ゼノブレイド2 プレイ日記 第4話「天の聖杯」その1

ホムラの力はみんなを守る力だ。

1712311.jpg

※ 注意:このブログは基本的にネタバレに配慮しません。
※ 掲げてあるセリフと画像がチグハグなことには何の意図もありません。

 たくさんのものを継承し、世界の見え方が変わっていく物語。

(主観的)あらすじ

 ヴァンダムの死を送り、そして彼からもたくさんのものを贈られました。戦いの知恵。新しい視点。楽園の手がかり。傭兵団。相棒のブレイド。それから、意志。
 葬儀の日、レックスは初めてホムラから天の聖杯たちの因縁を聞き、改めて彼女を守る意志を固めます。日頃よく謝りがちな彼女の負い目を取りはらい、代わりに笑顔をあげられるドライバーになることを誓います。
 楽園へ至る方法を求めて法王庁アーケディアへ向かうレックスたちは、船の乗り継ぎの途中で幼いスリの少年に出会います。彼は生まれた村を野党に滅ぼされ、復讐のために力を欲していました。その悲しい連鎖を良しとしないレックスたちは少年に代わって野党団を法の裁きの場へと突きだし、そして少年には新しい仕事と居場所を与えるのでした。

感想

 ブレイド2人じゃ戦闘に不自由があるなと思っていたのですが、いざ3人態勢になると今度は管理するものが多すぎて私の脳みそのキャパシティを越えてしまうジレンマ。まあいずれ慣れるでしょう。
 枠の増強に伴いレアブレイドの数が足りなくなったので同調。レックスのところには3文字省略魔・ユウオウ、ニアのところには輝石の貴婦人・メノウがやって来ました。
 ユウオウの外見に似合わぬ堅物口調になんともいいがたいネタキャラ臭を感じてキズナリングを参照したところ、この人どうやらパティシエでもある様子。いや、さすがにそういう方向性だとは思わなかった。ピンクスイマー / スキル名3文字縛り / パティシエ。・・・なんなの。この人なんなの。
 メノウはまーたロック解放条件が特殊なタイプかー。ニアさんの心はマジメンドクサイもので満ちている。

 傭兵団がアンロックされ、ナナコオリのキズナリングを進行できるようになりました。やっぱりくまみこじゃないですかアナタ。
 それにしてもこれ、絶対めっちゃ手間かかるヤツだなと直感。少々邪道かもしれないけれどととりあえず部屋の大掃除をしながら集中トレーニングさせることにしました。・・・思っていた以上に手間のかかる仕様でした。というかスキル取得ペースがロック解放より早くてひとりだけズイズイと最強ブレイドへの道をひた走っているのですが。
 あとついでにコモンブレイドも成長したおかげでレックスとニアのイデアがモリモリ伸びてきました。それぞれ各項目5ポイントほど。レア石にブースター5個突っ込むと明らかにレアブレイドが出やすくなるのは実感しているので、これでどのくらいレアと出会いやすくなったのか今から楽しみ。でもいつ4人目のドライバーが仲間になるのか読めないのでレアは少し溜め込んどく。

 さて。
 「ところでホムラ、昨日のことだけど――」
 大きな喪失を経て、レックスはひとつ成長しました。今までは無条件に信じきっていたホムラに(ある意味では初めて)目を向け、彼女のことをもっと知りたいと思うようになりました。
 やっとホムラがヒロインらしく見えてきた気がします。今までのホムラはレックスにとって無条件に甘やかせてくれる都合のいい存在であり、ヒロインというよりも姉か母親のような立ち位置でしたから。レックスの憧れていた楽園へ至る鍵でもあることと相まって、ひたすら都合がいいだけの存在でしたから。
 ヴァンダムとの出会いによってレックスの世界観は多面的になり、結果、彼はここで初めてホムラの都合のいいだけじゃない別の側面を見つめることになりました。
 ヒカリ。天の聖杯の真の姿。いつかレックスが耳を塞いだ、アルスを3つ沈めたという話は真実でした。ついでにいうとレックスの心をズケズケとえぐっていく、彼にとってはあんまり都合のよくない人格でした。
 「本当のこと話してくれて嬉しいよ。そしてありがとう。みんなを守ってくれて」
 それでもレックスは受容します。たくさんのものを受け入れていた尊敬する大男の意志を継いで、今の彼の世界はより多様なものを受容できる素地が整いつつあります。

 「ホムラの力はみんなを守る力だ」
 そう、レックスが定義しました。アルスを3つ沈めたという過去が真実だったと知って、それでも、そんなこと関係ないやと言わんばかりに優しい定義を示しました。
 ホムラがことさらに自分を卑下していることからもわかるように、それは多くの人にとって正しい評価ではありません。
 けれど、レックスは「守る力」だと定義しました。彼にとっての正しい定義はソレでした。
 自分のものの見方を相手に押しつける傲慢な物言いですが、けれど以前の彼とは少し違います。
 「オレさ、ホムラがそんなふうに謝らなくてもいいように、悲しい顔しなくてもいいようになりたい。――ううん。必ずなるよ」
 「ホムラや皆がいっつも笑顔でいられるようなドライバーに、オレはなる」

 力はそれを使う者の心の形。だとしたらパートナーである自分がみんなを守ればホムラも「みんなを守る力」ということになるじゃないか。

 物語が始まる以前と異なり、今のレックスの目の前にある世界は彼から見える姿だけが全てではありません。多面的で、多様です。戦争を厭んでもこの世から戦争がなくなるわけではないし、天の聖杯の負の側面から目を背けても歴史が変わるわけじゃない。
 それを承知のうえでなお彼は自分の理想をみんなに押しつける傲慢を志しました。
 これだから心にひとつ筋の通ったものを持っている人はカッコイイんです。たとえそれが千々に千切れてしまっても、新しい要素を取り込んでまたひとつにつながっていく。
 戦争と死を忌避していた少年は、自ら戦うことを志すという矛盾をはらみながら、なおも戦争と死を嫌う心優しい人物でありつづけます。

 たとえば、ほら、敵討ちの運命に飲まれてしまった哀れな少年から、今のレックスなら戦争と死を取り除いてやれる。

 「夢のなかの楽園で私とヒカリちゃんはいつも話をしていました。いつか私たちが目覚めるときが来たら、そのときは楽園に帰ろうって。帰って、私たちの本当の目的を果たそうって」
 「それは、再びメツを倒すっていうこと?」

 話の流れからするとホムラたちの本当の目的は別にあります。メツとの戦いはアルストの世界で行われるものですし、過去から現在へと続く“今の”ホムラたちの目的です。“本当の”目的とは言いがたい。ホムラはレックスにまだ隠し事をしています。
 けれど、ここから先はレックスのせいではありません。この隠し事はレックスが聞かなかったからではなく、ホムラ自身が隠したくて隠している、ホムラ自身に起因する問題。今回のようにレックスが自分を変えるのではなく、レックスがホムラを変えてあげなければ解決できない問題です。
 いいなあ。良い感じに主人公とヒロインになってきたなあ。

 といった感じで次の物語の舞台へ続く。サブクエストばっかり進めすぎてそろそろ新しいアルスに行かないと色々成長限界に引っかかりつつあります。

シェアする?

フォローする!