徒然チルドレン 第6話の感想兼カップルまとめ

 俺たちに翼はないこともないらしいけど、まあ少なくともこんな甘々空間に飛び込むための翼はないよね・・・。

徒然チルドレン(1) (週刊少年マガジンコミックス)

鬼畜眼鏡&流され乙女ペア

「もう! じゃあもう別れればいいだろう!」
「またそんなことを言う。確かに悪いトコはいっぱいあるけど、でも好きだよ」

赤木正文(黒髪眼鏡) × 梶亮子(脱色ロング)

関係性:支配する側とされる側
チグハグ要因:要求がいちいち率直すぎて戸惑ってしまう

 テンプレ生徒会長キャラとテンプレ不良キャラです。シチュエーションもこの組み合わせのテンプレ。今後も全く期待を裏切りません。このアニメにおいてテンプレは褒め言葉(のはず)。
 赤木の梶さんへの態度は完全に固定されているので、梶さんがどこまで相手の要求に応えられるかがこのペアのお話の核になります。何気にふたりとも思いやり深く献身的なのでチグハグ感はあまりありません。
 赤木の要求全部を受け入れたらR-18になってしまうので、梶さんにはどうにかがんばって抵抗してほしいところ。

 「そうやってすぐ拗ねるところもメンドクサイよね」 わかる。我々の業界ではメンドクサイは褒め言葉です。
 梶さんはつくづくかわいい恋愛してますね。こんだけ素直に反応してくれたら赤木じゃなくたって全力でイタズラしたくなりますよ。梶さんの足首持ちたい。まあ足首って大抵の人はガッシリしてて意外と持ちにくいうえに力も強いので、油断するとすぐ拘束ほどかれて顔面クリーンヒットされちゃうんですけどね。
 それにしても「ぞっこんLOVE」だけはどんなにがんばって演出してもナシだと思うの。

幼馴染みペア

「もしかしてコイツキスしようとした? まさかネタの流れで? いやいやいやいや。まっさかー!」
「じ、じゃあ次俺エイリアンやるから」

内山千秋(茶髪ショート) × 飯島香奈(茶髪ロング)

関係性:長いことツルんできた幼馴染み
チグハグ要因:恋愛観の相違

 夫婦漫才が持ち味と見せかけて意外と重い話だらけのペア。
 千秋くんの言動にいちいちサイテー感が付きまといますが、これ本人の人格に問題があるわけではなくて、ふたりの「好き」の質が根本的にズレているのが原因なんだと思うんですよね。
 千秋くんの恋愛観は、例えるなら自宅でまったり過ごす夫婦みたいな感じ。恋人関係に求めるものは安定した関係性で、飯島さんとはいつまでも気の置けない付き合いがしたい。一方飯島さんの恋愛観はテレビドラマのようなロマン。キスにこだわることからもうかがえるように、彼女は恋人というものに劇的な変化、刺激を求めています。恋愛に求めるものが180度違うのですから噛み合うわけがありません。

 千秋くんサイテー。(定期)
 決して性欲だけではなく、彼なりに飯島さんに合わせようとしているのはわかりますが、うん、でもサイテー。飯島さんが本当に欲しいのは唇を合わせるだけのキスじゃなくて、そういうことをするときの恋人らしいムードだと思うの。

オタサーの聖女ペア

「我輩は、我輩は・・・うれひゅんぇうありまうああ!!」
「もおおあまああんくぅうあ!!」

山根隆夫(緑髪四白眼) × 栗原ちよ(栗色ヘルメットヘア)
+ 本山友道(坊主眼鏡出っ歯)・・・聖人

関係性:電車男(バスだけど)
チグハグ要因:オタク特有の極端な自己卑下

 基本的には難聴系ヒロインペアの男女逆転版と考えていいかと思います。高野さんを男性にしてオタク要素を付け足すだけでこんなにもウザくなるなんて! いえ、いい人なんですけどね。もっと自信を持っていいのに。
 一方の栗原さんは菅原くんのヘタれ要素をなくしたバージョン。何その聖人。
 ついでに友人の本山くんもケチのつけようのないド聖人。
 聖人だらけの布陣に山根くんのダメっぷりが際立ちますが、まあこの子もこの子で聖人たちに好かれるだけあっていい人なので、いいから自信持て。

 原作版では『ドヤえもん』だったところが『マジックしんちゃん』への謎の差し替え。金子監督はよくわかってます。高校生オタクが友達同士で観に行くならドラえもんより断然クレしんですとも! マリオよりゼルダよりカービィなお年頃なんです! ちなみに大学生になるとポケモンかプリキュアに移ります。ドラえもんは30歳過ぎてから。
 アニメ版でもやっぱり本山くんほど聖人という言葉が似合う人物はいませんね。曲がった道に惑おうとする山根くんを拳一発でブっ飛ばしていましたが、ちなみに本山くんは空手部です。文武両道。

香取劇場ペア

「あなたは・・・私の王子様ですか!?」
「ウィ」

香取慎一(金髪くせっ毛) × 細川数子(チョコレート色縦ロール)
+ 松浦彩音(青髪リボンポニー)・・・ツッコミ役

関係性:教祖と信者
チグハグ要因:なんだかんだで一線を引いている

 香取の本命のカップリングはこっち。原作だと松浦さんの線もまだ微妙に残っていますが。
 香取・ファンタジア・香取と細川・ポエミィ・数子のふたりがかりでボケ倒します。あるいはファンタジー空間生成装置。このふたりが場に存在する間はあらゆる理不尽が許されてしまいます。やったね!
 細川さんは単体だと髪型以外まともなキャラなのに、香取の前ではどうしてこうなってしまうんでしょうね。トカ&ゲーを前にしたアシュレーみたいなものでしょうか。(ゲームネタ)
 奇矯な言動に隠しつつ、ここでも香取はさりげなく大人の対応をしてくれています。この人カッコイイですよね。松浦さんと違って細川さんは彼のそういう部分に気づいていませんが、返ってその方がうまく行きそうな気がするのは何なんでしょう。

 ヒドいエンディング入りでした。果たしてラブコメアニメのエンディングを香取なんかに任せていいものでしょうか? いいのさ! どんと来い!
 キュン落ちする前のマトモな細川さんもかわいいですが、ズッキュン後のネジが抜けた細川さんもやっぱりかわいいですね。香取は口を挟まれずに延々ひとりでしゃべってる方がオモロな人なのでこれまた相性バッチリ。
 細川さんが木から落ちたときにみせたように、素はカッコイイのも香取の魅力ですが、こういうカッコよさは相手に気取られない方がカッコよさ8倍増しですよね。細川さんにはいつまでもポエミィなままでいていただきたい。

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