いつぞやのはーちゃんネタ以上にプリキュアと関係ないググるネタ。
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だらーっと、Go! プリンセスプリキュアの秋映画『パンプキン王国のたからもの』を観ていたところ、はるか達がパンプキン王国に到着したシーンの背景になぜかぶどうの木(ツルではなく樹木ですが)を発見。
なぜにパンプキン王国にぶどう? かぼちゃとぶどうに何の関係が? どうにも気になってしまったのでビデオを止めて検索開始。
天空かぼちゃ。エラくかっこいいネーミングですね。
というか面白いことを考える人もいたものですね。かぼちゃのツルをぶどう棚に這わせて、地面に触れさせずにかぼちゃを育てるんだそうです。
正直なところ実に日光を当てさせることに栄養価や食味上の意味があるとは思えませんが、きれいに丸く育つでしょうからブランド抜きにしても商品価値は上がるでしょうね。かぼちゃって皮ごと食べるわりにスーパーの店頭でも土汚れがついていたり歪な形してたりしますから。
画像検索でたわわに生っている写真を眺めてみるとこれまたステキ。これは一度生で見てみたいものです。下を歩くのはちょいと勇気が要りそうですね。
花のころとかきれいなんだろうなとも思うのですが、残念ながらその手の画像は見当たらず。残念。昔ばーさんが趣味の畑でかぼちゃをつくってたのでちょっと思い入れ深いんですよね、あのシワシワの黄色い花。まあ花のころなら実がついてなくて軽いから普通に上向きに咲いちゃうか。
あの花は食べられるらしいのですが、残念ながらついぞ食べる機会には恵まれず。天ぷらがいいんですっけ?
これまたググってみたところ、かぼちゃの花言葉は「大きさ」「広大」。そっすね。
学生のころは種を煎って食べたこともありました。パンプキンケーキなんかによく乗っていますが、あれもまたかぼちゃの実と同じくらい美味しいですよね。かぼちゃの香味の乗ったひまわりの種みたいな感じで。
ただまあ・・・スーパーで売ってるかぼちゃの種は痩せてて食べる部分ほとんどありませんし、殻も堅くて剥きにくいので普通におつまみコーナーで買うのが正解だと思います。種を煎るのってそれ自体なんとなく楽しいのでダメではありませんが。
・・・で、結局どうしてパンプキン王国にぶどうが生えているのかというと。
・・・さっぱりわかりませんでした。
あれです。たぶん最初はグレープフルーツのごとくたわわに実ったかぼちゃとして描かれたものが、色塗りの段になってぶどうと勘違いされちゃったとかそんな感じじゃないですかね。(テキトー) 同じツル性だからか葉っぱの形もちょっと似ていますし。
ところで生産量世界一の果物ってぶどうじゃなかったんですね。小学校の図書室で読んだ本ではぶどうだって書かれていた記憶がありますが・・・あの本かなり古かったもんなあ。
ちなみに現生産量世界一はバナナ。さすが主食は強い。一度だけ料理用バナナを見かけて買ったことがありますが、ちょっとエグみのあるジャガイモって感じでなかなか面白い味でした。次は濃い目の味付けで可能性を追求したいところですが、某スーパーめ、二度と入荷してくれやしない。
それから王宮前にはバターナッツ。いったい私はプリキュアの話をしたいのか野菜の話をしたいのか。世間で流行ったのか去年はやたらあちこちの直売所で見かけました。
私が買ったのは残念ながらちょっと水っぽくて味の弱いものでしたが、なんか本来は濃厚な味が売りらしいですね。今年もう一度試してみますか。水っぽくはありましたが、ひょうたん型の小さい方はワタがなくて丸々実が詰まっているところがステキでしたね。一度切ったかぼちゃって、キッチンペーパーでケアしてもどうしてもワタの部分から腐っていきますもん。
・・・どうやら野菜の話がしたかったらしい。
それにしても映画のはるかはいつにも増してアホっぽいというか小動物的でかわいらしいなあ。聡い子なのに愛嬌も兼ね備えているのがはるかのステキなところ。
それでいて他人の問題に対して助言ではなく、本人の奥のところに沈む本心を引きだすことで自助的に解決させる、ある種の厳しさを示すところも彼女らしさですね。
映画でいうなら家族の思い出を失った王様に、自分自身の思い出のプリンを食べさせるところ。テレビシリーズでいうなら43話で夢を諦めたきららにランウェイ上から微笑みかけるところ、27話でいじけたゆうき君に正面切って「かっこわるい」 と言いきってみせたところなど。
自分の夢を信じて走り続け、みごと才能を開花させたはるかは夢の力の生き証人。自分の夢の力を信じ、夢に応えられ、それゆえに他人のそれに対しても同じだけの信頼を寄せる彼女は、自他ともに厳しく接する、プリキュア主人公として特異なキャラクターに成長しました。
「みんな、希望を忘れないで! 夢を捨てないで! 幸せを諦めないで!」 これはパンプルルの台詞ですが、概ねGo! プリンセスプリキュアはそういう物語。やさしく励ますよりも力強く叱咤する。あなたの望む未来はあなたの手でこそつかみ取れるという、暖かな祝福の物語。出番は少ないけれど、プリンセスとして民への祝福の言葉を唱えるパンプルルの毅然とした瞳が実は好きです。
多くのプリキュアがいまあるがままの人々を愛したならば、はるかは誰もが必ず秘めている可能性を、すべての人の未来を愛しました。
ドキドキ!プリキュアのマナにもそういう側面があるのですが、マナが愛、つまり人が自然に育む善性によって拓かれる未来を愛した一方で、はるかの場合は夢、つまり可能性が導く努力の成果として掴み取れる未来を愛した点で、(今ではない)未来への愛はより先鋭化したのでした。
魔法つかいプリキュアは9話までの物語で過去を愛しました。姉へのコンプレックスを抱えるリコの屈折した愛を解きほぐし、師匠の死という決定的な断絶に苛まれるソルシエールの愛を思い出によってつなぎ直しました。
となると来週からの新展開は今を愛する物語、そしてゆくゆくは未来を愛する物語へとつながっていく・・・のかもしれません。まだわかりませんが。そろそろその方向のテーマはやらない気もしますが。もしそういった展開になった場合、手と手をつなぐ奇跡の魔法の担い手たるみらいとリコは、きっとまた新しい形で人の未来を愛することになるのでしょうね。楽しみでなりません。
・・・結局プリキュアの話もしたかったらしい。
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