超人女子戦士ガリベンガーV 第46話感想 忍者と仏像とアニメーションどもと。

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生徒役:電脳少女シロ、八重沢なとり、もこ田めめめ、花京院ちえり、神楽すず

羊が犬を当てましたね。

出演バーチャルYouTuber

電脳少女シロ

「こんにちは。シロです!」

 動画の撮影ができないときは主にtwitterの名前欄に生息している電脳少女。新型コロナウイルスの影響でなかなか顔を見られないことは残念ですが、これを耐え忍べば新衣装&新居お披露目が待っています。明けない夜は無いと聞きます。そう遠くないいいつかの未来、シロぽっぽが夜明けを告げてくれるでしょう。
 「いるだけで○○な子」という表現がこれほど似合わない人物もなかなかいないでしょう。いればだいたい何かしています。傍若無人に暴れてみたり、賢く機転の利くトークを繰りひろげてみたり、斜め上にカッ飛んだ名言を連発してみたり、他の共演者を気遣ったり、イジりたおしたり、あるいはゴキゲンにキュイキュイ笑っていたり。ちょくちょくワケワカンナイこともやりたがりますが、そういうときは「シロちゃんの動画は為になるなあ!」と、とりあえず納得しましょう。彼女はあなたが為になることを望んでいます。
 まるでアブない人のようですが、そして実際アブない人なのは確かなのですが、ああ見えて彼女は共演者をよく見ています。聡明です。共演者の対応力を推し測り、ギリギリ捌ききれる程度のムチャ振りを仕掛けるのです。おかげでいつのまにか人脈の輪がずんどこ広がってきました。タチが悪いったらありゃしない。

八重沢なとり

「風紀の乱れは心の乱れ。八重沢なとりでーす」

 常人では5m歩くことも困難な操作性劣悪ゲーム『QWOP』において42.195kmフルマラソンを完走した電脳アスリート。彼女を超えるド変態ゲーマーが現れない限り、35:09:18という偉大な記録が今後塗り替えられることはないでしょう。というか、ろくに休憩も挟まず喋ったり歌ったりしながら合計35時間も配信をつづけること自体、並みの人間にはできません。
 彼女の最大の持ち味はなんといっても親しみやすさでしょう。イラストが上手かったりリズム感が優れていたり、何をやらせてもたいがい器用にこなす優等生のはずなのですが、なぜだかいつも隙だらけ。ついつい軽口を叩いて怒らせたくなってしまいます。感受性高く、涙もろく、隣に座ってころころ変わるいろんな表情を眺めていたくもなります。
 ちなみにスカートの話は取り締まり対象なのでご注意を。あなたが言わなくても向こうから話を振ってきます。罠だ! 稲穂を振りまわして攻撃してくるので、うまく躱してお煎餅でご機嫌取りしましょう。それで風紀が守られます。

もこ田めめめ

「おっすおっす! こんばんめぇ! いらっしゃい!」

 最近twitterで一大ムーブメントを巻き起こした『宇宙創星コズミックオリジン』の原作者。ヒロイン・モモ姉の初デュエル、手持ちモンスターが軒並みバインドされてしまったなかクロアシネコに巨大化を三重がけして一発逆転したシーンはアツかった。吹っ飛ばされたハヅジュンと割れたメガネが音MADの定番素材化したのも懐かしい想い出です。
 キャラクターとして無敵のかわいさ大勝利って感じです。まず「もこ田」ときて、直後「めめめ」ですよ。めめめ。めめめめめ。はいかわいい。はいわかりやすい。ふわもこヘアー&シュッとしたスタイル、ピコピコお耳にピコピコBGM、そして忘れちゃいけない靴下ときた。とにかくマスコットに求められるもの全部がバランスよくまとまっているキャラクターです。いるだけでもうかわいい。すっかり大抜擢にも慣れてきたようで、どこにいてもリラックスした様子が見られるようになりました。とはいえ、そもそも頭の使いかたが草を食むようにまったり進行なこの羊。相も変わらず口癖でありつづける「えっとねー」に酔いしれろ。
 ところで人間よゆめゆめ忘れるな。めめめは強い。つよいぞ。

花京院ちえり

「やほやほ、こんちぇりー! ちえりだよ!」

 ぼくらのかわいさ供給源。彼女のファンは全員ちえりーランドに強制収容されて、時給200円以下で休日もなく毎日20時間程度働かされています。業務の基本はゴミ箱並べ。一見薄給ですが実働時間が長いので、(総支給で)月給12万円程度はもらえている計算になります。一応暮らせる。・・・暮らせるか?
 花京院ちえりの特徴はなんといってもかわいいことです。彼女は自分の外見がかわいいことを信じていますし、内面もかわいくふるまおうと心がけていますし、ファンにもかわいいと言ってほしいと呼びかけています。理想のため地道にがんばる努力の人です。彼女は花京院ちえりがかわいくあるためにありとあらゆる努力を欠かしません。女は度胸、ちえりはかわいい。今日もちえりちゃんはかわいいなあ!
 そんなわけで彼女の配信の空気は全体的に茶番じみています。まず彼女自身が「ちえりちゃんはかわいい」と宣言し、すかさずファンも「ちえりちゃんはかわいい」と唱和することで、花京院ちえりというバーチャルなアイドルをみんなでかわいく盛り上げていく――。一種の観客参加型演劇が彼女のメインコンテンツとなっています。

神楽すず

「おはようございます」

 配信最初に名乗らないし終わるときもチャンネル登録のお願いなんてしない無頼の者。だけど「おはようございます」だけは欠かしません。ちなみに私も劇場での挨拶は「おはようございます」だと習いました。芸能業界は朝も夜もなく常時関係者が出入りしていてややこしいので、24時間いつも同じ挨拶なんだとか。
 彼女は普通の子です。歌を歌うときは多少トチっても気にせず楽しげに歌いきり、ロボットを操縦するときはまるでアニメ脚本家が書いたような芝居がかったセリフをいつものテンションでサラッと口にします。神楽すずはどこにいても、何をしていても、神楽すずです。たとえテレビ局のスタジオで数百万画素の業務用カメラを向けられていようと、ライブ会場で合計数千ワットのパーライトに照らされていようと、彼女は普通の子であることをけっして手放しません。
 どうしても失敗してしまう瞬間はあるでしょう。けれど、もしその次の瞬間にまた立ち上がっていられたら、失敗は大した失敗じゃなくなります。それこそが神楽すず。いっそ人生哲学じみている鋼のクソ度胸を引っさげて、彼女は今日も威風堂々と笑います。

授業構成おさらい(+ 補足事項)

忍者&仏像 いま日本のことを学ぼうSP

 収録ができない社会情勢となってしまいましたが、我らが『ガリベンガーV』は挫けません。今話は未公開シーンの詰め合わせでお送りします。

トピック1:忍者が使っていた道具

 坪錐は土壁に丸い穴を空けるための道具です。
 そもそも日本の伝統家屋の壁というのは薄いんです。柱と柱の間に竹でつくった格子状の骨組みを渡し、その上に土を塗り固めることで壁としています。柱を板でサンドイッチする現代建築と違って、壁が柱より薄くなるつくりになっているんですね。おまけに素材が土だから脆い。だから壁に穴を空けるって発想が出てくるんですね。
 現代の泥棒はガラス窓に穴を空ける道具を持っているそうですが、ちょうどそれと同じノリで忍者も壁に穴を空けていたわけです。

 ただし、刃の付きかたを見てお察しのとおり、この道具はさほど切れ味がよくありません。あくまで土の壁を掘るための道具です。先生が説明したような「門扉に穴を空けて門を破る」といった使いかたは難しいでしょう。のぞき穴にしたり、毒薬を流し込んだりするために使われたとされています。

 「すごいね。今でも使えるものばっかりだね」
 いや、使えないから。使ったら通報されるから。
 もこ田めめめがするすると発言するときは大抵何も考えていないときです。中身が無いか、ツッコミどころしかないか、もしくはその両方です。最近文化放送で始まった『めめめとヨメミのバズってないじゃん!?』という番組なんてすさまじいものでした。30分ゲラゲラ笑いっぱなしでいられるのに、終わってみれば何を話していたのか全く記憶に残りませんでした。残ったのは謎の多幸感(と、果てしない疲労感)だけ。
 それにしても、あのオウム返しマトンと揶揄されていた「えっとねー」娘が何も考えずにトークを回せるようになるとは・・・。人は成長するものです。

 ところでその隣で口元を拭いていた電脳少女シロ。
 今さらツッコむのもなんですが、ここまでの流れのいったいどこにヨダレが出る要素があったのか。

トピック2:忍者のポーズ&忍術の秘密

 「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!」
 「かーっこいいー!!」

 八重沢なとりってこういうベタベタにカッコいいの好きよね。感性は乙女なのに嗜好だけ男の子というか。ニチアサ視聴勢ですもんね。

 忍者マンガなんかでよく知られる一連のポーズ、これを九字護身法といいます。ちなみに流派によって何パターンかバリエーションもあります。
 元は仏教の印相がベースになっていて、だからよく見ると「烈」で智拳印を結んでいたりもするのですが、別に宗教的な所作というわけではありません。日本でローカルにつくられたおまじないみたいなものです。
 戦勝の御利益があるとされ、主に武家の間で出撃時の験担ぎとして流行しました。そこから武家に使える忍者衆にも広まったんですね。忍者は精神を安定させるためのルーティンとして使っていたようです。

 動画に登場したラストニンジャ・川上仁一氏ご本人なのかはわかりませんが、忍術修行経験者の脳波を図ってストレス測定を行ったという研究報告を見かけました。負荷の強い作業を行ったあと九字護身法をさせると、彼らは普通の人よりリラックスし、なおかつ集中力を高く保っていたと報告されています。

 火遁、水遁などを総括して「遁術」といいます。五行思想をモチーフにしているので他に木遁、土遁、金遁もあります。本放送で言及されていた「うずら隠れの術」なんかがまさに土遁の一種ですね。
 「遁」。部首の“しんにょう”は歩いたり走ったりすることを示すものであり、旁である“盾”は物陰に隠れて身を守ることを意味します。つまり、遁術というのは字義からして逃げ隠れるための技なんです。

 ちなみに竹筒を使った水遁が現実には不可能な理由ですが、これは算数計算をしてみれば簡単にわかります。
 成人男性が1回の呼吸で吸う空気の量はおよそ500mLです。
 竹筒の内径を細めに見積もって2cmくらいとすると、内側面積は2×2×3.14=12.56cm2。
 水中に身を隠すためには当然ある程度の深さが必要になります。仮に1mくらいの竹筒を使うとすると、竹筒の容積は12.56×100=1256cm3ということになります。
 念のため書いておくと1mL=1cm3です。
 わかるでしょうか? つまり、普通に呼吸するだけじゃ竹筒のなかにある空気しか吸えないんですよ。これでは一度吐き出した空気をまた吸うしかなくなって、あっという間に窒息です。
 ただし、成人男性の肺活量自体は多い人で5000mlほどあります。よく訓練し、一呼吸ごとに全力で肺から空気を絞り出すようにして深呼吸するなら、呼吸が成立する可能性はゼロではないかもしれません。(※ 上記計算に含めていない悪条件もまだまだありますけどね)

トピック3:忍者が警戒していた敵

 「空腹から来るお腹の音だと思います。あれはねー、どんなにね、鳴らしちゃいけないときでも鳴るんだ」
 この電脳少女かわいいな。
 お腹は鳴るし、ヨダレも出るし、いつもたいへんそうですね。

 忍者が最も警戒していたのは番犬だったとされています。このあたりも泥棒と同じ感覚ですね。
 忍者側の対策として番組で紹介された、異性の犬を連れていく方法のことを「合犬の法」といいます。この他にも忍者自身が番犬と顔なじみになって吠えられないようにする「遇犬術」という忍術も存在します。

 「めめめさん、外にいたらメーメー鳴いてくれる?」
 「うん、鳴く! めぇー! めぇー! ここに忍者おるでー!」

 八重沢なとりは元々共演者への話題振りが上手な子ですが――、それにしても冷静に考えてみたらどんなネタ振りだよ! 対するもこ田めめめはどうしてこういうムチャ振りで120点のボケを叩き出せるんだよ! というかこんな名シーンをお蔵入りできる『ガリベンガーV』製作体制どうなってるんだよ!

トピック4:伊賀忍者と甲賀忍者は仲が悪かった?

 伊賀と甲賀の仲が悪いとされるのは共同体としてのスタイルの違いによるものです。伊賀忍者は傭兵として各地に出向していましたが、甲賀忍者は時代ごとに特定の大名家のみに仕えていました。特に甲賀忍者が豊臣家に仕えていた時代は徳川家に雇われた伊賀忍者との小競りあいが多かったともいわれています。

 里自体は近所だったのでそれなりに交流もあったようです。先生によると、どうやら婚姻の記録もあるようですね。一方で、近所なのにひとつの里に統合されないということは、やっぱり仲が悪かったんじゃないかと考えることもできます。
 こういうのは国際関係と同じで色々と複雑ですね。

トピック5:くノ一は実在した?

 「くノ一というと由美かおるさんとか思い浮かべるかと思いますけども、ああいう感じの忍者はいないですね」
 ところでどうして突然由美かおるをお風呂に入れた?
 外注でテロップやイラストを描いているタニスタさん、いつもながらツボを押さえたいい仕事をしていますね。

 女性の忍者の記録はありません。そもそも「くノ一」という言葉が女性忍者という意味で使われるようになったこと自体、昭和時代に書かれた小説『忍法八犬伝』(作・山田風太郎)が最初です。

 ただし、女性を使った忍術の記録はあります。女性しか入れない施設に派遣して情報収集させたり、男性忍者が潜入できるよう内側から手引きさせたり。
 この女性たちを忍者と見なすかどうかは意見の分かれるところですね。

トピック6:忍者はどこに住んでいたの?

 普通に城下町に住んでいました。
 マンガみたいに山のなかで暮らすのはやっぱり不便ですしね。そもそも忍者の本分はスパイなので、普段から人里に溶けこんでいないと仕事になりません。

トピック7:実在した忍者はいるの?

 有名どころでいうとやはり服部半蔵。ゲーム『信長の野望』でよく2代並んで仕官しているので、歴史に詳しくない人が見ると困惑しますね。(※ 困惑しました)

 「忍者じゃないんだー」
 自分で実在の忍者について質問しておいて、むしろ忍者じゃない2代目服部半蔵のほうに興味を持ってしまうあたりがもこ田めめめよ。

トピック8:忍者の食事を試食!

 兵糧丸と呼ばれるもの、またはこれに類するものは全国各地にあります。食べていたのも忍者に限らず、地域によっては普通の兵卒にまで普及していたようでした。
 当時の栄養学知識でつくられた携行食ですから、当然重視されたのはカロリー一辺倒! 炭水化物の塊に生薬や調味料をちょこちょこ混ぜるだけが基本だったようです。

 「そんなんで足りるのー?」
 1個20~40g。水分すら除いて凝縮した99%炭水化物の塊なので、こう見えて100kcalほどあります。カロリーメイト1本ぶんですね。

 番組で紹介された甲州流の兵糧丸は意外に美味しかったようですが、それもそのはず。実はこの甲州流、数ある兵糧丸のなかでも砂糖(氷砂糖)をふんだんに使っていることが特徴のものなんです。レシピによってはなんと総重量の9割がたが砂糖。ほぼ砂糖。
 甲州流は忍者向けのレシピです。これだけ甘くしてあるのは、カロリー摂取以上に任務中の限界状況下でのストレス緩和を目的にしていたのかもしれませんね。現代のレーションにチョコレートやキャンディが入っているのと同じ理屈です。

 「なんだこれ! 口のなかに入れるとほろほろ溶けるよ。ニッキ! おいしーい!」
 「なんか、クッキーみたいな感じなんですけど、やっぱ味は生八つ橋のような味がして、結構ぽろぽろすぐこぼれるので、なんだろう。売れそうです。今でも普通に。緑茶にすごい合う、これ」
 「めっちゃおいしい! さっき『お茶に合いそう』って言ってたけど、お茶と一緒にお菓子として出されたらいっぱい食べちゃう!」

 コメントの具体性を見ると、やっぱりこういうのって料理経験の差が如実に出ますね。ただ、実際どの食レポが一番おいしそうに感じるかというとまた別の話になるのが難しいところ。「ほろほろ溶ける」というのも食味の情報として魅力的なんですが、「緑茶にすごい合う」とシチュエーションを提案してくれるのも、素直に「いっぱい食べちゃう」と言ってくれるのも、どれも違った興味を刺激されます。ナイス食レポ。
 ちなみに、硬い割に「ほろほろ溶ける」「ぽろぽろすぐこぼれる」といわれているのは、おそらく乾燥工程から来る特徴なんだと思われます。どうやら風乾燥と加熱乾燥を何度も繰り返しているようなので、組織が風化して全体的に脆くなっているんでしょうね。あと糖分の割合が非常に高いため、唾液に触れた瞬間すぐ溶け出してくるのもあると思います。

トピック9:奈良の大仏の手が表す意味は?

 「まず片方の手で『全てを救う』みたいな意味。そんでもう片方で『全てを受けとめる』みたいな」
 メッセージ性というところにぱっと目が向くのはいい勘をしています。さすがは花京院ちえり。ホラーゲームをプレイしていてもちょくちょく不可解な演出からテーマを読み解こうとしていますもんね。

 「ガード。受け止め」
 対して神楽すずは目の前のものを割とありのままに受けとめる傾向があるというか、当事者視点に立って本人がどう感じるかを想像していくところがありますね。要するに感情移入型。製作者の意図あたりには花京院ちえりほど興味を示しません。

 「印相」といって、仏像の手のかたちにはそれぞれ宗教的な意味があります。
 モデルとなった人物がどういう人柄だったのか、どういうことをした人物だったのか、どういう悟りを啓いたのか、そういった様々な観点から印相が決められます。ものによっては印相だけでモデルの名前が特定できる場合も。このため、仏像研究においてはその仏像が何者なのかを理解するうえで、印相はたいへん重要な手がかりになります。

 奈良の大仏の場合は、「畏れなくてよい」というメッセージである施無畏印と、「何か施しを与えよう」という意志表示の与願印を組み合わせたもの。2つ合わせて万人の願いを叶えようとする姿勢を表します。日本の仏像では最もポピュラーな印相ですね。

 他にも印相はいくつもあって、たとえば智拳印なんかは先ほど出てきた九字護身法にも取り入れられています。アメリカンドッグには取り入れられていません。

 「さくらんぼだー! ちえりの髪の毛にくっついてるの! 今日からさくらんぼのポーズとして使っていきます」
 「あー、さくらんぼね。これがね。さくらんぼつけてたの? ずっとつけてたっけ?」
 「ずっとつけてる! ちえりだよ、だって」
 「知らないよ! 『斎藤さんだぞ』みたいな言いかたしやがって」

 さくらんぼ関係ないところでコテコテに濃いキャラしていますから、意外と気付かないのもムリはないでしょう。私も最初1ヶ月くらい気付きませんでした。“ちえり”が“チェリー”から来ていることに。『CHUCHEL』実況シリーズは名作。

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