トロピカル~ジュ!プリキュア 第4話感想 みのり・ファンタジア。

この記事は約12分で読めます。
スポンサーリンク

私には無理。できない。空想と現実は違う。私はファンタジー小説の主人公じゃないもの。

↓dアニメで全話配信中!↓

↓YouTubeチャンネル限定コンテンツも配信中!↓

「はじけるキュアパパイア! これが私の物語!」

活躍したひと

みのり

 かつて文芸部に所属していたが、辛いことがあって今は辞めている。昔は物語を書くのが好きだった。物語を読むほうは今も昔も変わらず好き。特に『人魚姫』は小さいころからの愛読書。

ローラ

 人間の世界では空想上の生物とされてきた人魚。とにかく自分をチヤホヤしてくれる人が好き。だけど性格が性格なので身内からの扱いはよくない。なんだかんだで人を見る目はある。

トロピカってたもの

ファンタジー

 人魚や妖精、あるいはみのりが書いた小説のこと。面白いもの。自由なもの。憧れはするけれど、現実には存在しないもの。現実とは区別されるもの。

リアル

 みのりのいる世界。つまらないもの。不自由なもの。憧れるものは何ひとつ実在しなくて、なのにその現実を受け入れなくちゃいけないもの。
 いいえ。少なくとも、人魚は実在した。

日なた

 みのりの立ち入れない世界。眩しい世界。人魚が実在する世界。それでいて、みのりと同じ生きた人間もたしかに存在する世界。本当はリアルの一部。だけど、みのりにとってはファンタジーと同等の世界のように見えていた。

うまくいかなかったこと

 みのりは本を読むことが好きで、特に『人魚姫』が大好きだった。だけどそこに描かれるものが現実には存在しないこと、自分の生きる世界とは違う世界の物語だということも理解していた。
 目の前に人魚が現れてもなお、それが自分と同じ世界の出来事だとはなかなか受け入れられなかった。

やりきれたワケ

 ヤラネーダと戦うまなつたちのピンチを目の当たりにし、みのりの心に「助けたい」という思いが生まれた。あと必要なのは日なたの世界へ飛び出す勇気だけ。やる気だけ。そこに、ローラが発破をかけてくれた。

 本人の戸惑いをよそにバンクでは思いっきりぱんぱかぱんぱかしていたキュアパパイアの登場。
 いやー・・・、ぱんぱかしてましたね!(語彙力)

 “やる気”を描く物語としては一番シンプルなつくりでした。
 踏み出せない気持ちはわかる。それでいて踏み出さなきゃ何も変わらないってこともわかる。もうね、みのりの気持ちがわからない人なんていないんじゃないかってレベル。そこまでわかっていながら自分では結局今も踏み出さないままでいる人、実際たくさんいるんじゃないでしょうか。

 ちなみにあれから何年経ちました?

 私はもう何年越しだか覚えていません。ダメな大人です。でもこのブログではキレイゴトばかり語るって決めているので、自分のことを棚上げして、こんなふうに事あるごとあなたを刺しにかかる所存です。
 嫌ならやる気出せ。そうやってひとりでも心の持ちようを変えさせることができたなら、かれこれ5年以上続いている私の悪辣な企みにも価値があったというものです。私も気が向いたらやる気出す。

 プリキュアは変身ヒロインです。
 普段はひとりの人間としてありふれた日常を送りながら、有事にだけ変身して超常的な力を発揮するタイプのヒーロー。エブリディマジックの日常と非日常をもうちょっと明確に区切った物語構成。
 今回みのりが足を踏み入れた世界はそういう場所です。せっかく勇気を出したのに、相も変わらずリアルとファンタジーは別々のものとして分けられています。
 プリキュアになったからといって不自由な現実から逃げることはできません。プリキュアの力は現実に起こる問題に対して無力です。ヒーローのくせに現実に対しては結局生身で立ち向かわなければなりません。割と世知辛い。

 だけど、プリキュアの少女たちはそれでもみんな、自分の問題に向きあって、少しずつ成長して、やがて正面から問題を乗り越えていきました。プリキュアになれたからこそです。
 きっとみのりならその意味がわかるはずです。物語を書く気持ちが萎え、それでも物語を読みたいという思いだけは捨てられなかった、あなたなら。
 夢に現実を変える力はありませんが、現実を変えることができるのは夢だけです。

ガラスノクツ

 「魔女の力で人間になった人魚姫は足と引き換えに声をなくしたの。だから王子に思いを伝えることができなかった。それで王子は人魚姫の気持ちを知らないまま、他の女性と結婚してしまうの。絶望した人魚姫に魔女はこう言うの。『再び人魚に戻りたければ王子の命を奪いなさい』って。でも、愛する人の幸せのために覚悟を決めた人魚姫は海に飛び込み、泡となって消えてしまうの」

 厳密には「王子の命を奪いなさい」と言ったのは人魚姫の姉たちです。人魚姫を心配した彼女たちは、人魚姫と同じく魔女に少なからぬ代償を支払い、人魚姫を元に戻すための魔法のナイフを貰ってきてくれました。
 家族からの惜しみない愛情と自分の人間への慕情を天秤にかけた人魚姫は、それでも結局、自らが泡となって消える道を選んだのでした。

 ちなみに魔女から受け取った人間の足自体、実は結構な欠陥品。踏みしめるたび足の裏が鋭いナイフを踏んづけたように痛むシロモノでした。しかも王子様と結婚できなければ死んでしまうっていう制限時間つき。
 人魚姫はその激痛に耐えながら、王子様の心を射止めるため上品に歩き、あるいは軽やかに踊ってみせるんです。

 「そういえば、みのりん先輩は人魚や妖精って信じますか?」
 「・・・お話としては好きだけどあくまでおとぎ話だから。実際にいるかというと、どうかな。それじゃ」

 一ノ瀬みのりは表情の乏しい少女でした。
 その表情、その声色、その言葉のいずれからも、彼女が何を思っているのかうかがい知ることはできません。

 「一ノ瀬みのりさん? たしか前は文芸部にいたと思うけど。そう、成績優秀で、なかでも国語は学年トップだったわ。たしか文芸部の雑誌にも文章を書いていたはずよ」

 先生に聞いてみても彼女の人となりについて詳しいところはわかりませんでした。
 だからまなつたちは彼女が書いたという小説を当たってみるわけですが――。

 「――やめて! そ、それは私が勝手に空想した話だから。人魚なんて現実にはいないし、私の小説も『つまらない、ただのおとぎ話』だし・・・」

 それは違うんだと本人が言います。
 何がどう違うのかはいまいち要領を得ません。まなつたちは人魚の情報が欲しくてみのりの小説を読んだわけじゃありません。直前までまなつが語っていたのも人魚がどうこうじゃなくて純粋に小説が面白かったっていう感想。そもそもみのり自身、まなつたちが何の目的で昔の部誌を引っぱり出してきたのか理解していません。
 ただ、それは違うんだと。ただの空想なんだと。現実じゃないんだと。彼女はそのことだけを伝えるべく懸命に訴えます。

 いったい何を否定したいのか。

 「ご、ごめんなさい。それ昔書いたものだし、それに今は文芸部も、その、辞めちゃったから・・・」
 「でも、本当に面白かった! 私、この続きを読みたいって思いました。それに、こんなに人魚のことを好きなら――」
 「ごめんなさい。その話は、もういいの」

 みのりの意図はまなつたちに伝わりません。
 だって知りませんから。その小説のせいで彼女がどれほど傷つけられ、夢を壊され、ずっと苦しんできたのか。
 まさか自分たちが面白いと思った小説に曰わくがあるだなんて、そんなの教えてもらわなきゃわかりっこないことです。
 みのりの表情は、声色は、そして言葉は、まなつたちに何も語ってくれませんから。だから、伝わりません。

 伝わったのは、ただ、否定したいという思いだけ。

 「何度読んでもきれいで切ないお話――」

 割れたガラスの靴を履いて生きてきました。
 自分も物語の主人公みたいになれるだなんて甘い夢はとうに醒め、残されたものは苦い想い出、心をつんざく無力感。
 わかっているのに。ファンタジーなんてリアルには何の力にもならないんだって痛感しているのに、それでも物語の世界に憧れる思いだけは止まりません。
 魔法の時間はとうに過ぎ去り、未練がましく履きつづけてきたガラスの靴も割れて、自らの足を傷つけるだけだとわかっているのに、それでも、それでも。

 ファンタジーに冒されたこの足が、痛む。

 「そこはノンフィクションの棚。つまり本当にあったこと。つくられた物語を探しているならそこには無いわ」

 みのりの痛みを知る人は誰もいません。
 だって、ファンタジーはリアルに存在しないから。
 割れたガラスの靴なんて現実には履いていないから。

 だれも、みのりが苦しんでいることをわかってくれません。

キリトリセン

 「人魚が・・・、本当に・・・?」

 さて。人魚は実在しました。

 リアルとファンタジーは分けなきゃいけないんだって、
 そうしなきゃ今感じている苦しさは終わらないんだって、
 そう思っていたのに。前提が突然ひっくり返りました。

 「まあ、とにかくそういうわけなので、みのりん先輩もプリキュアになっちゃいませんか? 世界を救う伝説の戦士! それがプリキュア!」

 ファンタジーがリアルを侵食しはじめました。
 昔、夢に描いていた物語の主人公。小説として書き綴っていた「こうなればいいのに」の塊。輝けるヒーロー。
 今さら、あなたもそういう存在になれるのだと、ファンタジーはリアルに存在するのだと、みのりをさんざっぱら苦しめてきた現実がいきなり手のひらを返してきました。

 「なんなら尾ひれに触ってみる?」
 「本当? ――やっぱりいい!」

 困惑します。
 意味がわかりません。納得できません。なんならいっそ不愉快ですらあります。
 ファンタジーを愛しているからこそ。
 ファンタジーが無意味に自分を傷つけてきたんだと信じたくないからこそ。

 「プリキュアなんて、私には――」
 「きっと大丈夫だと思います」
 「そうそう。人魚が大好きで、あんなステキな物語を書けるなら!」
 「私には無理。できない。空想と現実は違う。私はファンタジー小説の主人公じゃないもの」

 切り分ける。区別する。分別をつける。
 否定する。
 それは、私じゃない。それは私の世界と違う。
 たとえ空想じゃない、現実の世界に起きた出来事だとしても、それでもそれは私の現実じゃない。
 それを認めるわけにはいかない。

 もし認めてしまったら、じゃあ、あの日の苦い記憶は何だったというのか。
 もし自分が特別なヒーローになれるのだとしたら、あの日特別な才能を持ちえなかった昔の私は――。

 世界をファンタジーとリアルとで切り分けることができないのだとしたら、次は日なたと日陰で分けてみよう。この分けかたでは自分のいる場所が前よりさらに窮屈になってしまうかもしれないけれど。
 きっと、混じることを認めてしまうよりはまだ楽だ。

 「まずい・・・!」
 「このままじゃ・・・!」

 日陰。
 どこからか現れた怪物が、プリキュアに変身して立ち向かったまなつとさんごの頭上に、巨大な足を踏み下ろしています。
 今度はまなつとさんごが、プリキュアが、ファンタジーが、日を遮られた世界で苦しんでいます。
 その痛みが、みのりにはわかります。だって同じだから。
 せっかく新しい分けかたをしてみたのに、向こうのほうからまたみのりに近づいてくる。“また”同じになってしまう。
 向こうはファンタジー、こっちはリアルのつもり。どちらも同じ日陰で、どちらも苦しんでいる。苦しんでいることがわかる。向こうも、こちらも、同じだから。

 わかってあげられる。わかってあげられてしまう! 私になら!

 「助けたいんでしょ? ――だったら、あなたが行きなさい」

シャイニング

 「でも、私は――」
 「また“何もできない”? そんなのばっか。“私には無理”。“できない”。“どうせ私なんか”」

 目の前の人魚はみのりに言い訳をさせてくれません。
 どうやら完全に見透かされているようです。

 そう、言い訳。自分でもわかっています。これは言い訳。勝手にリアルとファンタジーを分けていたのは自分。日なたと日陰とで分けようとしたのも自分。
 少なくとも、この場で「現実と空想は分けるべきだ」と考えている人はみのり以外にいません。
 分けたかったのは自分で自分に言い訳をしたいと思っていたから。自分を信じない理由がほしかった。あのときみたいに傷つくことを繰り返すのが怖かった。たったそれだけのこと。

 「――まなつは信じてる。あなたならプリキュアになれるって」

 なのに、代わりに信じてくれている人がいる。

 「もっと自分を信じたらどうなの。最初からできないなんて決めつけてないでやってみなさいよ! あなたがいないって決めつけてた人魚だって、ほら、ここにいるし! 自分でダメだって言ってた小説だって、まなつは言ってたでしょ、『面白い』って!」

 まなつがはじめて出会ったとき、みのりは光のなかにいました。その眼鏡とその瞳が日の光を反射して輝いていました。
 みのりはステキな先輩でした。不注意でぶつかっても怒らないし、本のことに詳しいし、親切にわかるまで教えてくれるし、何より――。

 「みのりん先輩も『人魚姫』好きなんですね!」
 「――そうね。人魚姫は、人間に恋をした人魚が、魔女の力で美しい声と引き換えに足をもらうって話なの。ラストは少し残酷な気がするけど、私は大好き」

 好きなものを語るときの笑顔がトロピカって見えました。

 だからまなつたちはみのりに興味を持ったのでした。
 だからまなつたちは急に表情を失ったみのりの様子を不思議に思ったのでした。

 もっと知りたい。もっと仲よくなりたい。
 その一心で行き着いた昔の小説に、『人魚姫』を語っていたときと同じ、トロピカったものを感じました。
 本人は何故だか(そして、何をか)否定したがっていますが、まなつにはこの小説こそがみのりらしさであるように思えました。
 なにせこの脳天トロピカ娘、自分自身も年中無休でトロピカっていますから。

 共感したんですよ。

 みのりはいつも無表情なのに。
 たまたまそうじゃない一面を見つけて。
 トロピカっている輝きを探し出して。

 みのりが日陰にいる者同士で痛みを理解できたのと同じで、まなつも“トロピカってる”という共通項を通じて、みのりに共感したんです。

 この先輩なら絶対プリキュアになれる!
 だって私がなれたんだから!
 プリキュアになれる条件イマイチわかってないけど!

 まなつは日なたの世界にいました。
 リアルを侵食しにきたファンタジーの手先でした。
 みのりが憧れていたファンタジー小説の主人公そのものでした。
 その彼女が信じてくれる。保障してくれる。私ならきっとできると。

 「勇気をもって前へ踏み出せば何だってできる。その足は何のためについてるの!」

 その足は、ファンタジーへの未練を断ち切らないためにこそ、割れたガラスの靴を履きつづけた!

 「私、助ける! 彼女たちを!」

 みのりの目の前に今すぐやるべきことがありました。
 まなつとさんごが苦しんでいます。今、その苦しみを一番わかってあげられるのはみのりです。
 だったらみのりがやらなければなりません。
 みのりがやるべきであってほしいと、みのり自身が願います。実にワガママなことに。

 「すごい。まるで空想のお話みたい。でもこれが私のリアル! 私もみんなを助けたい!!」

 そのワガママなほどに満ち満ちたやる気がトロピカル~ジュ!プリキュアの証明。

 目からビームを撃ち出す、今年一番ファンタジーなプリキュアはこうして生まれました。

よろしければ感想を聞かせてください

    記事の長さはどうでしたか?

    文章は読みやすかったですか?

    当てはまるものを選んでください。

    コメント

    1. 東堂伊豆守 より:

      世界中のフルーツを食べ尽くさんと目論むドラゴンから、伝説のパパイアを守るべく立ち上がる少女達の物語。ーーーーーーええと、パパイアは「万寿瓜」「木瓜」等とも書くんですが、ロストバージンを表現する言葉に「破瓜」というものがありまして……てな具合にロングヘアの娘から「マーメイド物語」がエッチい暗喩だと勘繰られてしまったショックで、一之瀬みのり嬢は筆を折った……とか?
      まあ、もう少し穏当に解釈するならーーーーーーロングヘア嬢がモデルの人魚とみのり自身がモデルの人間少女がイチャイチャするお話を書いて、ロングヘア嬢に見せたところ……勝手に自分をモデルにしたことにクレームを付けられたか、あるいは「ごめんなさい。あなたとは“良いお友達”でいたいの」とお断りされちゃったかーーーーーーてところだったんでしょうね。
      みのりの空想が現実に手を伸ばそうとして、その手を現実という牙に噛まれてしまった。以来彼女は「現実という“他者のいる領域”に踏み込むことの怖さ」を思い知り、空想という“自分だけの領域”に踏みとどまることを以て良しとするようになってしまったーーーーーーというところでしょうか。あの「人魚姫」が人魚の領域に踏みとどまる(人間の王子の人生に干渉しない)ことを決意したように……。
      自分を人魚姫に重ね合わせ“悲劇のヒロイン”イメージに酔うことで、自分の“リアルな欲望”に背を向けるーーーーーーまあ確かに、“我欲の亡者”ローラ・アポロドーロス・ヒュギーヌス・ラメール嬢ならずとも「オメー甘ったれてんじゃねぇよ。何度でも当たって砕けてみせろよ。それが青春ってもんだろ」と言いたくなってしまうところでは、ありますな。

      • 疲ぃ より:

         実際中学生はそういうコトする。

         でも個人的にはもうちょっと穏当に、当時の文芸部に「私小説にあらざれば小説にあらず!」みたいな昭和文豪かぶれた思想が幅をきかせていた説を推します。
         私の所属していた演劇部もそうでしたが、創作系の部活って個人的な持論を持っている人が少なくないので、ちょくちょく内部で思想衝突するんですよね。数年に1回ケンカ別れして第一演劇部と第二演劇部に分かれるとかよくある話。(そして中核メンバーが卒業したころにまた合流する)文芸部とマンガ研究会の両方ある学校も十中八九このパターン。マンガ研究会と聞いて入部してみたら先輩はマンガなんて興味なくてみんなライトノベル書いていたり。

         でもまあ、同好の士と語りあうのってやっぱり楽しいんですよねえ。小説なんてひとりでも書けるのに、わざわざ文芸部なんぞ入るのもそういう楽しみがあるからですし。・・・まあ、だからこそ手ひどく嫌な思いもするハメになるんですが。
         珍しいですよ。勝手に部誌を読まれて怒らない、みのりみたいな子。
         だいたいどこも仲間内での批判合戦に慣れきっていて「読まれる=バカにされる」みたいに思っていますからね。
         みのり、なんだかんだいって今でも創作熱が消えていないんだと思います。誰かと一緒に語りあいたいという欲がまだまだ残っているんだと思います。本当は今すぐにでも続きを書きたいはず。読んで、感想を聞かせてくれる人がいるのなら。
         たぶんあの子、私と同じで一種の目立ちたがりです。

    2. 亀ちゃん より:

      >みのりちゃんがプリキュアデビューしたトロピカル~ジュプリキュアは
      シックリ着たセリフがメッチャいっぱいありましたね!!☆☆♬
      その中で、ローラ・アポロドロース・ヒューギヌス・ラメールはみのりちゃんに対して
      「(前略)決めつけてないで」
      というセリフには特にシックリ着ました
      宇宙の軍人美少女アニメ・ギャラクシーエンジェルの4期にて、主人公が所属する部隊のリーダーボス(-上司)が、軍隊をクビになり、会社を経営することになる話にて、軍の上司から自分が立ち上げた社長が、元部下だったメンバーのところへ向かいます
      その時
      「一体どうすれば…このままでは我が社はおしまいです」
      と告白すると、ぬいぐるみである占い師が
      「おしまいなんてアンタに解かんのかよ?勝手に決めつけるんじゃないよ!!」
      と一喝したことから、モジったセリフとして交えられたと思うと、8時30分から10時までにかけて日曜の午前中に放映歴もあるアニメ的に感慨深かったですね!!☆☆♬
      他にもシックリ着たゆえに感慨深いセリフもたくさんあったは思いますが、思い出せないですね(汗)

      >今春の映画は
      ゆうべMOVIX・松竹で自宅から1番近いイオン倉敷の映画館へプリキュアの映画を観に行きました
      シックリ着たセリフも多くて、いとこのお姉さんの次女にはまだまだプリキュアファン真っ盛りな年頃なので、感想を送るには格好の映画となりました!!☆☆♬
      とはいえ私はプリキュアの映画について、オールスターズの第2作目からスターズ系の映画は、HUGっと!プリキュアの時のツインスターズ系の映画も含めて、春は毎年毎年映画館に足を運んでいます!!
      とはいえその反面、プリキュアの映画には毎回のように私個人としては二度と映画館では観たくないキャラクターがいたりして、今春のプリキュアの映画はレディの博士に焦点を当てると、二度と映画館では観たくないですね!!(汗)
      私はそのレディの博士が2014年の時のオールスターズのユメタのお母様とダブることもあり、その時のプリキュアの映画は、そのユメタのお母様に焦点を当てると、二度と映画館では観たくないという話になってしまいましたから!!
      ちなみにレディの仲間キャラクターに焦点を当てると、二度と映画館では観たくないプリキュアといえば、2016年のオールスターズのソルシエールが1番印象深く、厳密にはその翌年のサミダレが実は仮面を被らされているシズクだったというのが1番最近になります(汗)
      それでも2回ほど涙を浮かべるほど感動したりすることもありました!!
      ちなみに今秋のプリキュアの映画はスタートゥインクルからトロピカル~ジュにかけてのプリキュアのスターズ系の映画は返上の予感がするので、もしそうなった場合は、翌春のプリキュアの映画はスタートゥインクルから翌年の2月最後の日曜から放映開始予定の4世代プリキュアのスターズ系のプリキュアの映画をやって欲しいと切に願います!!

      • 亀ちゃん より:

        それでも2016年のオールスターズも2017年のスターズ系も観て良かった部分もあるのが、やっぱりプリキュアの映画ですから!!☆☆♬

      • 疲ぃ より:

         ギャラクシーエンジェルは観たことないですねえ。青森県民なので。
         日曜午前のアニメ枠といったらニチアサ。ニチアサといえばテレビ朝日。青森に生を受けたアニメオタクにとってそれ以外は全てメキシコの荒野です。
         (いちおう平日夕方16時台の再放送枠でやってた気がしないでもない)

         私は我修院博士好きですけどね。そうそう。『永遠のともだち』のユメタのお母さんっぽいとこあるんですよね。ダメなお母さん感。
         ひとりの人間としての至らなさが目立って、不器用で、親としてはあんまり褒められたものではないかもしれないけれど、教育としては間違っていたかもしれないけれど、それでも彼女たちの行動原理はあくまで我が子への愛情。母親として正しくないかもしれないけれど、誰よりも深く母親。お母さんでありたいと必死なのがわかるから愛おしいんです。
         逆に『みんなで歌う奇跡の魔法!』のソルシエールは子どもでありたくて必死だったのがまたかわいらしかったりもして。あの子、結局先生に愛されていた実感が欲しかっただけなんですよ。

    スポンサーリンク
    タイトルとURLをコピーしました