トロピカル~ジュ!プリキュア 第14話感想 どちらでもいい。

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ふふ。虫もだけど、あなたもよ。

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「おまかせ! 保育園でトロピカ先生!」

活躍したひと

ローラ

 もはや部活に参加したい気持ちを隠そうともしなくなった人魚。誰かと遊ぶ暇なんてないと言い張る立場だが、最近は夢のための努力一辺倒ではなくまなつたちとの今の楽しい日常も両立させようとする、ほどよいバランス感覚に鞍替えしていたりする。

さんご

 周りからの視線を気にするあまり、個人的な好みを諦めて周りに合わせた経験がある少女。プリキュアになっていろいろ吹っ切れたかと思いきや、案外今でも周りに合わせようとする性質はそこまで変わっていない。ワタルくんやルリちゃんに対しても、それぞれの個性を最大限尊重しながら、周りの友達と遊びたい意志があるのかも丁寧に確認していた。

ワタルくん

 昆虫学者になりたいからと教室の隅で図鑑を読んでいた男の子。そのスタンスを積極的に肯定してくれたローラに心動かされ、趣味を通して誰かと一緒に遊ぶことの楽しさに目覚めた。
 たぶん、10年後くらいにルリちゃんと思い出語りするとき迂闊にローラの名前を出して、ガッカリされてしまうタイプ。

トロピカってたもの

保育士さん体験

 積極的に応募してくる生徒がいなくて教員が苦労するやつ。おそらく来年もトロピカる部に回されるだろう。普通は参加生徒の名簿をやりとりしているはずなので、今回ローラが不審者として問題にならなければ、だが。
 単純に普段より人手が増えるため、現場では児童全体を見渡して満遍なく接する生徒よりか、ワタルくんのようないつもなかなか目をかけてあげられない子に集中的に構ってくれる生徒のほうが意外と歓迎されがち。

むしさん

 どんな趣味にもいえることだけれど、意外とこういうのを好きになるのは男女問わないものだと思う。ただ、趣味にはコミュニケーションツールとしての側面もあるため、同性の友達と遊ぶ機会が増えるにつれて次第に男の子の趣味という世間一般のイメージが共有されていく。私はそれを悪いことだと思わない。
 早い時期に異性の趣味友達に恵まれたワタルくんとルリちゃんは果たしてどう育つのか。

うまくいかなかったこと

プリキュアにとって

 何度攻撃しても元どおりになる積み木型ゼンゼンヤラネーダに手を焼いた。

ワタルくんにとって

 無力ながら、恐ろしい怪物からアゲハチョウのサナギやルリちゃんを守らなければならなかった。

やりきれたワケ

プリキュアにとって

 ワタルくんやルリちゃんに応援されてやる気が湧いて出た。

ワタルくんにとって

 他の子と違う自分の個性を認めてくれたローラに発奮され、自分と違って怪物と戦ってくれるプリキュアを認め応援することにした。

 「幼稚園のときにね、みんなでチューリップの球根を植えたことがあって、好きな色を選べたの。それで私は紫が一番かわいいと思ったんだけど、紫を選んだのは私だけだったの。みんなは気にしてなかったけど、『私もピンクにすればよかった』って、すごく後悔した」(第3話)

 個性を尊重することだけが正しいのでしょうか?

 誰しもみんなひとりで生きているわけではありません。
 だからこそ、個性を尊重しようという立場からは、本人が好きなようにやるだけでなく、周りの人たちにもそれを理解し受容する態度が求められています。
 誰もが自分だけの個性を大切に生きていくために、みんなでわかりあうんです。

 幼いころのさんごは何か間違ったことをしたでしょうか?

 ええ。しました。
 本人が後悔しているのであれば、あの日の選択は彼女にとってきっと間違いだったのでしょう。

 「ワタルくん。他の誰かと遊ばないの?」

 そんな彼女の今の姿。
 さんごは自分らしさを貫くワタルくんを否定しませんでした。同時に、さんごは周りと一緒に遊ぼうとしないワタルくんをちょっとだけ心配しました。もちろん、思いのほかしっかりした答えが返ってきたのでその心配は杞憂だったわけですが。

 昔の周りに合わせるばかりだった自分から脱却したくてプリキュアになったさんごは、じゃあ今はどんなときでもゴーイングマイウェイなのかというと、別にそんなことはなくて。
 彼女は今も、特別に主張したいことがあるとき以外は、自分から進んで周りに合わせるよう努めています。
 どうやら極端から極端へと振れることだけが成長というわけではないようです。

 自分の個性を押し通そうとするだけじゃないのもまた、さんごの個性。

多様性の多様性

 「――そうだね。こうしてさ、パジャマでみんなとおしゃべりだなんて、みんなに会う前、ちょっと前の自分からじゃ想像できなかったよ。私さ、友達と遊ぶよりひとりで天文台行ったりするほうが楽しかったから。星座とか宇宙人、UMAを調べてるほうがさ」
 「でも、わかったんだ。ひとりでいるのも楽しいけど、みんなとこうしているのもすっごく楽しいんだって。みんなで新しい世界を知ったりとかさ、とっても、とーっても! キラやばー!なんだよね!」
(『スタートゥインクルプリキュア』第26話)

 ひとり遊びが好きな女の子がいました。

 友達をつくるのが苦手だからというわけではなく。ひとりでいるからといってつまらなさそうにしているわけでもなく。ただ、たまたま興味の方向性としてひとりで楽しむスタイルが性に合っていたから、ずっとひとりで遊んでいました。
 幸いにして周りの大人たちにも理解があり、彼女を心配する人はいませんでした。友達づくりを強制されるようなことはありませんでした。
 彼女は彼女らしいままに、すくすくと育ちました。

 やがて彼女は自分から進んで友達をつくるようになります。
 ひとり遊びに飽きたわけではありません。ひとりでいることに不安を感じたわけではありません。
 ただ、たまたまステキな出会いがあったから。

 星奈ひかるは、ひとりで遊ぶのも、友達と一緒に遊ぶのも、両方大好きになりました。

 「ワタルくん。他の誰かと遊ばないの?」
 「うん。僕、昆虫学者になりたいから勉強してるの」
 「そう。ひとりで平気?」
 「僕、鬼ごっこも戦いごっこも好きじゃないし、誰かと遊ぶより虫のほうが楽しいもん」
 「ふぅん」

 ワタルくんもまた、ひとりで静かに本を読むのが好きな子でした。
 幼いころのさんごは自分の好みを貫きとおすことに不安を感じて不本意ながら周囲に迎合してしまいましたが、ワタルくんに関してはそういう揺らぎもないようです。幼児だてらに信念を持って、今、一番大事なことに打ち込んでいます。

 さんごにとってはまなつ同様、尊敬できる相手かもしれませんね。

 「あら。なかなか見どころがあるじゃない。子どものころから将来のために努力する。まるで私みたい!」
 「・・・お友達と遊びなさいって言わないの?」
 「私も女王――、とある目的のために日々がんばってるの。誰かと遊ぶ暇なんてないわ!」

 ぶっちゃけさんごも無理に友達と遊ぶべきだって言う子じゃないんですけどね。ですが今回ワタルくんはバッサリと小気味いい主張を言い放ったローラのほうに懐きました。二言三言の短いやりとりだけで考えるなら、さんごよりローラのほうがワタルくんの気持ちをわかってくれそうな気がしました。
 ま、そんなのたまたま。本当はどちらも同じくらい個性を尊重していて、同じくらい友達のことも大切にしている子たちなんですけどね。

 「サナギ、見る?」
 「サナギ? 何それ」
 「知らないの? こっちだよ。ほら、早く!」
 「わかったわよ、もう」

 「将来のために努力しているから誰かと遊ぶ暇なんてない!」とかなんとか高尚なことを言い放ったお姉さんをいきなり昆虫観察に付きあわせるという矛盾。そのおかしさにさんごはくすりと笑います。
 ささやかな心配は、もう、あらゆる意味で杞憂でした。

 「ステキなドレスだね。私、涼村さんご。あなたのお名前は?」
 「・・・ルリ」
 「ルリちゃんは虫さんが好きなの?」
 「あ。・・・うん」

 もうひとり、ちょっと内気そうな女の子。
 一応他の友達と一緒のお人形遊びに参加していましたが、ルリちゃんは他の子のお喋りに混じるでもなく、ひとりで黙々と人形をコーディネートして、しかも手描きの蝶で飾りつけるというオリジナリティまで発揮していました。
 ひとり、満足げに小さく微笑みます。どうやらルリちゃんもワタルくんと同じ、ひとり遊びが性に合うタイプの子のようでした。

 けれど、彼女の視線の先にはどうしてかワタルくんの姿が。

 今話は三者三様、いやさ四者四様に似た者同士。
 ひとりで過ごすのも、誰かと一緒にいるのも、両方大切にしている子たちの物語でした。

私のために / 誰かのために

 「逃げるわよ、ワタル」
 「アゲハチョウが――」

 「ルリちゃん。こっちだよ」
 「あ――」

 ああ、もしワタルくんと一緒にサナギの観察ができたらどんなに楽しいだろう。
 ああ、あのサナギが潰れてしまったらワタルくんはどんなに悲しむだろう。
 きっとそれは、私も楽しいし、悲しい。

 ルリちゃんはワタルくんのことを好きだから虫のことまで好きになったのでしょうか。反対にもともと昆虫のことが好きだったからワタルくんのことも気になりだしたのでしょうか。どちらなのかはわかりませんし、そこを考えることに意味もありません。
 なんにせよルリちゃんはワタルくんのことも昆虫のことも両方好きでした。ワタルくんがひとりで読書するのもローラにサナギを見せるのも両方好きだったのと同じように。
 ふたつの“好き”は、矛盾せず並立しうるものでした。

 私のために / あの子のために――、ルリちゃんはアゲハチョウのサナギを守ろうと勇気をふりしぼりました。

 同じく、ワタルくんも。

 駆けつけたサナギの下には恐怖に体を震わせているルリちゃんの姿。どうやら彼女も昆虫のことが好きなのだとわかりました。
 彼女のために何かしてあげたいと思います。だって、ローラと遊んでみてわかったんです。ひとりで本を読むのも楽しいけれど、誰かと一緒にいるのも同じく楽しい!
 だから、同じ趣味を共有してくれるこの子とも今度一緒にサナギの観察をしてみたい。僕のために / この子のために――、できることをがんばってみよう。

 「あのさ。これ知ってる? アゲハチョウの青虫は臭い角を出すんだよ。僕、この角の匂い嗅いだことあるんだ。すっごく臭かった!」

 ワタルくんは鬼ごっこも戦いごっこも苦手でした。もしかしたらそれでちょっと後ろ向きな意味でひとり遊びをより好むようになったのかもしれません。
 だけど、ローラはワタルくんのひとり遊びを肯定してくれました。そのうえで、一緒にサナギの観察をしたときもワタルくんのことを褒めてくれました。面白い子だって。

 それが自信になります。勇気になります。怪物への恐怖を跳ね飛ばす、力になります。

 「――なにそれ、面白いわね! ふふ。虫もだけど、あなたもよ」

 「・・・ふふ。ほんと? ふふふ」

そして、あらゆる違いの行く先々に

 「・・・あのお姉さんたち、逃げなくていいの?」
 「積み木のおばけに倒されちゃう」

 保育士の先生たちはワタルくんたちに「逃げなさい」と言いました。
 大人の言うことに間違いはありませんでした。ワタルくんとルリちゃんはサナギが心配で抜け出してきてしまいましたが、結局ここに来たところで大したことはできませんでした。せいぜい、ワタルくんがルリちゃんを勇気づけてあげられたくらい。怪物を相手にサナギを守ることなんてできそうになく、あげくローラを巻き添えにしてしまうばかりでした。

 きっと、自分たちの気持ちを無視するなら、この場は逃げるのが正解でした。ローラも先生たちと同じことを言っています。

 だけど、この場にはワタルくんたち以外にも「逃げる」以外のことを選んだ人たちがいました。
 プリキュア。どこの誰だか知らないけれど、怪物と戦ってくれています。
 ・・・なんだか苦戦しているようだけれど。勝てそうには見えないけれど。

 あの人たちも、間違えたんでしょうか? ワタルくんたちと同じで。
 本当は逃げるべきだったんでしょうか?

 「プリキュアは負けないわ! プリキュアが必ず助けてくれる!」

 いいえ。あのローラが自信たっぷりに言うんですから、きっとそうなんでしょう。
 どんなに不利そうでも。どんなに負けてしまいそうに見えても。
 あの人たちが戦っていることは間違いなんかじゃなくて、きっとちゃんとした意味があるんでしょう。

 「・・・がんばれ、プリキュア!!」
 「がんばれ、プリキュア! がんばれ、プリキュアー!!」

 だから、祈ります。
 応援します。

 あの人たちが逃げるのではなく戦うことを選んだことに本当に意味があることを。
 そして、願わくば自分たちがここに留まってしまったことにも、ほんのわずかでもいい、どうか意味がありますように。

 逃げる人がいて、サナギを守ろうとする人がいて、怪物と戦おうとする人がいて、そういうあらゆる違いの行く先々に、それぞれががんばった意味がありますように。

 保障も根拠もろくすっぽありません。
 ローラが言うから本当になるような気がしただけです。
 もはや正しいかどうかじゃありません。信じたいから信じることにしただけです。

 「――オーライ!」
 「こりゃ絶対負けられないね!」

 そして、子どもたちの願いは叶いました。

 逃げる人がいて、サナギを守ろうとする人がいて、怪物と戦おうとする人がいて、
 あるいはひとりで遊ぶ時間があって、
 ときどき誰かと一緒に遊ぶこともあって、
 そのどちらも認めてくれる人がいてくれて。

 今話はその全部に意味がありました。
 あらゆる多様性が同時並立して、しかもそのどれもが認められました。

 一応、今話はさんごの当番回だったんだと思います。ストーリー展開からしても、放送スケジュールから見ても。
 さんごの物語にあるテーマは、自分らしさを貫くことと周りに合わせることの、その両立。さんごという子はそれら両極端に振りきらず、ちょうどいい塩梅を模索しているように見えます。
 きっと、本当はどちらでもいいんだと思います。
 そして、どちらともつかない道だって、選んでいいんだと思います。

 選択肢は両極端の2択ではありません。どうやら私たちの想像するよりはるか無数にあるようです。

 だったら、自分に最高に似合うものを選び取ればいい。

コメント

  1. ピンク より:

    とりあえず図鑑の表紙とか中身がやたらリアルで「うわ?!」となった次第。

    保育士さん体験って頼む前から女子生徒に大人気のイメージでしたが、地域によるんですかね。
    それはさておき、それぞれのやり方でお姉さんしてる姿はなんだか楽しかったです。

    実際の保育士さんはまなつたちのように子供たちと触れ合うのに加え、健康管理や行事の準備など細かい仕事が多いと聞きます。
    何より保護者の方々から大切なお子さんの命を預かってるわけですしね。
    素人なりに頭が上がりませんし陰ながら待遇改善を願います、ほんと。

    考えてみたら、結婚して子供を産んだり教職を目指す人って大体は『人と交流することがある程度以上好き』なのでしょう。
    ワタルくんは普段から「みんなと遊ばないの?」と声かけされてたみたいですが、一般的な子供を取り巻く大人ってそういう偏りがあるのかなーなんて思いました。

    • 疲ぃ より:

       そうか、これ東北人の気質か。従順だけれど積極性はないっていわれるアレ。
       この手の体験学習に限らず非全員参加行事はめったに立候補者が出ないので、教師によっては公募すらせずに最初から仲のいい生徒に頼んでましたよ。そして指名さえされてしまえば割と協力的なのも東北人。

       保育士さんホント細かい仕事が溜まりがちなもので、体験学習やボランティアを受け入れるとここぞとばかりに子どもの相手を任せるたがるんですよね。その間に仕事をこなす。
       体験学習しに来てイメージ通りの仕事が体験できるのはいいんですけど、裏方業務のほうは全然見ることができないもので、イマイチ本来の業務の全体像が見えてこないのがチト残念だったり。まあ、そもそもスポットで職場に来た人にどこまで任せられるのかって話でもありますが。

       保育士さんの性格は案外様々ですよ。陰気な人でも、それ故に恩師によく面倒を見てもらえたから憧れて~みたいな人は割といるみたいです。
       あと根が放任主義者な人だと、ワタルくんのような子は手がかからないし危険行為に分別もつくからということで、むしろ歓迎する場合もあったり。子どもに子どもの面倒を見させる狙いでルリちゃんみたいな“ファン”の子をけしかけることもあって、必ずしもそっとしておくばかりとは限りませんが。

  2. 亀ちゃん より:

    今日は保育園で課外授業するトロピカル~ジュプリキュアでした!!
    滝沢 あすかが今では自分のお兄ちゃんのこと、兄貴と称するところが、プリキュア的に不思議な縁を感じましたね!!☆☆♬
    キュアアイドルギャンブラーのお姉様はキュアアイドルギャンブラーのお兄ちゃんのこと、キュアアイドルギャンブラーのお姉様からしてもお兄ちゃんなので、兄貴と称しますから!!♪
    で、次回はローラ・アポロドロース・ヒューギヌス・ラメールとみのりちゃんの心が入れ替わってしまう話
    フレッシュプリキュアにてタルトとブッキーの心が入れ替わったことを皮切りに、スマイルプリキュアではキャンディーとスマイルのプリキュアの1人の心が入れ替わったのが未だに記憶に新しいですね!!
    タダ、キャンディーとスマイルのプリキュアの1人の心が入れ替わった話は見逃してしまったのですが(苦笑)
    次回は6月に入りますが、今はいとこのお姉さんの次女に感想を送りたい意味合いもあって、頑張って観続けます!!

    >で、プリキュアとは全然関係ないことで言いたい雑談は
    来年の3月30日から銀のあん=たい焼き屋では、スタンプが30個たまると、交換出来るシステムなのに乗じて、1年に一度のこの日だけはたい焼き1個につき、3個と3倍スタンプデーにすること再開した挙句に、来年から毎年毎年恒例になり続けて欲しいですね!!♫
    こうなると私個人としてもおかやま山陽高校がある地域から1番近いイオン倉敷にもある銀のあんに行きたくなる意欲をおもいっきりソソりますから!!☆☆♬

    • 疲ぃ より:

       ああー。そういえば『スマイルプリキュア!』にもありましたね。あのときはキャンディと星空みゆきでした。他に『キラキラプリキュアアラモード』で琴爪ゆかりがノラ猫と入れ替わったこともありましたっけ。
       入れ替わりネタは相当昔からある定番ネタのはずですが、声優やら作画やらに結構な負担があるからか、意外とそう頻繁には見かけませんね。おかげで『君の名は』しかり、実はまだまだ新鮮な可能性を秘めたシチュエーションだったりします。私の性癖でもあります。楽しみです。

  3. 東堂伊豆守 より:

    てっきり、苦戦するプリキュア達にローラが「アゲハチョウの幼虫はツノから臭いニオイを出すの!だからゼンゼンヤラネーダも臭いニオイを嗅がせれば、行動不能に陥って再生能力も失うはずよ!」とアドバイスして、キュアサマーがゼンゼンヤラネーダの顔面に屁を放ち、悶絶するゼンゼンヤラネーダを一気に「ビクトリー!!!!」するものだと思っていたんですけど……。
    たぶん、初稿を見たプロデューサーが「さすがにプリキュアが屁をこくのはマズイでしょ。鼻水くらいが限度では」とNG出したんで、完成稿では「ひたすら力押し」に差し替えられたんですよ、きっと。
    まあ、それはともかく、
    人魚の女王が送り出した増援要員·くるるんが徹頭徹尾“ただのペット”なの、ローラの「寂しがり屋のくせにプライド高い」性格に鑑みた適材適所の人選ではあったんですよね(他の者が皆行動不能という事情もありますが)。
    もし増援が「ローラに指示やアドバイスをテキパキ出す」ような人物だと、プライド高いローラがヘソを曲げる可能性がありますし、「人間達の中に入り込んでいけない寂しさと欲求不満にさいなまれるローラの、ストレスの捌け口になるイマジナリーフレンド」役に徹することが出来るくるるんは、正にうってつけの“人材”だったわけで。
    さらに、ローラが(一人だけで乗り切れるとイキがっていた)グランオーシャンを出発した時点でくるるんを同行させるのではなく、ローラがそろそろ孤独感に苦しみ始める時点で(プリキュアになってくれた方々への付け届けも兼ねて)くるるんを送り出すなど、タイミングの取り方も絶妙だったりする。
    いやぁ、人魚の女王様、プリキュアの元締には珍しく有能で思いやりのある御方なのでは……?
    まあ、ここにきて陸上移動と擬装の手段をローラが身に付けてすっかり人間界に浸透してきたために、くるるん氏の存在意義がいよいよ危うくなってきたんですが――――尾びれで歩行するローラが実は激痛を堪えていて、遂に疲労骨折とか靭帯断裂とかに見舞われ歩行不能となったローラに“本性”を顕したくるるんが「人間の足が欲しいか。そのためにグランオーシャンへ戻れなくなってもよいか。その覚悟あるならばこのくるるんが、そなたに足を授けよう」と、田中あいみさんが出せる限度一杯の低ーい声で語りだしたりして……?

    • 疲ぃ より:

       『魔法つかいプリキュア!』ならワンチャンやっていた可能性が・・・?(あっちでもお下品系は厳しいか)

       ローラ、最初の印象に比べてずいぶん図太――ゲフンゲフン、制約の範囲内でできることを増やしてみせたものです。当初は日常パートでも2本足で歩くようになるんじゃないかと予想していたものですが、これなら案外プリキュアに変身している間だけ2本足でも本人はあんまり不満を感じないかもしれません。
       今はまあ、半分無い物ねだり的に足を欲しがっていますけれど。

       そしてローラがいよいよ何でもできるようになってきたので、くるるんの仕事が皆無に・・・、どころか視聴者がくるるんに期待することすらなくなりはじめました。
       あの子は純然たる愛玩動物だからこそかわいい。

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