徒然チルドレン 第2話の感想兼カップルまとめ

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 お椀にフタをするまでが恋愛わんこそばです。
 ただしフタをするのは認めません。

お姉さん弄び系ペア

「大丈夫よ、一緒にかわいがってあげるから!」
「ほんと嫌い!」

古屋純(緑髪坊ちゃん刈り風) × 皆川由紀(赤髪ストレートロング)
+ 古屋ほたる(三つ編み)・・・小姑

関係性:からかう側とからかわれる側
チグハグ要因:からかわれすぎて素直になれない

 同い年なのにちょっぴりオネショタ風。強烈な個性みなぎる皆川さんがぐいぐいリードしていくペアです。ただし、ほたるちゃん参戦以後はイジりのターゲットが専らほたるちゃん彼女の担当に。似たもの兄妹ですね。オネ・・・ロリ?
 このペアがうまくいくかどうかの鍵は古屋くんが握っています。皆川さんは賢いくせに、相手に素直になってもらえないのをわかっていながらついついからかってしまう難儀な子です。そんな彼女を受け入れてあげられるかどうかだけが恋人関係に至る唯一の障害になります。他に障害があってもハイスペック皆川さんが全部クリアしちゃうし。
 ちなみにほたるちゃんああ見えて1個下です。

 今回あたかも恋愛レースの主役みたいな顔で登場したほたるちゃんですが、ぶっちゃけこの子、兄とは今後もほとんど絡みません。物語上の機能としては、古屋くんのイジられ特性を外部に切り離すことで、今後彼が皆川さんに言いたいことを言えるようにするためのキャラクターといったところです。
 いやあ、それにしてもこの子がいると皆川さんが一層生き生きしだして大層かわいい。なにせほたるちゃんってば古屋くんよりさらに素直な反応を返してくれますからね。こんな大げさに喜んでもらえるならイタズラ冥利に尽きるというものですよ。(違う) 皆川さん超かわいい。ぜひぜひ保育士になっていただきたい。(ほたるちゃん15歳)

三角関係ペア

「あれを見て。(昼間) あの辺にさあ、スピカって星があるんだよ。見た目はひとつの大きな星なんだけど、実はふたつの星が互いに引っ張りあって回ってるんだよ、確か。ふたつの星が協力して大きな光になる。なんか哲学っぽいでしょ?」

加賀優樹(白髪真ん中分け) × 笹原さつき(ピンク髪ミッキーヘア)
+ 湯川秀樹(暗緑色髪 / 目つき悪い)・・・笹原部長の恋人

関係性:天文部の先輩後輩
チグハグ要因:彼氏持ち

 三角関係なのにペアって何だよ!(自己ツッコミ) つーか開始前からカップル成立してんじゃん!(自己ツッコミ)
 遠距離恋愛が始まったホロニガと、それを知らずに密かに思いを寄せるホロニガ。・・・なんて空気を微塵も感じさせないのもひとえに笹原部長の姦しぶり・・・ではなくて、たぶん加賀くんの思いの寄せ方が爽やかすぎるせいですね。
 キミ、実はそんなにLoveないよね?

 加賀くんはきっと彼氏の存在を知ったとしても天文部を選んだと思います。彼にとっては「何かに打ち込める」ことこそが重要で、それを完璧に体現できている笹原部長に対する気持ちは一目惚れとか慕情とかというより、むしろ憧れや尊敬に近いものなんじゃないでしょうか。ぶっちゃけこういう気持ちから恋愛感情に発展することってあんまりない気がするんですけど、どうでしょう?
 それにしても笹原部長のこの好きなものに対する恥も外聞もない子どもみたいな全力の愛情表現、やっぱりカッコイイなあ。

誤解畳みかけペア

「そこまで言うってことは、もうわかってるんだね」
「・・・!? イマイチ思い当たることがないんだが」

剛田武(あずき色日本男児) × 上根綾香(群青色ゆるふわおさげ)

関係性:両思いカップル(誤解)
チグハグ要因:お互い思ったことを中途半端にしか言葉にしないこと

 精神的に安定している剛田くんの方がチグハグ主要因になっているという不思議なペア。上根さんも言うべきことを最後まで言わないメンドクサガールではあるけど、あれだけ押せ押せされたら普通は察せると思うんだ。ニブチンめ!
 内気な割にやたら強かという上根さんの生っぽさが同性視聴者に好かれるのか心配なところですね。剛田くんの朴訥さは完璧にファンタジー入っているのでたぶん両性ともに好かれるはず。

 ああもう、上根さんウザかわいいなあ! メンドクサかわいいなあ! やっぱり声と効果音と撮影効果が入ると3倍増しでうっとうしくなりますね! こういう子大好き!!
 剛田くんはあれだけ冷静っぽく見せかけておいて、どうしてああも頑なに嫌われていると思い込んじゃうんでしょうね。ほんの少しでも前提を疑う気持ちが残ってさえいればあそこまでムリヤリな勘違いをすることもないでしょうに。
 「むっ!?(慧眼) コンタクトあったぞ!(うれしげ) ・・・あっ(空気←読めない) カメラアングルと間の取り方でシリアスな笑いを醸し出すのやめてください。

難聴系ヒロインペア

「お、俺は高野のこと・・・す、好き、だぜ」
「ありがとう。励ましてくれたんでしょ、私のこと。・・・違うの?」

菅原卓郎(赤髪ショート) × 高野千鶴(栗色ツインおさげ)

関係性:思いを伝えたい人と伝わらない人
チグハグ要因:自分が恋愛対象になりうると考えてもいない

 決して耳が悪いわけではないのですが、この娘の言動は明らかに難聴系ラブコメ主人公のソレ。とにかくどうがんばっても好意が伝わらないセメント女子に精一杯好意を伝えようとする男子という構図がほほえましいペアです。
 難聴系ヒロインとしての魅力大爆発な高野さんにばかり目がいきがちですが、菅原くんの健気さも注目すべき点だと思います。少年向けラブコメ作品らしく男子側にやたらとヘタレ(と朴念仁)が多いこのアニメですが、そのなかで彼は初期から積極的に告白に挑んでいます。肝心なところではやっぱりヘタレだけれど。

 高野さん、瞳が赤いのも相まってなんだかウサギっぽくなりましたね。小動物って懐いてるんだか懐いてないんだか気持ちの読めない微妙な距離感がグッドだと思うのですよ。飼い主を気に入ってすり寄ってきてくれるんだか、単にエサを要求しているだけなんだか。ああ、セロリあげたい。
 このエピソードの高野さん、原作ではもうちょっと眠そうな目をしていたんですけどね。アニメではぽやっとした瞳の真性の無表情になりました。「あ。この子、正真正銘全部本気で言ってるんだな」感がマシマシに強調されて、まあ、なんだ、菅原くんマジがんばれ。涙なしではとてもとてもとても見ていられません。応援せざるをえない。

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