北川理恵&プリキュアスペシャルステージを観てきました。

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 このクソ暑い連休、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしだったでしょうか。
 私はプリキュアショーを観に行きました。
 例のごとくひとりで。

 ひとり旅というのはいいものです。
 高速道路を走行中、カーナビアプリが一般道に降りろと言ってきたので素直に従ったのですが、料金所を出たところでUターンしてもう一度高速道路に入り直せと要求してきたのです。で、1区間引き返してからまた一般道に降りて、直後またUターンを指示してきました。ふぁっきゅー。
 どうしろと。このやり場のない怒り。もし助手席に誰か座っていたら八つ当たりでぶん殴っているところでした。私もきっと殴り返されるところでした。なんて理不尽な。本当にひとりでよかった。誰も傷つかずに済みました。ポンコツアプリをアンインストールするだけで済みました。
 まあ、冷静に考えて道路標識ガン無視でアプリに盲目的に従っていた私にも非がありますし、まだ山形県入りしていないにもかかわらず高速道路を降りることに疑問を感じなかった私にも非がありますし、そもそも毎年往復しているのにまったく道を覚えていない私にもやっぱり非がありました。もし同行人がいたらメタメタにバカにされていたことでしょう。本当にひとりでよかった。ウルトラ方向音痴の現実を直視せずに済みました。
 ちなみに帰り道は別のカーナビアプリを使いました。この子はちゃんと正しい経路を教えてしてくれました。うっかり左折指示で右折しちゃって10分くらい住宅地をさまよったけれど。

 というわけで、またリナワールドです。
 毎回見かけるのでさすがの私でも何人かオッサンオバサンファンの顔を覚えちゃったとか、マシェリバズーカより口径でっかいカメラを担いできたのに現地で撮影禁止だと知ったカメラオタクたちの悲哀とか、ステップくんのステージでついに私の知らない童謡が流れたとか、そういう地獄みたいな話題もいくつかあるのですが誰も得しないのでやめておきましょう。

会場の様子

 午前の部11:30~、午後の部14:30~ だったわけですが、当日の気温のピークは12時だったようで、どちらかというと午前の方が暑さが厳しい日でした。午後はそこそこ風も入ってきて涼しかったです。
 また、特に午前は地元子ども会の団体客も来ていたようで超満員。観客の多さによって輪をかけて暑い会場コンディションとなっていました。

 会場にはプリチューム着用の子どもたちがたくさんいました。
 当然というかなんというか、やっぱりキュアエールが圧倒的に多かったです。頭飾りが市販品の子もいればお母さんのお手製っぽい子もいて意外と個性豊か。キュアフェリーチェの時も思いましたが、シースルー素材が入った衣装は幻想的でひたすらかわいいですね。
 次に多かったのがキュアアンジュで、その次がキュアアムール。やはりお姉さんキャラは人気があるのか。
 私イチオシのキュアエトワールのプリチュームはあんまりいませんでしたね。シースルー素材こそ使われていないものの、黄色のなかに冴えた青色という色彩配置はすごくカッコいいと思うのですが。
 キュアマシェリは残念ながら見つけられませんでした。というか、衣装の色がキュアエールによく似ているので遠目だと見分けにくいんですよね。違いのわかりやすい頭飾りは省略する子も多いのでなおさら。
 他シリーズからはキュアカスタード、キュアマカロン、キュアホワイトあたりを見かけましたね。キャラ愛の強い子たちです。

 今回のショーでは早くもキュアマシェリとキュアアムールが参加。どうやら子どもたちも予想していなかったようで、ふたりが舞台に上がった瞬間、会場が爆発しました。
 うん。半ば比喩表現ではなく。
 本当に爆弾でも炸裂したみたいに瞬間的に大音量の歓声が湧きました。あのとき会場に生まれたエネルギーだけでもオシマイダーをやっつけられるんじゃなかろうか。

 あとは、子どもたちの統制の取れた動きが印象的でしたね。特に午前の部。
 プリキュアが登場しない曲だと邪魔にならずに済むのがわかっているのか、子どもたちが自主的にステージ前に集まりだすんです。振り付けのないキャラクターソングCD収録曲でもめいめいにオリジナルの振り付けで踊りだすんですよ。これがかわいくてかわいくて。
 そして曲が終わると即自分の席に戻る。
 さすが普段からミラクルライトで訓練されているだけのことはあります。よくわきまえていらっしゃる。スタッフの誘導すら必要としないあまりの統率っぷりに北川さんも「あ、ちゃんとお父さんお母さんのところに帰るのね」みたいなツッコミを入れていました。

演目

 今回の演目は午前と午後で共通でした。

1.『We can!! HUGっと!プリキュア』 / HUGっとプリキュアチームの5人が出演
2.『シュビドュビスイーツタイム』
/ キラキラプリキュアアラモード出演
3.『おっかしーなパティスリー』
/ キラキラプリキュアアラモード→途中から北川さんのソロ
4.『桜MISSION~プリキュアリレーション~』
/ 魔法つかいプリキュア! + キラキラプリキュアアラモード
5.『明日笑顔になぁれ!』
/ 北川さんのソロ→3チーム全員出演
6.『Go! Go! GO分咲き女の子』
/ 北川さんソロ
7.『HUGっと!未来ドリーマー』
/ 3チーム全員出演

 北川さんの近作の関係で当然ではあるのですが、キャラクターソングCDからの選曲が2曲あったのが印象的な構成でした。『Go! Go! GO分咲き女の子』なんてつい2週間前にリリースされたばかりですね。
 さすがに子どもたちもみんなが知っているはずはないと思うのですが・・・案外みんなノリノリでしたね。アップテンポでノリのいい曲だったのが良かったんでしょうね。去年の宮本加奈子さんの『ガンバランスdeダンス』も同じ感じでした。

 個人的には大好きな『おっかしーなパティスリー』と『桜MISSION~プリキュアリレーション~』を生で聞けたことが最大の僥倖。やっぱり良い曲です。
 『シュビドュビスイーツタイム』は去年の宮本加奈子さんのときと同様、「ホイップ、ジェラート、カスタード、マカロンショコラにパルフェ」の振り付け指導がありました。やっぱりライブ向きですね、この曲。
 『Go! Go! GO分咲き女の子』では「フレ! フレ! みんな!」という合いの手の練習をしましたが、実際に合いの手を求められるタイミングが曲の割と後ろの方だったせいか、あまりうまくいかなかった印象です。というよりも子どもたちって基本的に歌うよりも踊る方が好きなんですかね? 私なら(ライブハウスでだったら)踊るより歌う方が好きなんですが。

 北川さんの生歌はさすがプロって感じで、素晴らしく迫力がありました。全曲ともテンションの高い曲ばかりなのによく喉が保つものです。(無教養な素人視点) 特に午後の部はこなれてきたのか、午前よりもさらに歌は伸びやか、トークもなめらかで最高でしたね。
 ちなみに今回は花柄のワンピースにマーガレットのブレスレットという、シンプルながらもかわいらしいステージ衣装でした。なんと北川さんのお手製。

プリキュアの様子

 今回はキュアエールの演技がきわだって図抜けていました。
 何あの人。振り付けひとつひとつがビシッとキビッとしていて、ダンスしているはずなのにまるでバトルアクションを見ているようでした。すごくカッコよかったです。他のプリキュアもじっくり観ておきたいのに、あの人が前で踊っているとどうしても自然に目を奪われてしまうので困りました。あれがスターというものか。というか大ジャンプ何回やるんだあの人。体力オバケか。
 しかもキュアエールのキャラクターを完璧に把握していて、ダンス以外のパフォーマンスでも凜々しいときはひたすら凜々しく、そうじゃないときは「はなだなあ・・・」って感じでめちょっくコミカルな動き。比較的小柄なのも相まって、本当に完全に野乃はなそのものでした。
 他のプリキュアのフォローをすることももちろん欠かさず、それどころか要所要所で北川さんのトークにまでアシストを入れていたのも印象的でした。午前の部で会場の空気が若干間延びしてしまったタイミングで舞台袖からひょっこり顔を覗かせていて、てっきりそういう舞台演出なのかと思っていたら、午後の部ではそういうの全然やらないでやんの。午後は北川さんのトークだけで場が保っていたからですね。あれアドリブだったのかよ。
 もしかして去年キュアハートを演じていたアクターさんだったのでしょうか? それともキュアメロディ? あの身体操作のメリハリとステージ全体への目の届かせっぷりはキュアハートっぽく見えるのですが、エネルギッシュ感はむしろキュアメロディっぽい気もする。どちらも負けず劣らず素晴らしかったんですよね。こういうとき人を見る目のない自分が憎い。せめて体格だけでも覚えていれば。

 それからキュアミラクルも良かったです。このアクターさんはたぶん去年と同じ人ですね。ダンスの振り付けがひときわきれいでなめらかで、とにかく美しい方でした。2作前のキャラクターなのであんまり前に出る機会は多くなかったのですが、キュアエールに次ぐ実力派だと思いました。
 キュアホイップはなんとも不思議なキャラクターでした。ピンクプリキュアを任されるだけあって当然うまいんですが、なぜかどことなく危なっかしい印象を受けるんですよね。いくら考えても間違いなく技術的には優れていて、危なっかしく感じた理由がさっぱりわからないんですが、とりあえずこれ以上なくいちからしいのは間違いない。
 その一方でキュアパルフェは全体的にソツのないパルフェなパフォーマンスぶりでした。プリキュアショーって子どもたちに色々パフォーマンスしてみせる都合で、どうしてもステージ近くに集まった子たちの方を向きがち、つまり着ぐるみの顔が下を向きがちなんですよね。けれどキュアパルフェのアクターさんはそこらへんきちんとわかっていて、いつもだいたい客席の奥の方を向いてパフォーマンスしてくれるんですよ。たしか去年もそうでした。舞台映えするアクターさんです。

 新キャラのキュアマシェリは去年のキュアジェラートを彷彿とさせるわんぱくいたずらっ子。ステージ上でいろんなプリキュアにちょっかい出してまわっていました。でもキュアジェラートはキュアジェラートで今年も相変わらずフリーダムだったので別の人ですね。ダンスもうまくて華がありました。
 キュアアムールはキャラづくりなのかそういうアクターさんなのか、やや内気であまり前に出たがらない様子でした。姿勢が良いうえにそういうキャラクターなのがとってもアンドロイドっぽい感じ。キュアマシェリに振りまわされる場面が多くて、そのあたりのデコボココンビ感もなんともえみるとルールーっぽい。
 ちなみに『We can!! HUGっと!プリキュア』のダンスのときと他何回か、変身バンクの「みんな大好き!」でやっている、ふたりで大きなハートマークをつくるポーズの再現を披露してくれました。
 キュアアンジュキュアエトワールがダンスもキャラクター再現もソツのない優等生なのもあって、このデコボコ感があちこちのアニメ感想でよく指摘される“別系統のプリキュア”感をよく出していましたね。

 内気といえばキュアカスタードもそんな感じで、他のプリキュアに絡みにいくとちょいちょい客席に背中を向けちゃう場面があったのですが、あの着ぐるみは尻尾がものすごくかわいいのでむしろ嬉しかったり。
 キュアフェリーチェもなんか似たようなところがあって、キュアミラクルとキュアマジカルによくフォローされている感じがなんとも「ふたりの子ども」って感じで。
 フォローというならキュアマカロンキュアショコラのお互いの長所短所をうまく補いあっている関係もなんともステキで、なんというかキュアマカロンは子どもたちの反応に合わせて柔軟にアドリブしているんですが、一方でキュアショコラはどちらかというとカチッとした人で、いいタイミングでキュアマカロンを連れ戻してくれるのでうまい具合にメリハリがついていたり・・・とか、語っているとキリがありませんね。

 とにかくそんな感じでした。楽しかったです。(ムリヤリ締め)

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