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けものフレンズ 第12話までの感想・考察 君のナワバリはどこにある?

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けものはいてものけものはいない。ほんとの愛はここにある!

ゴール

 かばんちゃんはね、ヒトなんだって! 図書館・・・に行く途中でそこまではわかったんだけど、ヒトのナワバリまではわからなかったんだぁ。
 あ、ナワバリってわかる? その子が生活する場所のことだよ! えへへ。フレンズはみんな自分のナワバリを持っててね、みんなそれぞれナワバリは違うんだ。フレンズはみんな得意なことが違うから!
 だからね、かばんちゃんは今度はヒトのナワバリを探すことにしたんだ。帰るところがないと遊びに出かけることもできないもんね。いつかさばんなちほーに遊びに行くためにも、それはきっと大切なことなんだ。
 大丈夫、かばんちゃんならできるよ! かばんちゃんはすっごいんだから!

 みんなでいっぱい冒険して、いっぱいフレンズとお友達になったんだ。ジャパリパークってやっぱりたのしー! 結局ヒトのナワバリは見つからなかったんだけどね、みんなのおかげで島の外のどこかにはヒトがいるかもしれないってところまではわかったよ! やったね!
 あとは船に乗って海に出るだけ・・・ってときに、おっきなセルリアンが現れたんだ! 山から吹き出した黒いよーかん? のセルリアンなんだって! このままじゃジャパリパークが大変なことになっちゃうかも!
 かばんちゃんが作戦を考えてくれたよ。セルリアンを船に乗せて、海に落っことしちゃうんだって! やっぱりかばんちゃんは頼りになるよ! でも・・・大切な船を使っちゃったら、カバンちゃんがナワバリを探しに行けなくなっちゃう。
 「いいの、サーバルちゃん。そんなことより今はみんなとパークを」
 そうは言うけど、かばんちゃんこれまでずっと探していたのに・・・。自分のナワバリを探すのって「そんなこと」で片付けていいことなのかな・・・?

 あのね。かばんちゃんは、どうしてセルリアンをやっつけなきゃって思ったのかな? これから島を出て行くなら、どんなにおっかないセルリアンだってかばんちゃんを追いかけては来ないはずなのに。
 それはかばんちゃんが優しいから? そうだね。でも自分の大切なことを諦めてまで親切にしちゃうのって本当にいいことかな?
 それはかばんちゃんが困っているフレンズを放っておけない子だから? そうだね。でも船を使っちゃったら今度は自分が困っちゃうよ?
 じこぎせーなんてほんまつてんとー。イジワルだけど私はそう思うよ。フレンズはかばんちゃんみたいに優しい子ばっかりだから、お互い助けるたびに困っちゃっていたらグルグルきりがなくなっちゃう。
 だけど、君はきっとそうじゃないよね。

 フレンズはみんなかばんちゃんにとって大切なお友達。だよね?
 だったら、フレンズを助けることはちっともじこぎせーなんかじゃない! これは自分の大切なものを守るため。なくしたくない大切なものを守るためなんだったら、他の大切なことを懸けてでも頑張らなきゃいけないときもあるよ。ほんまつてんとーなんていわせない!

 サーバルちゃんがセルリアンに食べられちゃったときのかばんちゃんなんて特に頑張ってたよ!
 かばんちゃんにとって、サーバルちゃんは特別に大切なお友達なんだね。だったらなにがなんでも取り返さなきゃダメだよ! 自分の大切なものを諦めたらいけない。文字どおり命がけで、かばんちゃんはサーバルちゃんを助けるよ。
 サーバルちゃんを助けるためなら、かばんちゃんはどんなことだってできる。ジャパリパークを守るためなら、かばんちゃんはなんだって引きかえにできる。だってそれらはかばんちゃんにとって、どんなものよりも大切なものだから。

 ねえ、かばんちゃん。君も気づいているよね。あのたのしー冒険の終わりに、ジャパリパークは、サーバルちゃんのとなりは、君のナワバリになっていたんだよ。

フレンズ

 その証拠に、ほら見てよ、今まで知り合ったフレンズみんなが君を助けに来てくれたよ。けものが集まって協力しあうことを「群れ」っていうんだって。この群れをつくったのは君なんだ。君がみんなと知り合って、みんなの悩みを解決して、みんなに好かれたから、みんな群れになってくれたんだ。すっごーい! かばんちゃん、そういうの得意だもんね。
 他のフレンズと比べてちょっぴり広い気がするけど、やっぱりここがかばんちゃんのナワバリ。フレンズのいるところみんながかばんちゃんのナワバリ。だってナワバリは君が生活する場所で、ナワバリは君の得意なことが生かせる場所なんだから。みんなと仲よくなるのが得意なぼうしちゃんのナワバリは、みんなのとなり。

 「自然に帰りはじめているのです」
 「元の姿に戻るのです」

 そんなこと言われてもね。かばんちゃんのナワバリはここなんだから。かばんちゃんの帰る場所は、他のどこでもなく、ここなんだから。
 だからかばんちゃんは帰ってくるよ、もちろん。みんなが集まっている群れの中心、サーバルちゃんのとなりに。

 「色々あったけど、もうすっかりパークで暮らせてるよね」
 これにて、めでたし、めでたし。

リスタート

 「やっぱり外でヒトに会ってみたかった?」
 「どんな動物なのか知りたいって気持ちはあるけど、こうしてお友達もたくさんできたし、外は・・・うん、いつか、でいいかな」

 ヒトのナワバリの話はかばんちゃんにとって「必要なもの」じゃなくなって、「興味のあるもの」くらいになっちゃった。だって、ヒトのナワバリでなくたって、かばんちゃんのナワバリはジャパリパークだもんね。私もそれでいいと思うんだ。それはつまり、かばんちゃんが自分のことを自分で決めたってことなんだから。
 「ジャパリパークの掟は自分の力で生きること」 カバさんが言ってたよね。だったら、自分のことが自分でできる今のかばんちゃんは、立派なジャパリパークの仲間だよ。

 帰る場所ができたんだから、さて、また冒険ができるね! 海の外に遊びに行こう! 今度は自分の種族だとか居場所だとか小難しい悩みなんて抱えずに、ただの好奇心でお出かけしよう!
 船のことなら心配しないで。みんなかばんちゃんと同じくらい優しくて親切だから、そのくらいバッチリ用意できてるよ!

 さあ、お出かけしよう! 遊びに行こう! 知らないものを見に行こう!
 たのしー冒険のはじまり、はじまりー。
 「なになにー。どこ行くのー?」
 「あっ。あなたは何のフレンズさんですか?」

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