
モフー! みんなとは仲よしモフ。みらいとはずっとずーっと仲よしモフ!

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「刻を追って」
大きな出来事
メインキャラクター:みらい
目標
クロノウストの居場所を突き止める。
課題
魔法界の人たちがみんな石にされてしまった。ナシマホウ界の津成木町でも続々と被害の情報が寄せられている。今この瞬間こそ新しい被害はぴたっと止まっているようだが、事態は一刻を争う。
なのに、クロノウストが今どこにいるのかわかっていない。魔法界と津成木町は校長先生たちが調べ尽くしたはずなのに。
解決
両方の世界に出没し、なおかつどちらにも拠点を置いていないのなら、その中間にいるはずだ。
みらいたちはクロノウストの居場所が狭間の世界だと突き止めた。いざ、決戦だ。
魔法文字
答案用紙

「TOUAN YOUSHI」「SHIMEI」「KANON」「100 TEN」
「MONDAI HA YOKU YONDE TADASHII KOTAEWO KINYUU SHITEKUDASAI」
「1」「A A」「B C」「C D」「D D」「E C」「F B」
「2」「A M?H?U」「B MIZU」「C HITO」「D KI」「E YAMA」「F UMI」「G ?I」「H KURUMA」
「3」「A D」「B C」「C B」「D D」
「4」「A NEKO」「B INU」「C TORI」「D IRUKA」「E TANUKI」「F BUTA」「G KUMO」「H SAI」
「5」「A 1」「B 5」「C 9」「D 2」「E 0」「F 8」「G 4」「H 6」
(以下、氏名点数以外省略)
「HANON」「81 TEN」
「????」「64 TEN」
【答案用紙】氏名:カノン 100点
問題はよく読んで正しい答えを記入してください。
【1】(A)A (B)C (C)D (D)D (E)C (F)B
【2】(A)魔法? (B)水 (C)人 (D)木 (E)山 (F)海 (G)? (H)車
【3】(A)D (B)C (C)B (D)D
【4】(A)ネコ (B)イヌ (C)トリ (D)イルカ (E)タヌキ (F)ブタ (G)クモ (H)サイ
【5】(A)1 (B)5 (C)9 (D)2 (E)0 (F)8 (G)4 (H)6
(以下、氏名点数以外省略)
ハノン 81点
??? 64点
散らばった瞬間のカットにはもっと色々な点数の答案があるっぽい。
ピックアップ
「魔法つかいはそう悪いことはしないはず」

みらいのお婆ちゃんは昔、校長先生に会っている。たまたまナシマホウ界に来ていたらしい校長先生は木の上から降りられなくなった仔猫をほうきで空を飛んで救出し、仔猫をお婆ちゃんに託して颯爽と去っていった。あのイケメンが。
そんなわけでお婆ちゃんはそれ以来、魔法など超常現象や新しい挑戦全般に対して好奇心を持つようになり、やがてお婆ちゃんっ子だったみらいにもその感性は受け継がれた。
筋肉痛

ひとりだけ中学生当時と変わらない見た目をしているはーちゃんが、みらいの家族と会うために一時的に自分の体を成長させた副作用。
いわゆる成長痛だと思われる。急激に身長が伸びる幼児期~思春期に、リウマチに似た関節の痛みとして発症することが多い。
私は骨が伸びたことによる痛みだと教わったことがあるのだが、医学的にはそういう病理はありえないらしい。成長痛の原因ははっきり特定できていないという。そういうわけでここでは単に「筋肉痛」という言葉で語られている。
みらいたちは前作最終話で大学生から中学生の姿に変身したことがある。その時点では特に何事もなかったはずだが、元に戻ったとき急に体が大きくなって痛みを感じたのだろう。
ワクワクもんだあ!
「今、○○って言いました!?」に並ぶもうひとつのみらいの口癖。中学生のころは毎日のように言っていたはずなのに、今作では第10話にしてようやく聞けた。
狭間の世界

前作でもここでデウスマストの眷属に襲われたことがある。無重力ではあるが宇宙ともまた違う空間らしく、呼吸ができるし声も届く。
本来カタツムリニアの線路は通行の都度生成されるものなのだが、消す前に過去に連れていかれてしまったということだろう。
ミラクル砲,マジカル砲

キュアフェリーチェは前作デウスマストとの決戦でも似たようなことをしていた。
「秋のあいだだけ月見いちごメロンパンが出るんだよ! 目玉焼きが挟んであるの」
ファミマでな、ザ・メロンパンとファミチキを買ってきて、パンを2つに割って挟むのじゃ。甘味と塩味の共演。バカの食い物はうまいぞい。
リコ
「お疲れのご様子ですね。無理なさらず。困ったことがあれば相談なさい」
「いい? 生徒に飲まれちゃダメ。自信・威厳・尊厳よ、リコ先生」

リコはもともと劣等感が強かった子です。
努力家で勉強の成績はトップでしたが、一方で魔法の実技はからっきし。普通なら魔法界の誰でも使える簡単な魔法ですら失敗しつづける毎日。一時は落第の危機にまで陥っていました。
家族からはとても愛されていました。お父さんは校長先生の右腕、お母さんはナシマホウ界で人気の料理研究家をしていて、お姉さんも魔法学校で優秀な成績を修めて教師を目指しているところです。そんな優秀な家族が、生まれたばかりのころからリコに大きな期待をかけていました。家に代々伝わるリンクルストーン・ダイヤを継承させてくれました。星の祝福を受けた杖を授かった子だったから。
それなのに、魔法だけが。
肝心の魔法だけどうしてもうまく使うことができませんでした。
家族の愛情は変わりません。リコのあるがままをいつだって信じてくれています。魔法商店街の人たちだってリコの失敗だらけの毎日を見ていて、それでも応援してくれます。
けっして、押しつぶされてしまうような重い期待を背負わされているわけじゃありませんでした。
ただ自分がみんなの優しさに報いたいだけ。
なのに、リコは厳しく叱責されることを承知で単身ナシマホウ界へ飛び出し、一発逆転をかけてリンクルストーン・エメラルドを探してしまうほど、追い詰められてしまうのです。
リコの人生はマイナスからスタートしました。
自分にはこれほどの期待を向けられる資格なんて無い。最初から、もっと別の人にその期待を向けてくれればみんな幸せになれたのに。
せめてマイナスからゼロに戻したくて、必死に努力して、それでもうまくいかなくて。諦められなくて。また抗って。
家族や周りの人たちにしてみれば、リコはいつだって花丸だったのに。
「このペンダントにふさわしいのはやっぱりお姉ちゃん。お姉ちゃんがこれを持ってればよかったのよ。そう。プリキュアだってお姉ちゃんのほうが――」
「そんなのやだよ!! リコがこのペンダントを持っていたから私たちは出会えたんだよ!? 一緒にプリキュアになれたんだよ!? 今ここにふたりで一緒にいられるんだよ!? 私はリコじゃなきゃやだ!」(『魔法つかいプリキュア!』第6話)
ナシマホウ界でできた友達は言いました。
リコと出会えてよかった。出会えたのがリコでよかった。
・・・困ってしまいました。
だって、今までずっとがんばってきたのは期待してくれた家族やみんなに喜んでもらうため。身に余るくらいたくさんの優しさを与えてくれたんですから、それに見合う立派な魔法つかいになってやっとイーブン。やっとゼロ。
今のありのまま、負債を抱えたままの自分を、もしそのまま認められてしまったなら、これまでずっとひとりでがんばってきた努力は何だったんでしょうか?
困惑して、だけど答えはすぐに見つかります。答えは初めからリコの胸の内にありました。
家族やみんなに喜んでもらいたいから。
みんな、ただただリコの幸せだけを願って将来に期待してくれた。それと同じく、リコのほうもただみんなに喜んでもらえるようにがんばっているだけ。
“そうしなければならない”のではなく、“私がそうしたい”から。だから、これまでも、これからも、がんばれる。
「石像になったみんなは苦しんでいない。望む世界にいるんでしょう? それがせめてもの救いね」
大好きな人が幸せになれたこと自体を責める人は、きっとどこにもいません。
みらい
「とっても忙しいモフ」
「だね」
「リコとも全然会えないモフ」
「・・・仕方ないよ。リコも忙しいだろうしさ」

みらいは恵まれた子でした。
優しい両親のもとで何の苦労もなく生まれ育ち、どんな荒唐無稽な話でもまっすぐ受け止めてくれるお婆ちゃんがいて、たとえ迷子になってもいつでも絶対一緒にいてくれるモフルンがいてくれて。
学校の成績こそ興味のあるなしでかなりムラがあるものでしたが、持ち前の好奇心により鍛えられた感覚の鋭さはそれなりのもの。魔法だって、杖を与えられてほんの数日で案外うまくできちゃいました。
リコと出会えたことなんて一生の宝物。ずっと憧れていた本物の魔法つかいで、たとえそれを抜きにしてもとっても優しくて、とっても努力家で、最高の友達。
周りにいるみんな、みらいからすればステキな人たちばかり。
みんなみらいに優しくしてくれて、みらいのために何かとがんばってくれる。
そんなみんなの献身に釣り合うかはわかりませんが、だから、みらいもみんなのために一生懸命になろうと思います。あくまで今の自分にできる範囲ではありますが。
リコの退学を阻止するため東奔西走、生まれたばかりのはーちゃんのお母さん役も買って出て、自分勝手な理由で暴れる闇の魔法つかいたちはやっつける。
それでも、みらいひとりではどうすることもできない問題はたくさんありました。
せっかく友達になれたリコとずっと一緒にいたい。たったそれだけの小さな願いごとひとつすら、周りの大人たちが助けてくれなかったら叶えられないのです。
みらいの人生はずっとプラスでした。
余りあるほどに幸せ。だからこそ、いつもピリッとしていて、成長するための努力を欠かさないリコを見ていると、このままじゃいけないなと思います。
プラスからゼロへ。努力する人を尊敬し、努力できる人に憧れ、彼女を見習って自分も足りない自覚があるところを積極的に鍛えようとがんばります。
友達や周りの人たちにしてみれば、みらいもずっと最初から花丸なのに。
「校長先生、ありがとうございます。ずっと探していたのに、エメラルド、はーちゃんと私たちに。――私、決めたんです。ずっとずっとみんなと一緒にいるって。悲しいお別れはもうしたくないんです」
「みんなで一緒にいるって決めたから。悲しい別れはもうしない。みんなで一緒に楽しもうって決めたんだから。みんなで一緒にいるためなら、できることは何でもやるの! 私にできることを!」(『魔法つかいプリキュア!』第27話)
できることから始めよう。
できることなら何だってやろう。
誓いを、自分の心に立てました。
リコって本当にすごいんです。はーちゃんも、モフルンもステキな友達なんです。校長先生やお父さんお母さんお婆ちゃん、周りのみんなもいつも優しい。いつももらってばかり。
だから、せめて自分のことくらい全部自分でできるようになって、ようやくイーブン。それでやっとゼロ。
昔からずっと、自分はみんなに守られてばかりの子どもでしたから。
誓ったあとすぐリコたちに叱られちゃったんですけどね。
「独りで無理しないの」って。「みんなで一緒に」って。
がんばる人を見習って自分も努力しようって思う。それ自体はカッコいいこと。
自分のことを自分でできるようになる。それ自体はすごく立派なこと。
ただしそれは、けっして“独りでがんばりつづけることだけが正しい”という意味ではありません。
「でも、みんなでいなくなっちゃうなんて――。残された私たち、さびしいじゃん」
そのぼやきは、ついつい先走り気味なみらい自身にも、実はよく当てはまる話で。
CALLING
「みらい? 何度も電話かけたんだけど。津奈木町界隈での失踪事件とあちこちに出てくる石像のことを聞きたかったんだよね。また連絡する。そうそう、魔法ガールも失踪事件のことで疑われてるから気をつけて。これからジュンたちとカタツムリニアに乗るからスマホつながらなくなるね。みらいは魔法界にいるかもだけど、一応連絡」
「あたいジュン。聞いたぜ、はーちゃんも一緒なんだろ」
「エミリーだよ。会うの楽しみ!」

ナシマホウ界で生活しているはずの3人がどうして魔法界で石になっていたのか。
その種明かしは残酷なものでした。
もし、みらいがケイからの電話に出られていたら、3人を助けられたのかもしれません。
いいえ。もともとジュンとエミリーは自分の用事があったから魔法界に渡ったんですし、ケイの電話に出られなかったこと自体、みらいには予測不能な話であって過失じゃありません。
ただ、みらいは気にせずにはいられません。第3話でも一回ケイからの連絡を未読スルーしちゃっていましたしね。
「なんで連絡くれないの!?」
「心配したよ。失踪事件に巻きこまれたんじゃないかと思って」
家族にも心配をかけてしまいました。
魔法界やプリキュアのことを話せないから仕方のないことではあるんですが、魔法ガールが謂われなき疑いをかけられていることも含め、どうも最近はやることなすこと裏目に出てばかり。
もっとうまくやれたんじゃないか。自分がうまく立ちまわっていたら、少なくともここまでの被害にはならずに済んだんじゃないか。ついついそう思わずにいられなくて、みらいは眠れない夜を迎えます。


「みんな眠れないモフ?」
みらいだけじゃありませんでした。
月が雲に隠れた程度のことですぐ、身を隠したままのクロノウストのことを連想してしまうくらい、みんなが事件のことで頭がいっぱいでした。
雲影が丸い月を背負っただけのものにカタツムリニアの姿を見出してしまうくらい、みんな石になってしまった人たちに早く会いたがっていました。
昔からずっとそう。
みらいはリコやはーちゃんとずっと一緒にいたくて、悲しいお別れなんて絶対にしたくないと思っていましたが、それは当然リコたちも同じ思い。
みらいが全力で悲しいお別れに抗っているとき、もちろんリコやはーちゃんも同じことのために心を砕いていました。
そもそも――。
たとえば魔法学校の補習が終わってナシマホウ界に帰ることになったとき。たとえばドクロクシーの魂を連れてはーちゃんがどこかに消えてしまったとき。リンクルストーン探しが終わってリコやはーちゃんがナシマホウ界に滞在する理由を失ったとき。あるいは、2つの世界が分かたれて不可避のお別れに向きあわねばならなくなったとき。
その都度みらいたちの絆を繋ぎとめてくれたのは、みらいでもリコでもはーちゃんでもなかったりして。
プリキュア。伝説の魔法つかい。古き伝説を越えた新しい伝説。太陽魔法の担い手。――だけど案外、みらい独りの力で解決できたことなんてそう多くなくて。


「今のワクワクもんだよー!」
心から笑うことひとつ、たった独りでは到底できるものじゃなくて。
ずっとずっと昔から、現在、そしてきっと未来に至るまで。
みらいは恵まれた子でした。
生まれた瞬間から世界に祝福され、たくさんのみんなに愛されて。
「そうそう、秋のあいだだけ月見いちごメロンパンが出るんだよ! 目玉焼きが挟んであるの。だまされたと思って食べてみて。秋になったらみんなで食べよ!」
ふと未来への期待が自然と口を突いて出ます。
声が弾みます。
うまくいかないことばかり。
自分にできることなんて限られている。
我ながらびっくりするくらいできることが少ない。
せっかく大人になったのに。いつも空回りしてばかり。
子どものころあんなに頼もしく見えた大人たちの代わり、まだまだ全然務められそうにない。
悲しいことばかりで。くやしいことばかりで。いつも無力感に苛まれていて。
それでも、みんなと一緒にいれば当たり前みたいに未来が楽しみになってしまうのです。
「石像になったみんなは苦しんでいない。望む世界にいるんでしょう? それがせめてもの救いね」
「でも、みんなでいなくなっちゃうなんて――。残された私たち、さびしいじゃん」

だからこそ、悲しいお別れと戦うために、自分にできることを何でもやるって決めたんです。
コメント
魔法つかいプリキュアMIRAI DAYSの第10話はみらいが「はーちゃん。大丈夫?」と気遣ったのが、プリキュア的に聴き応えがあるセリフでした!!☆☆♬
それから「何あれ?」と聞き求めることも、アニメのプリキュア的に聴き応えがあるセリフでした!!☆☆♬
追伸
大阪市阿倍野区のあべのキューズモールのイタリアン=カプリチョーザは私にも私の現職の会社の元同僚である連れにも旨味を感じられることを今週の土曜にて願いたいです
見ました。