ポプテピピック 第5話感想 ひどいネタバレを見た。

ハハッ オイ ヤメロヨ! ハハッ オイ オオ? ア? オッ ヤメロヨ! ヨッ ヒッ ヒッ ヒーッ ヤメロ! ヒッ ヒッ ウキャー! ウキャー!

―― ここだけは何度聞いてもチンパンジーのモノマネにしか聞こえない。

ゼルダの伝説 夢をみる島

 先週、近所のスーパーでお肉の特売があったんですよ。特売。セール。
 なので奮発してちょっと良いお肉を買ってきて、ローストビーフとベーコンをつくったんですよ。
 おいしかったです。

 (コミュ障)

 そんな話はどうでもいいとして、私、今回はちょっと反省しなければなりません。
 私、ポプテピピックの感想ではいつもさんざっぱら「我々はもっと主体的なアニメ視聴者になるべきだ」とか「ポプテピピックがつまらないと感じるのはあなたがつまらないせいだ」とか書いてきましたが、今週のポプテピピックを見て自分もまだまだだったと痛感しました。

 ほら、今週はいつもと違ってAパートの方が声優さんの悪ふざけがキツかったじゃないですか。私、例によってセリフが全然聞き取れなくって。まあそれならそれでいいやー。うんうん、それもポプテピだよね! とか思っていたんですけどね。Bパートがはじまるまでは。
 でも思い知りました。Bパート、ちょっと物足りなかったんです。
 声優さんの演技に不満があったとかそういうわけではありません。ただ、「ああー、この絵さっきも見たわー」感がちょっと強めに感じられたんですよね。

 普段はAパートが聞き取りやすくてそちらでだいたいの流れを把握することができていたので、極端な話、Bパートの悪ふざけはまったく聞き取れなくても相応に楽しめていたわけですよ。「あー、この流れでいきなりそういう芝居はじめちゃうのね。ははは、おもろいおもろいー」とかそんな感じで。
 ところがですよ。
 Aパートからいきなりエンジン全開で来られると「これどういうシーンなんだよ」「何しゃべってんだよ」「え、今ので終わりなの?」と、もうね、ひたすら困惑しかないわけですよ。動物園のなかでyoutube見ている気分。絵しか伝わらない。せっかくの声優さん渾身の演技がチンパンジーのモノマネにしか聞こえないわけですよ。
 続いてBパート。「あ、これそういうネタだったのね。納得納得ー」以外の感想が出てこない。声優さんのアドリブとかもはやどうでもよくて、淡々と赤ペン先生の答案添削を眺めている気分でした。楽しみにしていた映画のネタバレを食らったときってこんな気持ちなのかなー、とかほんのり思ったりもして。
 私、アニメでも映画でもゲームでもネタバレって一切気にしたことがなかったので、もしかしたらこれが人生初のネタバレ体験だったかもしれません。やー、思いのほかガッカリしますねー、コレ。私ももっと気を使おう。

 自分が情けない。
 少しは主体的にポプテピピックを楽しめていたつもりでした。能動的にポプテピピックの面白さを見出してきたつもりでした。ところがどっこい、今までは単にひとつの楽しみ方のパターンを見繕っていただけにすぎなかったわけです。
 私はポプテピピックを画一的な視点でしか楽しめていませんでした。そんなの主体的とはいいません。受動も受動です。ぼけーっと口を開けて面白いネタが飛び込んでくるのを待っていたようなものです。そんなのアニメを観ているとはとてもいえません。寝ていた方が夢を見るだけよっぽど創造的です。オ○ニーしていた方が体液噴射するだけよっぽど生産的です。なあおい。

 取り急ぎまた最初から見返しました。3周目でようやくAパートが聞き取れるようになってきました。ですがそれだけです。
 ミッキーネタやるからって冒頭からナイスボート仕込みやがって、とか、イモヨバって再婚ネタだの切っ先が逆さの包丁だのと少女マンガにありがちなネタを丁寧に拾ってるよね、とか、ボブネミミッミの安定感ってばマジ実家のような安心感、とか、そういう普通に無難にアニメの内容に即した感想しか出てきません。参った。
 “アニメを観る”という行為をひとつの体験として捉えた場合、一番最初のまっさらな視聴体験の意義は存外大きいのでしょう。反省することしきり。しかし覆水盆に返らず。「一度も侵入を許していない城は頼もしく、一度も侵入に成功しない兵士は頼りない」ともいうしね。「30年も侵入を許していない城はそもそも侵入する価値がなかったのだ」とも。

 私はポプテピピック第5話という貴重なアニメ視聴体験の機会をフイにしてしまいました。私の不徳の致すところです。
 この悔しさは臥薪嘗胆、胆汁を舐めるのはキモいので燻しすぎた自家製ベーコをしゃぶることで忘れないようにしましょう。
 やー、しっかしビールが進むわー。

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