
触れあいって大事なことだよね。いつ海の生きものとお友達になるかわかんないもん。ね! ね!

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「やる気が消える? 水族館ふしぎツアー!」
意味もなく若干ミステリ仕立てになっていたシュールな絵面。久しぶりに活躍したようでよくよく考えたら何もしていないくるるん。必然性なく存在感だけやたら主張してくるイルカの浮き輪。そして地味に今回も推理を外したみのり。ヌメリーはよくがんばった。
そんなトロピカ節絶好調の第27話。
今話で描かれたものはきわめて明確です。
「触れあいって、とっても大事なことだよね」
以上。
『トロピカル~ジュ!プリキュア』面白いんだけど、毎週何を語ればいいのか悩む!
触れあいって大事
というわけで、今回はバトル描写について語ろうと思います。
プリキュアシリーズは大抵バトル描写を見ればそのエピソードのテーマがわかります。バトルにはそういう大事なものがいつもぎゅぎゅっと凝縮されています。
今回のゼッタイヤラネーダはボール&フープ型。一旦勢いがつくとよく弾み、高速で縦横無尽に動きまわって手がつけられなくなります。
さらにフープには飛び道具やキックを誘引する効果があり、たとえヤラネーダの動きが止まっていたとしても、強制的に輪くぐりさせられて本体に攻撃を当てられないようになっています。
つまり、“触れあい”ができない相手だということですね。
逆にどうにかして“触れあい”さえできてしまえばテーマ達成、その時点でプリキュアに勝利が与えられる構図です。
プリキュアはこの敵に対し、それこそ直球で“触れあい”を用いて対抗しました。
キュアサマーに攻撃が当たりそうなときはキュアラメールが体をぶつけて救出しましたし、キュアコーラルとキュアパパイヤはお互いの靴底を蹴りあってチームワークで敵の攻撃を躱しました。人数の都合かキュアフラミンゴだけ単独で敵に相対することになり、ここでは“触れあい”が行われなかったために不利な戦況となってしまいました。
勝利の鍵を握っていたのはプリキュアではなくイルカたち。キュアサマーが身を挺してイルカたちを助けると、彼らはキュアサマーを心配して寄ってきて、“触れあい”によって絆を深めました。
今回の敵はプリキュアがどんなに工夫しても攻撃を当てられない手強いヤラネーダでしたが、イルカたちの信頼と協力を得ることで戦況は一変。彼らの曲芸遊泳とコンビネーションしたプリキュアのキックによって、ついにヤラネーダと“触れあう”ことができました。あとはトドメを刺すだけです。
これだけバトルにおいて“触れあい”が重視されていたのを確認したうえで全体を観返すと、なるほど、やはり今話は“触れあい”がテーマだったんだと改めてわかります。(※ まあ、そもそも今話の場合バトル抜きでもアバンやラストのセリフだけでテーマがわかるようになっていたんですが)
イルカの皮膚の触感はナスに似ているという話をしたり、クラゲには毒があるから触ると危ないという話だったり、ヌメリーをコチョコチョくすぐってみたり、かと思えば寝ぼけたジュゴンにはいくら言葉で訴えてもなかなか伝わらなかったり。
なんかいつの間にか仲よくなったらしいみのりとクラゲ、ローラとジュゴンまで水槽ごしに触れあいを楽しむ姿が描かれました。
細々としたシーンひとつひとつに至るまで、実はどれも“触れあい”をテーマに展開されていたことがわかってきます。
私がプリキュアの感想文を書くときはだいたいいつもこんな感じの見かたをしています。
とりあえずエピソードテーマについてだいたいの目星をつけて→バトル描写を確認して→それから細々とした描写の意味を考える。
そんな感じ。
いつも記事冒頭、あらすじ代わりに【うまくいかなかったこと】【やりきれたワケ】という項目に分けてエピソードテーマを押さえているのも、あのスタイルだとバトル描写をヒントとして使いやすいからでもあります。今回わざわざあれを使うほど複雑なストーリーじゃなかったので省略しちゃいましたが。
まあ、なんだ、つまるところプリキュアのストーリーって、実はかなりの部分をシステマティックに読解できるという話ですよ。お子さんの国語力養成にもぴったり。国語の読解問題ってこんなふうに自分なりの読解ロジックを組み立てられるかがミソですからね。あれは感性頼りで解けるようには出題されていません。
アニメを読み解くなんてオタク臭いと思われがちですが(実際オタク特有の楽しみかたですが!)、たまに試してみると色々な気付きがあってオススメですよ。
増えろ、アニメ感想ブログ。
コメント
唐突に教訓話じみた終わり方してきたので「ん?」と思いましたが……たしかに。
人間、無気力なときに他人と関わろうとはしない気がします。
これもまた『やる気』の在り方なんでしょうね。
唐突に変なこと語りだしたなと感じたときは、ちょっと意識してロジカルめにそれまでの過程を見なおすようにしています。
ピンとこなかったのはたぶん、語り手の狙いどおりに受け取るためのチャネルが私のなかに無かったせいなので、そのディスコミュニケーションを解消するためにはこちらからの歩み寄りが必要かなあと。
エラそうなことを言っていますが、そういえばやる気の話につなぐところまでは持っていけなかったですねえ。なるほど。
私つくづくそのあたりの引き出しがなさすぎますね。
今日のトロピカル~ジュプリキュアは水族館でした
ヌメリ―の「(前略)もんですか」というセリフにはシックリ着ました
私は宇宙の軍人美少女アニメにて、身体がドンドン太ってブラックホールが誕生してしまった大和撫子風軍人に、主人公の部隊のリーダーが
「そのノートをこっちに寄越せ」
と言うと、双子部隊に寝返った大和撫子軍人が
「誰がアンタ達なんかに渡すもんですか」
と返し、これが何回も視聴していくうちに聞き応え大有りだったので、プリキュアちゃんねるのプリキュア以外の作品で見つけたセリフを次々と書き込んでいくスレッドに、大和撫子風軍人のそのセリフを書き込んだことがあります
だから8時30分から10時までに終わる日曜のアニメ的に感慨深いですね
それからまなつがグシャグシャな言葉で、イルカとの触れ合いが後回しになって残念がるセリフに関しては、マガジンの本格的な高校野球漫画にて、東京地区大会の準決勝にてサヨナラホームランをキャプテンで4番そしてキャッチャーである主人公の先輩に打ち込まれ、試合後は
「だぁ~グゾ~グヤジイ~」
とグシャグシャな声で叫びます
こっから私はキュアレッドアイズがグシャグシャな声で、2018年の夏の近大福山の高校野球観戦記にて、1点を返し尚もダブルチャンスで、ホームランを打ち込むと、一気に逆転サヨナラ勝ちとなるのに、4番がバッターアウトになり、どうしようもなく悔しい~と嘆きました
こう思うと8時30分から始まるアニメ的にもプリキュア的にも感慨深いですね
で、ヌメリ―はちょっとずつやる気パワーを奪って行けばプリキュアにはバレないと思っていましたが、実は落とし穴にハマっていましたね!!
で、今回の絶対ヤラネーダをヒン死に追い込むには、パティシエプリキュアには難しかったでしょう
次回はプリキュアでは久しぶりの文化祭
チョンギーレも一般の生徒や一般客のために、売り込むための料理をしますが、ガンガンの漫画であった美味な度合いの対決はないでしょう
私は2018年のレンジャー系のルパンレンジャーVSパトレンジャーを思い出しますね
私は戦隊ヒーローだと☆☆レンジャーというレンジャー系の名前が1番好きですし、この頃はいとこのお姉さんの息子に感想を送りたい意味合いもあって、よく視ていました
ヌメリーさんよくよく考えるとフツーにバレてるのでフツーに失敗なんですよね。社会派っぽく語るなら大いに厄介な手口ではあるんですけど、本人そこまで考えていなかったようですし。ABCDサイクル回してけー?
ガンガンのグルメマンガというと・・・お好み焼きのやつくらいしか記憶にないなあ。あの雑誌、グルメ系ってめったにやらなかったですし。(※ 最近の傾向は知らない)