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超人女子戦士ガリベンガーV 第36話感想 みんな違って、みんな悩むこと。

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生徒役:電脳少女シロ、ヤマトイオリ、もこ田めめめ

ヤバイですよ、葬式なんか。そこらじゅうのハゲが集まってくるんですから。親戚中がハゲ。そこにハゲの坊さんが来るんですから。ヤバイよ。最後お別れしてくださいって棺桶があって棺桶バッて小窓開けたらそいつもハゲてるんだから。故人もハゲてるんだから。

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→ TVerアーカイブ配信(放送後1週間限定)

→ 未公開シーンが投稿されているYouTube公式チャンネル

 

出演バーチャルYouTuber

電脳少女シロ → YouTube公式チャンネル

「いつもはさ、『おまえ』って呼んでくれるのに」
 隙あらば英二の奥方になろうとする、あんまり奥ゆかしくなさそうでちょっと奥ゆかしいバーチャル幼児。奥方らしく、ボケもツッコミも教官イジリも進行サポートもフォローもリスペクトも何でもマルチにこなしてみせます。ただしマジで夫婦になるにはあと14歳ほど大人になるのを待たなければなりません。しばし待たれよ。
 「いるだけで○○な子」という表現がこれほど似合わない人物もなかなかいないでしょう。いればだいたい何かしています。傍若無人に暴れてみたり、賢く機転の利くトークを繰りひろげてみたり、斜め上にカッ飛んだ名言を連発してみたり、他の共演者を気遣ったり、イジりたおしたり、あるいはゴキゲンにキュイキュイ笑っていたり。ちょくちょくワケワカンナイこともやりたがりますが、そういうときは「シロちゃんの動画は為になるなあ!」と、とりあえず納得しましょう。彼女はあなたが為になることを望んでいます。
 まるでアブない人のようですが、そして実際アブない人なのは確かなのですが、ああ見えて彼女は共演者をよく見ています。聡明です。共演者の対応力を推し測り、ギリギリ捌ききれる程度のムチャ振りを仕掛けるのです。おかげでいつのまにか人脈の輪がずんどこ広がってきました。タチが悪いったらありゃしない。

ヤマトイオリ → YouTube公式チャンネル

「ああー! やだー! イオリンです!」
 おっとりしているようで攻めっ気たっぷりな天然ドS。意外と強情なところがあるので不本意なイジリは頑として受け入れません。けれど根本的に物腰やわらかぽややんとした性格でもあるため、別に番組進行に支障をきたすことはありませんし、むしろ面白いのでガッツリイジられつづける難儀な(おいしい)子です。
 彼女の人気の秘訣はなんといってもお喋り。誰もが彼女の楽しそうにお喋りしている姿を心待ちにして配信チャンネルに集まってきます。おっとりのんびりした口調から繰り出されるのは「あのねあのね!」でひらめく疾風怒濤のジェットコースター。いやさ、そよ風怒濤。幼児のように純朴な視点から語られる優しい世界の姿は私たちをいつも感動させ、いくら喋っても喋り足りない話題の多さが私たちをニコニコさせます。「ゆっくりハイペース」「性善説の擬人化」「頭お花畑」の異名はダテじゃない。
 大人になるにつれて、どこかに何か大切なものを忘れてきてしまったような、なんだかもやーっとした喪失感に覚えはありませんか? それがヤマトイオリのところにあります。いつかのあの日はどこにでもあった、不思議いっぱい大冒険への入口がここにあります。

もこ田めめめ → YouTube公式チャンネル

「はいはいはーい! さっきね――」
 イジられるほどに輝きを増すドMマトン。親しくなればなるほどなぜかみんな呼びかたが雑になっていきます。気がつけばみんなラフに「めめめ」と呼び捨てです。・・・いうほど”なぜか”でもなかったわ。ハタからみてても納得感がすごい。くやしかったら煽られたとき嬉しそうにするのを我慢してみろー。
 キャラクターとして無敵のかわいさ大勝利って感じです。まず「もこ田」ときて、直後「めめめ」ですよ。めめめ。めめめめめ。はいかわいい。はいわかりやすい。ふわもこヘアー&シュッとしたスタイル、ピコピコお耳にピコピコBGM、そして忘れちゃいけない靴下ときた。とにかくマスコットに求められるもの全部がバランスよくまとまっているキャラクターです。いるだけでもうかわいい。すっかり大抜擢にも慣れてきたようで、どこにいてもリラックスした様子が見られるようになりました。とはいえ、そもそも頭の使いかたが草を食むようにまったり進行なこの羊。相も変わらず口癖でありつづける「えっとねー」に酔いしれろ。
 ところで人間よゆめゆめ忘れるな。めめめは強い。つよいぞ。

授業構成おさらい(+ 補足事項)

超難問:体毛の謎を解明せよ!

 美容と健康は人間にとって普遍の関心事です。インターネットでもこの方面の情報は特に充実していますね。やっぱりアクセス数が格段に多いらしく、ブログで副収入を得たいならこの方面はオススメのテーマのひとつなんだそうな。(ちなみにウチのブログみたいなのは稼ぐのにまったく向きません)
 その分真偽の怪しい情報も当たり前のような顔をして流通している場合が多いので、調べものをする際はなるべく多くの説を参照すること、できればネットで完結せずにちゃんとお医者さんに相談することが大切です。複数サイトに同じ情報が載っているからといって必ずしも信頼できる内容だとはいえないのがインターネットの難しいところ。

 蘇原先生は美容の相談に強いクリニックの院長さんです。最近は親身に悩みを聞いてもらえるお医者さんのニーズが特に高くなっているそうで、この先生も明るく朗らか、相手を立てながら丁寧に説明してくださっていました。
 「本当にそのとおりですよ。どんどん学んできていらっしゃって嬉しいです」
 ちゃんとわかるように段階を積んで説明しつつ、生徒が応用してきたら即褒める、というスタイルを取っているあたりから人柄のよさや面談技術の高さが窺えますね。

トピック1:毛は何のためにあるの?

 「やっぱオシャレ。オシャレのためですよ」
 初手から模範的な誤答を出してきたのはもこ田めめめ。こういうのを生徒から出してくれると授業を進めやすくて先生が喜びます。こういうところが愛されガール。
 ちなみに医学的には当然間違っているわけですが、文化学的にはむしろ大正解だったり。

 「黒って光を吸収する色だと思うんですね。なので、人は温まらないといけない生きものだから、光を吸収しやすい黒色の毛を日本人は持っているんだと思います」
 体毛の色は人種ごとに様々だということを意識しているのが伝わってくる電脳少女シロの回答。こういう視野の広さが気配り上手なところにもつながっているんでしょうね。
 それはさておき、蘇原先生も興味深そうに聞いていたくらいのユニークな説でした。実際のところは残念ながら証明する手立てがありません。ブロンドの多いコーカソイド系が比較的寒冷な地域に多く住んでいることから、むしろ誤りである可能性は高いです。一方で、黒髪は人種問わず世界中ほとんどの地域に見られる髪色。遺伝的に有利=そうあるべき必然性があるとも考えられるので、一概にこの説が間違っているともいいがたくあります。面白い視点ですね。

 「『鼻毛はいろんな汚いものから守ってくれるためにあるから抜いちゃダメなんだよ』って言われたから、(体毛は体を)守ってくれるのかなって思ったりしました」
 正答を出したのは「やまっさん」という新しい呼び名を割と本気で嫌がっている様子のヤマトイオリ。
 鼻毛や耳毛などは雑菌などが粘膜に侵入することを防いでくれています。それ以外の毛も、転んだときなどの衝撃を緩衝してくれたり、虫が皮膚に取りつくのを防いでくれたり、紫外線を遮ってくれたり、体を暖めてくれたり、様々な面で私たちの体を守ってくれています。

トピックex:若い女性に急増!? 体毛の悩みは?

 「先生先生! じゃあ、あの、小峠教官みたいに守ってくれる毛がない人は何が守ってくれるんですか?」
 小峠教官がさんざっぱら自虐ネタを披露した直後にこういうことを聞くヤマトイオリ。
 「帽子だよ!」
 小峠教官的には傷に塩を塗りたくられたようなものですが、美容系の皮膚科医である蘇原先生にとっては色々とちょうどいい話題でもありました。
 小峠教官が帽子で寒さ対策できているように、実際のところ体毛本来の生物学的な機能のほとんどは衣服などでフォローすることができます。だからこそ、現代における私たちの体毛への関心事はほとんどが身だしなみ、美容関連になっているわけですが・・・。

 近年(といってもダイエットブームと同時期に指摘されていたことなのでもう何十年も前からのことですが)、若い女性に体毛についての悩みが増えつづけています。先生が解説したとおり、髪のボリュームが減ったり、逆に全身のムダ毛が濃くなったりといった具合ですね。
 頭が薄くなって体が濃くなるということで、昔は「運動したことによる男性ホルモンの活性化が原因なんじゃないか」なんていわれていました。なので運動を避けつつ痩せようとする、無茶なダイエット法に飛びつく女性も少なからずいましたっけ。
 ところが体毛トラブルの原因は実際のところ複合的で、先生が解説したように筋肉量減少による基礎体温の低下も大きな要因のひとつです。普段どうでもいいと感じていた体毛の生物学的役割がここぞとばかりに牙を剥く! そんなわけで、誤った知識のせいでむしろ悩みを悪化させてしまう悲劇も少なからずみられたものでした。

 特に10代の若い女性にとって、ムダ毛が濃くなるというのは美容面以上に精神的なストレスが深刻なんです。
 というのも、彼女たちはほんの数年前まで子どもの体をしていたからです。ちょっと前まで体毛といったら細い産毛しか生えてなかった彼女たちからすると、太くて濃いムダ毛はいかにも大人の象徴。ムダ毛を見るたび、ああ、私は大人になったんだ、って現実を突きつけられるようで漠然とした不安を感じてしまうんです。
 大人になるのがそんなにイヤなのか? というと、それもまたちょっと違うんですけどね。どっちかというと未知のライフステージに強制的に進まされるのが怖いって感じです。あなたも怖いと思ったことはなかったですか? もうすぐ親元を離れて、自分でお金を稼いで、これから出会う誰かとセックスしたり子どもを育てたりするんだなあって考えると。
 今の自分が本当に大人になっていいのかわからない。できるだけ長く子どものままでいたい。思い詰めた子だと、キレイになるためじゃなく自分の体(胸とかお尻とかも含む)を小さくするために、元々痩せぎみであってもダイエットしたがることすらあります。なのに、無理なダイエットをしたせいで逆にムダ毛が濃くなった自分を見るハメに・・・。悲劇ですね。

 美容の悩みはこの例のように、必ずしも単純に外見のよさを追求したいだけとは限らず、人によってその悩みの本質は様々。もちろん本当に望んでいる施術も千差万別。だからこそ、蘇原先生みたいに気軽にお喋りできそうなお医者さんのニーズが高まっているんですね。

トピック2:薄毛って何?

 直前のトピックと内容が少し重複していましたね。ヤマトイオリの質問が良いタイミングだったおかげで話の流れが若干前後したんでしょうか。

 「はい、やまっさん」
 「やだー! 今、今ちょっと一瞬ためらった。ピンポーン」
 ちなみにそのヤマトイオリは「やまっさん」と呼ばれたくないあまりにピンポンボタンを押すのをためらっていました。「頭お花畑」はオーケーなのに変なところにこだわるものです。ほんと、人が悩むポイントというのは千差万別。

 正解は、1本1本の毛が細くなった状態のことです。意外と毛の本数自体が少なくなるわけじゃないんですね。(いえまあ、結果的に本数も減るんですが)
 体毛というのは元々周期的に生え替わるようにできています。成長期→退行期→休止期というサイクルを繰りかえし、それでいて生えている毛の本数はいつでも同じくらいを保ちます。その周期は体の部位ごとに異なりまして、たとえば髪の毛だと数年でサイクルが1周するペースです。
 ところが、栄養状態の悪化やストレスの影響などを受けると、体毛はうまく育たず、通常より細くなってしまいます。細いということは当然毛穴から抜け落ちやすくなるということですが、ここで今一度確認すると、体毛が生え替わる周期というのは元々一定で、本来の周期で一定の本数を保つようにできています。つまり、本来の周期よりも早く体毛が抜けてしまうようになると、結果的に全体の本数も減ってしまうんです。これが薄毛のメカニズム。

 「男性ホルモンが強いって聞いたことがあるので、男らしさの証、ステータスだと思います」
 実際、男性ホルモンが活性化すると髪が薄くなり、それ以外の全身の毛が濃くなります。男性に薄毛で悩む人が多いのはこの影響ですね。
 そういうわけからなのか何なのかは詳しく知りませんが、アメリカなんかだとスキンヘッドでマッチョな男優がセクシーだとされる文化がありますね。というかハリウッド映画好きの女性はなんかやたらとスキンヘッドを好むようになる傾向がある気がします。電脳少女シロとか、どこぞの夜子・バーバンクさんとか。

 「さっきね、体温が低いと毛がいっぱい生えて温めようとするって言ってたから、体温が高い人はどんどん毛が薄くなるんじゃないかなって思った」
 もこ田めめめは説明されたことをクレバーに応用してみせましたが、残念ながら人間の体温が体毛の濃さに影響を与えるという話はあまり聞きません。野生の羊なんかだと暖かい季節になるたび冬毛がごっそり抜けたりもするんですけどね。

トピック3:どうして白髪になるの?

 「私の名前はシロっていうんですけど、やっぱりみんなシロに憧れがちなんですよ。だからシロを目指した結果、白にたどりついたわけ」
 そういえば私も電脳少女シロを応援するようになってから白髪が増えました。(加齢)

 正解に近い回答をしたのはもこ田めめめ。
 「えーとね。栄養が髪に行かなくなっちゃったということで、白髪、白くなっちゃった髪は、もうそこの髪に栄養が供給されなくなった証」
 今回ちゃんと先生の話を聞いていて全体的に賢い発言をしますね。トークがあまり得意じゃないといわれるもこ田めめめですが、それは基本的に受け身な姿勢だからであって、こういう入力を受けての素直な出力は上手な子です。(ともするとオウム返しにもなりがちですが)

 日本人の髪を黒くしている色素はメラニンです。日焼けした肌の色と同じ色素ですね。メラニンは有害な紫外線から肌を守る大切な機能を持っているのですが、髪の毛の栄養状態が悪くなったり、単純に老化したりすると、この色素がなかなか生成されなくなって白い毛が育つようになります。
 「一本丸々真っ白じゃなくて、途中から白になる、黒から白になるのとかあるんですけど、あれは途中からメラニンが付かなくなったから伸びたぶんは白くなるんですか?」
 つまりはそういうことですね。元々黒かった髪が白くなるのではなく、新しく生えてくる髪が最初から白く生えてくるんです。

 「あのね、昔、マリー・アントワネットって人がいたじゃんか。その人が処刑される前に一晩で全部白髪になったみたいなの聞いたことあるんだけど、それって、一瞬でもう今生えてる毛も全部色素が抜けるみたいなことあるんですか?」
 先生が解説したことを応用すると、こういうことが起きるのはありえないとわかります。
 ただし、マリー・アントワネットが全頭型の円形脱毛症だったとしたら、これも事実だった可能性もあります。円形脱毛症は体の免疫機能が誤作動することで起きる病気です。毛根の、特にメラニンを生成する組織が免疫細胞から攻撃を受けてしまうことで抜け毛につながります。だから黒い髪から先に抜け落ちてしまい、結果的に白い髪だけが残ってしまうわけです。

トピックex:先生に聞いてみよう!

 「イオリ、人の体のどこの毛を抜くのが一番痛いかっていうのすごく知りたくて」
 「拷問でもする気かよ。なんで知りてえんだよ、そんなの」
 「なんか、あの、どこが一番痛いんだろうなあって思って」
 このひたすら純粋な興味本位こそヤマトイオリ。(そしてイタズラとして他人に実践するのもヤマトイオリ)
 論理的に考えるなら、太い毛を薄い皮膚から抜くのが一番ダメージが大きいはずなので、陰毛(のなかでも特に陰唇部の毛)ということになります。残念ながらおいそれと他人にイタズラできる部位ではありませんね。
 まったくの主観でいうなら私としてはヤマトイオリが言うのと同じく足の指の毛がイチオシ。あそこの毛を抜くとなんかピリッとした独特の痛みがありますよね。歯医者さんで神経を触られたときの痛みにも似ていて、なんとなく体に悪そうな痛さです。

 「結局、抜くのがいいのか、剃るのがいいのか、どっちなのかなって」
 ムダ毛の処理をするときは基本的には剃ったほうがいいとされます。体毛は毛根まわりが一番太いので、ムリに抜こうとすると毛穴が広がり、そこから雑菌が侵入して化膿するリスクがあります。
 ただし、剃るのも剃るのでムダ毛と一緒に皮膚の表面を削ってしまうので、切れ味のよくないカミソリを同じところに何度も何度もかけてしまうとやっぱりよくありません。カミソリは定期的に新しいものに交換して、一度にスッと剃りきりましょう。

 「なんかあの、ムダ毛を処理しすぎると濃くなっちゃうからあんまりやんないほうがいいっていうのは本当なんですか?」
 これも体毛が毛根周りで一番太く、毛先は細いことから広まった迷信です。剃ったムダ毛は根元のほうから順に再生していくので、生えはじめの毛が普通より太く見えちゃうんですね。体毛がつくられるのはあくまで常に毛根からのはずなのですが、不思議なことに最終的には普通の太さで毛先も細い毛として再生します。

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