文句を言っても何も変わらないし、自分でできることをしなくちゃ!
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「暑すぎてヤバい!」
大きな出来事
メインキャラクター:夏のお天気
目標
安全に過ごしたい。
課題
暑すぎてヤバい!
解決
我慢せず色々と対策した。
バトル
苦戦
ラクダのガルガルと暑さが相手。とにかく暑すぎてプリキュアも力が出ない。ガルガルはラクダだから平気なようだ。
勝利
まゆのアイディアでキラリンペンギンの力を借り、地面を凍らせた。
涼しくてプリキュアみんな調子を取り戻すことができたが、それも一瞬のこと。あっという間に氷が溶けて湿度が上がってしまった。すると今度はラクダのガルガルが調子を崩してしまったため、早めに保護してあげた。
ピックアップ
素麺
素麺の容器に氷水を張るのは九州全域と関西の一部地域で見られるローカル文化。
とはいえ、見栄えが涼やかなためテレビの全国放送でよく目にする機会があるだろう。上記地域以外の人でも一度くらいは試したことがあるんじゃなかろうか。私は子どものころ母にせがんだ。
ゼリー
私のような独身世帯にはなかなか縁のない話だが、小さな子どものいる家庭ならゼラチンや寒天の買い置きがあることも珍しくないのではなかろうか。私の実家はそうだった。
テキトーなソフトドリンクを固めただけでもおやつになるからなかなか便利。ゼラチンには若干ニオイがあるため、なるべく香りの強い素材を選び、少しだけ砂糖を足して味を濃くしてやるといい。
特に炭酸入りゼリーを食べてみたいなら手作りするしかないだろう。もっとも、固まるまでにガスがだいぶ抜けてしまうため、ペットボトル開けたてのシュワシュワ感を期待しているとちょっとガッカリするのだが。
これは500mlペットボトルにゼラチンを流してやる作りかたなら多少マシになる。(食べるときはボトルごと切ってスプーンで取り出すといい / ただし混ぜにくいし面倒くさい)
夏野菜
夏野菜は水分が豊富なうえ、利尿作用のあるカリウムを豊富に含んでいるため、体を冷やしやすい。(要はおしっこが温かいぶん体内の熱も放出されるという理屈)
カリウムを多く含むということは体内のナトリウム排出も促進されるということなので、合わせて塩分補給も忘れずに!
ひんやりグッズ
ハンディ扇風機、UVカット乳液、冷感ファンデーション、一番右はネッククーラーかな?
ポーチは何だろう? 汗拭きシート?
強すぎる直射日光は人体に外傷(日焼けはメカニズム的に火傷と同じ)、内傷(熱中症はつまるところ内臓が茹で上がることで起こる病気)どちらももたらすため、この手のメイク道具は美容だけでなく健康のためにもすごく大事。
今年は長袖の服なんかも流行っているらしい。夏用の軽い生地でつくられた長袖は日差しを遮ってくれるだけでなく、汗が流れ落ちる前にしっかり吸収し速やかに蒸発させてくれるため、汗による自然な体温調節作用まで補ってくれるだろう。
ニコガーデンでのお散歩NG
メエメエ、それはさすがにケチすぎない???
いやまあ、それを許してしまうと視聴者向けの現実的な暑さ対策の話ができなくなってしまうから仕方ないんだけれども。
ラクダの口
「ええっ! 食べてる!?」
ラクダは固いトゲがびっしり生えたサボテンでも平気で食べることができる。これは口のなかの天井部分が爪みたいに固くできているから。ここにサボテンを押しつけて歯ですり潰すようにして食べるのだとか。
ラクダの耐暑能力
「ラクダは気温が高いとき、体温を34度から40度くらいまで上げるんだ。熱を溜めこんで汗をかくのを防ぐからこのくらいの暑さなんてものともしない」
ラクダは猛暑に強いというより乾燥に強いというのが正しい。
悟の解説にあったように、高温環境下では自身の体温を上げて汗をかく量を抑えることができる。また、他の哺乳類と違って血液中の水分割合が高くなっても赤血球が破裂(溶血)しないため、一度に大量の水分を摂取し長時間保持できる。尿として排泄する水分量もごく少ない。
ラクダの背中にあるコブは脂肪の塊。昔はこれを代謝して水分補給しているという俗説が広まっていたが、そんな事実はない。毛足の長い毛皮の遮熱性と合わせ、断熱材のように直射日光で内臓が温まらないようにする効果があるだけだ。また、足が長いおかげで地面の輻射熱からも逃れることもできる。
ラクダの身体にある、直接的な暑さに耐える仕組みといえばこのくらいのものだ。
「ラクダは湿気に弱いんだ!」
このように、ラクダはそもそも汗をかくことでの体温調節をあまり行わない動物なので、耐暑能力という観点に限るなら空気が乾燥していようが蒸していようがあまり関係はない。
ただ、原産地が砂漠であるため、多湿環境特有の病気に対する免疫が弱いのだ。
日本の動物園においてラクダの熱中症による死亡事例が報告されている。
このラクダは高齢で免疫力が低下しており、まともに立ち上がることができずにいたという。上記のとおり、ラクダという生物は長い足で地面の輻射熱から身を守っている。これができなくなったため、このラクダは熱中症にかかってしまったわけだ。
打ち水の効果
「ええっ! 氷が溶けてる!?」
「なんか蒸し蒸ししてるよ!」
打ち水は水が蒸発するとき地面の熱を奪う、気化熱の作用で周辺気温を下げることを狙ったもの。(※ そもそも伝統的な打ち水は涼むためのものではないという異説もある) だが、水が蒸発すればそれだけ湿度も上がってしまうため、気温が高すぎるときはかえって不快指数が上昇してしまう。
真夏の暑い日はアスファルトの表面温度が60度近くにまで達している。水をまいた先からあっという間に蒸発してしまうため、少なくともこういうときは無闇に地面を濡らすべきではないだろう。
打ち水をするときは明け方の早い時間帯を選び、なるべく蒸発がゆるやかになるようにすると良いとされる。
ただし、アスファルト舗装された道路は排水性がいいため、せっかく水をまいても大半が蒸発する前に側溝などへ流れて行ってしまう。そもそもゆっくり蒸発する時間帯を選んで打ち水するということは、一番暑くなるはずのお昼の時間帯にはとっくに乾いていなければならない(気化熱による気温低減効果ももちろん切れている)という意味でもある。
この猛暑に対して果たしてどこまで意味があるのか、少し考えたほうがいいかもしれない。
羊の毛刈り
羊の毛刈りは人間が羊毛を得るためだけでなく、羊の命を守るためにも必要なこと。
野生の羊なら毛の生え替わりで自然と毛の長さが一定に保たれるのだが、家畜化された羊は品種改良の結果、毛がほとんど生え替わらないままに際限なくどんどん伸びていく。これにより、(家畜の)羊は自力での体温調整を行えなくなっているのだ。
また、そもそも羊の原産地は日本なんかよりずっと冷涼な地域だ。分厚い羊毛を生やしたままでは日本の夏に耐えられない。
徹頭徹尾、暑さ対策の話だけで終わった今話。去年もこの時期こんな感じの傾向はありましたが、一話丸々使うとはまたさらに突き詰めてきましたね。
実際、最近の暑さはシャレにならないですしね。テレビのニュースでは毎日のように「用事が無いならなるべく外に出るな」の繰り返し。NHKなんてよっぽど話を聞いてほしいのか、年々メッセージのエモさを露骨に盛りにきています。
大人だったらそもそも意味もなく屋外を出歩きたくなんかない(※ 引きこもりの発想)ので、まあ素直に従うわけですが、子どもはね。どうしてもね。そりゃ遊びたいですよね。公園とかで。体もいっぱい動かして。せっかく夏休みなんだし。
親御さんとしてはハラハラものでしょうけどね。
というわけで、アニメを通して子どもたちに暑さ対策を啓蒙するのは私も大賛成。
今回はこのブログでもそのあたりの情報提供を充実させてみました。(ストーリー面で感想を語るのが激しく難しかった、という事情もある)
ウチのブログを読みに来る小さい子どもなんて絶対いないと思いますが、お父さんお母さんくらいならもしかしたら読んでくださっているかもしれませんしね。この夏も無事に乗りきってください。
実際、今ってどのくらい暑いの?
「夏なんですからある程度暑いのは当然のこと。気合が足りないんですよ、気合が」
昭和生まれのお爺ちゃんみたいなことを口走った矢先に一瞬で行き倒れてしまったメエメエ。絶対にマネしないでください。
人体の仕組みとお天気は根性程度じゃどうにも変わらないのです。
プリキュアというのは一見不可能な願いごとであっても努力で無理を通し、奇跡が起こるまで絶対に諦めない物語ではあります。が、こんなしょうもない痩せ我慢はさすがに努力の使いどころではありません。あなたの周りにいる大切な人たちを無駄に心配させるだけなのでマジでやめましょう。
さて。私もそこそこいい歳した大人なのでわかりますが、昔は子どもたちにこんな口酸っぱく「夏休みは外で遊ぶな」なんて言っていませんでした。私が子どものころは逆に「ゲームばっかやってないで外で遊べ」と家から追い出されたものです。・・・まあ、それは今の子でも同じか。
彼らの言い分はある意味間違っていません。実際、彼らが子どもだったころは8月の炎天下で遊んでいても(ある程度は)安全だったんですから。
ええ。間違っていませんよ、当時なら。時代とともに常識は変わるものですね。私たちが子どものころは正しかった常識が、今では全然正しくなくなってしまいました。価値観のアップデートって本当に大事。
とはいえ、私も肌感覚ではなんとなくそういう時代環境の変化を理解できているんですが、そういえば具体的にどのくらい夏は暑くなったのか。考えてみればちゃんと調べたことはありませんでした。
もはやプリキュアの話題とはほぼ関係ありませんが、『わんだふるぷりきゅあ』のエピソードタイトルまで脳みそとろけたようなことを言いだしたこの機会。せっかくですから一度調べてみることにしましょう。
別に大したことはやりませんけどね。気象庁のwebサイトからデータを引っぱってきて、Excelで軽く整理してからグラフにするだけです。
というわけで、過去50年の最高気温と最低気温の変遷ドン。
観測所は東京、期間は1974年から2023年にかけて。とりあえず8月の記録に絞っての集計です。
思ってたよりギザギザなグラフになって読みにくかったので、10年平均で少し均したものも一緒に。(これ、冷静に考えると普通は過去10年でAVERAGEかけるやつですよね。私、普段の業務でこの手のデータ分析なんて全然やったことないので、意味不明に過去4年~未来5年間の平均を取っちゃいました)
最高気温だけでなく最低気温も調べたのは、今話のラストでこむぎといろはが早朝にお散歩していたからです。
もしも最低気温まで上昇傾向だったら、何十年後か先の未来ではあの時間帯すら安全にお散歩できなくなる、ということになりますから。
やはり全体的に上がってきているのがわかりますね。
最高気温で1度ちょっとの上昇、最低気温で見るならもう少し小さな変化って感じでしょうか。
じわじわ上がってきているのは確か。・・・ただ、これだけ見てもさほど危機感は湧いてきませんね。日ごろ肌身で感じている危険な暑さが、このグラフからではイマイチ伝わってきません。
というわけで次。
今度はヤベー暑さの日が毎年何日間くらい来ているのかを調べてみました。
観測所と期間、8月の記録に限定してあるのは先ほどと同じ。
気象用語として一日の最高気温25℃以上が「夏日」、最高気温30℃以上が「真夏日」、最高気温35℃以上だと「猛暑日」と定義されているので、それに倣って各3区分で数えてみました。
数えてみたっていっても生データをちょっと整えてChatGPTにぶん投げただけですけどね。
自力で集計するのでもCOUNTIFSとSUMPRODUCT関数の組み合わせでさほど手間は変わらなかったでしょうが、最近無料アカウントでもExcelファイルを読んでもらえるようになったらしいと聞いたので実験がてら。あと休みの日まで仕事みたいなことしたくないし。
こっちのグラフだとさっきよりも目立った変化が確認できますね。
特に最高気温35℃以上のグラフ。昔は年に1~2日ある程度だったものが、ここ数年で7日以上まで増えています。1ヶ月の1/4ですよ。そりゃ暑すぎてヤバい!
「猛暑日」という気象用語、昔はなかったんだそうです。話によると2007年に定義された新しい用語なんだとか。
グラフを見ても納得ですね。そりゃあ、そのくらいの時期にそういう用語が欲しくなる。
最低気温のほうのグラフは実質25℃以上のものしか機能していませんが、こちらも同じく7日間くらい増えているのがわかります。
やっぱり暑くなってるんですね。最低気温ですから、これ普通の日なら深夜の2時とか3時とかに観測される気温ってことですよ。そりゃヤバい。エアコンつけっぱなしで寝なきゃ。もう少し悪化したら散歩も行くかやめるか毎日検討しなきゃいけなくなるかもですね。
なんというか、じわじわ毎日ちょっとずつ暑くなってるというより、ドカッと暑くなる日が毎年増えつづけてるって感じなんでしょうか。
一緒に平均気温とかデータの散らばり具合とかもグラフ化しておけばよかったかもですね。最高/最低気温の変遷がそれほどなのに記録日数がこんなに増えているということは、毎日の気温の変化が安定しなくなってきているってことかもしれませんし。
ちゃんと勉強して統計を扱っているわけじゃないので、これ以上あんまり語ってもバカがバレるだけかもですが。(すでに手遅れか・・・?)
まあさておき、これで今回調べたことの結果がなんとなく伝わったでしょうか?
駐車場。陽炎に揺らめくガルガルの卵。
いかにもこれが原因だ、みたいなこと暗につつかれても反応に困るし、今さら石器時代の生活に戻りたくもありませんが、それでもやっぱり、このままでいいはずないよなあって気持ちになりますよね。子どもを持つ親ならなおさらでしょう。
「暑い!!!!!」
「プリキュアでも暑いものは暑い・・・」
プリキュアでもどうしようもない暑さなんです。
改めて言いますが、変に我慢しようとせず、素直に暑さ対策しましょう。
たまに地球温暖化に加担した自罰意識でエアコンの使用をためらう人もいますが、そういうのも一旦なしで。この暑さは命に関わるから問題なわけですから、無理してあなたが命を落としたらそれこそ意味ないです。ガンガン使ってください。
「みんな暑さを乗りきるために工夫してるんだね。文句を言っても何も変わらないし、自分でできることをしなくちゃ! 私もこむぎが快適にお散歩できるように、ちゃんと考えよう」
そういうことです。
コメント
今日はわんだふるぷりきゅあの本編の中でも敵わない暑さと戦う話でした
いろはが「何なの。この暑さ」とアバンで口にしたのはシックリ着ました!!☆☆♬
女の子に大人気のアニメ的に感慨深いし、女児向けプリキュア的な感慨深さも、オープニングになって気づき、女児向けプリキュア的には半分感慨深いです!!☆☆♬
さらにこむぎも「(前略)何、何」と口にしたことでプリキュア的な感慨深さがさらに続きました
>で、プリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は今のところ2つあるけど、1つに絞り込んで
今週の平日は土用の丑の日の商品をコンビニで予約して、火曜は土用餅を受け取りました
私の家族4人ぐるみで食べてお母様はやっぱり美味しいと言ってくれました!!☆☆♬
私個人としてはローソンでは肉のお重とセットで買うために、土用餅の2個入・4個入りを来年から復活させて欲しいところですね
「しっくりくる」と「感慨深い」以外の言葉を使って感想を書いていただけると助かります。
この2つの言葉は自分の人生経験に照らして湧きあがる感情を示す言葉なので、亀ちゃん様がこれまでどういう人生を送ってきたのか知らない私では、あなたがプリキュアを見て何を感じたのか汲み取ることができないんです。
というか、本当はほんの少しでもいいので私の感想記事を踏まえたうえでコメントしていただきたいところなんです。私が普段考えもしたことのない話題に対してお返事するのって、ものすごく難しいことなので。
こう見えて実はコメント返しするのに毎週記事1本分以上の時間をかけています。
首ではなく何故かバッグに収まってたまゆのネッククーラー、家を出てから速攻でぬるくなっちゃった説。
アニマルタウン育ちのいろはが今更「明日からのお散歩どうしよう」と悩んでる辺り、あの土地は大変羨ましいことに、例年だとまだ多少涼しかったんだと思います。
いつぞや出てきたコモンドールなんか今頃さぞ大変でしょうね……あ、だから飼い主のお姉さん周りは、すごいお金持ちかつそれを端的に表した超絶目立つ風貌になるわけですか。
ユキのぶんの用意が無いあたり、前日に使ったネッククーラーを入れっぱなしにしていて冷やし忘れていた説。
というか、よく考えたら出不精のくせによく手芸糸を買うだけの用事に着いてきましたよね、ユキ。あれか。まゆが行き倒れないか心配だったのか。
コモンドールって気温23度以上で熱中症を起こす犬種なんですよね・・・。どうにかしてお屋敷のなかだけで散歩を完結できないものか。
前回「水中で呼吸出来ない」「低体温症への対策も無い」ことが発覚した今作のプリキュアシステム。
そして今回「熱中症への対策も無い」ことが発覚し……今作のプリキュアシステム、あまりにも環境適応・生命維持機能をケチり過ぎていませんか?!鏡石様はコストダウンの鬼なのか?!今作のプリキュアは「攻撃は最大の防御」に頼れないハンディを抱えているんだし、せめて防御機能をもう少し拡充するべきなのでは……。
ただ、今作の騒動の発端は「鏡石に会話能力を授けて欲しいと集まってきた動物達が起こした“いさかい”」ではあるので、プリキュアシステムがこの“いさかい”を収拾するために開発されたものなのだとすると、プリキュアの活動範囲を「鏡石の周囲(だいたい半径10km程度か)の陸上」とし、気温も「いさかいが起きた当時の(猛暑とは無縁だった)アニマルタウン地域の気候」を基準としてシステムを設計することには、それなりの合理性があったのかもしれません、たぶん。
まあ、そうなってくると、今作は最終決戦もアニマルタウン地域を戦場にした非常にローカルなイベントになるのかもしれない―――実際今回のエピソードで地球温暖化問題を取り込まず「猛暑に如何に対処するか」という話題に終始したあたりにも、(「キボウノチカラ」等とは違って)「地球規模のネタは今作では取り扱わない」という東堂いづみの判断が透けて見えるような気がするんですが……はたして。
ニコ様自身は冷蔵庫のなかでも平気な耐寒性を持っているのにね。
『スタートゥインクルプリキュア』が最初から宇宙適応していたり、『トロピカル~ジュ!プリキュア』が潜水スキルを持っていたみたいに、実際プリキュアも想定される戦場に合わせてスペックを設定していそうなもの。・・・いや、でも『ひろがるスカイ!プリキュア』はキュアウィングしか空を飛べなかったな。
今年は過去の事件から考えても、最終決戦には“言葉が通じるからこその気持ちの通じあわなさ”みたいなテーマが絡んでくるでしょうから、物理的に声を届かせられないような壮大な規模にはならないんじゃないかなと予想しています。
確かに、例年になく、否、例年通りの暑さです。
私が鉄道研究会にスカウトされた1980年は冷夏と言われていつもよりいささか涼しい夏だった記憶がありますが、そんなのはもはや夢の彼方の記憶ですね(そのOB会が明日あります~苦笑)。
エアコンは今ほど普及しておらず電気代も相対的に高かったため、冷房をかけている場所ははるかに少なかったが、それでも何とかなっていたのになぁ。
~ だからこそ、冷房付の新型電車(今や最後の国鉄電車となっております)など、たまに冷房のある場所に行けたらものすごくうれしかった。なんせ小学5年生でしたから、なんだかんだ言っても。
とか何とか申上げても仕方ありませんね。
かのプリキュア諸君にしても暑いものは暑いわけで。
まあでも、ニコガルテンを散歩に使わせるという案は、私としてはちょっといかがなものかと思いましたね。ここはアイヒマンメエメエの拒否を支持します。ただ、かのメエメエサンの暑い中に飛び出て「行き倒れ」は、いろいろな意味で大喝です。
まず、それだけの暑い環境下があることをきちんと把握できていなかった点。ニコガルテンではそれでいいのか知らんが、アニマルタウンは現在の地球の温帯気候に連動して通常にない暑さが展開していることくらい把握しておきたまえという意味での喝。
もう一つは、その状況を確認もせずに竹やりでB29を打ち落とせ的な自殺行為的特攻外出を行った挙句の「行き倒れ」。これも大喝。
それこそ、テメエはエスコンでジンギスカンにされたいんか、みたいなお話。ならば毛を刈って野球教室の御幸毛織に売ってニコガルテンの修繕費に当てろ!とか何とか、テレビの前で大喝を入れておきました。
~ マジで最後に刈ってもらっていたのには笑えました。コピー人間もといコピー羊になるなよ、ってオチでしょうか(苦笑)。
ただ、行き倒れってのは、私が幼少期に知っていた人物(養護施設にいた同級生)が1名、現実に2度にわたってなってしまったという話があって(どちらも夏場ではなかったはず。1度は兵庫県北部で、もう1度はそれから約半年後に岡山市内で)、ついつい、思い出してしまった次第です。
この1年来、中学校の同窓会や小学校の同級生(映画監督の黒崎博君です。彼もかの少年のことを良く覚えていました)と40年ぶりに再会する機会に恵まれたのはいいですが、彼のその話をするのは、正直何とも言えませんでした。前者こそまだ何人かいた中での話でしたけど、後者は他に誰もいない中での話でしたから、特に、ね。
とにもかくにも、こうも暑いならば、何とか自愛自重せねばなりませんね。
私、実家の自分の部屋には未だにエアコンが無いんですよね。今年の里帰りはどうやって眠ろうか・・・。
ニコガーデンの気温ってそういえばどうなってるんでしょうね? ペンギンからラクダまであらゆる動物が共存しているわけですが。
まあ、草食動物だろうと肉食動物だろうと仲よくニコの実を食べて暮らしている世界ですし、環境適応についてもなんかうまいことやっているんでしょうけれど。