ゼルダの伝説BotW 近況報告 / 思い出帳 その3

 ちなみに今回立ち寄った馬宿の近くにあるミーロ・ツヒの祠(打ちっぱなしゴルフ)。
 どうやらビタロックは武器を振り方に関係なく、リンクと鉄球の相対位置座標のみからベクトルを算出しているようです。つまり、ホールに向かって垂直の位置(=床の模様の真ん中)に立ってハンマーを振ればそれだけでまっすぐ飛ばせますよ。あとは力加減次第。私は大斧5回+大剣1回でワンバウンドしつつも宝箱にたどり着けましたよ。(ハンマーは折った)

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※ 注意:このブログは基本的にネタバレに配慮しません。

 英傑ウルボザにゼルダ姫の命運を託された私とリンク。次の神獣を探すべく草原を駆けるさなか、視界にちらつくハイラル城がどうにも憎らしく思えてたまりません。
 あそこに姫がいるというのに。ほんの少し馬で駆ければたどり着ける距離だというのに。英傑たちの強力無比な加護だって2つも得たというのに。
 瘴気に包まれドス黒く歪むハイラル城を睨みつけ、私たちは決心します。
 ガノンを倒そう。あの見ていて泣きたくなるような瞳をした少女を、今すぐ解き放とう。

 馬宿に立ち寄り、潜入の準備をします。

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 ハート10個、がんばりゲージ2周ちょうど、総防御値16。おそらく100年前の実力の半分も回復できていないでしょう。勇者の証たる退魔の剣もいずこに眠っているのやら。けれど、やると決めました。
 やるからには相応の勝算も立てました。武器と料理だけはそれなりに蓄えてあります。
 ゼルダ姫ゆかりの白馬・アリシヒにまたがり、いざ決戦へ。

 まともに正面から向かっていって勝てるとは思っていません。なにせガーディアン相手にまともなダメージを与えられる手段が、成功率の低いビーム打ち返ししかないんですから。複数のガーディアンが蠢く正門を突破するなんて不可能です。
 従って。私たちは城の北東側にたどり着きました。アリシヒをここに待たせます。
 ・・・従って、裏手の堀を泳いで渡り、崖に取り付き、見張りの目を欺き、城壁を登って本丸を目指します。ふはは! なあに、がんばり回復用の料理なら潤沢に用意してきたわ!

 ガノンからするとよほど盲点だったのか、古代兵器の見張りもモンスターの巡回も、この方面にはほとんどありません。キノコの盛り合わせやらハチミツソースの肉魚やらをむしゃむしゃ食らい、リンクは淡々と壁を登っていきます。
 いやほんと、びっくりするくらい順調に潜入できました。
 本丸にそびえる塔の最上階から屋内に侵入すると、そこには階下へ伸びる長いはしごがありました。降りていくとそこには紫色の肉塊。試しに爆弾を投げてみてもピクリとも反応しません。これはガノンの本体ではないんでしょうか?
 階段を見つけたのでまた降りてみます。

 そこはダンスホールでした。そして本来豪華絢爛なシャンデリアがぶら下がっているべき天井に、醜悪な肉塊が垂れ下がっていました。どうやら上階で見かけた肉塊はこいつの根の部分だったようです。リンクが剣を構えます。
 刹那、妨害するように、2体のカースガノンがリンクに襲いかかります。おそらくはまだ見ぬ残りの神獣に巣くっていた者たち。おのれ! 退魔の剣がない以上、武器の損耗は最小限に抑えておきたいというのに!
 (ちなみにカースガノン戦だろうがガノン本体戦だろうが、死ぬとまたカースガノン1体目から再戦です)
 隙をうかがい、消耗削減のために攻撃力強化の薬を飲んで、なんとか大剣2本と引き替えに片付けました。
 同時、天井の肉塊が破裂します。

 ガノンの圧倒的な力の奔流によってダンスホールはメチャクチャに壊され、私たちはガノンとともに地下空間へと落下します。ここが最終決戦の舞台か。それにしても気持ち悪い造形だな、キミ。
 ここで神獣たちの支援攻撃。リーバルとウルボザの威勢のいいかけ声とともに極白の光の奔流が放たれ、ガノンを背中から貫きます。ダメージ1/4程度。正直もうちょっといくものかと。
 ともかく、ついに決戦です。攻撃をまともに食らったら即死しかねないので、料理によってハート10個程度のドーピングを維持しつつの戦いになります。
 ガーディアンのようなビームを多用してくるのが非常に厄介。目押しができない私にあれを安定してはじき返すのは無理。はじき損なって3枚の盾を犠牲にし、ウルボザから受け継いだ七宝の盾でギリギリ踏みとどまります。ナイフ? もちろん折れたよ。

 3枚の盾と4本の剣と6皿の料理と引き替えにギリギリのところでガノンと渡りあうリンク。
 戦いはさらに城の外へ。駆けつけてくれた友アリシヒとともにガノンを弱らせていきます。抵抗するガノンはビームで草原を焼き払い・・・気がつくとアリシヒの姿がありません。呼び声を上げてみても反応するものなし。・・・そうか。
 少なくない犠牲を胸に、リンクはリーバルの力で空高く舞い上がります。眼下に蠢くガノン。トドメは、眉間への銀の矢一眸。

 全てが終わり、私とリンクの前にようやくゼルダ姫が姿を現します。ああ、あなたのために私たちはこうして・・・

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 「私を・・・覚えていますか?」
 姫の問いかけに、私たちは答えることができません。
 冒険を通して思い出した記憶は未だほんの5つだけ。私たちにとって彼女は初対面のようなものです。リンクは彼女に微笑みかけてやることもできず、せっかく厄災を封印したというのに、私たちと姫様の間には未だ100年の時間という断絶が寝そべっています。
 今の私たちに、彼女を笑わせてやることはできません。

 いったい何のためにガノンを倒したのか。厄災封印。世界平和。そんな些末なもののためではありません。私はそういうものには大して興味がない人間です。
 私はゲーマーです。ゲーマーはハッピーエンドを見届けるために戦うものです。・・・なのに、ヒロインひとり笑わせられずに何がハッピーエンドなものか。

 ガノンを倒した私とリンクの前に、ついに真のラスボスが姿を現します。
 敵の名は100年の断絶。勝利条件はリンクの全ての記憶を取り戻し、ゼルダ姫の肩の荷を最後のひとつまで残さず下ろしてやること。気負ってばかりでずっと張りつめていた彼女の、最高の笑顔を見届けることです。
 私とリンクの冒険の旅は続きます。

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