTER 第1公演)
暁みかど(LiLYPSE),暁おぼろ(LiLYPSE)
えるすりーオリジナル曲がえるすりー以外の場で歌われた貴重な例にして、私の知る限り企画ユニット以外で歌われた初めての例。
ブイアワこと『Virtual Music Award』はえるすりー同様バーチャルエイベックス社が主催するイベントで、オンラインのみでアイドル色が強いえるすりーに対し、有観客公演でアーティスト色濃いめなところが特徴です。
デビルキメラワン(えるすりー7 第4公演)
もこ田めめめ(.LIVE),島村シャルロット(ななしいんく),白雪みしろ(個人勢)
デビル担当が島村シャルロット、キメラ担当がもこ田めめめ、ワン担当が白雪みしろ。
『VILLS vol.3』という他社主催イベントに由来するユニットです。アドリブで決めたユニット名の割に秀逸で、本人たちもお気に入り。その後イベントと関係なく何度かコラボしています。
元のイベントでは歌ではなくハイハイリレーやら尻相撲やらのバラエティ企画に挑戦していました。
おまけ(オリジナル曲を歌っていない企画ユニット)
これ以外にも2~3グループ合同でのコラボ歌唱はいくつもあったのですが、きりがないのでシャッフルユニット企画に絞って紹介します。
バカップルと2人の付き人(えるすりー5 第2公演)
鈴鳴すばる(まりなす),長谷みこと(GEMS COMPANY),鬼多見アユム(Palette Project),暁おぼろ(LiLYPSE)
バカップルというのは鈴鳴すばると長谷みことのこと。昔から長谷みことが猛アピールして鈴鳴すばるがそっけなくスルーするテンドン芸がお約束になっていました。
このステージではえるすりー外で制作された鈴鳴すばると長谷みことのデュエット曲『ふたりゎはいぱぁGIRLミ★』などが歌われました。
オレンジボム(えるすりー7 第2公演)
星菜日向夏(GEMS COMPANY),暁月クララ(Palette Project),夢瞳カナウ(AVALON),天川はの(Re:AcT),家入ポポ(ななしいんく)
第2公演のトリとしてフィンガー5の『学園天国』を盛大に歌いあげました。バーチャルエイベックス社はVTuberファン層のことをいったい何歳だと思っているのか。(いうて直撃世代もいないわけじゃなさそう)
家入ポポが星菜日向夏の門下生に加わりました。
ブルーマーメイド(えるすりー8 第4公演)
音羽雫(GEMS COMPANY),鈴木あんず(えのぐ),暁おぼろ(LiLYPSE),十六夜ちはや(ぶいぱい),エルセ(ProjectBLUE)
元まりなす 奏天まひろの『drop』を歌いました。彼女と仲がよかったアイドルたち、彼女のファンたち、彼女を思う全ての人たちが今でも大切にしている曲です。
ユニットメンバーも奏天まひろと縁が深かった人たちが多く参加し、特にエルセは奏天まひろが特に愛していたオンラインライブ「深海フェス」の主催者であり、また彼女の相棒のさめのぽきこそが『drop』の作詞 / 作曲 / 編曲を手がけた当人(サメ)でもあります。
・・・とまあ、湿っぽすぎる背景事情語りはさておき。
5人とも澄みわたる歌唱力に定評があるメンバーでしたが、その一方で日常的にポカをやらかすことで有名な人も数人含まれており、彼女たちをよく知るファンたちはシャッフルユニット発表の瞬間からMCで何かやらかすんじゃないかとハラハラしていました。
案の定、歌のあと名乗るのを忘れたまま締めようとしました。
コメント
ジェムカンの綴りは「JEMS COMPANY」ではなくて「GEMS COMPANY」です
そんなバカな!? と思ったら整理用シートの時点ですでに間違っていました。うっわ、恥ずかしい。
ご指摘ありがとうございます。