ゼノブレイド3 プレイ日記 第3話の1 それはそれとして。

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誰もが好き好んで戦っているわけじゃない。ランツは「仕方なく」と言った。そう。今は誰もが仕方なく、だ。そんなものは無いほうがいいに決まっている。

コロニー4の仁者 エセル

このブログはあなたがプレイ済みであることを前提に、割と躊躇なくネタバレします。

第3話 サフロージュ その1

Lead Character:がんばったひと

ヒーローたち

Major Happening:大きなできごと

道草

 コロニー4を命の火時計から解放したノア一行はペンテラス地方目指して南進する・・・と思わせておいて、なぜか真逆の方角にあるコロニー9やコロニーガンマの火時計を破壊してまわっていた。

Sub Questions:小さなできごと

コロニー30の解放

 執政官の趣味のせいで過剰に集められていたメカニックノポンたちが一斉に職を失い、あわや社会問題になりかけたが、軍務長ルディが大型公共工事を発注することで事態を収めた。なお、その公共工事のほうもルディの個人的な趣味である。

双銃の老兵との邂逅

 ボロの黒マントを後生大事にしている住所不定無職が「べ、別に俺が必要だっていうなら手伝ってあげなくもないんだからね!!!!!」とかツンデレかましてきたのでお友達になった。他のヒーローたちと違って居住地がわからないのにノアはどうやって送迎しているんだろう?

コロニー9の解放

 舐めプのつもりかメビウスが赤い瞳を解除していたので里帰りしてみた。流れで独立させたはいいものの、もともと本国からの食糧支援がなければ生活も立ちゆかない貧しい土地柄。持続的な開発目標をモットーとする軍務長ゼオンはたちまち農業狂いになった。

コロニーガンマの解放

 軍務長シドウからドギツイ圧迫面接を食らったので腹いせに火時計を破壊した。帰り際、ついでみたいなノリで新人教育を頼まれたので断りきれず受注しててみたら、これが推奨レベル57のウルトラブラック案件。想像の1000倍恨みを買っていたらしい。

自由と選択

 メビウスたちの何が恐ろしいって、目的意識が希薄、もしくは無いことです。
 悪意はこれ以上なく伝わってきます。あからさまな悪政もあちこちで行っています。ですが、“何を目指して”そういったことをやっているのか? そこがわかりません。
 単なる娯楽、ゲーム感覚でいるようにすら思われます。

 これが恐ろしい。

 少年漫画にありがちな「狂人が一番恐い」みたいな理屈ではなく。

 彼らのような敵が相手では思想戦を挑むことが困難だからです。
 もちろんノアたちには命をかけてでも貫くべき信条があり、その障害になるからこそメビウスたちと戦うことになります。けれど、その信条をいくら訴えたところでメビウスたちは怯みません。ただあざ笑うだけです。

 この状況の何が問題かって、その戦いを見守っている人々にはどちらが正義なのか、どちらが正しいことを言っているのかの判断をつけがたいんです。
 「正義は勝つ」といいますが、勝ったから正義とは限りません。唯一わかるのはただ腕っ節が強いということだけ。多くの人にはノアたちの人柄すらろくに知られていません。
 執政官が排除され、命の火時計が破壊され、彼らを取りまく世界は間違いなく一変するでしょう。けれど、その変化が良いことなのか悪いことなのか、それがわからないんです。いったい何を信じたらいいのかわからないんです。先導したノアたちの正しさを信じる術がないから。そして、この変化が望ましいものかどうか議論する機会を与えられなかったから。

 幸いこれまでのところ軍務長にだけは事前に考える機会が与えられていて、新しい時代に際して自分なりの思想を固めてくれているので、彼らのリーダーシップを信頼しようという人々は安心することができています。
 言い換えるなら、軍務長の方針に懐疑的な人にとって代わりに信じられるようなものは現状何ひとつ無いので、そういう人たちは今みんな精神的に不安定になっていますね。本当はそういう人にこそノアたちが信用に値する存在になれていたら、だいぶ不安を和らげてあげられたはずなんですが。

 「ノア。これからの君たちにひとつ忠告しておく。執政官は君たちを抹殺しようとしていた。ならばこの先、コロニーとの戦闘は避けられないだろう。いいか。可能なかぎり接触するな。ケヴェス、アグヌス、いずれのコロニーともだ」
 「でも――、コロニー4のように火時計の縛りがなくなればみんな解放されるんじゃないんですか?」
 「皆が皆、私のような考えではないということだ。このコロニーにだって状況を受け入れきれていない者は未だ多い。・・・それ以上に厄介なのは、他のコロニーには好んで戦いをする者だっている、ということだ」
 「不思慮な同情心や浅薄な正義感は必要ないということか?」
 「ああ。その通りだ。君たちが関与することで関わった者の運命は大きく変わる。その重さ、知ってからでは遅いかもしれん」
 「運命の、重さ・・・」

 ただまあ、時間が解決してくれる問題ではあるでしょう。
 困っている、迷っている、悩んでいる――。そういう人たちはつまり、今とてもたくさんのことを考えているってことなんですから。軍務長たちのように、いずれ自分なりの価値観というものを見つけられるはずです。
 一般の兵士でも早い人はもうさっそく動きはじめていますしね。いきなりコロニーを飛び出して旅を始めたバカふたり組とか。

 ノアたちが彼らに与えたものはつまり、選択できる自由だったわけで。

 「俺たちは・・・、自由になるぜ! ハマハマと話しあったんだ。あんたたちの話を聞いて、こりゃコロニーにいる場合じゃないってな!」

ゲーム的なこと

 とまあ、それはそれとして。

 ちょっとレベルを上げすぎました。
 寄り道が楽しすぎるのが悪い。砂漠丸々ひとつストーリーと関係なく探索し放題だとか想定外でした。

 今作どうやら任意でレベルダウンできないようで、でも今後も探索するのは止めたくないわけで、さてどうしたものかと思案に暮れていたんですが、気付きました。
 レベルアップは大抵ボス戦かユニーク戦で起きている。具体的な数値は興味なさすぎてチェックしていなかったけれどザコモンスターの経験値とは結構な差があると予想される。そして、このゲームには倒した敵の経験値を3倍にも4倍にも膨れあがらせるオーバーキルというシステムがある。そして私はもったいないの精神でこのシステムを頻繁に利用している。

 ・・・寄り道っていうかむしろ主にオーバーキルのせいなのでは?

 ストーリーの適正レベルに落ち着くまでしばらくオプションでオーバーキルをオフにすることにしました。

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