よくない! 勝手に決めないで!!
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「まゆの気持ち、ユキの気持ち」
大きな出来事
メインキャラクター:まゆ
目標
ユキに自分の気持ちをわかってもらう。
課題
キュアニャミーの正体はユキだった。ユキとお喋りできるようになったことはとてもうれしい。
ただ、ユキはまゆの身の安全を第一に考えているようだ。ガルガルとの接触を避けるためこむぎといろはにこれ以上近づくなと言ってくるし、言葉の端々が彼女たちを悪く言っているようにも聞こえる。まゆにとってふたりはもう友達なのに。
それに、ひとたびガルガルが現れるとユキはまゆに家から出ないよう言い含めたうえで、ひとりで戦いに行ってしまうのだ。まゆだってユキに危ない目に遭ってほしくないのに。ガルガルのことも本当は傷つけてほしくないのに。
失敗
まゆはもともと引っ込み思案な性格で、相手に強く出られると、自分の本音をはっきり伝えることができなくなる。
今回は溜めこんだ不満を一気に爆発させてしまい、ユキを驚かせてしまった。もうどうしたらいいかわからない。
バトル
苦戦
ハムスターのガルガルが相手。臆病な性格で、少しでも脅かしてしまうとすぐどこかに逃げてしまう。穴を掘るのが得意で街中にトンネル網を広げられているのも厄介。
そのうえ、猫屋敷家の近くに現れたときはユキから苛烈な攻撃を与えられてしまった。こむぎたちとしてはできるだけガルガルに傷ついてほしくない。
未勝利
こむぎたちは何度追いかけてもうまく近寄ることができなかった。
一度ユキがダウンさせたところに出くわしたが、ユキがそのまま追い打ちしようとするのを止めているうちに、また逃げられてしまった。
ピックアップ
ハムスター
人によく懐き、小さく、鳴かず、飼育費用も安いということでペットとして人気の齧歯類。ただし、夜行性のため人間と生活時間を合わせにくいところには配慮が必要。おっとりした性格の個体が多いが縄張り意識は強く、多頭飼いしているとケンカが絶えないため、基本的には1ケージ1匹だけで飼うことを推奨される。
穴を掘って暮らす本能を満足させるためケージにはオガクズなどをたっぷり敷くとよいが、よく潜ってケージ全体を動きまわるため、巣箱から餌入れからトイレから全部たった一晩でしっちゃかめっちゃかになっていることもままある。歯が一生伸びつづけるため、かじり木もしくはケージの格子を四六時中噛んでいる様子が観察される。
頬袋ぱんぱんにエサを溜めこむ姿が愛らしい。ただし、たまにエサを詰めたまま忘れてしまう子もいるようで、そのまま頬袋のなかで腐らせてしまう場合も。ハムスターを診ることができる動物病院は意外と少ない。普段から気をつけてあげよう。
本来は砂漠や草原地帯に生息している。ただし、今回ガルガルのモデルになったゴールデンハムスターという種は野生環境下でほぼ絶滅しており、ペットとして飼育されている個体のほうがはるかに多い。
今日の蟹江さん
蟹江さんと大熊さんの席は廊下側。対して猿渡くんが前列窓際から2番目なので、おそらく2人のほうから猿渡くんのところに話を聞きに来たのだと思われる。
怪談をねだられておいて殴られた猿渡くんにとってはなかなかの理不尽役得。仲がよさそうでなにより。
シャイニーキャッツパクト
第10話でまゆがデザインしたPretty Holicの新商品。第1回生産分がすぐに品切れになった人気商品でもある。
普段ユキが身につけているものはサイズ感が異なるため、デザインを合わせているだけのチャームだと思われるが、人間の姿になるとサイズも中身もPretty Holic商品と同じコスメアイテムに変化する。プリキュアの奇跡。
なお、猫のかたちをした回転式の中蓋は変身中にのみ現れるようだ。お化粧に使うぶんには不便なだけだもんね、アレ。厳密には細部のデザインも全体的に若干異なる。
まゆは前話でキュアニャミーの変身アイテムが自分のデザインしたものと同じだと気付いたのだろう。パカパカしながらため息をついているところに彼女が何を思っているのかが察せられる。
↑のいつものやつを書いていてしみじみ思うんですが、今年はその週に示された課題を解決できずに終わるエピソードがものすごく多いですね。
このブログを始めた『魔法つかいプリキュア!』の年から、かたちを変えつつずっと似たようなことをやってきたわけですが、たぶん今年が一番なんじゃないでしょうか。全体通したストーリー自体はハードだった去年の『ひろがるスカイ!プリキュア』だって、個々のエピソード単位ではここまで頻繁に苦悩していませんでしたよ。
ネット上でストーリーが好評を博しているのは、きっとこういうところなんでしょうね。ドラマとはすなわち人間模様。悩める人は美しい。
さて、そんなわけでシリーズ通算1000話の記念すべきエピソードであっても容赦なくレイニー止め(クリフハンガー)となりました。
今話ではまゆが大いに悩みます。ユキの思いを尊重してあげたい気持ち、飼い主としてユキを守りたい気持ち、この街で初めての友達であるこむぎたちとの友情、動物好きとしてガルガルを助けてあげたい気持ち――。たくさんの思いの間で板挟みになって、全てを並立できそうにないから。
対してユキは悩みません。まゆを守りたい。その思い、ただひとつしか持っていないから。
いいえ。本当はユキだってそうじゃないはずです。だって、あんなにまゆに友達ができたことを喜んでいたじゃないですか。
それに、まゆのことを好きになったきっかけ自体、けっして彼女に対する庇護欲ではなかったはずです。むしろユキは彼女の心の輝きに救われた側でした。
ユキは両立しえない複数の思いに板挟みにならないから悩まないのではありません。優先事項をひとつだけに絞って、それ以外の思いは最初から切り捨ててしまっているから、自分を律して全てを諦めようとしているから、悩まずに済んでいるだけです。
ただし。
忘れないでください。プリキュアとは夢見る子どもたちの憧れが具現化した姿であることを。
プリキュアは、初代のふたりから一貫して、諦めるということを何より嫌ってきた存在だということを。
大切なものをひとつだけ選べと選択肢を突きつけられたプリキュアはみんな、理不尽な選択肢自体をぶん殴って、欲しいもの全てを勝ち取ってきました。プリキュアたりえる資格を持つ子どもたちはどこまでも強欲でした。
いったい何のために奇跡の力を手に入れた? あなた自身が幸せになるためでしょうが。
辛そうな顔して人助けするヒーローとか誰得だよ。現実に存在して、実在する私を救ってくれるわけでもないくせに。
あなたはヒーローです。
視聴者たる子どもたちに憧れられている、誰よりカッコよくてカワイイ、誰もがああいうふうになりたいと願う模範的なお姉さん。
だったら、あなたは率先して幸せそうな姿をみんなに見せつけてやらねばなりません。
大切なもの、まずは2つ
「月や星が雲に覆われた暗い夜、ガルガルがこの近くまで来たことがあって――。まゆがくれた首輪のチャームが光って、そして、プリキュアになっていたわ。まゆがくれたこのチャームが私に力をくれたんだと思う」
なにその詩的表現。
茶化すのはほどほどにしておいて。つまり、初めて変身したときユキの胸の内にあった思いは“喜び”でした。
まゆを守りたかった。そう願ったら、奇跡が起きて実際にまゆを守れる力が手に入った。それも、大好きなまゆがくれたお気に入りのチャームを媒介にして。
どんなに嬉しかったことでしょう。
どんなに誇らしかったことでしょう。
まるで敬愛する主君から直接剣を授けられたナイトのごとく、以来、ユキはまゆの身の安全を守るべく夜な夜な暗躍するようになりました。
「あの・・・」
「何?」
「わあ――! 夢みたい、ユキと話せるなんて!」
「そうね。私も思ってた。まゆと話せたらいいのにって」
人間の姿になれるようになりました。言葉を話せるようになりました。
それだってうれしかったはずです。
だけどユキはそちらの幸福を噛みしめようとはしませんでした。
人間の姿になれるようになったことはまゆにすらひた隠しにし、あくまで影から彼女の身の安全を守ることに徹していました。
それにいったい何の意味が?
あえてストイックになることでどういうメリットが発生する?
視聴者たる私たちにそのあたりのユキの思いを知ることはできません。
怖がりのまゆを驚かせたくなかったんだろうな、とか、まゆを守れるようになっただけで充分幸せだったんだろうな、とか、想像することならできます。ただし、本当のところを正確に知ることはできません。
ひとつ確かなことは、ユキが本来自由に得られるはずだったもうひとつの幸福を、彼女は自らの意志であえて辞していたのだということ。
「いろはを傷つけちゃ、ダメー!!」(第1話)
「こむぎが痛いと、私も痛い。“私も”だよ! こむぎとお散歩したり、ごはんを食べたり、眠ったり。そんな毎日が、こむぎと一緒の毎日がワンダフルなの!! ――だから私も!」(第2話)
ユキがまだ知らない事実があります。
こむぎといろはも、初めてプリキュアになったときはお互いの身の安全を守るために変身を果たしたこと。
「いろはいろは! こむぎも立ってるよ! 喋ってるよ! こむぎね、ずっといろはとお喋りしたかったの!! だからうれしい!」(第2話)
「私、ちっちゃいときよく鏡石にお願いしてたんだ。『動物とお喋りできますように』って。そしたらもっともーっと仲よくなれるでしょう?」(第1話)
そして、この奇跡が始まったそもそものきっかけ。人間の言葉でお喋りしてみたいという素朴な願いごともまた、いろはとこむぎと、ユキとまゆと、どちらも共通していたということ。
こむぎといろはも、最初はけっして、今みたいにガルガルになった動物たちのためだけを思ってプリキュアの力を必要としていたわけではありませんでした。
こむぎといろは。
ユキとまゆ。
2組の原初の思いは本来同じはずでした。
ただ、ユキがひとりで自制していただけであって。
捨て置かれた思い、そして2つ
「これで終わり――」
「ちょっと待った! ニャミー、やめて!」
「ガルガルに痛いことしちゃダメだよ! めっ!」
「・・・どいて」
今回、これまでのキュアニャミーとは明らかに違う行動を取りました。
「ガルガルはこの子の本当の姿じゃないの! 心を黒く染められているだけなんだよ!」
「そう! 助けてあげれば、みんな心の優しい良い子たちなんだよ!」
「・・・あなたたちがそうしたいならそうすればいい。でも、私の邪魔はしないで」(第12話)
第12話。この日初めてこむぎたちがガルガルを攻撃しない理由を知りました。
第13話。ハリネズミのガルガルを相手取ったときは、まゆに頼まれてこむぎたちの手助けに駆けつけ、それなのにふたりに攻撃を止められたからおとなしく引き下がりました。
第15話。シカのガルガルが暴れている現場に駆けつけたものの、先にこむぎたちが対応しているのを見て何もせず帰りました。
第16話。インコのガルガルのときは猫屋敷家近くに現れたのを追いはらっただけで、その後はこむぎたちが対処すると考え追撃しませんでした。
第17話。トラのガルガルのときはまゆが襲われたから攻撃を仕掛けたものの、ダウンさせたあとはこむぎたちに「あとは任せる」と告げて去っていきました。
今回が初めてです。
こむぎたちに止められてもなお、執拗にガルガルを攻撃しようとしたのは。
「いろはちゃんたち、今ごろ山にいるのかなあ。なんかね、見晴山に見たこともない生きものがいるらしくて、調べに行くみたいなの。たしか・・・、大きくて、毛むくじゃらで、変なふうに鳴くんだって。いいなあ。私も見てみたいなあ」(第11話)
ユキはまゆが人並み以上の動物好きであることをすでに知っていました。
そもそも自分とまゆの出会いからして、「ノラ猫に触ってはいけない」というお父さんの戒めをまゆがトンチじみた感性で振りきったからこそでした。
もし、理由もなくガルガルを傷つけてしまったら、まゆは悲しむでしょう。それがわかっていたからこそ、ユキはこむぎたちの説得に対して理解を示していたはずでした。
「ガルガルが近づいてきている」
「いろはちゃんたちに連絡を――」
「その必要はないわ。仲間なんて要らない。私だけで充分」
「犬飼いろは、犬飼こむぎ。これ以上あの子たちと関わってはダメ」
「・・・どうして?」
「あなたのために言ってるの。あの子たちはあなたを危険な目に遭わせて平然と笑ってる。あの子たちといたらまた怖い目に遭う。もう話しかけられても相手にしてはダメ。いいわね?」
今日、よっぽど腹立たしく思ったんでしょうね、ふたりのこと。
それともまゆのことを?
「まゆに近づくな」と伝えたはずのこむぎたちが当たり前のようにまゆと一緒にいたから?
まゆもまゆで、散々警告したのに結局こむぎたちと談笑していたから?
けれど、その割には談笑している現場を見つけたユキの表情に怒りの感情は滲んでいません。
ユキだってわかっているはずなんです。
こむぎといろはが、まゆにとってどれほど得がたい友達となってくれていることに。
「ねえ、まゆちゃん。今日ユキちゃんと一緒にうち泊まってかない? うちにいれば何かあってもすぐお母さんが見てくれるし」
「・・・どうしよう。わ、私、お友達のお家にお泊まりなんてしたことない! いいのかな? 大丈夫かな――!?」(第14話)
初めてのお泊まりに気後れしていたまゆの背中を押してあげたのは、間違いなくユキでした。
プリキュアとしてはさておき、まゆの友達という意味でなら、ユキはこむぎといろはを信頼していました。
まゆにとって貴重で、すごく大切な間柄であることもよく理解していたはずでした。
だけど、今日のユキはあくまで両者の仲を引き剥がそうとします。
まゆが熱望してやっとできた初めての友達のことも。
ガルガルを傷つけたらまゆが悲しんでしまうことも。
「それは私とまゆに関係ないこと。・・・まゆ。ガルガルをどう思った? 襲われて、危ない目に遭って、すごく怖い思いをした。そうでしょう?」
それらも大切だってわかっているけど、――一番大切なものには敵わないから。
板挟みの果て
飼い主としてユキには危険な目に遭ってほしくなくて。
ユキとお喋りできるようになったのはもちろんすごくうれしくて。
いろはとこむぎは自分にとって得がたい友達で。
動物好きとしてガルガルになった動物たちのことは放っておけなくて。
「もしかしたら鏡石も関係あるかなあ? いろはちゃんたちから聞いたの。こむぎちゃんが人間になったり、いろはちゃんたちがプリキュアになったりするのは鏡石が関係あるんじゃないかって。・・・ユキはいろはちゃんたちとプリキュアやらないの?」
「私はまゆを守りたいだけ。あの子たちと手を組むつもりはない」
「でも――! ガルガルになっている子たちは望んであんなふうになったわけじゃない。本当はみんな仲よしで、かわいい子たちで――。いろはちゃんたちはガルガルになった子たちを助けて、元の世界に返してあげてる」
「それは私とまゆには関係ないこと。・・・まゆ。ガルガルをどう思った? 襲われて、危ない目に遭って、すごく怖い思いをした。そうでしょう?」
「そうだけど・・・」
「あの子たちと関わればまた怖い目に遭う。だから、必要以上に関わらないようにね。――まゆ。いいわね」
キュアニャミーの正体がユキだったことを知って、まゆの頭にはたくさんの思いが同時に浮かびました。
知りたいことがあって、やってほしいことがあって、それから、やってほしくないこともあって。
けれど、せっかく話せるようになったユキはまゆの思いと裏腹、まゆに1つだけのことを突きつけてきます。
まゆは迷わなくていい。他のことは考えなくていい。私が決めたことを守っていればそれで大丈夫。
まるでお母さん猫のようなことを言ってきます。
正直、イヤだと思いました。
ユキは自分ひとりでガルガルと戦うつもりです。
ユキはまゆの言うことをまともに聞かないつもりです。
ユキは自分といろはたちの仲を引き離すつもりです。
ユキはガルガルを傷つけることも厭わないつもりです。
ユキが言ってくること、まゆにとっては何ひとつうれしくありません。せっかくお喋りできるようになったのに全然楽しくありません。ただただ悲しい思いがつのるばかりです。
「・・・そうかも。私、怖がりで、ひとりじゃ何も――」
それもこれも、きっと全部自分のせい。普通なら飼い主のほうが飼い猫のことを守ってあげなきゃいけないはずなのに、自分が頼りないせいでユキに負担をかけてしまっている。ユキを困らせてしまっている。これ以上迷惑をかけるわけにはいかない。だから、言うことを聞くべきなのかもしれない。
ユキは自分の言うことを聞いていれば大丈夫だと言ってくれますが、その実、まゆの心はちっとも安らぎません。
自分に力さえあればよかったのに。
ユキを心配させないくらい。ユキを守れるくらい。ユキが安心できるくらい。たとえば、そう。ユキと同じプリキュアの力が手に入れば、少しはユキと対等な関係に近づけただろうか――。
「まゆちゃん! ――今日はなんか距離が遠いなあ」
「ユキに『近づいちゃダメ』って言われたから?」
「ご、ごめんなさい。私・・・」
「いいのいいの。ユキちゃんの気持ちもわかるし。ユキちゃんは一生懸命なんだよね、まゆちゃんを守るために」
「そうだね。親猫が仔猫を守るみたいに」
「ユキちゃんとプリキュアできないのは残念だけど、私はこれからもまゆちゃんと仲よくしたいな。だって、友達だし! それはそれ、これはこれだよ」
強いな、と思いました。
自分と違って戦う力があって、選択肢を自分で選べる心の強さがあって、自信があって、ユキと対等の視点に立ってものを考えられて――。自分なんかとは全然違う。
これだからいろはのことが好きで、出会ったときからずっと尊敬していて、友達になりたいなと思っていたのでした。
もっとも、まゆは自分で思っているほど弱い子じゃないんですけどね。
危険をわかっていて、自分に戦う力が無いこともわかっていて、それでもガルガルがいるところに平然と飛び込んでいくくらいですから。
「こわくない、こわくない・・・!」
“無謀”“蛮勇”と形容するほかないその勇気があるからこそユキは手を焼いているわけですが、残念ながらまゆがそれを理解することはありません。
自分の本性を自覚する日は、きっと生涯訪れることがないでしょう。この天然ものの気質が落ち着く未来なんてまったく想像できません。たまにこういう人いますよね。しれっと学生時代から起業してみるとかそういうタイプ。
ユキだって本当はわかっているはずです。
この強烈な子を、力で強引に押しこめようとしている時点で。
どうせ言っても聞かないからこそ、心を鬼にして手厳しくいけば従ってもらえると、かすかな期待に縋ってしまうのです。自分だってこんな頭ごなしにされたら倍返ししにいくタイプでしょうに。よっぽど気弱な子でもない限り効果あるわけないでしょ、こんなの。
「どうして家を出たの? 出ないでって言ったでしょ」
「・・・だって」
「それに、犬飼いろは、犬飼こむぎ。これ以上あの子たちと関わってはダメ」
「・・・どうして?」
「あなたのために言ってるの。あの子たちはあなたを危険な目に遭わせて平然と笑ってる」
「そんなこと――!」
「あの子たちといたらまた怖い目に遭う。もう話しかけられても相手にしてはダメ。いいわね?」
「よくない! 勝手に決めないで!!」
当然、反発されます。
まゆのことがとにかく大切で、だけど身の安全ひとつ守りきるのですらものすごく大変な子だってわかっていたユキ。だからこそ全てを投げ打ってでもたった1つに固執しようとしていました。
一方、まゆの目の前には4つの大切な思いがありました。
飼い主としてユキには危険な目に遭ってほしくない。
ユキとお喋りできるようになったのがすごくうれしい。
いろはとこむぎは自分にとって得がたい友達だ。
ガルガルになった動物たちのことも放っておけない。
ユキはそのいずれをも選択する権利を奪い取ろうとして、失敗しました。
土台、プリキュアになるような子から選択肢を奪うことなんて不可能なのです。彼女たちは4択の選択肢を与えられたなら、たとえ奇跡を起こしてでも4つとも全て総取りしなければ気が済まない子たちなんですから。
だって、ユキもそうでしょう?
まゆと堂々と言葉を交わせるようになって、あんなにうれしそうにしていたじゃないですか。誰かに強制されたわけでもなく自分でキュアニャミーの正体を隠していたくせに。
諦めきれるわけがないんです。
そもそもの話、あなたたちには夢を叶えた自分に変身するための、奇跡の力が与えられているんですから。
出来ることを出来ないって言うもんじゃない。
コメント
あの別れ方で平然と挨拶できる、ラストシーンのこむぎのメンタルがすごい。
そりゃユキにしてみりゃムカつくでしょうw
プリキュアだと珍しいタイプのぶつかり方かもしれないですね。
親子喧嘩ってのが、思春期女子を主人公にしてる割にまあまあレアイベントですし。去年のソラとましろんが似たような感じでしたが、今思うとあれ単に1人で勝手に振り回されてただけな気もします。
キュアリリアンに変身してまるっと解決するかはともかく、この現状を打開するにはもうそれくらい強烈な何かが必要かもしれないとは思います。
『ひろがるスカイ!プリキュア』第5話のあれは本当にソラのひとり相撲でしたからね。ソラ視点のシーンで横切った自動車にソラ自身の顔が写る演出が挿入されていたことをよく覚えています。当時自分のことしか見えていなかったソラの外側からましろが介入していった流れというか。
実際ユキはあのときのソラに似ているかもしれません。ユキ、まゆの保護者を自負している割に、明らかにまゆより視野が狭いですからね。座敷猫だから仕方ないんですが。
改めまして前回ハンドルネームを変えた者です。くどくてどうもすみません。さて、プリキュア放送1000回おめでとうございます。過去シリーズの懐かしい映像を見れて感激でした。ただ、キュアフレンディ役の種崎敦美さんが休養に入ったので今後のスケジュールが心配です。すぐに代役を立てて続行してくれたら良いのですが…。因みに私がいろはの代役を希望する声優さんは宮村優子さんです。レギュラーキャラに急遽代役を立てて放送続行と言えば『美少女戦士セーラームーン』の旧アニメ1期にもその前例がありました。主人公・月野うさぎ役の三石琴乃さんが収録中に体調不良になって休養の為に急遽、荒木香恵さんが代役に決まり1期の最終クール~2期の序盤クールまで代理を勤められていました。余談ですが三石さんは1期の最終回の前後編を視聴されて参加できなかった事をとても残念がっていたそうです。荒木さんは後にちびうさ役をされていましたね
通年の仕事を持っていて一時休業するのに告知が無いということは、休業に入った時点で復帰時期の目処が立っているし、休業中に向けた準備も万全だということです。
生出演する別の仕事ではリリースを出しているのでしょう? つまり必要があれば告知する準備と意志があるわけですから、何も発信しないのならこちらの仕事に影響が出る大事ではないということです。
昨日は10時過ぎまで寝過ごしてしまうもプリキュアシリーズ1000回の放送記念のプリキュアでした
で、本編はまゆがユキから「イヤー」と叫んで逃げ出す際、TVerで初めて観ていて最初は疑問めきました
それでもまゆ自身がユキがプリキュアとしてデビューする前までのことまで思い起こしてのことなので、後で納得出来たし、私自身が作り上げたプリキュア同士の掛け合い的にもある意味感慨深いですね!!☆☆♬
で、オープニングが終わるとユキはまゆに対して、猫の姿である時に「貴女のことは知っている」と言い放ったあたり、今度はキュアベースボールギャンブラーから女子寮の寮長(プリキュア=キュアバトミントンギャンブラー)に入れ替わったのに対して、もう一人がキュアアイドルギャンブラーを基本にこれも私が作り上げたプリキュア同士の掛け合い的にも感慨深いです。
それと書き忘れかけたことなんですが、ユキが人間の姿の時にまゆが「イヤー」と叫びながら逃げ出すと「待って。まゆ」と口にしたとことは女児向けプリキュアの今現在の最両端的にある意味感慨深いですね
で、ハムスターのガルガルが相手ということで、解説を観て私はとっとこハム太郎のタイショーくんのことを1番強く思い出しました
これは私が好きになったアニメ的に感慨深いですね
で、ワンダフル&フレンディがキラリンウサギの効力が発揮されて、ハムスターのガルガルが次に現れそうなところに駆けつけると既にまゆとユキが2人っきりでいた場所でした
その際、ワンダフル&フレンディがその2人のところにガルガルが新しく現れそうな場所だと突き止め切った挙げ句に駆けつけてしかもまゆはプリキュア2人がその時、初めて目に入ると逃げ出すので、キュアフレンディは「わからない」と口にしますが、これは場面的に無理もない話だとTVerを観ていても同感出来るところでした!!
しかし昨日のアニメ本編が終わった時点では最年少のいとこの姪っ子には
さいごのさいごまでみてよかった
とは言える終わり方なワケはなくて、私個人としては残念でならないです!!(冷や汗)
それでも次回予告まで本物の現役の女の子にも視てもらうことでプリキュアへの愛着が一旦切れてはそのままになってしまうことを改善したところはプリキュアの原作担当者に心を打たれました!!☆☆♬
だから最年少のいとこの姪っ子は次回予告までセットで視て昨日は早く来週の日曜になって欲しいと思ったに違いありません!!♬
ちなみに次の日曜は4人目のプリキュアであるキュアリリアンがデビューで、私個人としては本当にお楽しみな話です!?☆☆♬
ちなみにシックリ着たセリフに関しては他にもあったはずなのでまたTVerで視て、新しく再確認出来た場合、新しく投稿する気マンマンなのです!!☆☆♫
★与方さん
前週の土曜は京セラドーム大阪にドラゴンズ戦の交流戦を観に行きました
ラッキーセブンの攻撃に向けて、燃えよドラゴンズのフレーズが
ガンバレ ガンバレ ドラゴンズ
に差し掛かると生理的にやっぱり本物のドラゴンズファンらしく鳥肌が立ちました!!☆☆♬
メヒア投手が7回を投げ切って1失点というのがものすごく大きくものをいいました!!☆☆♬
9回の攻防も大島さんがセンターへゴロで速く抜ける同点タイムリー(ヒット)を放つことに成功した瞬間、この日は初めて思わず拍手を送ったほど今日になっても1番印象的な場面です
そして、(倉敷)マスカット(スタジアム)もやっぱりおかやま山陽高校がある地域から1番近いし、観に行きたい気持ちが生理的に完全復活しました!!☆☆♬
もちろんその際は今でも本物の阪神ファンであるおかやま山陽高校の機械科の先生にLINEで速報も兼ねてしたところです
>プリキュアの店では
やっぱりミニとはいえどもバスタオルが1980円で私個人としては一番丁度値段でした!!☆☆♬
これに1067円のチョコもセットで買って、これ以上ないほど丁度買い物も出来て充実感がマックスなのです!!☆☆♬
>で、プリキュアとは完全に無関係なことでも今度はすべてのこのサイトの閲覧者に向けて言いたい雑談は岡山の県内外のご当地グルメのことで、前週の土曜の時点でたまりにたまったけど今回もひとまずたった一件に絞り込んで
神戸の大将が神戸市中央区の三宮センタープラザで作り続ける天丼屋が12時前なのにご飯が売り切れのため、そこのカツ丼屋(吉兵衛=よしべえ)に行きました
私は辛い物が好きな気持ちもあるのでその手のカツ丼の並盛りを食券で買いました
食べてみると程良い辛さもあって、一時的ですが、大阪市西区内で不覚にも私自身が交通事故を起こしてしまったとはいえども、元気も出ました!!☆☆♬
これに旨味まで加わると鬼に金棒ですね!!☆☆♬
だから元気が出る不思議なスパイスが効いていることは継続は力なりで、2回目は旨味も加味されていることを強く願いたいです!!☆☆♬
ドラゴンズ戦の交流戦はドーム入り前にて、関西でドラゴンズの勝利祈願のゲン担ぎも兼ねてカツ丼を食べたい気持ちも案の定あったので、充実したランチタイムになりました!!☆☆♬
追伸
広島県府中市出口町250の首無し地蔵ではドラゴンズ戦の必勝祈願をおかやま山陽高校がある地域の自宅に無事帰ることが出来ることを兼ねて参拝したカイもほとんどありました!!☆☆♬
ハムスターが主役のマンガ作品だと、私は『とっとこハム太郎』より先に『ハムスターの研究レポート』を通っていたので、当時は人間の言葉を話すハムスターというものを受け入れられなかったんですよね・・・。なんか自由にハムスターだけで家の外に遊びに行くし。
対象年齢というかターゲット層が全然違うので当たり前ではあるんですけどね。今思うとあのころの私は頭が固かった。
さっきTVerで2回目を観て、新しい発見もあったはずなので、返信します
ユキが猫の姿でも人間の言葉を普通に話せるようになって、ユキ自身はプリキュアになれる前などの段階では、返事を返すことも出来なくてもどかしさもあった
確かに改めて観ても一理ありますね!!♫
それからそのユキは「今さら」というセリフに関してはチャンピオンの漫画でも相当頑張って探してみればあるには必ずあるといえるのでこれはやっぱり私が好きな二次元ジャンル的に感慨深いです!!☆☆♬
で、ワンダフル&フレンディが変身するとキュアワンダフルが独りでにガルガルを追いかけては「待っててばー」と口にするあたり、キラキラプリキュアアラモードにてキュアパルフェがシエルの時に双子の弟を追いかける時が本当に思い出しても懐かしいです!!☆☆♬
自宅で録画したDVDで再生出来なくなってもう何年も立ち続けていますが、出来た頃は何回も巻き戻すほど聴き応え大有りなセリフなので、私がプリキュアちゃんねるにて私自身の自作のプリキュア小説を書き綴る際に誕生したには違いないと思ったモジッたセリフだと思いこむとなおさら懐かしいです!!☆☆♬
それが実質7年ぶりに大復活したというのはやっぱりTVerを観ていても感じ取れてしまいますね!!☆☆♬
それにしてもキュアビューティはスマイルプリキュアの本編の中でまったく同じ話でも何回も何回も見返し続けることで新しい発見もあるとキュアハッピーから学んだとアカオーニにはおもいっきり豪語し切りますが、それが純粋に自分自身の好きな話などではまさにその通りです!!☆☆♬
★再び与方さん
9月7日のマツダスタジアムのドラゴンズ戦に関しても、やっぱりプロ野球の本拠地ではおかやま山陽高校からある地域から1番近い
でもって広島市内に行くワケなのでその日はお買い得な店もあるし、初めて利用してみたくなった店の自宅から1番近くがマツダスタジアムもある広島市内!!
というワケで、やっぱりマツダスタジアムもコロナ前の分までドラゴンズ戦も初めて観に行きたい気持ちがほぼ完全復活しました!!☆☆♬
9月はプロ野球の順位に関しては、ほぼ完全決定してるも同然なので、順位的なことを主軸にすると順位次第でこれだけなら金を捨てに行くも同然ですが、他にもその近辺でも特有のお楽しみがあるなら話は少しは別ですよね!♪
阪神は今現在Aクラス入りも当落線上という感じですが、やっぱりちゃんとした真剣勝負なので阪神もドラゴンズもお互い勝利を目指して頑張り続けて欲しいです
>今度は岡山県外のご当地グルメというプリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は、香川県=四国の1番最近に行ったうどん屋のことで
私は名古屋までの広範囲の西日本絡みの大雨の目前の日曜のことでした
私は両親と兄貴と4人で四国を全県通過することになる旅行になったことは何人かの閲覧者の皆様は既に知っているはずです
その際、私もお母様と同様に香川に行って(うどん屋で)うどんを食べないのは車で行くとなおさらもったいない気持ちも大有りなんです
で、その日に行ったうどん屋は香川県のめん一でした
紫芋を練り込んだうどんを香川県のうどん屋さんの攻略本で初めての見つけて、表紙にも堂々と出ていた程なのでどうしても食べたくなりました!!☆☆♬
それなのにその紫芋を練り込んだうどんはまったくもって普通でこれは残念でなりません!!(厳→汗)
それがおでんのつくねだけはまた食べたくなるのうにクセになる不思議なスパイスがおもいっきり効いていて、岡山の自宅に持ち帰ってから1日は経って、自宅で天ぷらを揚げた際もその不思議なスパイスは継続中がやっぱり生理的にここだけは絶対の収穫点でした!!☆☆♬
だから私が香川県のめん一に2回目以降に行った際はセルフのうどん屋だし、おでんだけ持ち帰るなど案の定言語道断なはずなので、今度は代表選手のうどんも紫芋を練り込んだのも含めて、旨味が加わることはむろんシックリ着たり、元気が出たり、また食べたくなるような不思議なスパイスが効くようになった
こういえるうどんも香川県のめん一さんでは作り上げて欲しいです
これにおでんのつくねもまた食べたくなるような不思議なスパイスが効いたままだとこれは継続は力なりで鬼に金棒にもなりますよ!!☆☆♬
ここんところは香川県のめん一さんもご理解ご協力ご了承に実践まで出来るように私が2回目に行った時点で゛結果゛で示して欲しいです
香川県のめん一さんは本物のうどん屋さんである以上はとにかく結果がすべてですよ!!☆☆♫
13話でまゆがユキにキュアニャミーの話をしていたシーンがあって、最後にユキの首輪のチャームが光るシーンがあったけど…まさかここ18話で回収されるとは…
いかにも仕込みっぽい演出ではあるものの、その割におもちゃの発売予定とか全然出てこなかったんですよね。私は完全にスルーしちゃってました。どっちにしろユキがプリキュアになるのはわかっていたことですし、プリキュアシリーズってたまにこういうところでハシゴ外しするし・・・って。
13話でまゆがユキにキュアニャミーの話をしていたシーンがあって、最後にユキの首輪のチャームが光るシーンがあったけど…まさかここ18話で回収されるとは…