
私、アイドルプリキュアになんてなれない・・・。私――、心キュンキュンしてません。

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「心キュンキュンしてます!?」
大きな出来事
メインキャラクター:こころ
目標
自分にとってキュアアイドルとキュアウインクはどういう存在なのか考える。
課題
こころは小学生のころからダンスをがんばってきた子。偶然ネットで見つけた動画を見て以来、ダンス以上にキュアアイドルとキュアウインクのことで頭がいっぱいになっていた。
どうしてこんなに心キュンキュンするのか、自分でも不思議に思うことがある。
未解決
プリルンと友達になったことでキュアアイドルたちに会う機会ができ、そこで、自分も彼女たちと同じステージに立ってみたいという憧れの思いが強かったんだと自覚した。
しかし、実はアイドルプリキュアはただのアイドルではなかった。ステージでキラキラ歌って踊るだけでなく、恐ろしい怪物とも戦わなければならないというのが実態らしい。
それはこころが憧れたアイドルの姿ではない。
バトル
造園業者のおじさんを素体とした庭師型マックランダー。
苦戦
うたたちは特に危なげもなく倒すことができたが、何もわからないまま連れてこられたこころはすっかり萎縮してしまった。
ピックアップ
炊飯器

食べ盛りがいるご家庭の食卓だあ。
食事中すぐ手が届く位置に炊飯器を置くのって、おかわりする人がいる前提があればこそよね。3合とか4合とか入ってるのを毎食持ち運ぶのもそこそこ煩わしい家事なので、おかわりの回数が減ればだんだん炊飯器は定位置から動かなくなるもの。
ところで食卓のイスは4脚だけの様子。
自作アクスタ

公式グッズが発売されない活動初期にファンが自作しがちなもののひとつ。
ダイソーなどで売っている透明なプラスチック板に推しのスクショをはさみ、アイロンをかけて融着させると完成。昔は透明な食品トレーをトースターで焼いて溶かして、平らな板から自作する人もいた。
レジンを紫外線で固めてつくる猛者もいる。気泡ができやすいのが難点だが、簡単に厚みを出せて、反りも出ないところがメリット。こころの机の上に謎のボトルが置いてあるから、もしかしたらこっちかもしれない。
切り抜きの異常な細かさ(普通はパーツ数を増やさないようにもうちょっとスクショの下地を残す)ひとつ見ても、こころがものすごく熱心なファンだということがわかる。腰のリボンの先の小さい玉とか職人技。たぶん公式グッズでもここまでやらない。
プリキュアグッズ

こころが缶バッジをつくるのに使った道具はバンダイの「Canバッチgood!」。キャラクターシートとフレームシートを圧着して自分だけの缶バッジをつくることができる。様々な版権タイトルの素材が共通規格で販売されているため、本体1台あれば長く遊べる優れモノ。
今作仕様の本体は発売されていないが、去年の『わんだふるぷりきゅあ!』のものが劇中に出てきたものと同じピンク色なので、それを買って今作の素材セットと組み合わせるといいだろう。今なら定価(6,578円)から大幅に値下げされていて、お手ごろに買うことができる。

こころの回想でCM動画が出てきたが、このシーンはプリルンがプリキュアと一緒にいたことを確認するものであり、どちらも画面に映らないPretty Holicのロゴまで出すのは明らかに余計な尺。頭を切れるならそっちも切れるでしょうに。
いいや、東堂いづみは関連商品を売りこみたいんだ。余計なことは考えずに買え。
「へー。アイドルプリキュアっていうグループなんだね」

プリルンが動画を無断アップロードしているアカウント名は「キュアアイドル キュアウインク…」(第5話)となっている。今のところファンがアイドルプリキュアというチーム名を知る機会は無いようだ。
実際、現時点ではキュアアイドルの名前が先行して広まっているため、このアカウント名のほうが検索に引っかかりやすいだろう。わざわざハッシュタグまで入れていたりと、地味に戦略的なのよね、プリルン。こういうところからも彼女自身が熱心なアイドルプリキュアファンであることが窺える。半ば確信犯だからこそモッサモサにされても反省しないのだろう。
現実のアイドル界隈でも、近頃はあえてプロデュース元やグループ名を伏せたまま活動を開始するアイドルが現れるようになった。うーたま族(GEMS COMPANY)とか。
駆け出しアイドルの主戦場がテレビや地下劇場からネットに移り、活動場所を押さえる手続きで運営母体を明らかにする必要がなくなったことが理由として大きいのだろう。個人勢だと誤認してもらったほうが熱量の高いファンも集まりやすいし。
アイドルのファンになる理由は人によって様々。
ある種の仮想恋愛みたいになってアイドルの色恋ざたを絶対に許さない人もいますし、その反対に保護者のような目線で当人がやりたがることなら(活動継続の支障になりうることですら)何でも歓迎する人も、平凡な自分の代わりに夢を叶えてほしくてどんどん出世していくことばかり望む人もいます。純粋にエンタメコンテンツとして楽しんでいて自分に刺さる活動だけしていてほしい人とか、それから、こころみたいに自分もいつかアイドルのようになりたくて偉大な先人として憧れている人もいます。
「アイドルのファンなら斯くあるべきだ」と一律に価値観を固定化したがる人も中にはいますが、ファンの実態というものは彼らが思っているよりはるかに多様で、それぞれ好きになったきっかけも、推しに期待することも、千差万別。
共通しているのは、たまたま同じアイドルを好きになったということだけです。人間というのは多面的な性質を持った生きもの。アイドルだって例外じゃありません。みんなそれぞれ自分の角度から推しを見つめて、自分の角度から推しを認識しています。
だから、遠巻きに眺めていて感じるほどアイドルファンの内実は信者信者していませんし、全員推しに対する思いはちょっとずつ違っていて、まして統制することなんて絶対にできません。そんなものです。
「あの言葉で自分の気持ちがはっきりしたんです。ずっと2人のことを考えちゃうのも、つい踊っちゃうのも。そう。私が心キュンキュンしてるのは、2人みたいになりたいから・・・! 同じステージに立ちたいからなんだって! こんな気持ち、生まれて初めて!」
だからこそ、こころが確信した自分のファン感情の根源についても、一旦それが本当に真実を捉えているか疑ってみる必要があります。
いくら推しの言葉とはいえ、今日知りあったばかりのキュアアイドルが自分のファンの気持ちを正確に理解できているとは限らないんですから。ファンというものは、アイドルから見てすらも、別に一枚岩なんかじゃ全然ないんですから。
思ってたやつと違う!
「アイドルが戦ってる・・・。いったいどういうこと?」
「アイドルプリキュアはただのアイドルじゃないプリ! 真っ暗闇をキラキラにしてくれるプリ!」
今日、自分の気持ちにやっと説明がついた気がしていました。
私はキュアアイドルとキュアウインクが好きだ。
ネットでたまたま見かけた動画を観ただけなのに、一目惚れみたいに大好きになった。
それまでアイドルのファンになったことなんてない。
なのに、・・・どうして?
もしキュアアイドルたちに会えるチャンスがあったとしたら、まずは絶対にサインをもらおう。そう思っていました。
活動しはじめたばかりの彼女たちはまだ全然グッズを出してくれてなくて、その点ちょっと物足りない。
公式グッズは自分と推しがつながっていることを感じさせてくれる大事なもの。今はその供給が無いからこそ、なおさらサインがかけがえのない宝物になるはず。
でも、いざ会ってみるとサインなんてどうでも良くなってしまいました。
もっとずっとステキな、かたちあるモノが必要なくなるくらいの、確かなつながりが感じられたのです。
「ありがとうね、こころちゃん。いつか一緒に踊りたいね」

その一言。
まるで全身を電撃が駆け巡るようでした。
そうなれたらいいな。
うん。そんなふうになれたら、すっごくいいな!
いつか自分の推しと一緒のステージに立てる日が来るとしたら、それ以上に確かなつながりを感じられることなんてない!
キュアアイドルの何気ない一言はこころが漠然と感じていた“好き”の気持ちを完璧に解釈してくれて、しかも夢という強烈な指向性へと消化してくれました。
ああ、ダンスがしたい。キュアアイドルたちと一緒のステージに立てるなら、それだけで今までダンスをがんばってきた甲斐があるというもの。
キュアアイドルは私を理解してくれた。
キュアアイドルが私に夢を与えてくれた。
これまで、キュアアイドルとキュアウインクはこころにとって少し遠い存在でした。
スマホごしでしか会えない人。動画を通してしか会えない雲の上の人。
でも、ダンスなら少しは自信があります。
ダンスをがんばれば自分も一緒のステージに立てるかもしれないっていうなら、今まで感じていた距離感よりぐっと近い存在みたいに感じられてきます。
だから、そう。絶対に夢を叶えられるように、これからがんばろう。
私の推しは、必ずしも手が届かない存在ではないのだから――。
そう思っていたのに。
実際のアイドルプリキュアはステージ上で歌って踊るだけのアイドルではありませんでした。
自分の何倍も体が大きくて凶暴な怪物に対峙して、パンチしたり、キックしたり、ときに殴り返されたり。そんな、こころが今まで想像したこともないような苛烈な世界で生きていました。
案内してくれたプリルンによると、アイドルプリキュアは「真っ暗闇をキラキラにしてくれる」存在だそうです。言っていることの意味はよくわかりませんが、きっとこころには想像できないくらい崇高な使命を帯びているということなのでしょう。
展開についていけていないこころと違って、プリルンはいかにも手慣れた感じでキュアアイドルたちを応援していました。
怪物とのバトルのあと、ようやくキュアアイドルが自分のよく知っているステージパフォーマンスを見せてくれました。
これも理屈はよくわからないけれど、どうやら彼女はさっきの怪物を浄化するために、いつも動画みたいに歌ったり踊ったりしていたようです。

遠く、感じられました。
そんなのこころは全然知りませんでした。
歌って、踊れたら、いつかキュアアイドルたちと同じステージに立てるかもしれない。そんな夢を見ていました。
全然違いました。
彼女たちと同じ、アイドルプリキュアになるために必要なのは、それだけじゃなくて。
パンチしたりキックしたり。恐ろしい怪物に立ち向かう勇気だったり。痛みに耐える覚悟だったり。
そういう、こころが今まで想像したこともない、そもそもやりたいとすら思わないような、そんな類いの資質が必要なようでした。
「私、アイドルプリキュアになんてなれない・・・。私――、心キュンキュンしてません」
だから、これまでスマホごしに応援していたこれまでより、何倍も、何倍も。
いっそグロテクスなほどに――。
推しが遠くに感じられてしまうのでした。
会いに行けるアイドル
「つきとめたい――。キュアアイドルとキュアウインクを見ると、どうしてこんなに心キュンキュンしてしまうのか・・・!」
要するに、こころは自分とアイドルプリキュアの関係を距離感で捉えようとした結果、自分とは違う存在だと考えるに至ったわけです。
もともと自分の心キュンキュンについて考察するつもりだったとはいえ、どうしてそんな妙な思考をするようになったのかといえば――、まあだいたいプリルンが悪いんですけどね。

プリルン、だいぶ距離感バグってますから。こころと同じアイドルにハマっている推し友のようでいて、その実キュアアイドルたちと個人的な伝手を持っていたり、よくよく話を聞いてみるとそれどころかプロデューサー的な存在でもあるようだったり。
そんなすごい人っぽい割にやたらフレンドリーで、憧れのキュアアイドルたちにもほいほい会わせてくれて、あげく自分の一存で軽ーくアイドルプリキュアの一員に加えてくれるって言ってきたり。こんなのと話していたら、こころじゃなくても距離感がバグってくるというものです。
うたもうたで、キュアアイドルとして会う前からこころのことを知っていたせいで、変に気安いところがありましたしね。
推しであるアイドルプリキュアと一介のファンであった自分との距離が短時間の間に激変しまくったため、こころの頭のなかで“距離感”という概念の重要性が急激に高まって感じられてしまったわけです。
ぶっちゃけ、それまでのこころにとって推しとの距離感なんてもの、大して重要じゃなかったはずなんですよね。
こころにとって当初重要だった命題は、どうして自分はキュアアイドルたちを見ると心キュンキュンするのか、だったはずなんですから。

「そんな、頼むよ! 時雨さんのダンス、小学生のころから見てるけど、本当にすごいと思ってる! 一緒に大会目指そうよ」
「ありがとうございます。私、入学する前はダンス部に入ろうと思ってたんですけど、今は他のことに心キュンキュンしてます。キュアアイドルとキュアウインクです! だから、ごめんなさい」
もし本当にダンスでキラキラしたステージに立ちたいと思っていたなら、キュアアイドル関係なく普通にダンスの技術を磨けばよかったんですよね。こころの場合。
だって、こころはキュアアイドルにハマる前からもともとダンスが好きな子だったんですから。
こころは別にキュアアイドルに憧れてダンスを始めたわけじゃありません。
だから、キュアアイドルたちに憧れた理由が「同じステージに立ちたいから」だと解釈したのがまず間違い。錯覚です。推しに自分の努力を褒められて、ちょっと浮かれてしまったに過ぎません。
「私、キュアアイドルとキュアウインクの大・大・大ファンなんです! 私、なんとなくネットを見ていたら偶然見つけたんです。でも、その瞬間心が吸い込まれた。画面で見ているはずなのに、目の前にキュアアイドルがいるみたいで。ホント自分でもよくわからないんですけど、吸い込まれて、あの日から、そう、あの日からずっとずっと1秒も途切れずに心キュンキュンしてます! 部屋にいるときも、歯を磨いているときも、学校へ行くときも、いつだって2人のことを考えて、思わず踊っちゃって・・・! なんでこんなに好きに、大好きになっちゃったのかな? うん。なんだか――、一目惚れみたいな気持ちなのかも」
2人のダンスに感じ入るものがあったところまでは事実です。そんな2人と一緒にダンスできたらそりゃあ嬉しいでしょうとも。
でも、順序が逆です。こころは2人と一緒にダンスができる(かもしれない)から好きになったわけではありません。2人のことが好きだから一緒にダンスがしたいんです。
細かい話のように見えるかもしれませんが、そもそもこころが知りたかったのは「自分はキュアアイドルたちを見るとどうして心キュンキュンするのか」でした。彼女にとって、どちらがより原点に近い気持ちであるかは重要な問題です。
その重要な部分を、今回彼女は勘違いしてしまっていたわけですね。プリルンのノリに惑わされて。
「私、アイドルプリキュアになんてなれない・・・。私――、心キュンキュンしてません」
自分がアイドルプリキュアになれるかどうかは、果たしてこころにとってそんなに重要な問題だったでしょうか?
心キュンキュンしない。それは当たり前です。アイドルとしてのキュアアイドルが好きだったんですから、それと全然関係ないバトルに心惹かれなくても仕方のないことです。
いくら推しのことだからって、別に推しがやること全部を好きになる必要なんてないはずです。今回こころがアイドルプリキュアの全部を好きになれなきゃダメだと感じたのは、自分がその一員になる前提で一部始終を見たから。当初のファン目線からズレています。
本来、こころがここでショックを受ける必要なんてありませんでした。
言語化できない思い
「一目惚れ?」
「あ、いや、えっと、だって。――『♪ ゼッタイ!(ゼッタイ!) アイドル!(アイドル!)』のところもかわいいし、キュアウインクの五線譜を書くところも心キュンキュンで、私も2人みたいにステキに踊ってみたくて、毎日毎日練習してます!」
たぶん、本当はここなんでしょうね。
こころが求めていた答え。
ダンス部の誘いを断ってまでキュアアイドルたちのことを研究したかった理由。
見たところ、こころはすでに振りつけ自体は完コピできているようです。
ですが、それでも足りないと感じているわけです。
どんなに練習を重ねてみても、何度ダンスをマネてみても、キュアアイドルたちのステージには自分じゃ再現しきれない魅力がある。どこが違うのかは自分でもよくわかりません。でも、どこか明らかに違うキュンキュンがあるのです。だから心惹かれずにはいられない。だからダンス部に参加する暇もない。
「あの言葉で自分の気持ちがはっきりしたんです。ずっと2人のことを考えちゃうのも、つい踊っちゃうのも。そう。私が心キュンキュンしてるのは、2人みたいになりたいから・・・! 同じステージに立ちたいからなんだって! こんな気持ち、生まれて初めて!」
憧れのキュアアイドルは「いつか一緒に踊りたい」って言ってくれました。
すっごく嬉しかった。
でもそれは、自分も多少はダンスができるから憧れの人との距離をぐっと近く感じられたから・・・、ってわけじゃない。

こころにとって2人は自分なんかよりはるか高みにいる雲上人です。
“いつか”一緒に踊ってみたい。ただし、それは自分が2人みたいに感動的なダンスを踊れるようになってからの話。

こころにとって重要なのは、2人を憧れとした果てしない自己研鑚の道行き。一緒に踊るのは目標であって、目的ではないのです。
だから、距離感のバグったプリルンが言うみたいに、今すぐお手軽にアイドルプリキュアの一員になれるなんて話があったとしても、逆に困ってしまいます。
そしてもうひとつ裏を返すなら、だからこそ彼女には、次話でさっそくアイドルプリキュアの一員になれてしまう余地があるんです。
こころがキュアアイドルたちのダンスに心キュンキュンしているのは、小手先の技術なんかじゃない、もっと本質的な表現力、もしくは人間性がにじみ出ることによるもの。
こころはプリキュアのバトルに興味ありません。でも、それは実のところうたもななも同じ。彼女たちも別にパンチとかキックとかがしたくてプリキュアになったわけではなく、もっと切実に、もっと大切な思いを守るためにこそプリキュアの資格を得たのでした。
だったら、プリキュアのバトルにおいても、こころが興味を持てる余地はまだ充分にあるはずです。プリキュアになる以上はバトルを避けて通れませんが、こころが学ぶべきところはバトルのなかにもちゃんとあるはずです。
プリルンはすでに彼女の輝かんばかりに尊い志を見抜いていて、プリキュアになれるはずだってアイドルハートブローチを手渡していますね。距離感ぶっ壊れていて全然説明が足りていないせいで、当人にはその意図が1mmも伝わっていませんが。
「あのときもプリ。歌を聞いた人もキラッキランランになってたプリ。うたが歌うと、聞いてる人みーんなキラッキランランプリ!」
「え? ――それが本当ならすっごくうれしいな。私が歌って、聞いた人が笑顔に、キラッキランランになってくれるなんて!」(第1話)
思えばうたを見出したときもそうでした。
プリルンは、うたの誰かを元気にしてあげるためならどんなことだってがんばれる、即興で作詞して歌うなんてことまでできてしまうステキな人間性に惹かれて、アイドルとしての彼女のファン1号になったものでした。
プリキュアになるための資格が技術や興味関心ではないところにあるのなら、当然、こころにだってその資格はあるでしょう。彼女はサムライです。紫色のプリキュアは歴代の半分くらいそういうキャラ。
だから、うん。
プリキュアのバトルを見て心がキュンキュンしなかったって程度の話で、そんなに落ち込む必要はないんです。
コメント
プラバンみたいな作り方なんですね、アクスタ。
そりゃまあプリルンにとってはマックランダーと戦うことと、ライブステージやプリホリのCM出演は等しく『アイドルプリキュアのキラッキランランな活動』なんでしょうけど……
前回田中が「日本のアイドルタレントとは違う」と指摘した通り、マックランダーを見てもいないこころが同じ前提条件を持つはずもなく。驚いちゃうのも無理ない話です。
こんな引きで2週間待たされることにやきもきしつつ、キュアキュンキュンのデビューがどうなるか楽しみですね。
私が紹介しているのがむしろプラバンそのものですね。同人経験がある人のほうがお詳しいかもしれません。
ちゃんとしたアクスタは2~3mmある厚いアクリル板に特殊印刷するわけですが、そんなん一般のご家庭じゃできないので、なるべく厚めの板を選んでそれっぽく自作するんですね。立てて飾る都合、キーホルダーとかより剛性が要るので。
プリルンにとっては“喫茶店でお客さんに歌って喜ばせる人”と“生身で怪物の前に立ち塞がって歌で元に戻そうとする人”が同一人物で、アイドルプリキュアですからねえ。しかもあの子、別にマックランダーをやっつけてくれるからうたを好きになったんじゃなくて、ちゃんとうたの精神性にキラッキランランを見出したうえでファンやっているんですよね。
こころがあれを見て自分と同じファン感情を共有してくれなかったことに、逆にショックを受けるまであるんじゃないでしょうか。
「プリキュアとは戦うもの」という認識、でも「戦うことはプリキュアの本質ではない」という意識。これを逆手にとった上手い話でしたね。
おそらく次回では、アイドルプリキュアが目指すもの、もたらすものが何かを知ることで、こころがキュンキュンしたものが何か知ることになるのでしょうね。
プリルンは「プリキュアとは戦うもの」という特殊な前提を持っているからバトルからもアイドルステージと同じ感覚でキラキラしたものを感じ取るわけですが、こころはこころで自分にダンスの素養があるからこそ、アイドルプリキュアのダンスにより深い感動を味わっていたわけで。ちゃんと自分独自の感性が備わっている子なわけで。
ああいう子なら、プリキュアの活動を直に見た感想は絶対「コレジャナイ」だけではなかったと思うんですよね。
今彼女に必要なのは自分の感情を言語化することなんだと思います。
プリルン曰く「アイドルプリキュアは、ただのアイドルじゃないプリ」。
……じゃあ一体何なのさ?
その辺りのことが、次回第7話の紫雨こころ/キュアキュンキュン覚醒エピソードを通じて見えてくるようになるとありがたいんですが―――もしかすると「アイドルプリキュア」とは、警察や自衛隊の音楽隊とか儀仗隊のような存在なのかもしれません。他にも曲技飛行隊「ブルーインパルス」、駅伝で先導を務める白バイ隊などのような、きらびやかな舞台を華麗なパフォーマンスで飾る仕事を“正規の業務”として行う一方、一朝有事の際には、市民の安全を脅かす脅威を排除するべく体を張って戦う存在、なのかも。
で、どうも気になるのが、プリルンは「ただのアイドル」ではない「アイドルプリキュア」の熱烈なファンでありながら、何故戦闘シーン動画をアップロードしないのか?という点なんですよね。
アイドルプリキュアにとって「歌って」「踊って」「戦闘する」という3要素はいずれも欠くべからざるものなわけで、そのようなアイドルプリキュアの素晴らしさを皆に広めたいというプリルンの心理からすれば、当然戦闘シーンも投稿動画に盛り込んでなければ不自然、と思うんですけど……。
この、プリルンが投稿動画から戦闘シーンを外した理由について、まずプリキュアの戦闘は“軍事機密”というべき事項なので非公開にせざるを得なかった、というのが考えられるんですが……あんなお子ちゃまメンタル全開の暴走娘プリルンがそういう大人の配慮をするわきゃない、よねえ。
別の可能性として、戦闘中は危険なので近づいて撮影することが出来ず、安全が確保されたステージング中のみ撮影していた(よって戦闘の映像素材自体が無い)、というのが考えられますが……いやそこはプリルンさん、“従軍カメラマン”としてのプロ根性を見せて欲しいのよ、ねえ。
バトルシーンをアップしていないのは私もちょっと引っかかるところ。うたとななの精神性に脳を焼かれたのなら、バトルを通してのきらめきも共有したくなるはずですよねえ。
まあそんな展開、メタな理由で絶対できないでしょうからあんまりツッコミを入れないようにしているのですが。
大人の事情から目をそらしてテキトーにフォローするなら、プリルンにも分別はあったということで。単純に刺激が強い絵面だって問題もありますし、ぱっと見被害者なのか加害者なのかよくわからない登場人物も出てきますから、彼らの人権を守るためにも、ね。
前週の日曜のキミとアイドルプリキュアは大学生と実業団の駅伝直前でした
お母様の方のおじい様が今でも生きている場合、既に90歳は超えていますが、生前駅伝は何回見ても感動モノだと言っていましたし、早く今週の日曜になって欲しいとウズウズしているでしょう
で、紫雨 こころが「自分でよくわからないですけど」と言い放ったあたり、みんながみんなよく使う言葉で、女子寮の寮長(プリキュア=キュアバドミントンギャンブラー)も、中2の時の3学期で自分でもよくわからないけどキュアアイドルギャンブラーの顔を見ただけで自分自身でもよくわからないけどムシャクシャするようになる時期もありました
だから感情は違えどある意味その女子寮の寮長にはシックリ来るものですね
プリルンも紫雨 こころがマックランダーの姿を見て「何あれ?」と聞き求めつけることで、「マックランダープリ」と返し、キュアベースボールギャンブラーが後にキュアアイドルギャンブラーや女子寮の寮長と基本的には三位一体でプリキュアのやられ役を次々と浄化していくプリキュア小説では、次女妖精であるポワレが「クローズポワ」「バッティポワ」と言い放つことがあると、ヒーリングっどプリキュアではラビリンが「シンドイーネラビ」と声を発しては、すかさずペギタンも「変身ペー」とのどか達に言い放つこともあり、プリキュア的に聴き応えがありますね!!☆☆♬
もちろんつい最近1歳児も含めて視始め1年生の2歳以上の女の子で前週の日曜から視始めた女の子にも大きかったセリフです!!☆☆♬
キミとアイドルプリキュア♪の敬語を使うこともよくある敵幹部が「お邪魔虫ですぞ」と言い放ったあたり、バイキンマンも最近のアンパンマンでは「出たなお邪魔虫め!!」と言い放つことはしょっちゅうあるみたいで、女の子に大人気のアニメ的にある意味聴き応えがあります!!☆☆♬
咲良 うたも変身直前には蒼風 ななに対して「ここで変身するワケには」と言って、宇宙の軍人美少女ゲーム・ギャラクシーエンジェルでは女皇陛下も裏切り者でもある敵の敵に対して「貴様如きに‥この惑星の能力を渡すワケには」と言い放つこともあり、そのゲームではその時点では最強の兵器も完全にまったく以って通用せず手も足も出ない状態で、私が好きな二次元作品的であると同時に当時は日曜の8時30分から始まって10時までに終わるアニメ的に聴き応えもあるセリフでしたね!!☆☆♬
紫雨 こころも私はプリキュアになれるワケないと、Yes,プリキュア5の時のかれんも同じようなことを言い始めました
でも次回は紫雨 こころも春の駅伝明けにはなりますが、第7話ということで、デリシャスパーティプリキュアの時以来に3人目のデビューとなります!!☆☆♬
しかし私はまだ感無量という感じもしません(笑)
それにデリシャスパーティプリキュア時代は特定の大人の攻撃で、すごく3人目のデビューも1番最近のオールスターズの放映を挟んで、さらに遅れることもありましたし!!(汗)
それでもやっぱり私は女児向けプリキュアではデビューが楽しみになることは多いものです
★イガイガさん
前週の日曜のキミとアイドルプリキュア♪は敵の様子をルポすることがあっても、楽しみにしている悪役会議どころか敵地ルポもなく、ひろがるスカイプリキュアではすごくよくあった光景で物足りませんでしたよね!!(汗)
私もプリキュアで悪役会議というと、ドキドキ!プリキュアの時の2013年から2014年にかけてまで遡ります
中身の濃い大人に見える男の敵幹部が若い小母さんみたいな敵幹部のマーモとイーラに指輪をつけることをススめるような感じで、挙句の果てには
「だまされる方が悪い」
まぁ、敵組織とはだいたいこういうものだとこれぞまさにプリキュアの悪役会議という感じがするものです
一方高校野球に関する話題としては、甲子園が始まってから2週間目となる火曜以降は広島県の東部の地区予選で、尾道北・因島高校と1位校トーナメントと1回戦で対戦した相手などのカードが実現した時、因島高校を除いて広島県福山市の広島県警福山東警察署の管轄内に校舎もあってすぐ近くに野球場グラウンドもある盈進高校でやる時に是非是非株式会社サカイ岡山工場がある地域の管轄の警察署がある地域の市営住宅に在住し続ける私の現職の会社の後輩を私の自家用車に乗せて、今年の春の大会では2年連続で盈進グラウンドまで観に行きたいのですが、2位校トーナメントではまだ使用会場もカードも完全決定していませんのでね
私は岡山市内に本社もある中国地区・北四国で関西でも兵庫県に大阪府内にも東大阪市内にだけは1件あるドラッグストアで新旧問わずプリキュアのティッシュが10倍ポイントになるので、そのために、行き込む気マンマンですよ!!☆☆♬
前作を見返して思うに、そういえばみらいって昔から意外とナイーブな子だったなあって。当時の私の感想記事、結構そのあたり気にしてました。すっかり忘れてましたけど。
前作だとみらいが自分を追い込みはじめる前に周りの人たちが助けてくれるんですよね。だから作品全体としては結構軽いタッチだし、みらいもそこまで重いキャラって印象を持たれにくかったんですが、一度“世界の優しさ”を剥いでしまえば、なるほど、今作での姿が確かにみらいらしさだなあって。すーぐ自責する。