さすがね、リリアン! あなたの猫じゃらしさばきに抗える猫はいない!
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「ねこ、ネコ、猫集会」
大きな出来事
メインキャラクター:ユキ
目標
おひとり様タイムを有意義に過ごす。
課題
まゆが構ってくれない。久しぶりにお父さんが家に帰ってきたため、しばらくはあちらにべったりのようだ。お父さんにスリスリするまゆは見ていてあまり面白くない。
まゆをひとりにして大丈夫か少し心配だったが、それも全く問題ない様子。
・・・となると、どうやら今日は丸一日ユキひとりで過ごさなきゃいけないようだ。
解決
街をお散歩して、喫茶店に入ってみて、映画を見て、お花屋さんを見てと、ひとまず普段試す機会のないおひとり様タイムを色々試してみるユキ。
そうしているうち、カラスに襲われそうになっている仔猫を見つけた。そういえばこのあいだまゆが猫集会に興味持ってたっけ。仔猫の親を探すついでに、ユキは猫集会に参加してみることにした。
猫の友達がたくさんできたし、それから、まゆにおみやげ話もたくさんできた。
バトル
苦戦
ボス猫のガオガオーンが相手。素早くて、ジャンプ力があって、パンチもキックも鋭い。
勝利
まゆに、ユキ絶賛の猫じゃらしさばきを披露してもらい、ガオガオーンを手懐けた。
ピックアップ
猫じゃらし
要は狩りを模した遊びの道具。イエネコだけでなく、ライオンやトラなど大型のネコ科動物であっても夢中になる子は多い。(※ 危険なので動物園でやってはいけません。これ、“狩り”ごっこです)
棒の先に小動物や小鳥のオモチャを吊り下げたタイプや、もっとシンプルにフサフサがついているだけのものなどがある。そこらに生えてるエノコログサの穂を気に入る子もいる。(飼い主としては衛生面が気になってNGという人も多いが)
写真展
こういう小さな個展だと、主催者は出版社などから来たお客さんへの挨拶まわりで忙しく、お手伝いのボランティアさんも隙あらば展示を見に行ってしまうため、受付が空になっていることは本当にメチャクチャ多い。
まあ、入場料を取っていないなら芳名帳に名前を書くくらいの用事しかないため、実際いなくても別に困らないのだが。写真集などの物販を利用したいときだけはちょっと困る。どの人がスタッフさんだか見た目じゃまったくわからんし。
コチョウランは水をやらなくても花が長持ちするうえ見栄えよく、さらに花言葉まで「幸福が飛んでくる」と縁起がいいため、こういうとき贈るプレゼントとしてぴったり。大抵スポンサーか業界の友達あたりが開催前日に贈ってくれる。
猫集会
猫は日暮れごろから活動が活発になるため、夕方に集まることが多いようだ。老若男女問わず、また、ノラだけでなく飼い猫も参加することがある。
集まって何をしているかはもちろん不明。とりあえず、無用なナワバリ争いを避けるため地域の顔合わせをしているという説が有力か。
なお、猫は単独行動を好むぶん、社会としてのつながりはゆるいため、ボス猫のような存在はいてもさほど強い権力は無いようだ。
どちらかといえば面積あたりの密集度が高い都会でよく開かれているらしい。私は(そもそもあまり外に出ないのもあって)実物を見たことがない。
猫のひっかき傷
人間や犬と比べて猫の爪は細く鋭いため、軽く引っかかれただけでも皮下組織まで到達してしまうことが多い。皮下組織は皮膚と違って免疫活動が弱く、ここで雑菌が繁殖してしまうと思いもよらない大きな病気につながりかねない。洗おう。
ユキ、割と普段から自由に出歩いている印象があったんですが、意外と用事ゼロで出かける機会ってこれまであんまり無かったんでしょうか。
確認してみると、第12話で「私が学校に行ってる間、ユキは店の前で看板猫をしてるの。それより外には行かないんだけど・・・」というまゆのセリフがありました。なるほど。キュアニャミー単独活動時代のパトロール以外、まゆのつきそいでしか外出していなかったんですね。
そんなわけで、降って湧いた手持ち無沙汰を消化するため、ユキがおひとり様タイムを満喫することを覚えるエピソードです。
こういうの、生活の全てを使命に捧げる系の堅物キャラがよくやるやつだと思うんですが、ユキも案外こういうのが似合うんですね。(ユキを何だと思っているのか)
まゆのことがとにかく大好きで、できることなら四六時中まゆとべったり一緒にいたい子。そんな子が自分のために時間を使うことを覚えることで、結果的にまゆも興味津々なおみやげ話を持ち帰ることになる。もっと仲よくなれる。実にきれいなオチでしたね。
いつもあの子のことばかりが気になって
「まゆ、どうしてるかな・・・」
ふと、寂しげなBGM。
「まゆは恐がりで、人づきあいが苦手で。だから私がいつも――。でも、プリキュアになってまゆは変わった」
最初はちょっと拗ねただけでした。
いっつもまゆのほうから構いにきてくれるのに、普段はちょい鬱陶しいくらいベタベタしにくるのに、お父さんが帰ってきたとたん、あっちにスリスリ。
面白くありませんでした。まるで自分がまゆにとって2番目になってしまったような心地でした。まゆが手を離したことに気づかず猫じゃらしを夢中になって追いかけてしまったような、独り相撲というか、バカみたいな気持ちを感じました。
わかっています。
まゆにとってはお父さんだって大切な人。それに、なかなか会えないから今のうちにたっぷり甘えておきたい人でもある。別に、ユキに興味がなくなったわけじゃない。
そのくらいはちゃんとわかっています。でも、面白くない気持ちはどうしても消せませんでした。
ひとりになってから、それでもまゆのことが気になってしかたありませんでした。
バカみたい。自分からまゆの傍を離れておいて。
まゆにちょっとでも困っていそうな様子があれば、すぐに駆けつけて助けてあげるつもりでした。だって。そうすればユキは、まゆにとって必要な存在になれるんですから。まゆの傍に、ユキ専用の居場所が確保できるわけですから。
だけど、これもわかっています。
まゆはずいぶん強くなりました。プリキュアになって、たくさんがんばって、こむぎたちと友達になったりもして、ほんの少し前までは絶対ひとりじゃできなかったようなことも、今では当たり前のようにひとりでこなせています。
誰かと会うことに怯えるようなことはもうありませんし、なおかつ、ひとりでいる寂しさに耐えられないなんてこともありません。猫の手なんかもう必要ないのかもしれません。
わかっていますとも。そんなことない。まゆはちゃんと自分のことを大切に思ってくれている。だけど――。
「まゆが笑ってるなら、それが一番じゃない――」
全部理解したうえで、それでも胸は、わずかにちくりと痛むのです。
まゆのためにやってあげるべきことがいよいよ何もなくなって、降って湧いた自由時間。
別に、ユキだってそこまで自分の私生活を投げ捨てているわけじゃないので、時間つぶしのアテくらいいくつか思い浮かびます。
お散歩。喫茶店。映画館。お花屋さん。オシャレなまゆのことですから、きっと普段から「あそこ行ってみたい」「ここ今度一緒に来ようね」って、ユキにたくさん話しかけていたことでしょう。出不精なユキでしたが、家の外に全く興味が無いというわけでもありませんでした。
実際、それなりに満足のゆく、楽しいお出かけになりました。
それなりに、ね。
私の時間
「・・・あなた、迷子なの? 仕方ないわね」
少し前までのユキならこんなこと絶対に言わなかったでしょう。
ううん。そもそも言う必要がなかった。だって、こういう場面ではいつもユキの隣にまゆがいて、いつもまゆがどうするか決めていましたから。
憎まれ口くらいは叩いたかもしれません。だけど、結局は助けてあげることになるんです。ユキはまゆが決めたことに従います。
今日は珍しくまゆがいません。
ユキにこの子のお母さんを探してあげるべき理由はありません。
でも、まあ。
今日は珍しく時間を持てあましているんです。
まあいいや。付きあってあげることにしよう。
いつもみたいに。
「名前? ユキよ。春に引っ越してきたの」
「Pretty Holicを知ってるの? 看板猫っていうほどでもないけど、たまに私を見に来る人はいるわね」
迷子の子のお母さんはすんなり見つかりました。
いい時間潰しになった――、と思いきや。今度は猫集会の猫たちに囲まれて、質問責めに。
なんだか今日は落ち着きません。
まゆがいなくてさびしい、なんて思うのは、案外最初だけでした。
まるでまゆがいない空隙を埋めるようにして、いろんな子たちが入れ替わり立ち替わり、ユキの傍に集まってくるのです。
・・・ふと、興味が湧いてきました。
「私も教えてほしいことがあるの。猫集会って、みんなで集まっていったい何してるの?」
「仲間の顔を覚えて、近くに誰が住んでいるか確認してる?」
「それから情報交換も?」
「へえ。ボスは日当たりのいい場所を探すのがとっても上手なのね。なかなかやるじゃない」
そういえばこのあいだ、まゆが猫集会を興味深そうに眺めていたっけ。
ユキ自身は正直そんなでもなくて、迷子のことがなければ近づこうとすら思っていませんでした。だけどちょうどいい。猫集会のこと、ちょっと聞いてみよう。まゆが喜んでくれるかもしれないし。
案外、気のいい人たちでした。猫集会の会場も日がよく当たる気持ちのいい公園で、とっても居心地がいい。
楽しい――、かもしれませんでした。
ゆきにとって一番大切なのはあくまでまゆのことです。まゆがとにかく大好き。一番好き。
だけど、そのまゆだって、ユキだけのことを大切に思ってくれているわけじゃなくて。お父さんとか、お母さんとか、それからこむぎたちとか、好きな人たちは他にもたくさんいる。
それでいてそれは、ユキのことを大切にしていない、という意味じゃない。絶対に。
それと同じ。
今日、ユキはまゆがいないところで初めて自分の友達をつくることができました。
だけど、それはそれとして、やっぱりまゆも好き。
みんなのことも自分で意外なくらい気に入ったけれど、それでもまゆを大好きな気持ちは変わらない。みんなのことが好きで、まゆのことも好き。案外、そんなものでした。
「ユキぃ。話を聞かせて! 何がどうしてどうなってああなったの!? だってだって、いつも一緒にいるユキに私の知らない世界があったなんて! ユキのこと知りたいなあ」
色々あった一日が終わり、家に帰ってくつろいでいると、いつもみたいにまゆがベタベタに構ってきます。
まゆはお父さんのことが好きだったはずですが、やっぱりユキのことも変わらず大好きみたい。興味津々です。
「今日は街を散歩して、迷子の仔猫に会って――。公園で猫集会をして――。猫集会、何してるか知りたいニャ――?」
仕方ない。構ってあげる。
ユキは今日あった出来事をひとつひとつ語っていきました。
いつもみたいにまゆにべったりしてたらできなかったかもしれない、楽しいおしゃべり。
会話ははずみにはずんで、それでいて尽きることもなく湧きつづけました。
まゆのことを昨日よりももっと好きになれた、そんな不思議な一日でした。
コメント
わんぷりは、登場人物の関係性をエレガントに扱っていて、2組(と悟&大福)の「焦点」が平等主義的であることに、最初から驚かされた。説明しすぎず、「観客のため」に安易な近道を避けることが多いのもいい。たとえば、動物が何を言っても、翻訳者であるユキやこむぎを通してフィルターにかけられるのは避けられない。
これもまた、「絆」の重要性についての核となるテーゼを示す好例であった。よく言われるように、”absence makes the heart grow fonder”。
まゆがどれだけいろはたちのことを気にかけているかをまゆのお父さんが打ち明けたときのいろはの反応は、本当に心温まるものだった。
文化的なものなのかもしれないが(日本人は海外では非常に控えめだと言われている)、悟が肉体的な愛情表現に積極的でないのは、なんだか不思議な気がする。男の子だから?
前週のわんだふるぷりきゅあの本編はまゆのお父様が撮り上げた写真展に、ユキだけはまゆと一緒でも行かないと断った上で展開された話でした
まゆは一般人の時もキュアリリアンに変身している時もTVerで視聴すると、いずれも聞き応えがあるように感じ取れましたね!!☆☆♬
やっぱり総合プリキュア的に聞き応えがあります!!☆☆♬
それからまゆが「もう、パパってば」というセリフも聞き応えがありました!!☆☆♬
アイカツオンパレードの時とは場面的にも口調的にも異口同音なモジったセリフですが、小学生までの女の子に大人気のアニメ的にも土日に放映歴があるアニメ的にも聞き応えがあるセリフでした!!☆☆♬
そしてザクロはプリキュアとの戦闘中、ガオガオーンに仕立て上げたボス猫に対して「みんなまとめて引っ搔いておやり」と言い放ち、2009年のフレッシュプリキュアの第7話にてウエスタ―が言い出したモジったセリフから始まって、女児向けプリキュア的に聞き応えがあるモジったセリフが続いたり再来した感じですね!!☆☆♬
で、次回は悟がまゆの無理強いアシストが大有りなのかいろはに愛の告白をしようとする話ですね
しかし悟自身はいろはのこと友達以上恋人未満の間柄と今でも思い続けているのは間違いないはずなんですが
>で、プリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は
アイドルマスターの映画は最新放送予告の第8から第12話までを一挙放映する予告編の映画であと何週間MOVIX倉敷(など)では放映終了まで待ってくれるかですね
10月15日以降の木曜まで待ってくれる場合は、小遣いが入るまで待てますが、それより前に終わる場合は、密かに貯め込んでいた余金を使って、私の現職の元同僚である後輩と一緒に観に行く気がマンマンなのです!!☆☆♬
アイドルマスターのシャイにカラーズは1番の主人公である真乃(マノ)の顔がかわいいだけじゃなくて芯も強いし、控えめな部分以外でも性格も良い方で、好い男の人と結婚出来そうな娘に思えるし、灯織(ヒオリ)もおとなしいタイプの顔つきなかわい娘ちゃんで、やっぱり性格も良いので、この2人を1番のメインに期待値がやっぱり大有りですね!!☆☆♬
追伸
9月25日は私が中1の時からこの日は2年前まで私が覚えているこの日はイヤーによって振り返る度いろんな意味で魔が差して、良い思い出作りの日はならなかった!!(憤怒)という日が多かったのに、昨年はやっと納得がいく好い日である9月25日になったということなのです!!☆☆♬
ユキが野良猫にスリスリされたり舐められたりとエイズなどの感染症にかかる恐れがあるのではと(10話でまゆパパが野良猫に触っちゃダメとも言っていた)個人的に見ていて不安になる場面がありましたが、ユキが単独行動をしたことによってユキが体験した物語をまゆちゃんに共有することによってさらに仲が深まるというオチが良かったと感じました。
猫じゃらしになったらボス猫の爪が刺さったり噛まれたりと危険だと思うのにニャミーが自ら猫じゃらしになることを提案して身をリリアンに任せているのはリリアンの猫じゃらし捌きに心から信頼しているのではとも思いました。
まゆちゃん、自分からユキに遊ぼと言っときながら父親が帰ってきたら猫じゃらし放り投げて一目散に向かったりと良くも悪くも一つのことに集中すると周りが見えなくなる部分がちょくちょく見受けられますね。