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ゼノブレイド Definitive Edition プレイ日記 第7章「諦めない心」

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ダメだよ、メリア! 君が失ったのは大切な仲間だったんだろう?

このブログはあなたがプレイ済みであることを前提に、割と躊躇なくネタバレします。

(主観的)あらすじ

 巨神のうなじに相当する地・マクナ原生林。ここで3つの出会いがありました。
 1つはモナドの使いかたを知る謎めいた青年・アルヴィースとの出会い。
 1つは借金のかた代わりに“今年の勇者”を任ぜられたノポン族のオッサン・リキとの出会い。
 1つは霊獣テレシア討伐の任を果たすなかで大切な仲間を失った少女・メリアとの出会い。
 いずれもシュルクにとって長い縁となるかけがえのない人物です。

 このうち、シュルクは未来視にも登場したメリアに特に宿縁を感じ、彼女の仇討ちへの協力を申し出ます。
 テレシアは人の思考を読むことで未来視すらも出し抜き、しかも周囲のエーテルを吸収することにより強力な再生能力を持つ難敵。一向にらちのあかない戦いに挫けるメリアの心は、すでに死んだ者たちのために戦うことに虚無感すら抱きかけます。
 しかし、同じ仇討ちへの思いを抱くシュルクが彼女を叱咤。もう誰にも同じ思いはさせたくない、その一心が彼らの諦めない心を繋ぎとめます。

 終わりの見えない戦いはシュルクたちの力押しの策によって無事完遂。メリアは大切な人たちの仇を討つことができたのでした。

 クセの強い性能のリキとメリアが相次いで仲間となり、ここから一気にバトルの幅が広がります。ゼノブレイドはある意味ここからが本番。ストーリーももうちょっとで核心のひとつに届きますしね。なんてチュートリアルの長いゲームなのか。
 リキ使うの楽しー。メリア使うの(アーツが全然足りてないけど)楽しー。書くもの書いて今すぐゲームに戻りたい。

物語の別側面

 「リキ。君はなんで勇者になったの?」
 「ドンガが選んでくれたんだも」
 「選ばれた・・・。生まれたときからの宿命とかじゃなくて?」
 「違うも。ドンガのカンだも」

 シュルクは幼い時分から神剣モナドと深い因縁があり、モナドの力に助けられながら旅をしてきたわけですが、彼が旅立つことを決めたのはあくまでごく個人的な事情。フィオルンの仇を討ちたいという思いによるものでした。
 シュルク自身がちょくちょく忘れがちですが、実は彼の選んできた旅路にモナドの力は一切関係ありません。
 勇者だの英雄だのご大層な肩書きはこの先もちょくちょく出てきますが、この物語において、彼らはいずれも運命に縛られるのではなく自分の意志で未来を決定していきます。

 「もうよい、シュルク。やはりテレシアを倒すなど不可能だ。死んだ者たちのために危険を冒すなど――」
 「ダメだよ、メリア! 君が失ったのは大切な仲間だったんだろう? その仇を討ちたいって気持ち、大切な人たちを失った悔しさ、僕たちにもわかる。こんな思い、もう誰にもさせちゃいけないんだ!」

 一方で、自分の意志で旅立った、という分には聞こえがいいですが、シュルクたちがやろうとしていることは実際のところただの仇討ち。生まれついての宿命や崇高な信念による目的ではないだけに、裏を返せば彼らの戦いは無益で矮小な自己満足でしかありません。
 大切な人を失った虚無感から立ち上がるきっかけとしてならともかく、たったそれだけのために戦いつづけるには大義が、自分を納得させるための道理が足りません。
 やがてシュルクたちの戦いの目的は仇討ち以外のものに変わっていきます。けれど、その後もシュルクたちは仇討ちのために旅立ったことを恥じることも後悔することもありません。それはそのときの彼らにとって間違いなく必要な思いでした。最初から最後まで彼らは自分自身の意志によってのみ戦います。仇討ちがくだらないことかどうかという思想論議とは無関係に、この物語は人の行動に自身の意志が伴っているかどうかのみを問いかけていきます。

 シュルクたちの旅は、ある側面から見れば神剣モナドに導かれた作為的なものであり、仇討ちなどというくだらない目的のものでもあります。
 けれど、別の側面から見ると彼らは確かに何者にも縛られない自由意志を持っていて、そしてその意志でもって自身の未来を決定してきました。

 たったそれだけといえばそれだけの小さな事実でもって、これから先シュルクたちは大きな運命の奔流を次々に切り開き覆していきます。

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