徒然チルドレン 第3話の感想兼カップルまとめ

 世界を塗り替えなイカ!? ガチで塗りあうときが来た!(自主マーケティング)
 あなたのハートにLove*3リールガン!!

徒然チルドレン(1) (週刊少年マガジンコミックス)

幼馴染みペア

「だから俺とまたコントしてくれ!」
「なんでやねん!」

内村千秋(茶髪ショート) × 飯島香奈(茶髪ロング)

関係性:長いことツルんできた幼馴染み
チグハグ要因:恋愛観の相違

 夫婦漫才が持ち味と見せかけて意外と重い話だらけのペア。
 千秋くんの言動にいちいちサイテー感が付きまといますが、これ本人の人格に問題があるわけではなくて、ふたりの「好き」の質が根本的にズレているのが原因なんだと思うんですよね。
 千秋くんの恋愛観は、例えるなら自宅でまったり過ごす夫婦みたいな感じ。恋人関係に求めるものは安定した関係性で、飯島さんとはいつまでも気の置けない付き合いがしたい。一方飯島さんの恋愛観はテレビドラマのようなロマンス。キスにこだわることからもうかがえるように、彼女は恋人というものに劇的な変化、刺激を求めています。恋愛に求めるものが180度違うのですから噛み合うわけがありません。

 ・・・と、頭ではわかっているのですが、やっぱり千秋くんサイテー。「だから俺とまたコントしてくれ!」って、あれ絶対場を和ませるための冗談じゃなくて、半分以上本気ですよね。気づけ。キミの目の前にいる彼女は、キミが知っているよりもずっとはるかに夢見がちな乙女だぞ。ノってくれてるけどそれを望んでるわけではないぞ。
 どう考えてもこのふたりはイチャイチャするより先に一度腹を割って話しあうべきだと思うのですが、そもそもお互いにチグハグってること自体、当人たちが気づけるはずもなく。そんなわけで、正式にお付き合いすることになったこれからもふたりの苦難は続きます。

香取劇場ペア

「ごっめーん。まさか俺に惚れちゃった? 眩しくてごっめーん」
「うん? どした? うん? そっか? カッコイイか? うん?」

香取慎一(金髪くせっ毛) × 松浦彩音(青髪リボンポニー)

関係性:ウザイ先輩とツッコミ役
チグハグ要因:そもそも恋愛感情がない

 ネタキャラ街道をひた走る香取・ファンタジア・香取と、その後輩女子のペア。ボケツッコミの役割が明確で安定感があります。うん、ラブコメしてないよね。いいコンビだけども。
 香取はネタキャラではありますが、あれでなかなかどうしてよく人を見てくれています。落ち込んでいるときには励ましの声をかけてくれるし、悩んでいるときには発破をかけてくれるいい人です。そして松浦さんも彼のウザイ口調に惑わされず本質をきちんと理解できている、負けず劣らずのいい女。でもこれラブコメじゃないよね。

 ちなみに玉砕した松浦さんの背中を押したのは、↑のエピソードでも登場した栗色縦ロールさんだったりします。何気にいろんなところに出てくるので覚えておきましょう。覚えておきましょう。
 うん、香取は動いてナンボですね! 絶好調です。動けば動くほど二枚目感が消えて無くなるこの感じ、まさに香取・ザ・香取です。アドリブ追加でウザさ倍マシ! ぜひこの調子で最後まで突っ走っていただきたい!
 でもこれラブコメじゃないよね。

オタサーの聖女ペア

「何この真剣な眼差しマジなのいやいや僕なんかにそんなハズがこっちは何年も女子に無視されてたんだ、騙されるな! そんなことがありえるワケがない期待するだけ損だぞでももし本当だったらどうするいやいやありえないチョッというか心の準備が・・・!」
「あの、もしよかったら私と付きあって――」

山根隆夫(緑髪四白眼) × 栗原ちよ(栗色ヘルメットヘア)

関係性:電車男(バスだけど)
チグハグ要因:オタク特有の極端な自己卑下

 基本的には難聴系ヒロインペアの男女逆転版と考えていいかと思います。高野さんを男性にしてオタク要素を付け足すだけでこんなにもウザくなるなんて! いえ、いい人なんですけどね。もっと自信を持っていいのに。
 一方の栗原さんは菅原くんからヘタれ成分をなくしたバージョン。何その聖人。
 割とマジで山根くんをグーパンしたくなりますが、大丈夫です。次の出番以降ちゃんと私たちの声を代弁してくれるキャラが登場してくれます。あれはいいキャラです。

 山根くんの声優と音響スタッフは実にいい仕事をしてくれました。文の切れ目にいちいちブレスを挟むな! そんなもんキレイに収録するな! もうこれだけでこの子ってばキャラを確立できちゃってるじゃんか!
 栗原さんの声優ももうね、ナイスな芝居ですよね。おっとりとしていながらも爽やかな口調、なにより全てを包み込むようなあの慈愛、マジ聖女。彼女があまりにも自然に山根くんを受け入れてくれるせいで、山根くんのあのウザ姦しい喋りかた、ハタから見ている私までうっかり賑やかで楽しい人だなとか思っちゃったじゃないですか! 恋は盲目、目を覚ませ! そしてもう一度惚れ直すんだ!(混乱中)

難聴系ヒロインペア

「だから俺は高野に――いや、俺が急ぎすぎたのかもしれない。ゆっくりでいいから。俺、待ってる」
「・・・もしかして、速さの問題???」

菅原卓郎(赤髪ショート) × 高野千鶴(栗色ツインおさげ)

関係性:思いを伝えたい人と伝わらない人
チグハグ要因:自分が恋愛対象になりうると考えてもいない

 決して耳が悪いわけではないのですが、この娘の言動は明らかに難聴系ラブコメ主人公のソレ。とにかくどうがんばっても好意が伝わらないセメント女子に精一杯好意を伝えようとする男子という構図がほほえましいペアです。
 難聴系ヒロインとしての魅力大爆発な高野さんにばかり目がいきがちですが、菅原くんの健気さも注目すべき点だと思います。少年向けラブコメ作品らしく男子側にやたらとヘタレ(と朴念仁)が多いこのアニメですが、そのなかで彼は初期から積極的に告白に挑んでいます。肝心なところではやっぱりヘタレだけれど。

 トリ2連チャン。さすがは高野さん。いい子だなあ菅原くん。高野さんかわいいし菅原くん一生懸命だしで、このふたりあるところ常在ラブコメですね。
 前話から引き続き高野さんの目が眠そうじゃなくなっているところにいい味が出ています。マジ本気だこの子。正真正銘1ミリも恋愛ワールドと自分が重なる日は一生来ないと考えてるぞこの子。垂直どころか平行どころかねじれの位置だ。そんな雰囲気マシマシ。
 あまりにも平常運転な高野さんの高野さんっぷりに、菅原くんががんばればがんばるほど涙を禁じえない。いっそ応援歌を捧げたい。オールハンドゥガンパレード(全軍抜刀全軍突撃)! がんばれ菅原くん!

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