ゼノブレイド3 プレイ日記 第5話の2 ストーリーが進むたび変なコロニーばっかり増えていく。

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全然同じじゃねーよ! オレたちのために振る旗が、オレたちのせいで重くなるんだ!

その重さが、前に進む力にもなってるって言ってるの。

友達 タロー、イチカ

このブログはあなたがプレイ済みであることを前提に、割と躊躇なくネタバレします。

第5話 蝕

Lead Character:がんばったひと

ヒーローたち

Major Happening:大きなできごと

探検・発見・ぼくの海

 アグヌスキャッスルに潜入するため船を手配してもらったノアたちだったが、ブツさえ受け取ってしまえばしめたもの、任務そっちのけで四六時中お船遊びに明け暮れていた。
 この時点でミオの寿命が1ヶ月と少ししか残っていないのはもちろん承知していた。そのうえで、少なくとも日の出と日の入りを各10回は眺めた程度に遊びまくった。イルカみたいに併泳してくる謎生物がかわいかった。

Sub Questions:小さなできごと

コロニーミューの解放

 部活動みたいな緩さで死と隣りあわせの生活をしていたコロニーを、顧問みたいに裏方仕事を一手に引き受けていた執政官の手から解放した。彼女が死を選ばなければならなかった理由は判然としない。残された者たちと一緒にこれから彼女の軌跡を辿っていこう。

コロニー15とのケンカ

 執政官が軍務長を兼務し、副長になぜかノポンを置いて、好き放題暴れていたコロニーと3番(4番)勝負した。
 多くのメビウスたちは使命というより個人的な享楽として虐殺を行っている。裏を返せば、モラリストのメビウスが良心に基づいた活動をすることも可能ということだ。

ユーニ覚醒

 黄金ランクに昇格したコロニー5がメビウスに滅ぼされるところを目撃し、前世のユーニがどうしてあんな死にかたをしたのか理解した。
 どのみち敵国に勝てるよう努力しつづけなければ死ぬしかないこの世界において、わざわざ身内間での競争まで煽ろうとしている時点で、このランク制度を考えた者が人を人と思わない性格をしているだろうことは見え透いていた。・・・とかあんまり好き勝手言ってると合理主義お姉さんにブチ転がされかねないのでほどほどにしておこう。

グレイ覚醒

 我らが愛すべき浮浪者の奥さんを一目見てやろうと家に押しかけたら、なぜかシティー内部の諜報戦に巻きこまれていた。
 なお、奥さんはダンナとどっこいどっこいのイイ性格をしていた。
 あと話の流れで浮浪者の素顔が開示されたが、マジでパーティメンバー全員ノーリアクションだった。

価値観の転換

 「あれ? セナって魚嫌いじゃなかった?」
 「え? あ・・・、ええと。す、好き嫌いしてたら強くなれないかなあって」
 「ねえ、セナ。そういうのやめよ。セナはセナ。私に合わせる必要なんてないんだよ。好きなもの食べて、セナはセナらしくいて。ね?」

 ミオは知りません。あのときセナがどういう気持ちでいたのかを。

 同じメニューを選んだのは、ミオみたいになりたかったから。
 申し訳なさそうにしていたのは、自分とミオが釣りあっていないと思っていたから。
 いつもひとりぼっちだったのは、本当は周りの目を気にしていたわけではなく。

 だから本当に、あのときセナは遠慮していたわけではありませんでした。
 ただ、ミオに憧れていただけ。本当に憧れていただけ。
 「セナらしく」なんて嬉しくもなんともありませんでした。自分から望んでミオに合わせにいきました。
 強くなりたかったから。強さの先にミオがいたから。なりたい自分の姿がそこにあったから。
 ミオみたいになれて、そうしてようやく、胸を張って大好きなミオの隣に立てると思っていました。

 「私――、うまくできたかな・・・」

 ミオが10期目を迎えるときまで、あと1ヶ月と少し。
 セナは、まだ、自分の本当の気持ちをミオに伝えきれていませんでした。

 昔から強くて優しかったミオにはきっと理解どころか想像することすらおぼつかないであろう、その本心。価値観。

 シティーにて価値観の大転換を迫られた第5話は、サブイベントもそういうテーマに沿って語られました。

 「大事な人が傷つくと、強くなりたいって思うよね。その願いと悲しみが良質な命の火になるの。――苦難がないと人って結束しないでしょ」

 「それでもマシロは諦めないから。夢で終わらせようとしないから。そのまっすぐさがみんなを奮い立たせたの。誰かを応援したいって気持ち、私もマシロに教わった」

 「立ちなさい。もっとやれるでしょう? ――立って。みんなのためにがんばるんでしょう? できること全部やるんでしょう!? ねえ、ガッカリさせないでよ。あんたはもう選んだんだ。自分の見たいものを、自分で! そのブレイドの重さ、何人分だっけ? 『仲間の思い全部背負う』って言ったよね。『絶対に折れない』って。――喚いたって現実は変わらない! あんたの仲間は死んだ! 私が殺したんだ!!」

 コロニーミューの執政官アイは兵士たちの味方でした。これまでのメビウスたちと違って。
 やりかたは絶対に許されないものでしたが、ひねくれてもいましたが、それでも彼女がマシロのために自分の全部を使っていたことだけは本当でした。

 マシロたちが透明な夢を見ている間。――せめて、その青くさいキレイゴトが通用する間だけでもと。
 彼女たちを汚い現実から遠ざけ、隔離し、精一杯守りながら、いつか夢から醒めてしまうであろう彼女たちに生きるための力を身につけさせようとしました。
 汚い現実の全部を自分で引き受けて。自分の身で濾過して。マシロたちに耐えられるだけの死と殺しとを課していました。

 自分もマシロの見せる透明な夢を愛していたくせに。

 マシロが折れない強さを手に入れ、自ら進んで現実を見たいと望んだその日、彼女の役割はひとつを残してようやく終わりを迎えました。
 あとは、マシロたちがこれからも自分たちの透明な夢に誇りを持てますように。どうか、汚い現実に守られていただなんてこと、悟られませんように――。

 コロニーミューの兵士たちは、執政官アイ――、友達だったイチカがどうして裏ではあんな恐ろしいことをしていたのか、まだ理解できていません。
 誰のために、何のために、あえて自分たちを死なせていたのか。自分たちに殺しをさせていたのか。

 夢から覚めたばかりの今はまだ、その思いを想像することすらままならないでしょう。

 「兄ちゃん姉ちゃんにはわからねえことかもしれないけどよ、長いことメビウスをやってると色々な死に直面する。そしてそいつはな、気持ちってやつを無視して突然訪れんだ。短い一生を精一杯生きぬいたやつ。最後まで生にしがみついたやつ。満足して死んでいったやつ・・・。数え切れないほどのやつらに出会ってきたが、いいやつも悪いやつも、等しくみんな俺より先に死んでいった――」

 人生10年きりのノアたちにとっては想像の埒外の価値観です。
 おそらくは地球に生きる私たちプレイヤーのなかにすら飲みこみがたいという人もいるでしょう。

 どんな理由であれ、人を殺していい道理にはならない。
 誰かを殺してしまうこと以上に、どうしても優先されるべき大切なものがある。

 たとえばそういうのも、価値観です。
 どちらかが絶対に正しいと決めつけられるものではありません。

ゲーム的なこと

 それはそれとして、マシロの能力、夢があるな!
 星輝士自体は最低でも自己バフ、バフ全体化、バフで強化される攻撃アーツ、タレントゲージ用のフィールドアーツと、最低4アーツ(※ できればもう1人の星輝士も)がそろわないと真価を発揮できないので、アーツ枠3つのマシロはぶっちゃけ弱いんですけども。

 パーティゲージを回復させるチェインオーダー、あれズルいでしょ。最長6周目までつなげられるだなんて。
 マシロ自身は攻撃力絶無ってキャラなので全然ハイスコアに貢献しないんですけど、チェイン5周目ともなれば普通は倍率1000%近くまで上がっているわけで。そこからの5周目6周目のダメージがもうすごいことすごいこと。編成メチャクチャでテキトーにやってても150万越えちゃうんですもんね。

 いやほんと、マシロ自身はジャンヌダルクよろしく戦場でただ旗振ってるだけなんですけどね。

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