キラキラプリキュアアラモード 公式サイトが始動しました。

 バレ情報はすでに出回っていましたが、このブログでは公式発表に合わせて触れていきます。うっかり古い情報を流しちゃっても恥ずかしいですしね。

万年日めくり プリキュアオールスターズ 2017カレンダー 卓上/壁掛け

 キラキラ☆プリキュアアラモード – 東映アニメーション

答え合わせ

そういえば私も先日プリキュアの名前を予想していましたっけね。
→ キラキラプリキュアアラモード 公式サイトが公開されました。

ピンク・・・チェリーorクラフティ?
→ キュアホイップ
 頭の固い私には「ホイップ」をお菓子の用語としては絶対にひねり出せません。すごくかわいいネーミングです。

イエロー・・・オレンジorカスタード?
→ キュアカスタード 正解!
 予想のときにも書きましたがカスタードかわいい。名前の時点で超かわいい。

ブルー・・・ジェラートorキュラソー?
→ キュアジェラート 正解!
 こちらはまあ。そりゃそうですよねといったところ。改めて考えてもキュラソーはやっぱりアタマオカシイですし。

パープル・・・グレープorカシス?
→ キュアマカロン
 納得いかねェ! そいつは納得いかねェ! よしんばマカロンを認めるにしても紫色のマカロンってカシス味でしょ! 半正解だッ! (反省会)

レッド・・・アップルorクラフティ?
→ キュアショコラ
 私、チョコレートはガーナよりも明治派なので・・・。(スマートでカッコイイネーミングだなあ)

 やっぱりプロのセンスにはかないませんね。特にキュアホイップには感服しました。

各キャラクターについてつらつら

キュアホイップ – 宇佐美いちか

「元気と笑顔を! レッツ・ラ・まぜまぜ!」
 名前の由来はウサ耳+イチゴ色を少し捻った感じですかね?
 どうでもいいですが「レッツ・ラ」とはまた絶妙に古くさい言語センス・・・。「ワクワクもんだあ!」とか「私、満開!」とか、こういう古めのセンスがまたプリキュアにはよく馴染むんですよね。(※ 後者は黒歴史)
 決めゼリフは前者が「元々持ち合わせているもの」、後者が「あとで気付いたもの」という構成でしょうか。いちかの場合は「いつも『元気』だけれど、その元気がみんなを『笑顔』にしている自覚はなかった」みたいな。
 ドジっ子でデコレーション担当とは、幼児によく寄りそったキャラ付けですね。言ってしまえば子どもにお菓子づくりは難しいです。計量やら包丁やら火の扱いやら、実際に親子でお菓子づくりをしてみると子どもに任せられない工程だらけです。子どもにもお菓子づくりを楽しんでもらおうと考えると、そのハイライトはやっぱりデコレーションなんですよね。子どもが自己投影する対象としてよく考えられていると思います。

キュアカスタード – 有栖川ひまり

「知性と勇気を! レッツ・ラ・まぜまぜ!」
 四葉ありすの親族ですね。間違いない。(間違いです)
 名前の由来は、あ「リス」がわ+ひまわり色(=カスタード)
 『知性』はともかくとして、「普段は臆病」なのに『勇気』担当。感動エピソードメーカーのニオイがぷんぷんします。
 頭脳労働担当なところは青プリキュアの血統・・・とみせかけて、やたらハイスペック且つあざとカワイイ要素てんこ盛り。この子まぎれもなく黄色プリキュアですわ。
 よく見かけるリスの一種、シマリスは属名を「Tamias」としています。ギリシャ語で「家政婦」という意味です。その意味でもこの子は指南役として適切ですね。
 私は図書館でレシピ本を見つけたことからお菓子づくりに憧れた口なので、たぶんこの子に一番共感することになると思います。そういう子、たぶんいっぱいいると思いますよ。

キュアジェラート – 立神あおい

「自由と情熱を! レッツ・ラ・まぜまぜ!」
 名前の由来はそのまんま、たてがみ+青ですね。わかりやすい。
 青プリキュアなのに熱血キャラ。とはいえ元々青はどこかおかしいイロモノキャラしかいないので別に大したことありませんね! マリンはいわずもがな、ベリーもダイヤモンドも気がついたらネタ枠。
 ロックバンドなので『自由』が真っ先に出てくるのも納得。ひまりと違って『情熱』もキャラ設定と矛盾しません。どこまでもわかりやすい子です。
 キャラクター造形は不器用な子の自己投影先という設計なんでしょうね。固いバターを混ぜたりパン生地を一生懸命こねたりしてくれると、傍で見ている親も褒めやすいです。総じて中学生組は子どもが自己投影しやすい&親としても褒めやすいキャラクター像というコンセプトなんでしょうね。

キュアマカロン – 琴爪ゆかり

「美しさとトキメキを! レッツ・ラ・まぜまぜ!」
 名前の由来は爪がネコからの連想、ゆかりはそのまんま紫色のことですね。そういえばどうして紫色が「ゆかり」になるんだろうと思ったら、大本は古今和歌集収録の短歌だったようです。「紫の ひともとゆゑに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見る」 ほんの1本の紫草が野原ごと全部をステキなものに見せてくれる。だから紫色は縁。ゆかり。
 紹介文がすでにひとつのエピソードになっていますが、つまりそういうわけで『美しさ』のお姉さんは『トキメキ』に目覚める、と。
 今作のプリキュアメンバー構成を見てまず感心したのが年上キャラの存在でした。先ほども書きましたが、子どもにお菓子づくりは難しいです。というか危なくてやらせてあげられません。だから高校生組のお姉さんキャラ2人が監督したり替わってくれたりするという設計なんでしょうね。キレイで器用で気分屋なお姉さんというのもまた、子どもの頃に近所にいてくれたらステキだなあと思わせるデザインですよね。

キュアショコラ – 剣城あきら

「強さと愛を! レッツ・ラ・まぜまぜ!」
 ずいぶん物々しい字面の名前ですが、剣→ケン→犬+あきら(明)=赤という言葉の本来の意味、というわけで命名規則は他の4人と同じだったりします。
 一応あきら=赤についてもう少し詳しく解説しておきます。大昔、日本には色を表す語が4つしかありませんでした。あか(明るい色)←→くろ(暗い色)、しろ(はっきりした色)←→あお(淡い色)。いずれも本来は具体的な色ではなく、色の様相を表す言葉でした。具体的な色名はその色をしたものの名前+「色」で言い表していました。現代でも先の4つ以外の色は「黄(炎の意)色」「紫(先の短歌にもあった紫草のこと)色」といったふうに、必ず「~色」と言い表していますね。これはその名残です。・・・プリキュアと全く関係ないウンチクですね。
 『強さ』『愛』担当。お前はキュアエースか。キャラ紹介の時点ですでに泣かせにかかってます。こんなの愛に目覚めざるを得ません。
 絶対初対面で男性と間違われるネタやるぞこの人。どこのキュアサンシャインですか。ゆかりとはまた別のタイプの憧れのお姉さん像ですね。一見近寄りにくいけれど本当は優しい。ゆかりが何でも上手にやってくれるお母さんで、あきらはとにかく甘えさせてくれるお父さん。高校生組は保護者としてよくバランスの取れた組み合わせですね。

 ・・・今気付きましたが、この5人ってホームドラマの核家族によくあるキャラクター設計ですね。つまりいいバランスってことか。

作品テーマとか

 プロデューサーコメントを見た限り、どうやら今回は「夢」とか「手を繋ぐ」といった一言で言い表せるテーマは置かないようですね。作劇的には「友達や家族のことを思いながら料理をすること、そしてそれを一緒に食べること」がコアテーマとなっていくようです。
 歴代プリキュアと比較すると恐ろしく卑近で具体的なテーマですね。1月にどんな結論を導くのかさっぱり予想がつきません。楽しみですね。

 「アラモード」ということで、スマイルプリキュア!のような完全1話完結型のわちゃわちゃしたギャグアニメになるのかなと思っていましたが、ひょっとしたらハートキャッチプリキュア!タイプの人情話がメインになるのかもしれません。
 だって、つくる人の思い(キラキラル)が篭もったお菓子を巡る攻防戦というのは、人間を怪物に変えるよりもさらにゲストキャラの心の機微を描きやすい仕組みだと思いますもん。
 客観的に見たらずいぶん平和な戦いですけどね。けれどどんな舞台装置であれどうせオモチャの発売時期にはプリキュアはピンチになるんだし(たまに例外あり)、クライマックスにはどうせ世界の危機が訪れるんだし、ぶっちゃけ戦いのダイナミクスなんて物語の面白さには全く関係がないんですよ。私はそう思います。それよりも、人の心を描ける舞台装置の方が絶対面白い。
 なんだかワクワクしてきました。

 バトルが肉弾戦から違うものにシフトするのはたぶんいいことでしょうね。近年のプリキュアで人気が高い戦闘シーンは、パンチやキックの表現力ではなく技の使い方で魅せるものにシフトしていますから。なかにはGo!プリンセスプリキュア第1話のアレみたいな例外もあるにはありますけどね。
 初代ふたりはプリキュアは濃い肉弾戦描写が人気を集めました。やたらと重い音響効果、妙に丁寧なプロレス技作画。そういう部分が評価されました。けれど今はそういうの、無理だと思うんですよね。描ける人がいないとかそういう制作側の問題とは別のところで。
 だって今どき格闘技なんてテレビ中継してないじゃないですか。子ども世代はおろか、親世代すら肉体のぶつかり合いってヤツをろくに見ていないじゃないですか。私も親戚の家で数瞬見たことがあるかなって程度です。こうなるとどうしても観る側の感性が鈍るんですよね。強いのはわかるけど、痛いのはわかるけど、だからどうした、って。
 多分に個々人の嗜好の違いもあるんでしょうけれどね。だとしたらもっと単純な話。私個人は肉弾戦より絵面が派手なギミックバトルの方が好きです。

 なんにせよ、私としては何よりもまず脚本です。シリーズ構成が田中さんなので楽しみ。まあつくっている人が誰であってもプリキュアである時点で当然に期待するんですけどね。
 あとは・・・全国の親御さんのおサイフが軽くならないことを祈るばかり。毎週レシピが公開されるそうですが、いったいどれだけバターや生クリームをおねだりされることになるんでしょうね。来年こそは乳製品が安くなりますように。オモチャの売り上げのためにも。

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