徒然チルドレン 第8話の感想兼カップルまとめ

 ヌガーをハチミツにディップして、コンデンスミルクで和えたプラリネと一緒にクーベルチュールに閉じ込めました。
 本日のベタ甘ラブコメめしあがれ。

徒然チルドレン(1) (週刊少年マガジンコミックス)

誤解畳みかけペア

「上根はおとなしいな。正直女子はもっと面倒なものと思ってたんだが、束縛もしてこないしワガママも言わない。そういう子もいるんだな」
「でも本当は束縛もしたいしワガママも言いたい・・・」

剛田武(あずき色日本男児) × 上根綾香(群青色ゆるふわおさげ)

関係性:両思いカップル(暴走気味)
チグハグ要因:お互い思ったことを中途半端にしか言葉にしないこと

 精神的に安定している剛田くんの方がチグハグ主要因になっているという不思議なペア。上根さんも言うべきことを最後まで言わないメンドクサガールではあるけど、あれだけ押せ押せされたら普通は察せると思うんだ。ニブチンめ!
 内気な割にやたら強かという上根さんの生っぽさが同性視聴者に好かれるのかちょっと心配なところ。剛田くんの朴訥さは完璧にファンタジー入っているのでたぶん両性ともに好かれるはず。

 え、上根さんが「束縛もしてこないしワガママも言わない」? ハタから見ててそう感じたことなんて一瞬たりとも無いっス! よしんば本気でそう思えるんだとしたらそれはキミがニブチンなだけだと思います。
 そんなわけで今話は珍しく剛田くんの方から求めるターン。「上根はおとなしいな」だの「むしろ俺は上根の方がベタベタするのイヤなのかと思ってた」だの、ええい、この子のアプローチいちいちまだるっこしいな! もし上根さんくらいガンガン押せ押せで来てくれる子以外がカノジョだったら早いうちに愛想尽かされるんじゃなかろうか。よかった。相手が上根さんで。
 なんのかのいいながら私、上根さんのことを意外と気に入っているんですね。

 ところでパトリシアさん満を持してぼちぼち出番なんです?

幼馴染みペア

「今まで何度もチャンスがあったのに何でゴールできないんですかね、監督?」
「フォワードの千秋選手が気持ちで負けてるからですかね!」

内山千秋(茶髪ショート) × 飯島香奈(茶髪ロング)

関係性:長いことツルんできた幼馴染み
チグハグ要因:恋愛観の相違

 夫婦漫才が持ち味と見せかけて意外と重い話だらけのペア。
 千秋くんの言動にいちいちサイテー感が付きまといますが、これ本人の人格に問題があるわけではなくて、ふたりの「好き」の質が根本的にズレているのが原因なんだと思うんですよね。
 千秋くんの恋愛観は、例えるなら自宅でまったり過ごす夫婦みたいな感じ。恋人関係に求めるものは安定した関係性で、飯島さんとはいつまでも気の置けない付き合いがしたい。一方飯島さんの恋愛観はテレビドラマのようなロマン。キスにこだわることからもうかがえるように、彼女は恋人というものに劇的な変化、刺激を求めています。恋愛に求めるものが180度違うのですから噛み合うわけがありません。

 千秋くんサイテー じゃなくて超がんばった! 千秋くんのサイテーっぷりが目につきがちですが、飯島さんも飯島さんでたいがいメンドクサイ子なので期待に応えるのはぶっちゃけ超しんどいと思います。
 「気持ちで負けてる」「じゃあ今パス出そうか?」「みんな私たちのこと、もうキスくらいしたと思ってるらしいよ」 おう、そこまで不満が溜まってるならハンパな誘い受けなんてしてないで自分からオフェンス受け持ちなさいなシンデレラ脳め。
 そこらへんの相変わらずなミスマッチぶりをぶち抜いて、まがりなりにもキスできたんですからこれは快挙ですよ! 快挙だと思いませんか、監督?

 ところでオープニングに顔を出してくれないない表情筋死亡カップルが今回初めて顔を見せたわけですが・・・やっぱり期待するなら2期なんですかね?

鬼畜眼鏡&流され乙女ペア

「亮子ちゃんは粘り強くお願いしたらきっと揉ませてくれる。ね、そんな気がするでしょ?」
「ん、んなわけねーだろ!」

赤木正文(黒髪眼鏡) × 梶亮子(脱色ロング)

関係性:支配する側とされる側
チグハグ要因:要求がいちいち率直すぎて戸惑ってしまう

 テンプレ生徒会長キャラとテンプレ不良キャラです。シチュエーションもこの組み合わせのテンプレ。今後も全く期待を裏切りません。このアニメにおいてテンプレは褒め言葉(のはず)。
 赤木の梶さんへの態度は完全に固定されているので、梶さんがどこまで相手の要求に応えられるかがこのペアのお話の核になります。何気にふたりとも思いやり深く献身的なのでチグハグ感はあまりありません。
 赤木の要求全部を受け入れたらR-18になってしまうので、梶さんにはどうにかがんばって抵抗してほしいところ。

 なんか赤木がいつにも増してメンドクサイ攻め方してましたが、やたらメンドクサイお説教垂れてましたが、うん、まあ、平常運転ですね! 主に赤木が得しかしてないあたり。
 たぶんおっぱい揉みたかったのも本心だと思うのですが、あんだけベタベタと身体接触したらそれなりに満足できちゃうものですよね。ヘタしたら手のひらでおっぱい堪能するより、抱きついてもらって心臓付近のセンシティブな皮膚感覚でおっぱいの柔らかさ温かさそして香りを思うさま味わった方が満足感高くすらある。

香取劇場ペア

「恋愛の神様が俺にモテろって言ってる以上、また誰かを傷つけちまう。もう誰も傷つけたくない」
「違う! 傷ついてるのは先輩の方!」

香取慎一(金髪くせっ毛) × 細川数子(チョコレート色縦ロール)
+ 松浦彩音(青髪リボンポニー)・・・別ルート

関係性:教祖と信者
チグハグ要因:なんだかんだで一線を引いている

 香取・ファンタジア・香取と細川・ポエミィ・数子のふたりがかりでボケ倒します。あるいはファンタジー空間生成装置。このふたりが場に存在する間はあらゆる理不尽が許されてしまいます。やったね!
 細川さんは単体だと髪型以外まともなキャラなのに、香取の前ではどうしてこうなってしまうんでしょうね。トカ&ゲーを前にしたアシュレーみたいなものでしょうか。(ゲームネタ)
 奇矯な言動に隠しつつ、ここでも香取はさりげなく大人の対応をしてくれています。この人カッコイイですよね。松浦さんと違って細川さんは彼のそういう部分に気づいていませんが、返ってその方がクリティカルに彼の本質を引きだしているのは何なんでしょう。これが乙女のラブリー底力パワーだというのか。

 というか濃厚な攻め攻め展開を取り扱った今話の話の流れで、よりにもよってトリがキミらかい! 間違ってないけど! 間違ってないけれども! ・・・あー、間違ってないわ。
 細川・ポエミィ・数子の魅力が大爆発していてこのエピソード好きなんですよね。最初から最後まで総じて何言ってんのキミって感じがなんとも。そんなシリアスげに香取のことを想わないでください。笑うしかなくなるので。
 全般的に何言ってんだとしか言いようのないファンタジアでポエミィな展開でしたが、なんだかんだいって今回さりげなく香取がデレましたよね。「これ以上俺がモテないようにロマンスの神様にいっちょフルボッコかましてきますか」って、この頑壁紳士からこれ以上ない剥き出しの返答を引き出しましたよね。細川さんやるなあ。

 ところで香取は何曲専用BGMもらってんのさ。

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