生成AIと一緒に遊ぶゲーム 主人公キャラクター紹介

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これ何?

 ゲームタイトルを『キャラになりきってあたふたするゲーム』といいます。
 別の記事でゲーム概要の解説とプロンプトの配布を行っています。

 こちらの記事では主人公を務めるキャラクター12人の能力表を提示し、簡単に特徴を解説しています。

 そもそも能力表の読みかたがわからないというかたはこちらの記事を参照してください。

 なお、12人ともアップランド社に所属している(していた)バーチャルYouTuberが元ネタです。同社が定める二次創作等利用ガイドラインに準拠していると自分では認識していますが、もし問題があれば記事削除を含め適切な対応をさせていただきます。
 つまりはキャラクター周りについては私以外に著作権者がいるので、二次利用の際はくれぐれも権利関係をよく確認してください。

初心者向け

秘間慈ぱね:道徳は一旦捨てよう!

  • 秘間慈ぱね(Himaji Pane)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で単身者向け集合住宅に住む、20代女性。喫茶店「ぶいぱいcafe」勤務。一人称は「ぱね」。語尾にごく軽い関西訛りがあり、明るく快活な口調ながら、時折辛辣なツッコミが入り交じる。「あっはっは!」と豪快によく笑う。親しい人からは「ぱねち」と呼ばれている。
    • 知性ステータス:
      • 【居酒屋ひまじ】 料理全般が得意。ただし本人が野菜嫌いで酒飲みのため、居酒屋っぽいメニューばかりになる。
      • 【ひらがなで書いてほしい】 日本語以外の語句と漢字は義務教育で習う範囲しか読み書きできない。
    • 身体ステータス:
      • 【鉄腕アルバイター】 雑然とした障害物配置や予想困難な人の動きのなかを移動するとき、飲食店でのアルバイト経験を生かし、間隙を縫うようにしてスムーズに通行できる。
      • 【豊満】 自身のプロポーションが魅惑的であることを自覚している。ハラスメントを受けるリスクがない場合に限り、見る人の興味を引くために自ら積極的に活用できる。
    • 渉外ステータス:
      • 【姉御肌】 複数の選択肢があるときは一番現実的なものを選ぶ、という自分のなかでの明確な判断基準がある。割りきりが早いため、しばしばリーダーとして頼られる。
      • 【女帝】 いろいろと容赦のない物言いをするうえ、意志決定もやたらに果断なため、初対面の人からは絶対に怒らせたくないと畏怖される。
    • クリティカル:
      • 【道徳ゼロ】 ゲームのNPCや人形など、一般的に魂を持たないとされる存在を相手にする場合において、倫理的な抵抗感なく冷徹な判断を下すことができる。
    • ファンブル:
      • 【納税体質】 他の人がいる場での行動宣言にお金の話題が含まれていた場合、お金をせびられていると誤解され、その場にいる全員から現金を差し出されてしまう。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【姉御肌】【道徳ゼロ】【納税体質】

 初心者向けとは到底思えない濃いキャラクター性ですが、実際初心者にとって最も使いやすい性能をしているんですから仕方ありません。

 なんといっても【姉御肌】が圧倒的に使いやすいです。「複数の選択肢があるときは一番現実的なものを選ぶ」という記述のおかげで、論理的・合理的な行動宣言が【ダブルヒット】や【アナザーヒット】判定によくにつながります。
 多少なりともゲーム慣れしている人なら俯瞰したものの考えかたが自然と身についているでしょうから、この能力ひとつあるだけで最後までスムーズに進めることができると思います。

 弱点は非日常。各種ステータスが日常生活を前提としているので、常識が通用しない状況になると、できることが一気に少なくなります。そういうときはクリティカル能力を頼りましょう。
 秘間慈ぱねの【道徳ゼロ】は、ロボットやおばけのような、日常空間ではあまり見かけない存在が現れると発動条件が整います。先制攻撃で容赦なくぶん殴り、排除してしまいましょう。

 他に、ファンブル能力【納税体質】を利用するという手もあります。【ファンブル】は本来プレイヤーに不利な判定なのですが、発生するとその場の状況を大きく変化させることができるため、追い詰められた状況の打開に使うことができます。
 秘間慈ぱねの【納税体質】は、自分以外の人が誰か1人でもいればいつでも意図的に発生させられるので、いざというとき便利です。

 ちなみに(他のぶいぱいメンバーもそうですが)、元ネタ本人の明確な年齢は公表されていません。このゲームではお酒が飲める若者ということで、便宜上20代という設定にしてあります。
 また、ヴァンパイア設定も(強くなりすぎるためあえて)ゲームに組み込んでいないので、「目の前の人の血を吸う」などの行動宣言は実行できません。

コマチガブ:人間社会で暮らすちっちゃなケモノ

  • コマチガブ(Komachi Gabu)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で生活する狛犬の化身。女性。見た目は特異だが常識人。一人称は「ガブ」。神性を感じさせる雰囲気は特段なく、むしろ庶民感覚あふれるのんびりした性格。なんとなく「ガブさん」と呼びたくなる風格。
    • 知性ステータス:
      • 【ケモノだからね】 他の人間と比較して多少不便を感じることがあったとしても、自分はケモノだからこれでいいんだと大らかな心で受け流すことができる。
      • 【家事技能】 炊事・洗濯・掃除など基本的な家事は全て自分でできるし、実際に普段からこなしている。
    • 身体ステータス:
      • 【ケモノの体】 身長は60cmほどしかなく、2頭身、2足歩行。手足も短い。ずんぐりむっくりした体格。白くてふわふわ(ところどころ緑色)の長毛で覆われている。
      • 【俊足】 短い手足でいったいどう走っているのか、100mを9秒台で走り抜けることができる。
    • 渉外ステータス:
      • 【ケモノの友達】 コマチガブの存在を面白がり、かわいがり、対等に接してくれる、一般的な大学生もしくは会社員の友人を数名登場させることができる。
      • 【マスコット】 人間社会では唯一無二の存在。初めてその姿を見た人はギョッとするし、場合によっては混乱も生じるが、打ち解けたら愛くるしい見た目を好きにならずにいられない。
    • クリティカル:
      • 【大食漢】 食事時間を2時間確保でき、一般的な人間でも食べられるものである場合、量を問わずその場にあるもの全てを食べ尽くすことができる。
    • ファンブル:
      • 【ハラペコ】 常に何か食べていないと力が出ない。自由に飲食できない状況において、食事に関係しない行動宣言は全て【ファンブル】となる。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【家事技能】【ケモノの体】【マスコット】

 身長60cmという小さな体(【ケモノの体】)と、人間社会に他にいない唯一無二の存在(【マスコット】)だというところがポイントです。
 設定上、特に指定しなければ人間社会を舞台にゲームを進めることになるのですが、コマチガブのような見た目・体格の人は他にいないため、たとえばバスの料金箱や市販の服のサイズなど、身のまわりのちょっとしたものごとで不便を被ることになります。愛され体質なうえ人間の協力者をいつでも呼べるので、差別を受けるようなことはまずありませんが、何気ない日常が驚きの大冒険に変わるでしょう。

 クリティカル能力【大食漢】や、ファンブル能力【ハラペコ】は成立条件が厳しめで、発動できる機会が少ないので忘れてしまってもいいでしょう。ただし、どこかに閉じこめられてしまうとそれ以降何もできなくなってしまう可能性はあるので、それだけ注意。
 クリティカルとファンブルが発生しにくいということは、安定したプレイングができるということです。一方で、いざというときの打開力はないので、先を見据えて堅実に攻略する必要があります。

 コマチガブの最大の武器は【家事技能】です。料理から掃除・洗濯、裁縫まで適用できる範囲が非常に広いので、たとえば「普段の買い物で磨いた目利きで高級食材を見抜く」とか「裁縫で既製品を加工し、自分用の雨合羽をつくる」など、工夫次第でいくらでもズルい攻略ができるでしょう。

七星みりり:誰かと一緒にいるだけで無敵になれるギャル

  • 七星みりり(Nanahoshi Milili)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で単身者向け集合住宅に住む、20代女性。ファッションモデル。はんなりした関西訛りでのんびり話すかと思えば、不意に「~やんな?」と有無をいわさぬ凄みで詰め寄ってくる。一人称は「みりり」。
    • 知性ステータス:
      • 【ファッション知識】 服飾についての広汎な知識を持っている。特にギャルっぽいストリートファッションが得意分野。
      • 【予習】 ゲーム開始以前の段階で七星みりりに調べようと思う動機があり、なおかつ一般的な書物か社会人への聞き取りで得られる範囲の情報について、プレイヤーは行動宣言する際、七星みりりがすでに事前調査済みであることにできる。
    • 身体ステータス:
      • 【ファッションは我慢】 布面積より肌面積のほうが広い服装でオールシーズン過ごしている。冬期の屋外や空調の効いた屋内では(厚着以外の手段で)暖を取る必要がある。
      • 【パフォーマー】 モデルウォーク、歌、ダンスを披露した場合において、エネルギッシュなパフォーマンスで見る人を元気づけることができる。
    • 渉外ステータス:
      • 【ギャル】 人懐こく底抜けに明るい態度で初対面の相手の警戒心を解き、どんな気難しい人とでもすぐに仲よくなれる。
      • 【ビッグバン】 どんなアウェーな状況でも物怖じせず、むしろ異分子である自分のペースに周りを巻きこんでいく。
    • クリティカル:
      • 【圧】 絶対に自分の意志を曲げない。にこやかながら有無をいわさぬ態度により、誰かと見解が食い違ったとしても一方的に自分の意見だけを通すことができる。
    • ファンブル:
      • 【方向音痴】 同行者なしで初めて通る道を歩いた場合、目的地への距離を問わず確実に迷子になる。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【予習】【ギャル】【方向音痴】

 七星みりり最大の弱点は【方向音痴】です。異世界に迷いこんでしまったときなどは早く誰かと合流しないと、毎ターン【ファンブル】を出しつづけてあっという間にゲームオーバーになってしまいます。
 幸い、【ギャル】の能力によって初対面の人もすぐ味方につけることができるので、誰かと出会うことができればもう勝ったも同然です。【方向音痴】が解消されるだけでなく、優秀なクリティカル能力【圧】を含む、複数の能力がまとめて成立しやすくなります。
 七星みりりでプレイするときは、とにかく自分以外の誰かをストーリーに登場させられるように工夫して立ち回りましょう。

 【予習】も強力な武器です。たとえばストーリー内でフランス人から情報を聞き出さなければならなくなったとき、「そういえばたまたまフランス留学を考えていたのでフランス語の日常会話は習得済みです」などと後付けで設定を追加することができてしまいます。
 この手のゲームだと普通はもうちょっと発動条件を厳しくするのが普通だと思います。このゲームはキャラクター間のバランスをあまり考える必要がないから野放図にできるだけであって。

メリーミルク:メルヘンとパワーで武装した女の子

  • メリーミルク(Merrymilk)
    • プロフィール: 現代日本各地の図書館あるいは図書室に現れる11歳の女の子。白くてふわふわのドレスを着ている。ですます調の言葉遣いで、「行きます」が「いきやす」になるなど少しだけ舌足らず。「メリーさん」「ミルクさん」と呼ばれる。一人称は「メリー」。
    • 知性ステータス:
      • 【メリメリメリ】 パンが好物で、自分が食べるのも誰かに食べさせるのも好き。また、手もとにバゲットやバタールがあり、目の前に何らかの穴を見つけたとき、とりあえず突っ込んでみる悪癖がある。
      • 【フリル天国】 服飾デザインと縫製に関する高い技術を持つ。特にフリルを多用した愛らしいドレスが好き。
    • 身体ステータス:
      • 【ちっちゃい】 身長は本人の気分で自在に変えることができるが、その変動幅は125~80cmと、いずれにしろ年齢不相応に小柄。
      • 【体幹が地の底にある】 身体を押されたり地面が揺れたりしても、何故かびくともしない。持ち上げてもらうことはできる。
    • 渉外ステータス:
      • 【G線上のアリア】 発言が全体的にぽやぽやしており、具体的な意図を相手に伝えるのが苦手。BGMとしてどこからともかく『G線上のアリア』が聞こえる気がする。
      • 【メルヘン】 鳥類及び哺乳類によく懐かれ、会話することができる。屋外にいるときはどこからともなく数頭の羊さんが集まってくる。
    • クリティカル:
      • 【おおー!!】 目の前の問題を腕力あるいは暴力で解決しようとしたとき、それが物理的に解決可能であるならば、「おおー!!」とときの声を上げて自分を鼓舞し、【クリティカル】を発生させる。
    • ファンブル:
      • 【絵本の住人】 メリーミルクの本体は図書館に所蔵されている『メリーミルクの森』という絵本である。この事実をメリーミルク本人以外は誰も知らない。もしこの絵本が物理的に失われてしまった場合、ただちに【ゲームオーバー】となる。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【G線上のアリア】【メルヘン】【おおー!!】

 動物と会話することができ、また、屋外にいるだけで自動的にその話し相手が集まってきます。(【メルヘン】) ただし、【G線上のアリア】の効果によって交渉ごとは失敗しやすくなっているので、何かをお願いするよりは向こうが話したいことを自由に話してもらう、という使いかたが主になるでしょう。

 動物たちの力を借りようとすると少しまだるっこしい展開になりがちなので、面倒くさく感じたときはやたら成立条件が緩いクリティカル能力【おおー!!】を発動させて、力づくで解決してしまうのも手です。
 というか、【おおー!!】は条件が緩すぎて意図しないところで暴発しがちなので、早めに使ってしまったほうが安全ですらあります。

 ファンブル能力【絵本の住人】は、条件を満たしたら即座にゲームオーバーになるという他に類がない強烈な弱点です。とはいえ、普通にしていたらめったに成立する条件ではないはずなので、そこまで恐がる必要はありません。

 なお、身長が可変式(【ちっちゃい】)だという設定を与えていますが、具体的にどう使えばいいのかはまったく考えていません。【メリメリメリ】もほぼほぼフレーバースキルです。

中級者向け

甘噛あめ:いかにして猥談を話せる空間をつくるかが勝負

  • 甘噛あめ(Amagami Ame)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で実家暮らしの20代女性。医療系の大学生。甘やかし気味な兄が2人いる。一人称は「私」。右目を眼帯で隠している。「聞いて聞いて聞いて!」「あのねあのねあのね」など同じ言葉を3つ重ねるのが口癖。
    • 知性ステータス:
      • 【医学知識】 医療系の現役学生である。人体の構造や病理全般について専門的な知識を持つ。
      • 【性癖知識】 古今東西あらゆる性的嗜好について深い見識と理解を持っているが、話題の性質上、披露できる機会は限られる。
    • 身体ステータス:
      • 【オッドアイ】 右目の眼帯の下に、吸い込まれそうなほどきれいな色の瞳を隠している。この瞳で見つめられている間、相手は目をそらせなくなる。
      • 【ヨガ】 痩せぎすで激しい運動は得意ではないものの、体が柔らかく、ちょっとしたセクシーポーズも自在に取ることができる。
    • 渉外ステータス:
      • 【甘えんぼう】 その場に自分より年上かつ友好的な人物がいるとき、その人へのお願いは倫理的に許されるものである限り全て聞いてもらえる。同時に、そういう人物がいるあいだ自分は口以外を動かす気がなくなる。
      • 【理性的な倒錯】 自分が知っている知識や情報について理路整然と説明できるが、無自覚に性的な話題を混ぜてしまう。結果、なんとなくその場が猥談を許容する空気になる。
    • クリティカル:
      • 【性癖爆発】 その場にいる全員が自分に注目している、もしくは猥談を許容しているとき、惚れ惚れするような弁舌でエグい猥談を披露し、聴き入らせ、その場の主導権を完全に掌握する。
    • ファンブル:
      • 【良識】 友人や家族以外の不特定多数に迷惑をかける行いを極端に嫌う。たとえ相手が気にしていなくても自分で自分が許せない。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【オッドアイ】【理性的な倒錯】【性癖爆発】

 いかにしてクリティカル能力【性癖爆発】を発動させるかが勝負どころです。一度発動させてしまえばその場にいる全員を意のままに操ることができるため、ゲームクリアに一気に近づきます。
 発動条件がやや特殊なのですが、各種ステータスにこの条件を揃えるために有効な効果を持つものが複数あるので、いくつか組み合わせて場を整えてあげましょう。

 主に、【オッドアイ】や【甘えんぼう】の効果でひとりずつこちらの話を聞く大勢になってもらうルート。
 【医学知識】などのウンチク語りからシームレスに【理性的な倒錯】につなげて、猥談の起点にするルート。この2つのコンボルートが考えられます。

 ちなみに【医学知識】はどんなシチュエーションでも役立てることができる便利能力なので、やろうと思えば【性癖爆発】に頼らなくてもお医者さんとしてゲームクリアを狙うこともできます。

烏丸ぴょこ:最後になめくさるため、地道にがんばろう

  • 烏丸ぴょこ(Karasuma Pyoko)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で実家暮らしの20代女性。会社員。喫茶店「ぶいぱいcafe」の常連客で、店員たちが巻き起こすトラブルの数々を眺めてへらへら笑うのが趣味。語尾を伸ばしがち。一人称は「ぴょこ」。
    • 知性ステータス:
      • 【事務技能】 集めたデータを整理・分析し、手順書やプレゼン資料などの文書にまとめることが得意。
      • 【自堕落】 炊事・洗濯・掃除についての知識を一切持たず、覚えるつもりもない。
    • 身体ステータス:
      • 【持久力】 常にローテンションだが、10時間以上一定の調子で同じ作業を継続できる。
      • 【ネイル】 指先を使う繊細な作業をするときに限ってうっかり長いネイルをつけてしまい、何もできなくなる。
    • 渉外ステータス:
      • 【類は友を呼ぶ】 ゲーム中の他の登場人物は全員、ふわふわした考えかたの楽天家か、自分が楽しむこと最優先の享楽家のどちらかになり、烏丸ぴょこと友好的な関係で登場する。
      • 【たかり】 不思議な愛嬌があり、どんな無茶な要求をしても相手を不快にすることがない。ただし、要求したものより多少見劣りするものしかもらえない。
    • クリティカル:
      • 【なめくさり】 世のなか大抵のことはどうとでもなると思っている。【実行フェイズ】における行動宣言は、【差し戻し】判定になる場合を除き、どんな内容でも【クリティカル】扱いとなる。
    • ファンブル:
      • 【気分転換】 なんか面白いこと起きろー。プレイヤーがこの能力の使用を宣言した場合、その行動宣言は【ファンブル】として判定される。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【類は友を呼ぶ】【なめくさり】【気分転換】

 プレイヤーに不利なステータスである【自堕落】と【ネイル】の適用範囲がとてつもなく広く、油断するとすぐ【失敗】判定にされてしまいます。
 かといって自力でできることといえば【事務技能】と【持久力】くらいのもので、つまりものすごくちまちまとした作業じゃないとろくに通りません。

 基本戦略は【類は友を呼ぶ】で友達を呼んで、全部その友達に丸投げすることになります。友達の設定は呼ぶとき自分で指定してやればいいだけなので、こんな作戦でも割とどうとでもなります。

 万一それでどうにもならなかったときはプレイヤーが意図的に発生させるファンブル能力【気分転換】でムリヤリ状況をリセットすることも可能です。最大4回まで使うことができるんですからガチャ感覚です。

 クリティカル能力【なめくさり】によって、【実行フェイズ】の達成行動宣言はどんなにナメた内容であっても大抵ゲームクリア扱いにしてもらえます。
 つまり【情報収集フェイズ】と【事前準備フェイズ】では、別に【最終目標】の達成を意識した準備を進めなくても、その場その場を乗りきることだけ考えていれば大丈夫です。気楽にいきましょう。

花百合ちゅみ:やりたい放題!お花界のトップ!

  • 花百合ちゅみ(Hanayuri Chumi)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で活動する15歳くらいの女の子。「お花界」という名の異世界から通ってきている。一人称は「あたし」ときどき「ちゅみゃーん」。テンションが上がると「ちゅみゃーん!」もしくは「うおー!!」と叫ぶ。
    • 知性ステータス:
      • 【イラストレーター】 アニメ風のイラストを描いたり、ちょっとした動画として動かしたりすることに高い適性を発揮する。
      • 【ミーム知識】 インターネット上で広まっているろくでもないミーム全般にやたら詳しく、なにかにつけ語りたがる。その知識を披露されてどう思うかは相手次第。
    • 身体ステータス:
      • 【へこたれない】 どんな逆境に立たされても前向きに笑っていられる芯の強さを持つ。
      • 【豪快】 創作活動以外では加減というものを知らない。「どばっ」と全部流し込んだり、「どーん」と深く突っ込んだり、「ばしっ」と強く叩いたりする。
    • 渉外ステータス:
      • 【花百合さん】 少し人見知りなところがあり、初対面の人が2人以上いる場では緊張して言葉が出なくなる。
      • 【拍手】 面白いと感じたときの感情表現として「ぱちぱちぱち」とかわいく拍手する。
    • クリティカル:
      • 【お花界のトップ】 プレイヤーがこの能力の使用を宣言した場合、どんな状況からでも強制的に【クリティカル】を発生させ、花百合ちゅみに任意のステータスを1つ永続的に追加できる。追加されるステータスはどんな非現実的なものであっても構わない。
    • ファンブル:
      • 【壊滅的な学力】 四則計算や外国語、歴史、地理、科学知識など義務教育レベルの学問知識を要求されること全般が苦手。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【イラストレーター】【花百合さん】【お花界のトップ】

 クリティカル能力【お花界のトップ】は何でもありです。たとえば「私はお花界のトップなので次のステータスを得ます。→【全知全能】今回のゲームをクリアした扱いとする」と行動宣言すれば、どんな【最終目標】だろうと1ターン目でクリアできます。
 発動タイミングが完全に任意なので、切り札として温存するもよし、1ターン目で使ってキャライメージと真逆のステータスを追加するもよし、プレイヤーが自重することさえできれば結構いろんなことができるでしょう。

 クリティカル能力が強力すぎるぶん、頭を使う行動宣言に対して【壊滅的な学力】、体を動かす行動宣言に対して【豪快】、人と話をする行動宣言に対して【花百合さん】という、きわめて回避しにくい強烈な弱点を持っています。特に【花百合さん】は発動条件が明確なのでGMも厳密に判定してきます。初対面の人と会話することは最初から諦めるべきでしょう。
 元ネタの人に対して失礼にもほどがあるキャラクター設定になった自覚はあります。ごめんなさい。本当は全然こんなダメな人ではないです。

 弱点もこれはこれで強烈すぎるので、【イラストレーター】でバランスを取っています。絵を描くという行為なら各種バッドステータスの影響を受けないので、困ったときは絵を描きましょう。ただの時間つぶしから人相書き、地図の作成まで、応用範囲も広く使えるはずです。

ヤマトイオリ:制御不能

  • ヤマトイオリ(Yamato Iori)
    • プロフィール: 現代日本の老舗呉服店で生まれ育った、17歳の女子高校生。一人称は「イオリ」で愛称は「イオリン」。「皆」「皆さん」と言いたいとき「みんなさん」と言う。まるで5歳児のように天真爛漫で純朴、そしていたずら好きな性格。
    • 知性ステータス:
      • 【頭お花畑】 ものすごい勢いで興味が別のものに移っていく。【ヒット】【ダブルヒット】で開示される秘匿タスクは行動宣言と無関係のものになる。
      • 【Vaka】 日常目にするもの以外の漢字の読み書き、英語の読み書き会話、数字の加減乗除すべて出来ない一方、科学原理についての知識を要求されることだけは、持ち前の好奇心と柔軟な発想によってその場で法則性に気付くことができる。
    • 身体ステータス:
      • 【キノコおいしいぞ活動】 キノコの着ぐるみにいつでも着替えることができる。明るい場所では子どもやかわいいもの好きからの人気を得られ、暗い場所では人間離れしたシルエットにより自分の正体を隠すことができる。
      • 【落ち着きがない】 1分以上同じ姿勢で立ったり座ったりしていることができない。厳粛な雰囲気に耐えがたい苦痛を感じ、それ以外の場面では自分からちょろちょろ周囲を動きまわる。
    • 渉外ステータス:
      • 【光】 いつも元気で楽しそうに笑っている。肉体的あるいは精神的に疲れている相手を何気ないふるまいで元気にすると同時に、友好的な関係を築くことができる。
      • 【アオリン】 誰かと競いあう場面において、少しでも優位に立てた時点で相手を煽らずにいられない。ただし、あまりにもうれしそうにしているため相手もつい許してしまう。このステータスは【失敗】判定の根拠にならない。
    • クリティカル:
      • 【いいことはこれから始まるよ】 どんなときでもポジティブでいることを諦めない。【失敗判定数】が4のときの【ファンブル】は【クリティカル】として判定される。
    • ファンブル:
      • 【大事件】 身のまわりのありとあらゆることに驚きと発見が隠れている。全ての【失敗】は【ファンブル】として判定される。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【頭お花畑】【いいことはこれから始まるよ】【大事件】

 ステータスの説明文には書いていませんが、【頭お花畑】の具体的な処理プロセスは、行動宣言に対する判定が【ヒット】【ダブルヒット】のとき→秘匿タスクを全て再生成する→新しい秘匿タスクリストのなかから行動宣言と一番関係ないタスクを開示する、という挙動をします。
 ファンブル能力【大事件】で【失敗】判定も【ファンブル】となるため、つまりほぼ毎ターン秘匿タスクリストが入れ替わっていくことになります。

 どうせ計画的に【情報収集フェイズ】や【事前準備フェイズ】を進めることは不可能なので、割りきってその場その場の思いつきでムチャクチャな行動宣言をしていきましょう。
 そして【実行フェイズ】の達成行動宣言のとき、とりとめのなさすぎる達成済みタスクリストを眺め、メチャクチャ悩むはめになります。せめて各フェイズとも【ダブルヒット】狙いで達成タスクを多めに集めておけば少しは楽になるかもしれません。

 【いいことはこれから始まるよ】は本来なら攻防一体の強力なクリティカル能力のはずなんですが、ヤマトイオリの場合、一番苦労することになるのが明らかに【実行フェイズ】なので温存しておくのが吉です。
 逆を言うと、これがあるので最終的にはなんとかなります。

上級者向け

まるげりちゃ:どうしてそんなに牢獄が好きなの・・・?

  • まるげりちゃ(Maruge Richa)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で実家暮らしの20代女性。工場長。小柄で、大きなネズミの耳を生やしているのがチャームポイント。一人称は「あたし」で愛称は「りちゃまる」。基本的には朗らかで親しみやすい口調だが、笑い声は「うふふ」と清楚。語尾に「ちゃむ」とつく。
    • 知性ステータス:
      • 【法学知識】 法律に関する広汎で専門的な知識と実務能力を持っている。
      • 【デジタルクリエイター】 3DCADやプログラミングなど、PCを使ったものづくり全般に関する豊富な経験を持っている。
    • 身体ステータス:
      • 【りちゃまるむーん】 新月の夜のみ目からビームを発射できる。高層ビルをも倒壊させる破壊力があるが、10分後には人命含め何事もなかったように全て元に戻る。巻きこまれた人からも痛みや恐怖の記憶は抜け落ち、後には困惑のみが残る。
      • 【運動音痴】 自転車にも乗れない極度の運動音痴。体を動かすことは全て苦手。
    • 渉外ステータス:
      • 【リスペクト】 分野を問わずエキスパートには敬意を払い、どんな相手であっても友好的に接する。
      • 【投獄】 やらかしたときは自分から牢に入る。具体的には【失敗】や【ファンブル】発生時のGMの応答で異空間にある牢へ移動し、その次の行動宣言に対するGMの応答で元いたところへ戻る描写がショートストーリーに記述される。投獄されている間、まるげりちゃは外界の情報を得ることも外界に干渉することもできない。
    • クリティカル:
      • 【3Dプリンタ】 手のひらサイズの樹脂造形物ならいつでもその場で作成することができる。
    • ファンブル:
      • 【狂人のふり】 奇人変人に対する強烈な憧れがあり、発作的に奇行を演じてしまう。【現在フェイズでの達成タスク数】がちょうど2のとき、【失敗】【通過】【ヒット】はいずれも【ファンブル】として判定される。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【りちゃまるむーん】【投獄】【狂人のふり】

 体を動かすこと以外なら何でもできる優秀なキャラクターです。特に【デジタルクリエイター】では、3Dモデルだけでなくコンピュータプログラムを作成することすら可能なので本当に万能。

 【りちゃまるむーん】は「新月の夜のみ」「10分後には~全て元に戻る」という制限があって一見使いにくそうに見えますが、このゲームのストーリーはプレイヤーの行動宣言でどんどん設定を追加していけるので、「今夜はたまたま新月だった」ということにすることで案外気軽に使っていけます。10分後元に戻るにしても、たとえばどこかに潜入したいとき見張りや扉をなぎ倒して中に入る、といったパワープレイに使えます。

 ここまではいいのですが。

 最大の難点が【狂人のふり】です。あと一歩で今のフェイズを突破できるという状況になると、急に【ダブルヒット】【アナザーヒット】【クリティカル】のいずれかしか受け付けてもらえなくなります。
 しかもここで失敗すると、ただ【ファンブル】判定を受けるだけでなく、【投獄】されて牢の外の世界に干渉できなくなってしまいます。(実際は自分から入るのですが) こうなると、何かのアイディア出しやちょっとした工作くらいしかできることがなくなってしまいます。
 【狂人のふり】以外で収監されるときは1ターンで出られるので、テキトーに【通過】判定でお茶を濁せばいいだけなんですが、【狂人のふり】で投獄されてしまうと連続ファンブルで収監続行になりがちなので本当に大変です。使い勝手のいいクリティカル能力【3Dプリンタ】は牢から脱出する切り札として温存しておくべきでしょう。
 なお、【狂人のふり】は【情報収集フェイズ】と【事前準備フェイズ】の2回発動する可能性があります。

 一番いいのは秘匿タスクを1つ達成した直後に【ダブルヒット】判定を受けて、【狂人のふり】を発生させずにさっさとフェイズを突破してしまうことです。

カルロ・ピノ:興味がないことは絶対やらないテキトーお嬢様

  • カルロ・ピノ(Carlo Pino)
    • プロフィール: 現代日本の都市部で単身者向け集合住宅に住む、14歳の女子中学生。お金持ちのお嬢様。体は小さい。気品はありつつもわんぱくな口調。一人称は「わたくし」。目上の女性は「○○お姉ちゃん」と呼び、その他名詞全般には「虫さん」などさん付けする。
    • 知性ステータス:
      • 【生きもの知識】 生物学分野の知識は専門家並みのものを持っており、さらに最新の論文も欠かさずチェックしている。
      • 【厨二病】 邪悪な存在や破滅的な運命といったもの全般をこよなく愛する。ただし根底にある道徳観は善性。他人が隠し持つ絶望や悲嘆といった心の闇を鋭く見抜き、うきうきする。
    • 身体ステータス:
      • 【マッシブ】 小さなころから虫取りで鍛えた筋力により、一般的な成人男性がギリギリこなせる程度の全身運動を、連続2時間までなら息ひとつ切らさずこなすことができる。
      • 【鷹匠】 よく訓練された鷹を連れている。自身を中心に半径1km内の活動範囲において、指定した対象を上空から追跡したり、片手で持てる程度の小物を運搬したり、小型の鳥獣を追い払ったりすることができる。
    • 渉外ステータス:
      • 【上位存在】 尊敬しようと思わない相手への態度が基本的に尊大。ちょっとした仕草ひとつで敵意を持たれている人物を威圧し、侮られている人物は畏怖させることができる。
      • 【褒め上手】 誰かが自分や他の誰かに親切にしているのを見たとき、その思いやり深さによく気がつき、的確な言葉で賞賛し、心から敬意を払う。
    • クリティカル:
      • 【写真記憶】 今回のゲーム中の出来事のうち興味を持ったものを細部まで正確に記憶し、完璧に思い出すことができる。見聞きした時点でどうでもいいと思っていたものは記憶できない。
    • ファンブル:
      • 【テキトー】 興味がないこと全般の知識や技術は壊滅的で、本人もマジメにやる気がない。各ステータスに記述されている内容と明確に関連づけることのできない行動宣言は全て【ファンブル】となる。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【生きもの知識】【鷹匠】【テキトー】

 各種ステータスに優秀な能力が並び、隙がありません。特に【生きもの知識】と【マッシブ】は応用範囲が広く、非常に使い勝手がいいです。

 その優秀さをファンブル能力【テキトー】ひとつで台無しにしているキャラクターです。
 逆に、このステータス欄に書いていないことをやろうとすると、ことごとく【ファンブル】判定を受けてしまいます。下手に行動宣言に含めてしまうと、自宅のドアすら開けることができません。(書かずにうやむやにすることは可能です)

 どうしても日常動作を行動宣言に含めたい場合は【鷹匠】を使ってください。鷹が人間用のドアを開けられるのか?とか思わなくもありませんが、大抵通ります。カルロ・ピノより鷹のほうが人間らしい生活に向いています。

 他に、敵対的な人間を無力化し、脅しつけることなんかも得意です。

金剛いろは:延々とギリギリの綱渡りを強いられる

  • 金剛いろは(Kongo Iroha)
    • プロフィール: 現代日本で暮らす17歳の巫女。金剛神社の神主の娘。金髪の大きなツインテールと紅白の巫女服がトレードマーク。ざっくばらんで快活、親しみやすい口調で話す。一人称は「私」たまに「いろは」。親しい人からの愛称は「ごんごん」。
    • 知性ステータス:
      • 【撮れ高の加護】 【ヒット】もしくは【ダブルヒット】の判定を受けたとき、判定自体は通常通り行われるものの、ストーリー内で今後の展開が不安になるようなオチがつく。このステータス名はストーリー内に記述されない。
      • 【B級ホラーマニア】 ゴーストやゾンビといった不気味な存在を見ても怖がるどころか、むしろ楽しくなってきてゲラゲラ笑う。
    • 身体ステータス:
      • 【クソゲ巫女】 長時間変わり映えのしない単純作業であっても心から楽しむことができる。また、楽しそうに実演することができる。
      • 【野生動物の勘】 反射神経に優れ、とっさに体を動かすべき危険な場面やシビアにタイミングを計らなければならない場面で活躍できる。
    • 渉外ステータス:
      • 【大騒ぎ】 空気は読めるが騒々しい。プレイヤーが明確に宣言した場合、どのような状況からでも賑やかで前向きなムードをつくることができる。
      • 【ごんざぶろう】 まるでボルゾイかゴールデンレトリバーのような人なつこさがあり、しょんぼりしていると周りが友好的になってくれる。
    • クリティカル:
      • 【わかっちゃったあ】 実際には何もわかっていない。【情報収集フェイズ】における【差し戻し】【失敗】【ファンブル】以外の判定は全て【クリティカル】として判定される。
    • ファンブル:
      • 【あまり俺をイライラさせるなよ】 【事前準備フェイズ】において、【達成済みタスクリスト】との関連性が無い行動宣言が全て【ファンブル】として判定されるとともに、イラついたGMからヒントをもらえる。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【撮れ高の加護】【わかっちゃったあ】【あまり俺をイライラさせるなよ】

 クリティカル能力がプレイヤーに不利に作用する珍しいキャラクターです。
 【わかっちゃったあ】のおかげで【情報収集フェイズ】をスキップできるわけですが、ファンブル能力【あまり俺をイライラさせるなよ】の効果で開示済みのタスクと関連づけながら行動宣言しなきゃいけないせいで、情報収集不足がかえってアダとなってしまいます。

 一応、【わかっちゃったあ】で開示される秘匿タスクが必ず2つ以上になるよう調整されていたり、【失敗】か【ファンブル】で毎回ヒントをもらえる特別ルールがあったりと、救済措置は充実しています。

 なお、【撮れ高の加護】にある「ストーリー内で今後の展開が不安になるようなオチがつく」という記述は一見ただのフレーバーテキストのように見えて、実は明確に不利な能力です。
 表面上のゲーム進行とはまた別に、ストーリー上で主人公の置かれている状況がどんどんマズくなっていくので、放置していると達成行動宣言で解決しなきゃいけない課題が大量に積み上がってしまいます。

電脳少女向け

電脳少女シロ:【アナザーヒット】だけでクリアを目指せ

  • 電脳少女シロ(cybergirl SIRO)
    • プロフィール: インターネットの向こうで生まれたバーチャルアイドル。主に現代日本で活動している。見た目は10代後半の女性。一人称は「シロ」。甲高いホイッスルボイスで「キュィィィィィ!」とイルカの鳴き声のように笑い、テンションが上がると「おほほい、おほほい」と謎のかけ声をあげる。
    • 知性ステータス:
      • 【才女】 この世のありとあらゆる真実を見通している。
      • 【大清楚】 お尻とトイレと血しぶきをこよなく愛するが、アイドルらしくないため自重している。これらの話題が出てくるとしばらく思考がフリーズする。
    • 身体ステータス:
      • 【電柱少女】 ダンゴ虫から電柱相当まで、割と気軽に体の大きさを変えたり戻ったりできる。ついでに宇宙空間から深海までどんな環境にもさらっと適応できる。
      • 【どんくさ】 複数のものをまとめて持ったり、液体を容器に入れて持とうとしたりすると、その何割かをうっかりこぼしてしまう。
    • 渉外ステータス:
      • 【シロ組さん】 地球上あらゆるところに熱狂的なファンが存在する。国際企業のCEOや国家元首も積極的に支援してくれる。
      • 【人間の浅漬け】 発想が奇抜すぎて、具体的にどんな情報を伝えたいのか常人にはまったく伝わらない。カワイイことはわかる。
    • クリティカル:
      • 【為になるなあ!】 斜め上のアイディアばかり出てくる。全ての【アナザーヒット】は【クリティカル】として判定される。この能力は【クリティカル使用状況】に関わらず何度でも使用できる。
    • ファンブル:
      • 【知りません。次】 逆に普通の発想は出てこない。全ての【ヒット】と【ダブルヒット】は【ファンブル】として判定される。
コンセプトと攻略のポイント

重要能力:【人間の浅漬け】【為になるなあ!】【知りません。次】

 ステータス欄には要するに、(ごく一部のよくわからない奇行を除いて)大抵のことはできると書いてあります。
 【人間の浅漬け】のせいで協力者に具体的な指示を出すことはできない点だけ要注意。「助けて」とか「なんとかして」みたいなふわっとしたお願いなら通ります。協力者はみんな有能なシロ組さんなので、これだけでもなんとかしてくれるでしょう。

 電脳少女シロを主人公としたゲームでは【アナザーヒット】以外の判定でゲームを進行させることができません。(【為になるなあ!】【知りません。次】)
 つまり、とにかくひたすら生成AIでは思いつかないだろう狂気的な行動宣言をしていかなければならないということです。他のキャラクターとはゲームの基本的なルールからして異なります。
 とはいえ【アナザーヒット】も【最終目標】と無関係な行動では採用してもらえませんし、何の解決にもならない行動は普通に【通過】や【失敗】判定になってしまいますし、最後の達成行動宣言だけはマジメに考えなきゃいけないので、加減が難しいところでもあります。

 ちなみに能力の性質上、難易度:かんたんやグダったときにもらえるヒントどおりに行動するともれなく【ファンブル】判定になるので、間違えないようにしましょう。

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