その意気よ。後悔するより行動あるのみ! そっちのほうがお肌にいいんだから。
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「ちゅるりん卒業!? おでかけ! おいしーなタウン」
Lead Character:がんばったひと
らん
Major Happening:大きなできごと
キュアスタに投稿している食べ歩きレビューがブンドル団に利用されていることを知ったらんは更新をやめることにした。だが、おいしいものを食べるたびもう感動を共有できないことを思い出してアンニュイな気分になってしまう。ゆいたちに「好きなことなら止めるべきではない」と助言されて立ち直った。
Sub Questions:小さなできごと
テイクアウトすれば解決!
今ひとつよくわからないが、つまりテイクアウトしてお店の情報がブンドル団に伝わらないようにすればキュアスタを続けても問題ないという発想だろうか。
せっかくの口コミ情報がどのお店のことかわからなくなるのではキュレーターとしての価値半減どころじゃない気もするが、それは第三者目線。らんはあくまでおいしいものを食べた感動をみんなと共有したいだけなのでこれでも充分に満足なのだろう。
Battle Depiction:どんなバトルだったか
プリキュア3人の攻撃がウバウゾーに反射されてしまい苦戦することになるが、らんが機転を利かせてウバウゾーの動きを封じ、みごと撃破した。
Like It Here !:ここ好きポイント
拓海またも撃沈
拓海はゆいをもっとよく観察するべき。あの子何の記念でもなく突発的に食べ歩きツアーを企画するような子だぜ? 「クーポン余ってるから~」とか、仮に最後まで話を聞いてもらえたとしても本当に言葉どおり受け取られてデート感ゼロのまま終わるぞ。
さくら餅
「お出汁とお醤油、それにお味噌の香り漂う和食ストリート」という紹介からのさくら餅。お出汁もお醤油もお味噌も関係ねえ!
・・・とツッコみたいところだが、実はあんこに昆布のうま味を加えるとワンランク上の味を出せるという小技があったりする。自分で小豆を炊く機会があればぜひ一枚昆布を敷いてみることをオススメする。市販のあんこを買って使う場合でも、練り直すときに顆粒出汁を少し加えてやると市販品くささがなくなって良い。
ジェントルーの正体は菓彩あまねだった
制作上のトラブルでスケジュールに乱れが生じたことを差し引いてもなお展開が早い。過去シリーズで追加戦士関連のエピソードを開始していたのはどんなに早くても5月末ごろからだったので1ヶ月も早い。つまり当初計画時点からこの時期にこの描写をする予定だったのだろう。
なにやら洗脳でもされているかのような描写だったが、他にも色々と込み入った(※ 仲間になる過程を描くのに時間がかかる)事情があるのかもしれない。
ちなみに頭痛の瞬間リフレインしていたのは、第6話でプリキュアの正体であるゆいとここねが自分と同じ学校の生徒だと知ったシーンと、第7話でらんが自分の策略にかかってレシピッピを大量誘拐されたことにショックを受けていたシーン。共通点は後ろめたさか?
最近「Google Search Is Dying」という記事が世界的にバズりましたが、そこでの指摘によると、インターネット利用者の多くは生の体験談、当事者が直接発信する一次情報を求める傾向があるとのことです。
ところがグーグル検索は検索順位を上げる手法を研究されつくしてしまっており、SEO対策にお金をかけられる大手企業サイトや、権威性の強いドメイン所有者に検索上位を独占され、利用者が本当に知りたい草の根的な情報にはなかなかリーチしなくなってしまったと。実際、もうだいぶ前からグーグル検索より各種SNSでの情報収集を優先する人が増えていますよね。
もっとも、SNSもSNSで自己プロデュース力に長けたインフルエンサーたちによる寡占環境ができあがっているので、個人的には正直そんなに変わらないと思うんですけどね。結局著名ユーザーに拾ってもらうためのノウハウがなければ拡散されるものも拡散されません。
まあ余計な話はさておき、要はちゅるりんの発信する食べ歩きレビューにはそれだけ大きな価値があるということです。
らん本人は「おいしいものを探す情熱がなくなるわけじゃない」と自分に言い聞かせていましたが、そんなことはありません。発信すること、感動を共有することには間違いなく大切な価値があります。周りにとっても、それから自分自身にとっても。私もこうやって未だにアニメ感想ブログなんかやっている人間なのでその“価値”はよく知っています。言い換えるなら“楽しさ”ですね。
おいしいものを自分の足で探すことの楽しさは間違いなくあるでしょう。ですが、その楽しさはキュアスタに投稿する楽しさとはまた別種のものです。どんなに楽しかったとしてもお互い代替物にはなりえません。互換しません。片方をやめてしまった心の空白をもう一方が埋めてくれることは絶対にありません。
前話、ほかほかハートの紹介として「お料理を食べる人の『おいしい』や『うれしい』、『ありがとう』の気持ちから生まれる」(第7話)という説明がありました。ごはんはただおいしいだけではその存在価値は片手落ちです。ちゃんと食べてくれる人がいて、おいしいって喜んでもらえなければ。
『デリシャスパーティプリキュア』はごはんを食べる側の物語です。料理人などと違って何かかたちあるものを製造する立場ではありませんが、彼女たちは彼女たちで「おいしい!」と感動を伝えることによってごはんの価値を創出しているんです。
みんなのために
「ブンドル団はレシピッピを奪うために、らんがキュアスタに投稿したお店の情報を利用している可能性があります。おいしいものへのセンスがいいことに目をつけたみたいで」
よかれと思ってやっていたことでした。
らんの趣味は食べ歩き。おいしいものを食べるのが好きで、おいしいものを見つけるのが好きでした。
ちゅるりん名義でのキュアスタでの活動はあくまでその副産物、ではあります。
だけど、タウンガイドによく目を通し、口コミサイトやSNSをいくつも熱心にチェックして、細かくメモまで取っていたあの努力は、はたして本当にただ自分がおいしいものを食べたいがためだけのものだったでしょうか?
「それにしてもちゅるりんがキュアスタに載せるお店はやっぱりおいしい」
「はにゃ。ちゅるりんを知ってるの?」
「ちゅるりんさんってさ、いったい誰なんだろう? らんちゃん」
「はにゃ。・・・はーい。ちゅるりんでーす。よくわかったね」(第7話)
ちゅるりんにはそれなりにファンもついていたようで、そんな話を聞くとなんだかくすぐったい思いもしたものでした。
「じゃーん! ここは絶対絶対紹介しようと思ってたんだ。皮はもっちもち、あんはジューシーな中華まん。そのハーモニーでジャンプしたら宇宙まで飛んでいけそうだよー!」
今日だって、自分の選んだお店を友達が喜んでくれるのを見たらやっぱりうれしく感じたものです。
華満らんは独り占めを許さないプリキュアです。それはいうまでもなく自分自身も例外ではありません。
自分がおいしいって思ったお料理は、みんなにもおいしく食べてほしい。共有させてほしい。
「それにしてもブンドル団! レシピッピに酷いことして、お料理の味を変えちゃうなんて酷いよ! 突然大事な味が変わるなんてものすごくびっくりするし、悲しいのに。――よし、決めた!」
だから。
「らんらん、キュアスタやめたんだ」
このままだと、かえって独り占めに手を貸す結果になってしまうから。
自分のために
「えへへ。大丈夫、大丈夫。おいしいものを探す情熱がなくなるわけじゃないし」
別に誰かに頼まれてやっていたことではありませんでした。
あくまでもただの趣味。というか、一番の趣味のついでみたいな、副産物くらいのもの。
それなりにがんばっていたかもしれないけど。楽しんでいたかもしれないけど。つまるところはひとりよがりの自分本位。
「地球のため。みんなのため。それもいいけど忘れちゃいけないこと、あるんじゃないの?」(『ふたりはプリキュア』エンディングテーマ『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』)
プリキュアの戦いというものは元来、自分たちの日常を守るためにあります。
少女たちはみんなどこにでもいる普通の女の子で、世界平和のために悪の組織と戦う、みたいな義務なんて持っていませんでした。地球よりもチョコパフェ。みんなよりもイケメン。ただ自主的に、自分の守りたいものを守ろうとしていたら、結果的にヒーローになっていただけであって。
だかららんも元々みんなのためにキュアスタ活動をしていたわけじゃないし、自分の都合だけで勝手にやめちゃったっていい。何も難しいことなんてない、ただそれだけの話です。
それに、みんなのお料理の味を変えられたくないという願いすらも自分の都合。らんは独り占めを許さないプリキュア。みんなにおいしいって感動を共有してほしい。
これは一から十までそんな自分のための選択です。プリキュアとしても何もおかしいところはありません。
だというのに。
「でも、好きなことをやめなきゃいけないなんておかしいよ!」
同じプリキュアが「おかしい」と言ってきます。
「私もそう思う。ちゅるりんだったらこのおいしい中華まんのこと、何て表現するんだろうって見てみたいもの」
「ちゅるりんのキュアスタを見てると、『このおいしさを知ってほしい!』って気持ちが伝わってきて腹ペコってきちゃうもん」
「ちゅるりんだったらその情報、絶対にキュアスタに書いてたわよね。いえ。書くべきよ! 誰が見てるかわからないからもちろん気をつけてやらなきゃだけど、とにかくブンドル団のやりかたは腹が立つわ!」
いかにもプリキュアらしい、自分本意な理屈で。
らんがどんなに悩んで、誰のために一番いいと思う選択をしたのかなんて全然考慮してくれません。自分が見たいから。自分にとってのちゅるりんはこういう存在だから。自分はこれが正しいと思うから。そんなのばっかり。
それが現実にできるものなららんだってとっくにやっています。らんにはどうすることもできないから仕方なく諦めたんです。
らんだってキュアスタを続けられるものなら続けたい。楽しかったんですから。そのためにならいくらでもがんばって下準備できちゃうくらいに。
「またらんらんのせいで・・・。く。ううう。ぐにゅにゅにゅにゅにゅ。はんにゃーっ!! ――絶対絶対、なんとかしてみせる!」
そうとも。こんなことでウジウジ悩むだなんて、全然プリキュアらしくない。
選択肢グーパンの系譜
「『ごはんかパンだけで悩むな。迷ったときはうどんもある!』。お婆ちゃん言ってた。迷ったときこそ他に何かいい方法があるはずだって」
片方を選べばもう片方を諦めることになる。ふたつのうちひとつしか選べない。
プリキュアは伝統的にその手の悪意マシマシな二者択一の選択肢を拒絶してきました。
ぶん殴って、
蹴り破って、
諦めきれないふたつとも、両方をかっさらってきました。
いつだって。どんなときだって。
それがプリキュアです。
どうしてどこにでもいる普通の女の子が、世界をも救いうるヒーローのパワーを手に入れなければならなかったのか。
どうしても自分でやりたいことが目の前にあったからです。
「諦めない、負けない!」」(『キラキラkawaiiプリキュア大集合』)こそがプリキュアの合言葉。
プリキュアというヒーローは自分たちの幸せな日常を守るために戦います。
幸せな、日常を。
守るべき日常は幸せでなければ意味がありません。
何気ない日常がかけがえのない幸せに溢れているからこそ、無理を押してでも道理を越えてでも奇跡を起こしてでも、守るんです。普通の女の子だからこそ、普通を求めるからこそ、ヒーローになりうるんです。
それが一番の幸せであるがゆえに。
らんの身を削る選択はゆいたちプリキュアによって否定されました。
だって彼女たちはそんなしみったれた妥協をするためにヒーローになったわけじゃありません。
華満らんは独り占めを許さないプリキュア。だったらそれを誰にも許すべきではないはずです。
自分にも、ブンドル団にも、運命にさえも。
全部ぶち壊して、全部みんなとシェアしましょう。らんにとってはそれが一番幸せで、そして当たり前の日常だから。
「そっかあ! 見つけたんだ、ウバウゾーの動きを止められる、うどん!」
「これが、ヤムヤムの見つけたうどんなんだ!」
でも正直その「うどん」ってのはやっぱりどうかと思います。その。なんというか響きが・・・。
コメント
ゆいのおばあちゃんへ。
孫へのありがたい教えの中に『拓海を気遣うこと』も是非混ぜてほしかったですw
冒頭、誰かしらがキュアスタ辞めるよう進言するんじゃないかと思って勝手にドキドキしました……。
話し合いがきちんと成立してるあたり、クッキングダムにもインターネット(少なくともそれに関する知識)があるようですが、王様夫婦はなかなかイマドキの若者文化に対する理解が進んでるようで。
逆に言うと、ジェントルーは何故一個人でしかないちゅるりんを、ああも当てにしてるのでしょう。
例えば普段から自分でお店を観察するという手があります。
観光雑誌は大体どこの本屋さんにもあります。
他にもレビューサイトや噂話や自分自身が好きなお店、私が何も見ずに思いついただけでも、これだけ手段はあるのに。
女の子が男の子に優しくするのは高校生になってからで充分です。むしろそのほうがおいしいです。その、ラブコメの波動的に。
中学生ラブコメは、たまたまシャンプーの匂いを嗅げるくらい接近した瞬間「あれ? こいつ俺のこと好きなんじゃね?」みたいな、キモいくらい一方的な勘違いからスタートするのが一番おいしいと思います。(※ ただの性癖語り)
雑誌とかwebサイトとかではなく、レビュアー個人を定点観測する人って案外多いらしいんですよ。
ほら、どの料理がおいしいのかって、結局のところ個人の嗜好による部分が大きいので。大勢が高評価しているお店だからっといて自分の舌にも合うとは限りません。だから、自分が食べておいしかったお店を絶賛するレビュアーを探して、そういう自分と似た嗜好の持ち主がオススメするお店なら間違いない!って感じで信用するみたいです。
ジェントルーがちゅるりんをアテにしていたのもたぶんそれですよ。過去のレビューを参照して、この子が褒めるお店なら確実にレシピッピがいるだろうと考えたのかもしれません。実際レシピッピが見えるという投稿もありましたしね。
今日はデリシャスパーティのプリキュアが3人でおいしいなタウンを食べ歩く話でした
「どうしてここに?」というセリフにはシックリ着て、女児向けプリキュア的に感慨深かったです
フレッシュプリキュアの第9話でも、キュアベリーがオーディションから抜け出して、参戦をはじめると「どうしてここに?」と聞き求めるので
で、さらに今日は大阪市内のプリキュアの店で買い物をしたかったけど、その2日前に私の容体が悪くなったので、仕方なく富山県高岡市の東横インから岡山に帰ることになりました!!
それでも1日にプリキュアの店で買い物する機会は5カ月後にもあるはずですし、ダブルスタンプデーなのも素直にうれしいですね!!☆☆♬
>で、今回プリキュアとは無関係な雑談で言いたいことは
プリマジを自宅で見ている時は前半が長く感じますね!!
それだけプリマジの前半を視ている時はトキメキを感じていることがよくわかります!!
チコちゃんに叱られるでもトキメキを感じている時は時間が長く感じるといいますから!!♪
このサイトの一部の閲覧者は
プリマジって何?どんなテレビの番組!!?
と今でも思っている人が何人もいると思うので、プリマジについて解説致します!!
プリマジとは今現在日曜の10時から始まる幼稚園児向けのアイドルアニメなのです!!
テレビ東京系にてプリティーリズムから始まって、今現在のプリマジまで毎週のように、アイカツとは違って中断はないように放映され続けているアイドルアニメです!!
話は変わりますがアイカツに関してはアイドルカツ動の短縮語で出来上がって、プリティーリズムから始まってプリマジまで続いているアイドルアニメよりメジャーなアイドル作品です!!
とまぁ、解説が長くなりましたが、私は2018年の4月から今現在にかけて、9時30分からレンジャー系を視た直後は、10時からテレビ東京系のチャンネルに合わせて、こちらはプリ(ティー)チャン(ネル)から始まって今現在はプリマジで続いているアイドルアニメを視ていると私個人としては後にも先にもこれ以上ないほどの絶好級の気分転換タイムになるのです!!☆☆♪
だからこそ日曜の10時前に終わるレンジャー系を視た直後は、10時から始まるテレビ東京系のチャンネルに切り替えて、プリチャン・プリマジを視ていると、絶好級の気分転換タイムとなって、少なくともプリマジになってからは岡山の自宅で観続けることで、10時15分ぐらいまでの前半は毎週毎週長く感じます!!
つまり毎週日曜はレンジャー系の直後にプリチャンから放映が始まったプリマジを視ていると前半はトキメキを感じているということなのです!!
というワケで、この書き込みを視て、何が何だか…という閲覧者の多いはずですが、それでも解説したくてさせてもらいました!!
オーディションは辞退するもの。実際そんなことしたら待たせている人にぶん殴られますけどね。
おいしーなタウン、通りごとにジャンル縛りしているってことは競合が大変なことになっていそうですが、食べ歩き用のメニューを充実させるとかそういう対策はやらないんですかね? ラーメンテーマパークによくあるハーフサイズみたいなやつ。それともプリキュア世界の人は昔からよく食べるので、普通にフルサイズのメニューを出しても食べ歩きしてくれるんでしょうか。
ゆいの家のなごみ亭に至っては定食屋ですし、らんの家のぱんだ軒も客単価を上げる方向のキャンペーンをやってましたし、あの経営戦略でやっていけるってことはやはりおいしーなタウンの住民みんな健啖家・・・? それともああ見えて東京も真っ青な人口密度で全店まんべんなく潤ってる・・・?