亜人ちゃんは語りたい 第8話感想 意外。意外。意外。亜人でも亜人じゃなくても。

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大丈夫。雪ちゃん、人に教えるのもいい勉強になるの。全然迷惑してないから。

とりとめなく

 上位者掲示。小学生の頃マンガで読んで憧れていたのですが、私の通った中学校では残念ながらやっていませんでした。プライバシーがどうとか過度の競争意識がどうとかで取りやめになったそうな。ちなみに私の人生初めての中間テストは英語32点だったので、そもそも縁がなかったようです。
 そういえばマンガではこういうとき、名簿に名前が載っている人が後々登場するのが定番ですよね。橘葵、田中遼、藤川拓馬、小林俊・・・さて、誰が登場するのか。(少なくともアニメでは出ないっぽい)

 「ヴァンパイアだからって答案まで真っ赤にしなくてもいいんだがなあ」 人権団体が顔を真っ赤にしそうなセリフ。結局のところこういうのが暴言に該当するかどうかは当人の受け取り方次第・・・というと語弊がありますね。より正確には信頼関係次第です。
 体罰と同じ。振るう人が尊敬する先生ならそれは愛の鞭ですが、どうでもいい他人ならただの理不尽な暴力、嫌いな教師ならケンカの呼び水。言うまでもなく真ん中のが最悪のケースです。

 「マジ泣き!?」 ひかりのような劇場型の性格の人は、どこまで冗談でどこから本気かわかりにくいです。というのも、彼女ら、芸人やってるときも実は仮面を被ってないんですよね。大げさに喜んだり落ち込んだりしてみせるのはだいたい全部本心。冗談だと思ってテキトーにイジってると本気で嫌われることが多々あります。

 「中間テストは終わったけど、近いうちに実力テストもあるし」 進学校はたいてい毎月何かしらのテストがありますね。特に地方は塾が少ない土地柄、都会の子が塾でやるようなこと全部まるごと学校でやってくれるのを期待されます。中間、期末、実力、全国模試、模擬模試、7時間目、8時間目、土曜授業・・・。まかり間違って将来学校の先生になるとしても、地元の高校教師にだけはなるまいと心に決めたものです。

 日下部さんの鞄の中身。全部ハードカバーなんですが、それ教科書ですか? というかノートどこいった?

 ギャグマンガ大好き日下部さん。この子がマンガ好きなのはなんとなくわかります。雪女に対する恐れ方が邪気眼一歩手前でしたし。古いギャグマンガが好みというのはちょっと意外でしたけどね。
 でもまあこの子、3人娘のなかで一番現実的な視座の持ち主(邪気眼なのに!)なので、その意味では納得できます。ギャグマンガが好きな人って、フィクション世界にどっぷり浸かりきらないような現実主義者が多いと思うんですよね。

 『かいけつ!ヴァンデルセン』『雪恋』 わざわざ漫画描いてもらってるんですね、これ。ピクシブあたりで活動している方々のようです。しかしナゼにコミックスにまでアオリ文を収録しているんでしょうか、ここの出版社たち。いえ、好きですけどね、アオリ文。

 「身体が溶けてしまいそう――」 ほら、これをダジャレとして捉える感性が私にはないですもん。大抵作品の文法に合わせて物語に浸っちゃうので、ちょっとくらい変な描写があっても「そんなものだよね」で流しちゃうんですよね、私の場合。
 ところで雪女は青森じゃなく秋田在住なイメージです。

 「『雪恋』が流行ったりするとクラスメイトにイジられたりするかしら」 ないですよね。そういうの、意外と。日下部さんの陰口をたたいていた子たちも、ひかりに言い返されるまで亜人のことは特に嘲笑ったりしていませんでした。
 フィクションが悪意の呼び水になるわけではありません。単に悪意の側がフィクションを利用しようとするだけです。フィクションを現実と混同する人なんてそうそういません。いるのはせいぜい自分の悪意の責任をフィクションに押しつける卑怯者だけです。

 「フィクションの世界の雪女は派手ですから」 ブルーローズさんお久しぶりです。ペプシください。

 佐藤先生の武勇伝。この人こういうの結構気にするというか、心を痛めるタイプな気もするのですが。相手にどんな非があったとしても、自分の手で他人を傷つける行為を容認できない人というのはいます。こうして笑い話として飲み下せるようになるまでは色々と葛藤もあったんじゃないでしょうか。

 「京子が自分でやりたいことできないでしょ」「私にもさっきのところ教えて」 こういう素直さがこのアニメらしさですね。今回あんまりノーマライゼーションな話題は出ていませんが、こういうさりげないところにその精神が息づいています。
 勝手な思い込みによる気遣いはかえって他者理解を阻害します。間違いに気付いたなら自分の思い込みを是正し、お互いにとってより良い関係性態度でいられるよう心がけたいものですね。

 勉強はゲームみたいなもの? 私はゲームが好きですが、うまくなることにはさほど快感を覚えない性格ですね。ヘタなままでもいいのでいろんな楽しみ方を模索したいって遊び方をします。
 勉強についても町みたいなモチベーションの上げ方はできませんでした。予習復習とかテスト勉強なんて本番(テスト)の楽しみを減らすだけだと考えていました。ダメ人間ですね。たまたま身についていた読書週間だけが成績維持の生命線でした。学校の先生が活字読めとしつこく言ってくるの、あれマジですね。読解力と思考力は思う以上に全教科で役に立ちます。思い出せない数学の公式をその場で編み出したり、地理的条件から歴史の大まかな流れを想像したり。
 まあ最近はあんまり読書しなくなって、すっかり衰えちゃったのですが。

 「じゃあ次は1位を目指してみようかな」 卒業までに一度くらい学年1位になってみたい、という動機だけで5教科498点を取った友達を私は知っています。モチベーションの源泉は本当に人それぞれですねえ。

 『改訂版 亜人ヴァンパイア種』 この世界における亜人は突然変異とか先祖返りのような扱いだと思っていましたが、種族扱いなんでしょうか。

 紅茶缶。「Loose Leaf Tea」と書かれてあるのでティーバッグではないまともなリーフティーですね。隣には日本茶の茶筒もありますし、鉄男さんこっちの方面でも凝り性?

 第一回かみつきたい腕選手権ひかり杯。生物室なら暗幕くらいあるでしょうね。わかったから返してきなさい、ひかりさん。

 「首がある方がなんというか、ぐっとくるから」 むき身のエビより尾頭付きですよね。

 「さて、じゃあ最後は俺だな」 自重しなさい学者バカ。

 「佐藤先生が一番おいしそうだと思うんだがなあ」 もっと自重しろ学者バカ。

 「他者を催淫するサキュバスにひかりが惹かれてもおかしくない」 ああ、やっぱり同性相手にも効くんですね。第3話のモブ、明らかに女生徒も積極的になってましたし。

 「そんなに噛みつかなくてもいいだろ!」 この人たち上手いこと言わなきゃ死んじゃうんですか?

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