RAB制作参加
弘前観光コンベンション協会協力
これは聖地巡礼が捗るアニメですね。私の知っている街(・・・街?)がこうしてアニメに登場したのは初めてのことなので、ちょっぴりわくわくしています。
倉本さんちは弘前の街から西側、市町村合併前は相馬村だった地域にあるようです。岩木川を渡る描写があることから、旧岩木町に近い集落なのかもしれません。徒歩圏のめぼしい商業施設が作中にも登場したロックタウン(今はイオンタウン弘前樋の口っていうんですか?)だけってレベルの寂れた土地だったと思いますが、そもそも自動車前提の生活なのでそれほど不便はありません。自転車でも20分も走らせれば市の真ん中に入れますしね。・・・冬は乗れないことを考えると高校生にはちょっと不便か。
弘前駅は2008年に自動改札化しましたが、残念ながらsuicaは使えません。まあ自動改札機が置いてあるのは他に青森駅くらいしかなかったと思うので当然ですが。天井からぶら下がってる丸い案内板は改札を出てすぐのところにあります。あの形が面白いのか、たまに観光客のかたが写真を撮っているのを見かけましたね。
弘西バスは実際には弘南バスという会社ですね。車体の色形ともそっくりです。RABの仕業か観光協会の仕業か、こういうのは地元民の愛着が特に強く出ますね。このバスは弘前のみならず津軽地方全域(=県の西側半分)のライフラインとなっているので尚更。ちなみに駅を出てすぐの道路はタクシーの溜まり場になっているので、作中でバスが通過した左側車線は実際にはまず通行することができません。画面右に写っている薄茶色の建物がホテルだからですね。
路肩に積まれる雪が2mを越える青森市ほどではありませんが、弘前市もそれなりに豪雪地です。盆地なのにね。4月どころか5月くらいまでは余裕で雪が残っています。今年は暖冬だったのでどうなっているかわかりませんが。ただまあ、なんにせよ路肩に積まれた雪は土やらアスファルトやらが混じってるので食べるのはやめてくださいな真琴さん。
横浜を東京だというのは北東北あるあるネタ。実際関東全域どこも弘前よりは都会なんですからあの辺全部まとめて東京扱いでよかろ?あっちは田舎よりの駅でもsuica使えますし。横浜-東京間なんて青森-八戸間よりもあらゆる意味で近いですし。弘前から青春18きっぷの旅をすると福島までで一日がかり、そこから東京まではほんの半日。世の理不尽さを感じずにはいられません。
・・・田舎コンプの怨念が色濃くなってきたのでこの辺で。こういうのはたぶんくまみこ向き。
真琴がほうきを買いに行ったのは前述のとおりイオンタウン弘前樋の口。見た目ひとつの建物に見えて、実はサンワ(ホームセンター)だけ独立しています。真琴がなかなかほうきを見つけられなかったのもやむなし。そういえばここのホームセンターってサンワなんですね。イオン系だと大抵ホーマックが入るイメージなんですが。それにしても真琴は岩木川方向から来たんだろうに、なぜにわざわざ逆側の未来屋書店側入口から入ったのでしょうか。さすが方向音痴、やることが私と一緒。
店内の様子も概ね実在の店舗を再現。SHOO-LA-RUEもどきやTatsumiyaもどきの看板が見えますね。食器を見ていたのはダイソー、ドーナツはミスド。雑貨屋は・・・どうやら私の知ってる店は潰れちゃったようですね。ここまでやっておいてスタッフロールにイオンの名前がない不思議。
なおさんちの酒屋さんの建物は弘前公園周辺で見覚えがありますね。というかお店の目の前に弘前公園が見えてますね。さすが城下町というべきか、あのあたりはこの手の古式ゆかしい建物がちらほら残っています。たまにアニメの話をするなら、ここの千夏さんのはしゃぐ声の長回しぶりがすさまじいですね。なんという無茶振り、応えるプロの力量。
ところで立地的にどう考えても家と逆方向なんですが・・・真琴さん?
高校はどこがモデルでしょう?あいにく弘前の高校には通っていないのでわかりません。地元民ならすぐわかるのでしょうか。土地の安い青森県で4階建ての校舎は珍しいので、たぶんそれなりに予算と生徒数のある大きな学校でしょうね。
第1話はあくまで人物紹介。古くからカミサマの務める岩木山の麓という、恐山、八甲田山に並ぶ神秘性の強い土地を舞台に、魔女の卵はどういった物語を紡ぐのでしょうか。・・・いえまあ原作は読んでいるんですけどね。
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