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魔法つかいプリキュア!第4話感想 まずは一歩踏みだす勇気から。

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考えてるだけじゃ見つからないよ!

(主観的)あらすじ

 初めての魔法の授業は紙のちょうちょ探し。リコや他のクラスメイトはどう見つけたものか思案に暮れますが、みらいは考えるよりも先に学校中を駆け回り、ちょうちょを見つけます。これは行動力を鍛える授業です。
 結局ちょうちょを捕まえそこなったみらいとリコでしたが、みらいは紙のちょうちょなら紙の花に惹かれるかもと思いつき、次は図書館へ向かいます。狙いどおり紙のちょうちょは魔法の本に咲く花に寄ってきますが、なぜかそのまま奥の書庫、危険な知識の森へと飛び去ってしまいます。みらいも追いかけて中へ。
 一方、残されたリコ。「みらいにはリコがいてあげないとだめモフ」 モフルンの言葉を受けてみらいを探すことにします。知識の森の中でようやくみらいをみつけますが、彼女は闇の魔法戦士・ガメッツに襲われているところでした。リコと合流できて安心するみらい。みらいの瞳と声が震えていることにリコは気がつきます。
 ふたりは手をつないでプリキュアへ変身、苦戦しながらも行動力によってガメッツとヨクバールを撃退します。そして紙のちょうちょが惹かれた一冊の本、プリキュアの力に反応したその本から、不思議な妖精の赤ちゃんが生まれます。

 回を追うごとにどんどん長くなるあらすじ。これは私が自分の注目した部分を再確認するために書いているのですが、さすがに次回からはもう少しばっさりと取捨選択しないと意図がぼやけていけませんね。こんなところにも求められる行動力。

女は行動力!

 ・・・とは、プリキュアと関係のない某ゲームシリーズの名文句ですが、男女関係なく実際何をしようにもまず行動力を養わなければ結果に結びつきません。論旨からは少しズレますが、社会人には山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」も耳に馴染み深いでしょうか。行動力が全て、とは言いませんが、何をするにもまず行動から始めなければ他のどんな能力も発揮できません。その意味で1回目の授業に相応しい内容。そして好奇心の強いみらい向きのテーマ。

 授業開始直後のちょうちょ発見こそ偶然(あるいは直感)ですが、2度目のちょうちょ発見は「そっか、ちょうちょだからお花が好きなのね」というリコの言葉から着想を得ています。それでもちょうちょを見つけるのがリコではなくみらいだという点で、この物語はいかに行動力が大切なのかを訴えていますね。
 どれだけ思考しても、どれだけ鋭い理解をしても、行動しなければ結果に結びつきません。むしろその辺はとりあえず行動してみてからでもどうにかなるんじゃないかな。青髪のジュンはともかく、金髪のエミリーや赤毛のケイはかなり偶然っ気の強いちょうちょ捕獲となっていますが、とりあえず何も考えず行動してみた結果という成功体験はきっと将来の糧となるでしょう。何故そうなったか、よりもどうしたらそうなったか、の方が人の心を育むには有効。とりわけ子どもにはたくさんの成功を体験して健やかに育っていただきたいですね。私は子育ての経験がありませんけど。

 一方でひとりで突っ走ったあげく知識の森で迷子になったみらいのように、行動力はときに失敗も生みます。けれどそこで助けてくれるリコのような友達がいたら(現実的には親の役目のような気もしますが)、それはそれで将来の糧となる大切な経験です。未来が閉ざされるような取り返しのつかない結果でないかぎり、全ての経験は糧。
 GO!プリンセスプリキュアの春野はるかが出した答えがそれ。未来を閉ざすゼツボーグはプリキュアが取り払わなければならない障害。けれど自力で乗り越えられる絶望は強くなるための試練でしかありません。
 であるならば、取り返しのつかない失敗から助けてくれる、フォローしあえるお友達ネットワークを築いて全方位に突進した方が成功も失敗もたくさん経験できてお得・・・なのかもしれませんね。うん、文面はちょっとアレですがきわめてプリキュアらしいステキな思想です。

あなたに、そばにいてほしい

 第1話からそうでしたが、どうにも承認欲求に飢えている様子のリコ。みらいと2人1組の特別扱いを不服そうにしているあたり、彼女は単に学校の成績を良くしたいのではなく、自分の実力を認めてほしい誰かがいるのかもしれませんね。ドキドキ!プリキュアのレジーナのように、人には誰にも代えられない特別な誰かからの愛が必要なことがあります。
 その誰か、は今のところおぼろげにしか語られていませんが、当面はみらいがリコを承認してくれます。「勉強、学年で一番ってすごいね!」 リコの能力を褒めることはもちろんのこと、「みらいは知らない魔法界でも、いろんなことがあっても、リコがいたから頑張れたモフ」 リコそのものをも肯定してくれます。後者はモフルンの弁ですが、合流したときにみらいが安心して弱みを見せたことでリコも事実だと確認していますね。

 とりわけリコの心に響いているのは後者、リコそのものへの承認のようですね。前話でも「すごいな、リコちゃんは!知らない世界に、たったひとりで飛び込んで、叶えたい夢があるんだもん」 と能力以外への祝福に反応していました。そういったものに欲求が向いていること自体わりと不健全な、深刻な状況に思いますが、さらに目を覆うことに、リコ自身はその欲求の本質を見誤っています。
 たとえ魔法で赤点であっても、勉強で学年1位というのは素直に賞賛されていいことです。おそらく努力なしでは得られない成果でしょう。けれどリコは気付いているのでしょうか。みらいがそのことを褒めてもリコの心には響きません。前話で立派な魔法使いになるという夢を語った彼女ですが、「でも立派な魔法つかいってどんな魔法つかいなの?」 その夢は暗雲に包まれています。
 願わくばふたりの奇跡、ふたりの魔法によって、彼女が自分の本当の願いに気付きますように。きっとそのときようやくリコはみらいを名前で呼ぶようになるんじゃないかなと期待を込めて。

そして新たなお友達

 発売が予定されている初期アイテムのなかでも最も高価(10.584円)なリンクルスマホンのお披露目。元になった本のタイトルは「SUMONUI」?「SUNOMAN」?・・・ああ、「SUMAHON」か。魔法文字(仮称)はアルファベットを装飾しただけのシンプルなものっぽいので、近いうちにどなたかが対照表をつくってくれるのではないでしょうか。解読に使える資料もたっぷり出てきましたし。これで第1話に登場した魔法陣も読めますね。たぶん。
 妖精の赤ちゃん・はーちゃんが生まれた花はたぶんコスモス。花言葉は「少女の純真」。語源はギリシャ語の「秩序」「美しい」、花びらが整然と並ぶ様からでしょうか。英語で「宇宙」とスペルを共通するのは、夜空を花々が咲き誇る様に例えたからとかなんとか。まあたぶん花言葉から引いているのではないでしょうか。彼女がどういった活躍を見せるのかはまだ未知数ですが、子どもの純真さはきっと多くの人の手をつなぐきっかけになってくれるでしょう。「子はかすがい」ともいいますしね。・・・うん?

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