ガオウに伝えて。「会いたい」って。
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「わんだふるなキャッスル!」
大きな出来事
メインキャラクター:ニコ様
目標
いつかガオウたちを笑顔にする。
課題
ガオウがこのような凶行を始めた原因は過去の人間たちにある。彼らは動物たちの親愛を裏切って鏡石を独り占めしようとしたし、さらにオオカミたちを全滅させてしまった。
だが、その過去は自らが罪を犯したのではないいろはたちが背負うべきものではない。
もし本来無関係な彼女たちがオオカミたちに傷つけられることがあるのなら、彼女たちからプリキュアの力を取り上げてでも、自分こそが戦う力を得て矢面に立つべきだ。ニコ様はそう考える。
解決
いろはたちはどんなに傷つけられてもけっして諦めようとしなかった。
しかし、それは罪の意識に苛まれてのことではなく、純粋に彼女たちがオオカミたちと仲よくなりたいからだった。
犬のこむぎや猫のユキも自分の意志で協力している。ニコガーデンの動物たちまで彼女たちを応援している。彼らは人間であるいろはたち以上に、この問題とは無関係のはずなのに。
だから、ニコ様もいろはたちと手を取りあうことにした。
そもそも今回の問題が起きた原因は自分の過失ではない。それでもガオウたちの凶行を止めたかったし、彼らを救ってあげたかった。「全ての動物たちが笑顔になること」が自分の夢だ。
ニコ様はいろはたちと全く同じ立場だったのだ。
バトル
苦戦
前話に引き続き4体のガオガオーンが相手。彼らはプリキュアがいない間に大暴れし、アニマルタウンの人たちにかつてない恐怖を与えていた。
再び駆けつけたプリキュアたちではやはり力不足で、どれだけ必死に立ち向かおうとしても圧倒されてしまう。キラリンアニマルたちの力を借りてなお形勢を逆転しきれない。
勝利
プリキュアたちの思いに共感したニコ様が力を貸したことでやっと浄化できるようになった。
ガオガオーンの素体だったサルは自分がしでかしたことの大きさに怯えていたが、プリキュアは彼を責めることなく、無事ニコガーデンへ送り届けた。
「身勝手な人間たちはニコダイヤの力を独占しようと動物たちを追いはらったのです。オオカミを絶滅させたのも人間」
昔の人間たちに非があったということで確定したので、第16話にあった過去回想のビジュアルの件は一旦忘れたほうがよさそうですね。
それにしても・・・、こう来たか!
ますますニコ様のことが好きになりました。異世界でのイザコザを人間の世界に持ち込んだ責任を取る、みたいなパターンよりも俄然カッコいいと思います。
彼女はアニマルタウンの動物たちの願いを叶えるためニコダイヤを分け与えただけ。
ニコダイヤの力を独占しオオカミたちを絶滅に追いやったのは人間がやったことですし、人間に裏切られた恨みから復讐を始めたのはガオウ。こうして見るとニコ様、キーパーソンのように見えて意外にずっと蚊帳の外だったんですね。
それでも動物たちを救いたいと願う。その対象にはもちろんガオウも含まれますし、いろはたちからプリキュアの力を取り上げようとした理由を見ると、どうやら人間すらも救済の対象に含まれているようです。
すごい人ですね。
そう、人。
おそらく神にも等しい超越的な存在ではあるのでしょうが、その行動原理はあくまで自分のため。
“地上に鏡石をもたらし争いの種を生んでしまった”みたいな上から目線の責任感ではなく、あくまで“みんなを笑顔にしたい”という個人的な夢に突き動かされて行動している。万人に愛されたいと望まれたから愛するのではなく、ただ自分が全てを愛したいと願うから愛する。
だからこそ、真の意味で人に寄り添える。動物に寄り添える。みんなと対等の友人になれる。
「ニコガーデンにお帰りにならないのですか!?」
「こっちでやりたいことがあるから。いろは、こむぎ。よろしくね」
やりたいことがある、と彼女は言いました。
この争いを止めることが神としての義務だからではありません。動物たちを笑顔にしたいという、ただの人間でしかないはずのいろはとほとんど同じ夢を抱く一個の人として、彼女は地上に留まることを選びます。
私は罪を背負っている
「オオカミを絶滅させたのは昔の人間たちでしょう?」
「うん。でもオオカミたちから見たら僕たちは同じ人間だ」
「オオカミたちはすごく怒ってる・・・。当然だよ。仲よくしたいけど――」(第29話)
私は罪を背負っています。
私自身が罪を犯したわけではありませんが、オオカミの立場になってみればそんなの関係ないのでしょう。私の身体にはオオカミたちと友達になれない生まれながらの理由が刻まれています。
どうしたら許してもらえるのか見当もつきません。どうすれば罪を償えるのか見当もつきません。
だけど、これは確かに私の罪。
だって、この罪は今も私の叶えたい夢を縛りつづけているんですから。
「まゆ。いつまで丸まってるの」
「だって・・・。――あんないろはちゃん初めて見た。どうしたらいいの・・・?」
私は罪を背負っています。
独りよがりであるという罪。意気地がなくて、自分のことしか見れていなくて、そのせいで昔、大切な友達との友情を壊してしまったことがあります。
この街に来て自分は変われたと思っていました。いろはと出会って勇気を持てたと思っていました。
だけど、そんなのただの幻想でした。
いろはの心が粉々に打ち砕かれてしまったとき、私は友達なのに、また、何もしてあげられませんでした。
「――ダメだ! わからない! 今まで起こったことがないんだから、いくら調べたって・・・! いつも見ているだけ。僕じゃ力になれないのかな・・・」
私は罪を背負っています。
何もできることがないという罪深さ。ひとよりちょっと知識があるだけのことを鼻にかけて、好きな子に頼ってもらえることで満たされていました。
なのに、その子が深く傷ついたとき、さらに自分の将来の夢にも関わる事態に直面したとき、何をすれば解決できるのか答えを持っていませんでした。
肝心なときに限って私は無力でした。
しょせんは借りものの知識。誰か他人の研究成果。そんなもので自分自身の運命の舞台に立とうとすること自体、愚かだったのです。
「ニコ様! そんなことしちゃダメェー! みなさんはがんばっております。それに何より、今までガルガルとなったアニマルを助けてきたのはあの子たちです」
私は罪を背負っています。
ニコ様の意向に歯向かってしまいました。何ごとにも優先され、誰よりも敬愛しているニコ様。なのに、これまでいくつも信頼を裏切ることをしてしまっています。
本当はニコ様の判断が正しくて、自分は理屈に合わないことを言っているんだと思います。なのに、あの子たちからプリキュアの力を取り上げないであげてほしいと――。
執事失格です。
私の仕事はニコ様の指示を守ること。どうしてそれ以外のことを考えてしまうのでしょうか。
「凶暴な動物が出没しています。外出しないように――」
私は罪を背負っています。
私自身には人間に対する憎しみなんてないのに、闇の力に飲まれて、ガルガルする心に突き動かされて、気がついたら街をメチャクチャにしてしまっていました。
誓って私が望んだことではありません。ですが、街を壊された人間たちにしてみればそんな私の事情、関係ないでしょう。
きっと私は人間に仕返しされてしまいます。
私に闇の力を注ぎ込んだ、あのオオカミたちがするように。
あなたに罪が無いことは私が知っている
いいえ。
「いろは、オオカミと友達になりたいんでしょ? なれるよ! だって、こむぎも最初はガルガルしてたけど、いろはのこと大好きになったよ! ガルガルだった子たちとも今はすっごく仲よしだし」
かつて私は罪深い存在でした。
だって、ずっとひとりぼっちで怖い思いをしていたのに、一緒にいてくれようとする人の温もりにすら怯えていたのです。
全てが恐ろしくて、全てが信じられませんでした。目の前に差し出されたものこそが自分の求めていたものだと気付くまでずいぶん時間がかかってしまいました。
あなたのおかげです。
あなたには力があります。私が知っています。
もしも生まれながらの罪があなたが夢を叶える邪魔をしていると思っているのなら、それはきっとあなたの罪じゃないんです。思い込みです。
だって、現実にあなたはできているんですから。
あなたは夢を叶えられる。私はあなたがそういう人であることを確かに知っている。
だから、あなたが自ら背負おうとしているその罪は、本当はあなたの罪なんかじゃない。
「私もああなっていたかも。・・・私はまゆに助けられたから。でも、私だけじゃない。あなたは怖がりだけど弱くない。今だってシャイニーキャッツパクトを手放そうとしないじゃない。ガオガオーンやオオカミたちを助けたいと思ってるでしょう?」
かつて私は罪深い存在でした。
だって、人肌の温もりも雪の美しさも何も知らなかったくせに、ひとりで孤高に生きるのが一番なんだって思い込んでいましたから。
あなたと出会う以前から私に構おうとする人は何人かいました。ただ私が拒絶していただけで、私の心を震わすはずのものはいつもすぐ近くにあったのです。
あなたのおかげです。
あなたには力があります。私が知っています。
誰かが毎日傍で笑ってくれる暖かさ、自分と違う感性に触れただけで見飽きた景色が輝きだす驚き。全てあなたが教えてくれたものです。
真実のあなたは、あなた自身が思っているほど弱くありません。
あなたは底知れないパワーを持っている。私は確かに、そんなあなただったから救われた。
だから、あなたの背中を丸めているその罪は、本当はどこにも存在しない。
「・・・大福? 出たいの? ・・・『諦めるな』ってこと?」
「悟くん、ありがとう。いつも力になってくれて。私、悟くんからいっぱい力もらってるよ」
あなたには力があります。私が知っています。
あなたは並々ならぬ努力家。自分の夢に一途なロマンチスト。もしあなたに答えが見つけられないことがあるとすれば、それはもう、誰にも解けない問題だということでしょう。
諦めないで。
今取り組んでいる問題は、本当にこの世のどこにも答えが存在しない難問なのかもしれない。だけど絶望する前に、一度あなたの手を見てほしい。
無数の知識。たくさんの感謝。答えの出ない問いにひたすら取り組んできたあなただからこそ、歩んできたこの道程でこれほどのものを集められた。
あなたは何も間違っていない。
「キラリンアニマルたちが力を・・・?」
「それだけではありません。ニコアニマルも皆応援しています。ニコ様! プリキュアを信じてください!」
「私にもダメなところはありますよ。オオカミたちを止められず、ガルガルになった子たちも助けられなかった。――ニコ、これからがんばる! だからメエメエも執事ガンバ!」
あなたには力があります。私が知っています。
あなたは私が知らない世界を見てきました。私が会ったことのない人と交流を深めてきました。あの子たちが大切にしている思いの本質は、あなただからこそ正しく理解できたんです。
自分を見くびらないで。
あなたはこれまでずっと私を信じてくれていた。それとよく似た思いを、あなたはいつの間にか彼女たちにも向けるようになっている。
これはたったそれだけのことで、つまり、そういうこと。
あなたは何も間違っていない。
「私、オオカミやあなたたちのことちゃんと知らなかった。まだまだ知らないこといっぱいあると思う。だから教えてほしいの。――友達になりたいからだよ!」
「またそれか。言っただろ、友達になんかなれるわけねえって」
「そんなのやってみなきゃわからない!」
みんな自分が罪を背負っていると思っているかもしれない。
自分ひとりではどうしようもないとわかっていることに、自分ひとりで向きあわなくちゃいけなくて、それで絶望してしまっているのかもしれない。
だからこれは、“許し”じゃない。
私たちはあなたを救いに来たわけじゃない。
ただ、友達になりたいだけ。
あなたを理解したいと思う。そのほうがきっと、もっと仲よくなれると思うから。
だけど、もしそうすることであなたの肩の荷を少しでも軽くしてあげられるとすれば、それはそれで喜ばしく思う。
友達の笑顔を見るのって、やっぱりうれしいから。
今はただ、私たちの夢のために
「彼女たちにオオカミたちの怒りを鎮めることができないようであれば、・・・力を返してもらわなければ。プリキュアの力はニコダイヤから生まれたもの。ニコダイヤが本来の輝きを取り戻せば、私がガオウともう一度向きあいます。――全ては動物たちの幸せのため」
私は罪を背負っています。
昔の人間たちがした仕打ちを思えばオオカミたちの人間に対する怒りももっともなもの。
しかし、その一方で罪のない今の人間たちが復讐の標的にされるのはおかしな話。
彼らはお互い理不尽な目にあっていて、このままではどちらも救われません。
ならばここは、私が矢面に立って仲裁を図るべき場面。
だって、私にはそれをしなければならない理由があるんです。
「みんなー、ニコニコしてるー? みんな元気そうー!! ニコ、うれしくてニコニコしちゃうぞー!」(第29話)
私はみんなが笑顔でいてくれるのが好き。人間もオオカミも辛そうな顔をしているのなんて見たくない。
私にはそういう、彼らの争いを止めるべき理由がある。
たとえ当事者じゃなかったとしても。
だから、我が身を捧げずプリキュアたちが傷つけられるのを傍観するだけの今の自分は、自分の夢に対して不誠実だ。
さて。
“責任”というものは本来、自分自身の望みを叶えるためにこそ負うものです。
もし何か物事を自分の思いどおりに動かしたいと望むなら、これから起こることのある程度の範囲に対してナワバリを主張しなければなりません。そうしないと他の人が勝手に絡んできて、勝手に好きなことをやって、本来私がやりたかったことの邪魔になってしまうからです。
このナワバリが、責任というわけですね。
つまり責任とは、よくいわれるような自由に対する“代償”などではなくて、むしろ自由を得るために真っ先に勝ち取らなければならない“権利”だといえます。
ニコ様はプリキュアから戦う力を奪って、代わりに自分自身がガオウたちに立ち向かう権利を得ようとしていました。
罪を犯した人間の末裔であるプリキュアたちを嫌ったわけではなく、無力で何の役にも立たないからと見限ったわけでもなく、ただ、このままではオオカミと人間両方に笑顔でいてほしいという自分の願いが叶いそうにないと悟ったから。
口ぶりからすると、プリキュアから力を回収してニコダイヤの輝きを取り戻したところで、ガオウと充分に対話を持てるだけの戦力が得られるかどうか定かではなかったように見えます。
それでも彼女は自分が仲裁役を買って出たいと望んだわけです。たとえ伝説の戦士プリキュアを差し置いてでも。
「とにかく、傷ついた子たちが運ばれてきたときのために準備しておかないとね」
「そうだな。よし! ご飯を食べて、力を蓄えておこう!」
「クッキーをつくってるのよ。お客さん笑顔になってくれるかなって思って」
「・・・今日はお客さん来ないんじゃ?」
「そうね。でも、不安になってお店に来る人がいるかもしれない。何か自分にできることをしたくてね」
いろはやまゆのお父さんお母さんも同様に、戒厳令下だというのに割と好き勝手自分のやりたいことをしています。自分の責任の範囲で、できるかぎり。
無駄になる可能性なんて恐れませんし、それならそれでいいことだとすら思っています。
こんな状況なのに、表情には悲壮感なんて少しも浮かんでいません。
ところで、塞ぎこんでいるいろはたちってどうしてプリキュアになったんでしたっけ?
直接的には――、そう。
いろはを守りたかった。
こむぎを守りたかった。
まゆを守りたかった。
ユキを守りたかった。
凶暴なガルガルに立ち向かうには生身の人間や犬や猫の姿では力不足で、だからプリキュアになる必要があったんでした。
だけど、それだけでしたか?
「こむぎはね、いろはがいるから毎日ワンダフルなの。ガルガル放っといたらいろはワンダフルじゃなくなっちゃうよね? だから、こむぎ行くよ!」(第2話)
「大丈夫。大丈夫だよ。あなたのことを傷つけたりしないから。私はキュアフレンディ。あなたの力になりたい。仲よくなりたいの。私の、友達になろうよ!」(第2話)
「私がここにいたいのはまゆと一緒にいたいから。そして、まゆを守りたいから。人の姿になって、まゆとずっと一緒にいれて、うれしい」(第21話)
「たしかにガルガルのことちょっと怖いし、ひとりだと少し不安だし・・・。でも、今日会ったニコガーデンのアニマルたち。私はあの子たちを助けたいの。私、プリキュアだから!」(第20話)
大好きな人の役に立ちたいから。
ずっと傍にいたいから。
かわいそうな子たちを放っておけないから。
それから、みんなと友達になりたいから。
プリキュアというものは義務感で変身するものではありません。
敵を追いはらうために仕方なく変身するものでもありません。
なりたい自分になるための手段です。
「いろは、世界中の動物と友達になるんでしょ? こむぎも『ワオーン!』なオオカミたちと友達になりたい! なれたらすっごくワンダフルだよね!」
「不思議だね。怖いのが消えていく・・・」
「みんなでこうすればもっと消えるかも。プリキュアは私たちだけじゃない」
彼女たちにはプリキュアへの変身を通して叶えたい夢がありました。
プリキュアになることで初めて実現できる喜びがありました。
「力を返してもらわなければ。プリキュアの力はニコダイヤから生まれたもの。ニコダイヤが本来の輝きを取り戻せば、私がガオウともう一度向きあいます」
「しかし、それではこむぎ様たちが変身できなくなってしまいます!」
メエメエがニコ様に口答えせざるをえなかったのは、プリキュア活動が彼女たちにとってけっして重荷なだけでなく、幸福なことでもあるとすでに理解していたからです。
そしてニコ様も、彼女たちの戦いぶりを見るうちに、メエメエが伝えたかったことの本当の意味を悟ることになります。
「ニコ様・・・?」
「私の願いは、全ての動物たちが笑顔になること」
「私たちと同じだ!」
「そうですね。あなたたちとなら――」
そう。ニコ様がプリキュアから力を取り上げてまで自分で為したかったことは、本当はプリキュアがやろうとしていたことと全く同じこと。
それがわかったなら、もはやあえて彼女たちから力を取り上げる必要なんてありません。
協力しあいましょう。同じ夢を胸に抱く者同士。
ニコ様が、そしていろはたちがガオウと向き合うために必要だったものは、彼らの怒りや憎しみを蹂躙して対話の席に着かせるための優しい暴力なんかじゃありませんでした。
何度拒絶されても諦めない思い。支えあい励ましあう仲間。そして、絶対に相手を理解してみせるんだという強い信念。
なんとしてでも友達になってみせましょう。あくまで自分のために。
ただ、自分がそうしたいからというだけの理由で。
お節介ですらないただのワガママだからこそ、手の届く距離もきっとあるでしょうから。
誰にも助けを求めず、そのくせひとりで悲しそうな顔をして、差し伸べられた手は冷たく打ち払う。
そういう窮極に厄介な敵に、今年もプリキュアが挑みます。
コメント
今日は4人一体の必殺技が誕生する話でした
トラメがガオガオーン達に「遊んでやれ」と言い放ち切ったのは、聞き応えがありましたね!!☆☆♬
遊戯王でも主人公の遊戯が「(機械王を)返り討ちにしてやれ」と言い放ち切るので、土日に放映歴があるアニメ的に聞き応えがあります!!☆☆♬
それからメエメエの「ニコ様。プリキュアを信じて下さい」というセリフは良さを感じますね!!☆☆♬
今年の12月から1月にかけてあるわんだふるぷりきゅあの最終決戦でも、
ことしもてきがなにをいおうとプリキュアをしんじぬくしかないんだよ
と最年少のいとこの姪っ子に伝えたいものです
それと今年の12月から1月にかけて1歳の女の子や、プリキュア視始め1年生の女の子にも、
このじきのプリキュアはてきがなにをいおうとプリキュアをしんじぬくしかないんだよ
と発信したいですね
で、次回はまゆ・ユキを中心とした話です
★イガイガサン
昨日は広島県東部の地区予選を盈進グラウンドに行って、岡山公立OBの連れと一緒に観ては、第2試合は広島県立因島高校にメガホンで拍手も声援も送った亀ちゃんです
試合は11-8で因島高校が公式戦における再逆転勝利となりました!!☆☆♬
盈進中学校・高校の駐車場に再到着するとカネオくんをカーテレビで視てからでも十分間に合ったのは良かったですね!!☆☆♬
三者凡退は両軍通じて7回の表の因島高校の攻撃だけと、ほぼ毎回ランナーの出塁を許し合い続ける試合展開でした!!
それでも因島高校の野球部は近年の高校野球で単独出場するのも難しいチームなので、なおさら充実感があります!!☆☆♬
今日は盈進高校相手に36-0でやられましたが、2位校トーナメントでも勝利を目指して頑張って欲しいですね
>で、今度はすべての閲覧者に向けて発信したいことは、広島県にもある全国チェーンのご当地グルメのことで
広島県福山市三吉町のはま寿司は牛カルビの味付けがまた食べたくなる感じでしたね!!☆☆♬
これは継続は力なりです!!☆☆♬
私たちいい歳したオッサンオバサンは物語の着地点から逆算して語ることもできるわけですが、子どもたちにはあらゆることに対して一度自分で考えてみる癖をつけてほしいかな、私は。
感想文のほうでも書きましたが、「信じる」というのは「他人がこれからすることに対して自分が責任を持つ」ってことです。相手の行動原理を最大限理解しようと努めたうえで、それでもわずかに理解しきれない部分を自己責任でもって担保するんです。盲目的に誰かを信じるのはただの思考放棄、責任転嫁のための言い訳ですよ。
アニマル神社の石像のモデルは、もしや鏡石を独占するために追い払われた動物たち……?!
そこからどうやって、人間と動物が共に暮らす現在のアニマルタウンになったかも気になりますね。
本作に先代プリキュアがいるとすれば、その辺に関わってたり?
せっかく独占した鏡石の力の使いかた、失伝してるんですよね。力そのものはニコ様が回収したわけでもなく普通に鏡石のなかに残っているはずなのに。
たぶん何かのきっかけで「やっぱ人間だけで生きるのたいへんだわ!」ってなったんでしょうね。
そして動物と共生していたら鏡石の力が必要なくなったという本末転倒な展開に・・・?
いや、わかんないですけど。
とても胸打たれる記事でした。ありがとうございます、
30話を見るまでは中学生が背負うには余りに大きな罪で潰れないか心配でしたがコムギとユキという動物側からの救いって描写はとてもよかったです。
ガオウにもこれが届くといいなと願ってやみません。
今回、浄化されたあとのサルが怯える様子を見せたのがすごい印象的だったんですよね。ここは絶対に拾わないといけないなと。
で、今回怯えるサルに象徴される出来事はどれだったかといえば、オオカミを絶滅させた自種族の罪に絶望したいろはだったわけで。そんないろはをこむぎが救った。同じようなシチュエーションでユキもまゆを救った。そしていろはやまゆが救われたおかげで、闇の力から解放されてなお怯えなければならなかったサルのことも救うことができた。
人間と動物の間で優しさが循環しているんだなあって感激してたら・・・、なんかこのクソ長感想文が脳内から出力されてました。
鏡石にまつわる経緯について、大きな乖離を見せるアニマルタウン(人間側)の伝承とニコ様の説明。
……どうもアニマルタウンの伝承は「不正確さ不明瞭さはあるとしても概ねファクトに則っている」のに対してニコ様の説明には「意図的に仕込まれたフェイクがある」、と思えてならないんですよね。
まず、「動物に人間と会話する能力を与える」「動物が人間の姿になる能力を与える」「それ以外の機能は特に無い(プリキュアを生み出す機能などニコ様の想定外だった)」鏡石を、もともと人間の姿を持ち人間の言葉を喋る人間達が力ずくで独占する必要性が全く無い。従って「人間が鏡石の力を独占しようとした」てな話は完全なフェイクと判断せざるを得ない。
また、ニコ様が鏡石(ニコダイヤ)の話を部下のメエメエだけにして、こむぎ達アニマルタウン住民にはしないのは不自然(むしろ人間達の過去の罪を言い立てて、プリキュアの力の剥奪を正当化するのが自然)で……「アニマルタウンの伝承との食い違いを不審がられて鏡石にまつわるファクトを詮索されては困る」という思惑が透けて見えてしまう。
それから、ガオウ達がニコガーデンのアニマル達をガルガル化(ガオガオーン化)させ、アニマルタウンを襲わせたことをニコ様が糾弾しないのも不自然で……「あくまでニコ自身の不徳のいたすところ」あるいは「そもそもオオカミを絶滅に追いやった人間が全て悪い」とでも言うつもりなのでしょうか。ひょっとしてオオカミ達に何らかの弱みを握られている、とか?
だいたい、何故ニコ様は絶滅寸前にまで追い込まれたオオカミ達をニコガーデンに収容して保護してやらなかった理由が未だに不明で、この点についても何か後ろ暗い事情がありそうなんですよね。
……そんな胡散臭さ全開のニコ様が、結局プリキュアから力を剥奪することを断念し、むしろプリキュア達に更なる力を与えた理由は―――「プリキュア達の情熱に絆された」ということ以上に「部下のメエメエのみならずニコガーデン住民達までもプリキュアを支持してきたために、ニコガーデンの“民意”に逆らって力の剥奪を強行すればニコガーデン住民がニコ様から離反しかねない」という打算だったように思えてならない。
それゆえニコ様が今後のオオカミ軍団への対応をプリキュア達に一任せず(ニコガーデンでの執務を放り出して)犬飼家に居候を決め込んだのは、プリキュア達に(さらにはニコガーデン住民達に)“ファクト”を知られないよう隠蔽工作を行うため、と思えてならないんですよね……。
さあ、ここにきて遂にプリキュアシリーズ恒例「敵組織より食わせ者な味方側のお偉いさん」の本格参戦と相成った「わんだふるぷりきゅあ!」……うん、面白くなってきやがった!?
鏡石(ニコダイヤ)の設定がふわっとしているのでニコ様の意図については何とも裏読みできませんが、まあざっくりと“願いを叶える力がある石”として地上に下賜したんじゃないですかね。単機能にはできなかったとかそんな都合で。
ニコ様あれで結構神様気取りがんばっているようですし、たぶん本気でオオカミがしたことも人間がしたことも自分の責任として受け止めてくれているんじゃないでしょうか。
また素晴らしい、思慮深い記事だ。私はあなたの書き方が大好きだ。
次はどんな試練がやってくるんだろう…。トラメとザクロは救われ、浄化されるのだろうか?それとも、プリキュアは彼らの心に届かないのだろうか?ガオウを救えるのか?
「わんだふるぷりきゅあ!」はこれまで本当に楽しませてもらったし、そのテーマへのこだわりと深い思いやりにあふれた姿勢には心から敬意を表する。
(翻訳機を使っているので、間違いがあったらごめんなさい)
是非、彼らの心に思いを届かせてほしいですね。友達になるために。
ガオウたちがかわいそうだから、ではなく、自分がガオウたちと友達になりたいから、というのがいいですよね。
そのくらいの利己心でもなければ赤の他人の心になんて踏み込むことはできませんよ。勝手に心に踏み込むのはそれ自体すごく迷惑なことですから、ただ優しいだけの人ではそれ以上先には進めません。
海外からのコメントをはじいているのは重ね重ね申し訳ないです。ご理解いただけて幸いです。
大丈夫、謝る必要はない。
彼らの優しい頑固さ、友達になりたいという純粋な気持ちが実を結ぶことを願っている。
そして、狼たちがその恨みから平和を知ることができることを願っている。
(それがどのようなものなのかは気になる。あの世に行くのだろうか?生きるチャンスはもう一度あるのだろうか?)
偶然、最近ウォルト・ホイットマンの『あなたへ』という詩を読んだ。
『STRANGER! if you, passing, meet me, and desire to speak to me, why should you not speak to me? And why should I not speak to you?』
(Leaves of Grass, 1860)
ぴったりだと思わないか?
(私のMTL日本語は大丈夫ですか?)
初コメ失礼します。最近こちらのブログを拝読して、非常に面白い感想文を書く方がいらっしゃるんだなと思い、僭越ながらコメントいたしました。自分自身も「わんだふるぷりきゅあ!」を視聴している身でございますがお互い「わんぷり」の世界観を楽しむことができれば良いなと思っております。
30話を視聴してふと思ったのですが猫組は従来の光堕ちキュアの部類になるのではないかと思いました。主人公キュアと対立していたキャラクターが紆余曲折を経てプリキュア に変身し、仲間になった者を光堕ちキュアとするならば猫組、特にキュアニャミーは光堕ちキュアなのではないかと思いました。元々人間嫌いで1人でいることを好んでいた猫と友達になれなくても愛猫がそばにいてくれればそれで良いと思っていた人が「みんななかよし!わんだふる〜!」という主張を持つ犬とその飼い主に影響されて今のプリキュア 活動に至っているわけですから。だから部下の狼たちもプリキュア にはならずとも光堕ちしてプリキュア とガオウ光堕ち計画に協力的になる可能性もあるのではないかと思いました。実際彼らは人間のことが嫌いと言っている割には人間の姿に変身したり人間の作った遊びであるじゃんけんをしていたりとどこか矛盾している箇所があり、人間嫌いというのは本心でないのではと思いました。わんぷりは「みんななかよし!わんだふる〜!」になるまでの過程を丁寧に描いている作品だと思うので狼たちとどのように仲良くしていくのか、今後の展開が楽しみです。
たとえば『フレッシュプリキュア』で人間の敵だった東せつながプリキュアになれたことと、『スタートゥインクルプリキュア』で主人公への嫉妬心から反発していた羽衣ララがプリキュアになれたこと、果たしてどのくらい違う話なのかといつも考えます。案外、振れ幅に差があるだけでやっていることの意味はさほど変わらないんじゃないかと。
世のなか大概のものの違いはスペクトラム状に散らばっているんだと思っています。そう考えれば人間を憎むガオウ一味に人間の文化が一部浸透していても別におかしくはないし、人間の側から彼らとの共存の道を探ることもけっして不可能なことではないかもと思いますね。