ひろがるスカイ!プリキュア 第50話感想 いつか帰るところから巣立っていく。

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「無限にひろがる!わたしたちの世界!」

大きな出来事

メインキャラクター:みんな

目標

 それぞれ新しいチャレンジの舞台へ旅立つ。

課題

 アンダーグ帝国との戦いに終止符が打たれ、ソラたちはましろの家で共同生活する理由を失った。
 もともとそれぞれに異なる夢を抱いている5人。これからは自分の憧れを叶えるため別の場所で活動しはじめなければならない。

解決

 お別れは悲しいが、ずっと前からこの日が来ることはわかっていた。それに、会おうと思えばいつでもトンネルを使える。
 ソラたちはこれからどんどん自分の世界をひろげていく。道に迷いそうになったときはまた帰って来よう。

バトル

苦戦

 ダイジャークとなったスキアヘッドは凝りもせず自分を受け入れてくれる器を探している。カイゼリンに拒絶された彼はソラシド市に向かった。

勝利

 ソラシド市はソラたちの世界をひろげてくれた場所。たとえ自分の力不足を感じる瞬間があってもアンダーグエナジーに頼る必要はなく、様々な出会いを経て成長していけばいい。ここはそういう世界だ。

ピックアップ

朝露に濡れるタンポポ

 タンポポはやがて綿毛になって旅立つ性質から「別離」の花言葉を託されている。
 ただし、一息で綿毛を全部飛ばすことができたら自分は愛されているとする恋占いも古くから行われてあり、タンポポの綿毛の旅立ちはけっしてネガティブなニュアンスではない。自分が愛されていることを実感するからこそ、不安なく新たな世界へ旅立つことができるわけだ。

 めちゃくちゃ贅沢に尺を使ったエピローグ。
 バトル展開こそありましたが、それも思想戦としてのニュアンスはほとんどなく、プリキュアのカッコいい活躍を存分に見せつけるためのもの。
 最終話につきものの別離シーンにしたって、ソラたちはずっと以前からこういう日が来るのを理解していたので、和やかにお別れをすることができました。
 今さら新しく取り上げられるテーマはひとつもなく、これまで積み重ねてきたものの先にひろがる展望だけを感じさせる順当なフィナーレ。
 総じて丁寧に、爽やかに風呂敷を畳んでいったエピローグでした。

 バトルについて↑であーだこーだ書いているのは「ソラシド市に舞台を移した理由をあえて小難しく語るならそういう見方もできるよね」くらいの話です。深読みにしてただの曲解。製作者の意図としてはたぶん「今まで街を守ってくれていたキュアスカイたちがいなくなっても君たちみんな強いから安心してね」みたいなところがメインだと思います。ヒーローアニメによくあるやつ。

 それにしてもアレだな! キュアワンダフル、声がつくと想像していたより何倍も犬っぽくなるな!

飢え、渇き、欲するところ

 「愛している。あなたが必要だ。そして、あなたも私が――」
 「いや、それは違う。私には新たな友がいる。お前はもう必要ない!」

 スキアヘッドは自分を必要としてくれる人を宿主に選びます。
 強い力を必要としている人。理不尽に見舞われ、不幸に突き落とされ、現状を打破するための突破力を直ちに求めている人。
 スキアヘッドはカイゼリンの心をそういうかたちに染めあげるために300年かけてウソを吹きこみ、あるいはソラを手っ取り早く絶望させるべくましろを人質に取りました。
 何か、どうしても足掻かなければならない状況があるのなら、なるほど、インスタントな力というのはきっと有用なのでしょう。

 ぶっちゃけ、プリキュアの力もそういうものですしね。
 現実には存在しえないご都合主義の超エネルギー。本来子どもの時分では叶えられないはずの夢の前借り。世界の理から逸脱して叶える仮初めの奇跡。
 それでも子どもたちは目の前に今すぐ守らなければならないものがあったから、ありえない力を借りて奇跡を起こします。

 プリキュアとアンダーグエナジーの違いはただひとつ。
 プリキュアたちは、仮初めの力を手に入れたあとでちゃんと自分の夢を叶えるための努力をします。夢の前借りに対して、後付けで辻褄を合わせるわけですね。
 これがあるから彼女たちは力に溺れることがありません。借りものでしかないとわかっているから。そして、将来的にはわざわざ変身なんかしなくても同じような力を使えるようになると信じているから。

 「プリキュアの力は私たちの胸のなかにあります。その力は無限! 限界なんてありません!」

 「誰かに取り憑こうとしているんですか? 無駄です。だってここは素晴らしい世界ですから。あなたの容れ物になるような――、あなたの力を欲しがっているような人は、ひとりもいません!」

 プリキュアは普通の子どもよりも少し強いかもしれませんが、大人はもっと強いものです。お婆ちゃんに至ってはいつの時代も最強です。
 私たちの暮らす世界はたくさんの力にあふれていて、本当は奇跡なんかに縋らなくても助けてくれる人はたくさんいる。将来的には自分だって強くなれる。どんな困難だってはねのけられる。
 だからアンダーグエナジーは必要ない。プリキュアですらいつかは卒業するものなんだから。

 カバトン。バッタモンダー。ミノトン。そしてカイゼリン。アンダーグ帝国の人たちは「力が全て」という単一の価値観に支配され、それ以外に逃げ道がなかったからアンダーグエナジーを求めるしかありませんでした。
 だけど広い世界に目を向けてみれば、私たちの周りにはたくさんの人がいてくれますし、自分自身の未来の可能性だってある。困難を乗り越える手段はひとつではありません。
 プリキュアたちはそれを知っています。なにせ、プリキュアの力それ自体が、本来今の自分の持ち物ではないということを自覚しているから。

 「あなたはこう言う。『力が全て』。でも、私たちはもっと強いもので戦ってるんだ」
 「負けるものか。世界を閉じて、同じところでただ濁っているお前なんかに」
 「私たちはひろがっていく。あんたを越えて、大きく、広く」
 「私たちは絶対に負けない」

 私たちは案外飢えていないし、乾いていない。インスタントな力に手を出さなきゃいけないほど困窮していない。強くなる方法は身のまわりにいくらでも転がっている。大事なのは、そのことに気付けるかどうか。広く周りを見渡せるかどうか。

 強くなりたいと願います。
 ヒーローみたいになりたいと願います。
 憧れの大人みたいにいつか立派になりたいと願います。

 その心の輝きこそが、身近なところに強くなる手段を探すための第一歩。
 安易な誘惑をはねのける心の強さを持つための第一歩。

 プリキュアの力とは、これから自分で強くなっていくためのきっかけでしかありません。

いつか帰るところ

 「住む世界が変わるだけ。トンネルを使えばいつでも会える。どんなに離れていたって私たちは友達だし、一緒に過ごした時間は無くなってしまうわけじゃない。・・・でも、それでもやっぱり寂しいよ。お別れなんて悲しいよ」

 そうは思いますが、前へと進む足どりを止めるつもりはありません。やるべきことはわかっています。みんなそれぞれ目指しているものが違っていて、だから同じところに集まっていても自分のためにならないと理解しています。

 立ち止まるな、ヒーローガール。

 これからソラたちはそれぞれのヒーロー目指して見識をひろげていきます。

 ソラにとってのヒーローとは迷う人。たくさんの人と出会い、関わり、そのたびに揺らぐ“正しさ”とまっすぐ向きあい、自分の価値観を常に更新しつづける柔らかな存在。
 ましろにとってのヒーローとは優しい人。みんなと同じ弱い心を持っていて、だから他人の痛みに気付くことができるけれど、それでいて誰かのためなら自分が傷つくことをためらわない。そんな強さを持てる人。
 ツバサにとってのヒーローとは応えられる人。たくさんの人に期待され、そのために一生懸命努力し、知見を深め、きっと自分ひとりでは辿りつけなかった遙か高みに至る。
 あげはにとってのヒーローとは守る人。理不尽に見舞われた子どもの心すらも救ってあげたい。いつか憧れてもらえる先生になれたら最高。憧れの存在ができた子はきっと、それまで以上に大きく夢を膨らませてくれるはずだから。
 エルちゃんにとってのヒーローは家族。みんなたくさん守ってくれて、たくさんカッコいいところを見せてくれた。本当に大好き。いつかああいうふうになりたい。だから今はお父さんお母さんのところに帰って、ますますたくさんの愛を享受します。

 みんなそれぞれやるべきことが違っていて、活躍すべきステージが違っていて、鍛えるべき自分らしさが違っていて、だから、いつまでも一緒にはいられない。
 だけど、こうも思うのです。

 「ましろさんの笑顔が大好きです。だから、笑ってお別れしましょう」

 ここは世界で一番居心地のいい場所だったと。みんな世界で一番自分のことを理解してくれる人たちだったと。
 だから、きっといつかまた帰ってくることになるでしょう。がんばりすぎて心が疲れてしまったときに。自分がどういう人間だったかわからなくなってしまったときに。進んでいた道を見失ってしまったときに。あるいは、ただちょっと会いたくなってしまったときに。

 「やっぱり、ソラちゃんはヒーローだよ。本当に強くて、カッコいい」
 「そうじゃないってましろさんが一番知ってるくせに」

 目の前にいるこの人は自分と異なるヒーロー。
 自分とは違う価値観を大切にしていて、自分とは違う強さを目指している。自分とはまるで違う世界のありようが見えている。
 だからこそ、この人の前でなら、自分はいつだってヒーローでいられる。たとえ自分で自分のことが信じられなくなったときですらも。
 この人の瞳を通して自分を見つめ直せば、自分は何度だってヒーローに戻ることができる。

 だから、ここはいつかまた帰ってくるところなんだ。

 「こうして、私たちの長い冒険は終わりました」

 「冒険は終わっても、私たちの物語はずっと、ずうっとひろがりつづけていく。この空みたいに無限に輝きながら!」

 冒険の跡には使い古した拠点が残り、ヒーローたちの次の冒険への足がかりとして、いつまでも使われつづけていきます。

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    コメント

    1. 亀ちゃん より:

      今日はひろがるスカイプリキュアの最終回でした
      前半はカイゼリンがダイジャークに対して「お前はもう。必要ない」と言い放ったのはシックリ着ましたね!!☆☆♬
      フレッシュプリキュアの第9話の終盤でもラブ(キュアピーチ)が美希(ミキ)タン(キュアベリー)に対して「美希(ミキ)タン。オーディションはもう終わったの?」と聞き求めるので、ある意味女児向けプリキュア的にも感慨深いです!!☆☆♬
      後半になるとましろがプリンセス・エルに対して「私もだよ。エルちゃん」というセリフもシックリ来ると言えるようになるセリフでした!!☆☆♬
      プリキュア的に感慨深いセリフがまた続いたと言えますね!!☆☆♬
      ひろがるスカイプリキュアのツバサもプリンセス・エルに対して「行きましょう。プリンセス」と言い放ち切ったのもシックリ着ました!!☆☆♬
      これもプリキュア的に感慨深いです!!☆☆♬
      で、いとこのお姉さんの次女に見てもらいたくてプリキュアの感想をいとこのお姉さんのスマホに向けてLINEするのはあと2ヵ月ですね
      それでも今年の4月からは最年少のいとこの姪っ子が当面の間だんだんプリキュアへの愛着が強くなっていくはずなので、彼女の分まで張り切ってプリキュアを視続けたいものです
      ちなみにエンディングは前半バージョンで、いとこのお姉さんの次女もまだ年齢的にも職業的にも幼かった頃より始まったプリキュアのエンディングなので、しばらく聞いていなかった場合、当然懐かしさを感じたでしょう

      ★与方さん
      今年のプロ野球は鴨方(おかやま山陽高校がある地域)のドラゴンズファンとして、3回球場へ現地観戦するつもりがマンマンでした!!☆☆♫
      しかし3回目はほっともっとフィールド神戸の公式戦が今年の土曜はどっちもナイターなので、2回に絞り込みます
      いずれもドラゴンズ戦で、その内の1回が倉敷マスカットスタジアムにて、阪神戦なので、おかやま山陽高校の機械科の元主任の先生とはこの試合はどっちが勝っても恨みっこなしと言えるように、それまでに阪神が大きな連敗にはならないことを願いたいですね!!☆☆♫
      もう一つは6月1日の土曜にてオリックス・バッファローズとの交流戦で、10年ぶりに交流戦を京セラドーム大阪まで観に行けると思うと、楽しみです,ワクワクします!!☆☆♬
      そして何より感無量なのです!!☆☆♬

      >で、さらにプリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談もあり
      今週の金曜は今年の春休みに開催される甲子園の選考委員会がありました!!☆☆♬
      東北地区の3枠目と近畿地区の6枠目はものの見事に予想が的中しました!!☆☆♬
      しかし関東地区・東京地区の抱き合わせ枠は千葉県の中央学院高校で、桐光学園(神奈川県川崎市)を有力視する声も多かったので、結構多くの人の予想が外れた感じですね
      四国地区の神宮枠候補も私の予想はものの見事に外れました!!(笑)

      • 与方藤士朗 より:

        亀ちゃん様

        御指名に預かりました、与方藤士朗です。
        今年の倉敷の試合も、多分見には行かないでしょう。
        かつて岡山県営の頃、中日戦(星野監督と三冠御大1年目)に開門の14時から試合終了までいた阪神ファンです(しかも高校の定期考査は無視しました)。
        サンテレビで、私がまゆみダンスをしている姿は映っていたようです(当時確認)。
        その頃に中日さんがどこまで立て直しているか、うちがどこまで行けるかにかかっておりそうですね。

      • 疲ぃ より:

         『フレッシュプリキュア!』第9話というと、蒼乃美希がオーディションを途中辞退したエピソードですね。あれはモデルになるためにプリキュアを辞めるつもりだったのが、自分抜きで戦っている仲間のピンチを知って撤回したという話なので状況的にはむしろ逆なような・・・?

    2. アンダーグ帝国スピンオフアニメ製作希望 より:

      バッタモンダーを目当てで見ていたから寂しいです…。ただ、彼はエピローグでアンダーグ帝国に復帰していましたが「もっと良い所に就きたい」などと転職を考えているような事を言っていましたのでそれなら、次回作の「わんだふるぷりきゅあ」の舞台となる町のアニマルタウンにある化粧品店の「プリティーホリック」で働いていてほしいです。バッタモンダー様、今度はアニマルタウンでお会いしましょう!そして次世代のプリキュアを守ってあげてね!…という訳でスタッフの皆様、バッタモンダーは帝国の幹部からアニマルタウンのプリティーホリックの店員に転職させて代わりにアンダーグ帝国の構成員は新しい人が入って来たら良いなあと思っています。因みに私が思いついたのは女性の2人です。1人は没キャラでソラと同じタイプの少女(本編でミノトンの後任として登場する予定だったキャラ)。そしてもう1人ですが…ベリィベリーが青の護衛隊からアンダーグ帝国の幹部に転職して代わりに青の護衛隊には新しい隊員が入って来るという展開になってほしいですね。

      • アンダーグ帝国スピンオフアニメ製作希望 より:

        因みに私が思いついた青の護衛隊の新しい隊員は若い男性。外見はスキアヘッドが若返ったような感じの人であり、れっきとした純粋な人間でスカイランドのどこかに住んでいます。違う所は髪の毛が多く、「こち亀」の中川巡査に類似している二枚目です。希望するCVは勿論スキアヘッドと同じ宮本充さん。(若いので中川巡査みたいな声で)

        • アンダーグ帝国スピンオフアニメ製作希望 より:

          アンダーグ帝国のその後ですが、ダイジャーグが浄化されてキラキラエナジーになったならそれが新しいアンダーグの海として帝国に戻ってきたら良いですね。本編の続きの構想は他の方もよく言われるようにましろがアンダーグの海についてを綴った内容の絵本を作り、それを帝国に届けてアンダーグ帝国を良い国にする事に協力している事です。そこからアンダーグ帝国に新しい構成員が増えていってほしいのです。帝国に憎しみは消えたのでもしアンダーグの海が戻ってきても今後はスキアヘッドのような極悪人が現れる事はもうないと思います。悪役会議が最後した描かれなかったのが本当に残念だと思ったので「オトナプリキュア」でアンダーグ帝国に焦点を当ててほしいです。

        • アンダーグ帝国スピンオフアニメ製作希望 より:

          アンダーグ帝国のその後ですが、ダイジャーグが浄化されてキラキラエナジーになったならそれが新しいアンダーグの海として帝国に戻ってきたら良いですね。本編の続きの構想は他の方もよく言われるようにましろがアンダーグの海についてを綴った内容の絵本を作り、それを帝国に届けてアンダーグ帝国を良い国にする事に協力している事です。そこからアンダーグ帝国に新しい構成員が増えていってほしいのです。帝国に憎しみは消えたのでもしアンダーグの海が戻ってきても今後はスキアヘッドのような極悪人が現れる事はもうないと思います。悪役会議が最後した描かれなかったのが本当に残念だと思ったので「オトナプリキュア」でアンダーグ帝国に焦点を当ててほしいです。

      • 疲ぃ より:

         公式からの供給が途絶えてさびしいなら同人活動の始め時ですよ。自分で小説を書くんです。
         想い出はいつまでも美しい。その美しさたるや、今を生きる最先端の物語ではけっして勝つことができないほどです。この世で最も美しいものを描きだそうとするんですから、当然ながら今の自分の力量ではキャラの魅力を完全に引き出すことは不可能でしょう。それがまたいいんです。きっと向上心が湧きあがりメキメキと実力が身についていくはずです。

         ところでコメント欄での自演はそろそろやめてください。1記事あたりのPVがめったに4桁いかないここのコメント欄で印象操作を試みたところで大した発信力はありませんよ。

    3. 匿名 より:

      雑誌にも載っていましたがバッタモンダーは再登場させる予定はなかったらしくミノトンの後任はキュアスカイと同じタイプの少女の敵が構想されたそうですがもしその少女の敵が採用されて、代わりにバッタモンダーが9月に再登場しなかったら最終クールの展開もアンダーグ帝国の事情も忠実と違ったものになっていたでしょうね?私の予想ではスキアヘッドというキャラは作られず、バッタモンダーが裏のラスボスに成り上がっていたと思いますが…。もしそうだとしたらスキアヘッドというキャラが作られた時点でバッタモンダーが34話で再登場する事が決まっていたのではと思いました。もしくはスキアヘッドとは本当の親子で彼と並ぶもう1人の黒幕になっていたかも…。東映さん、コンプリートファンブックが出たら質問にお答えして下さると嬉しいです。

    4. 匿名 より:

      雑誌にも載っていましたがバッタモンダーは再登場させる予定はなかったらしくミノトンの後任はキュアスカイと同じタイプの少女の敵が構想されたそうですがもしその少女の敵が採用されて、代わりにバッタモンダーが9月に再登場しなかったら最終クールの展開もアンダーグ帝国の事情も忠実と違ったものになっていたでしょうね?私の予想ではスキアヘッドというキャラは作られず、バッタモンダーが裏のラスボスに成り上がっていたと思いますが…。もしそうだとしたらスキアヘッドというキャラが作られた時点でバッタモンダーが34話で再登場する事が決まっていたのではと思いました。もしくはスキアヘッドとは本当の親子で彼と並ぶもう1人の黒幕になっていたかも…。東映さん、コンプリートファンブックが出たら質問にお答えして下さると嬉しいです。スキアヘッドが本当のラスボスだったという展開を見ると「本来だったらそれはバッタモンダーがやるはずだったのでは?」という声もチラホラありますし…。

      • 匿名 より:

        バッタモンダーってなんだかんだ言われてもファン多いですね!扱いからしてスタッフからも一番に愛されていましたし。彼の評価最初は賛否両論あったけれどそれも性格的にこれまでのプリキュアシリーズにはいなかったタイプだからでしょう。彼は一時退場したあともよくカバトンやミノトンと比較されては「あの2人の爪の垢を煎じて飲ませたい」などと酷評されていましたがそれでも「アンダーグ帝国の面子でリアルにいたらバッタモンダーが一番付き合いやすい」という声もチラホラありますね(笑)それは私も同感です。確かに…カバトンはバカっぽいし、ミノトンは熱苦しいし、スキアヘッドはおっかないし、カイゼリンは真面目すぎるし…(笑)やっぱりバッタモンダーが一番ですよ!(笑)

    5. 与方藤士朗 より:

      さて、蛇甘粕、ついに、大博打の有り金を使い尽くし、カイゼリンテレジアさんにも愛想を突かされましたね。

      ツイッターXにて、彼女に歴史上の女帝の誰の名前をというアンケートを取ったら、やはり、マリアテレジアさん一択でした。
      江青さんを入れようと思ったけど、やめました(そりゃそうかも)。
      実はその時、スペインのレコンキスタ時のイザベラ女王やロシアの啓蒙専制君主エカチェリナ2世も入れればよかったでしょうけど、その時思いつきませんでした。
      やはり、カイゼリンはテレジアさんなのかなということで(苦笑)。

      で、テレジアカイゼリンさんはぬいぐるみをおつくりですが、私、裁縫は中学校の技術家庭科で家庭科を無罪放免になって以来、一切御縁がないです。
      まあ、小学校の先生になられて校長になって定年を迎え得られた先輩は、大学を出て間もない頃、当時中学生か高校生の私の前で、
      家庭科は無罪放免、音楽もやっと無罪放免(要するに担当授業から外れた)された!
      などと仰せでしたね(1984年頃)。

      これまたどうでもいい話でしたが、今回、ヨヨさんが、すごいことを言ってくださった。
      スカイランドからきたエルちゃんやソラ君たちを迎え入れた理由。

      「いい子だとわかったから」

      これまさに、100年前のパリ五輪を舞台にした「炎のランナー」の、100メートルでアメリカの前回金メダルのチャーリー・パドックや200メートル金のジャクソン・ショルツを破って見事金メダルに輝いたハロルド・エイブラハムズを連れてパリのカフェというかバーで夜遅くまで飲んでいるその時、彼を指導したプロコーチのサム・マサビーニ氏が述べた言葉。

      君は自分を残酷で冷酷な人物と思っているが、実態は羊のように優しい人物。
      そうと知っていなければ、君と付き合わなかった(指導などしなかった)。

      かなり時間をかけて、男同士の話になりますからうっとおしいかもしれんが、ヨヨさんさすがだ。
      成人の男同士なら酒も使ってそれまでの伏線をしっかり書けて、ようやく言えることを、プリキュアの子らには、あの映画の何十分の尺にあたる主張内容を、たった一言で言われたのですから(放送枠や持ち時間の問題ではありません)。

      私はお気づきだと思いますけど、エイブラハムズ氏やマサヒーニ氏、さらにはプロ野球の張本勲氏や川上哲治氏のような世界と通じる世界の人間かもしれませんが、だからかそ、ヨヨさんのあの一言、身に沁みましたね。
      マサビーニさんのようなことをヨヨさんに言わせなかったプリキュアの子らに、あっぱれです。
                 ~プリキュア御意見番・二代目喝御大

      • アンダーグ帝国スピンオフアニメ制作希望 より:

        一番の心残りは、やはりメインストーリーの進行が遅かった所ですね。バッタモンダーが紋田として再登場するタイミングは敵がミノトンの時にやってほしかったです。あと初期メンバーが揃うのが遅すぎたし、キュアバタフライの初登場もやはり敵がカバトンの時に、エルちゃんがキュアマジェスティに覚醒したのも例年通り6月の末期か7月の初め頃にやるべきでした。一番星も序盤から出して。

      • 疲ぃ より:

         80年代に専科教員がいたとなると割と先進的な地域だったかもしれませんね。その時代だとまだまだ担任が全部教えていた学校のほうが多かったんじゃないでしょうか。小学校教員の採用試験で技能科目の実技試験が廃止されるようになったのもここ5年くらいでようやくって感じですし。

         エルちゃんの場合は一番星に下された重い運命がありましたから、ヨヨお婆ちゃんがそこを伏せてくれたのは大きなことだったでしょうね。当初の託宣だと「面倒を見るだけ」「仮初めの親」という血も涙もない話でしたから。
         託宣ガン無視でのびのびと育てた結果、エルちゃんは運命に殉じるどころか授けられた力を自分の憧れを叶えるためだけに使う子に育ちました。結果、親代わりを務めたソラやましろも泣かずに済みました。

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