でも、今これが必要なのは私じゃなくてソラちゃんって気がするから、ね、プレゼントさせて!
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「ヒーローがおうちにやってきた!?」
大きな出来事
メインキャラクター:ましろ
目標
ソラとエルちゃんの当座の生活拠点を確立する。
課題
ソラは自立心が強い反面、人に頼ることに遠慮がちな側面があった。
解決
衣食住は何やら訳知り顔のましろのお婆ちゃんが提供してくれた。
その他、今のソラに足りない部分はましろが自主的にサポートしてくれる。
バトル
苦戦
普通の女の子であるソラやましろにとってランボーグは恐怖でしかなかった。
勝利
ヒーローに変身したソラにかかればランボーグなど敵ではなかった。
ピックアップ
本物のヒーローに憧れて
ソラにとってのヒーローといえば幼いころ命を救ってくれた強い剣士のこと。
ましろにとってのヒーローはソラ。怖いことも悲しいこともたくさんあるのに、心の奥に押し隠してひとり強くあろうとするその気高さに心惹かれた。
ソラは誰にも助けを求めない。だから、ひとりで苦しまなくて済むようましろは彼女の助けになりたいと願う。
ヒーローに憧れているのはソラだけではありません。そんな第2話。
ソラは強い子です。色々と常識が欠けているところはありますが、ちょっとやそっとのことではへこたれないので自分ひとりでもどうにかできるでしょう。人好きのする気持ちのいい子でもあるので、なにもましろが助けてあげなくたって他に支援者を見つけられそうでもあります。
だけど、それではましろがイヤでした。
ましろは知っています。本当はソラがいつも震えていること。虚勢じみた勇気で怪物に立ち向かっていること。
ましろは知っています。本当はソラがヒーロー手帳を破られてしまったことを相当ショックに感じていること。
とはいえ、それで直ちにソラの心が壊れてしまうかというと、そんなことはないでしょう。ましろが知るソラという子は本物のヒーローです。誰かの助けなんてきっと必要とせず、傷だらけになりながらもいつか自分の手で自分の理想を叶えてみせるでしょう。
そこまでわかったうえで、“ましろが”ソラに何かしてあげたいと願うのです。
ただただ、ましろがソラの強さに憧れたから。
その強さに今しばらく触れていたいと思えたから。
遙けき背中を追いかけて
「未熟です。憧れのあの人の背中ははるかに遠い。――でも! でも今は、ヒーローの出番です!」
今の自分が憧れの人と肩を並べる力を得たかといえば、到底そうは思えません。夢は未だ道半ば。本来なら自分なんかがヒーローを名乗るなんておこがましい。
けれど、もしこの場に本物のヒーローが居合わせないなら。ヒーローがいないことで誰かが傷つくことになるのなら。
そういうときだけでいい。自分にヒーロー役をやらせてほしい。仮初めでいい。うたかたでいい。本物にはまだ遠く及ばなくてもいい。
だって、自分はヒーローを目指しているのだから。
ソラは知っています。
苦しいとき、辛いとき、ヒーローが駆けつけてくれることでどんなにか救われた思いのすることか。
ヒーローを必要とする人たちの気持ちがソラにはわかります。だから、今の自分を自分でヒーローとは呼べなくとも、ソラは誰かのためのヒーローらしくふるまおうと心がけます。
「ねえ、ソラちゃん。あなたってヒーローなの?」
「うーん・・・。私にもわかりません」(第1話)
自分はヒーローではない、なんて謙遜はできませんでした。それは自分のようにヒーローに救われた人たちにとって一番ガッカリする言葉です。憧れには、どうか憧れのままでいてほしい。たとえそれが本当は半人前未満のヒーローモドキだったとしても。
それでいて、ヒーローを自称することもできませんでした。自分が憧れている存在は全然この程度のものじゃないという矜持がありました。ちょっとしたエゴイズムとして、少なくとも自分だけは本物のヒーロー以外をヒーローと呼びたくありませんでした。
だから。
「ソラちゃん。――気をつけて!」
ましろが送り出してくれたときの言葉は、今のソラにとってちょうどいい塩梅でした。
ヒーローにしてはちょっと情けないけれど、ヒーロー見習いとしては背中を押されたことがとても嬉しい。
憧れに、また一歩近づけた心地がしました。
今、すぐ隣にいる憧れの人
「わかってます、ましろさん。騒ぎになる前に――」
そんなことが言いたいのではありませんでした。
ソラにはヌけている部分が多々あるものの、頭の悪い子だとも思えません。なにしろソラはましろにとって本物のヒーローです。ああ見えて意外と、たとえばエルちゃんが泣いたとき自分よりも落ち着いて対処してみせたような、不思議な肝の太さもあります。きっと自分なんかが手助けしなくたって大抵のことはうまく乗りきってくれることでしょう。
そうではなくて、――そうではなくて。
「ねえ、おばあちゃん。お部屋の百科事典にプリキュアのこと、何か載ってない? お願い。調べてあげて」
「私のことより、この子をおうちに帰してあげる方法を見つけることが先です。約束したんです。パパとママのところに帰してあげるって。ヒーローは泣いている子どもを絶対に見捨てません!」
ましろが知っているソラという子は、それはもう本当に心の強い人物でした。
いつだって自分のことより他人のこと最優先。無茶も無謀も押し通すけれど、それだって全然無理しているようには見えない子。
人より何倍も傷ついて、そして、その痛みに人の何倍も耐えられる規格外の少女。
この子はきっと、周りにいる誰かの助けを必要としない。
だからきっと、放っておいたら本来受けられて然るべき当たり前の親切にも触れることがない。
しかもそれで本人は何も困らない。自分が貧乏クジを引いているとは少しも思わない。
自分ひとりでどんどん強くなって、自分ひとりでまっすぐ夢を叶えにいける、そういう子。
そんなの“ましろが”イヤでした。
だって、ましろはソラと友達になりたいのに。
せっかくできた友達に、こちらから何もしてあげられないなんて。そんな関係性なんて。
「ねえ、ソラちゃん。あなたってヒーローなの?」
「うーん・・・。私にもわかりません」(第1話)
あのときあの瞬間からソラはましろのヒーローでした。
もしかしたらソラは自分をヒーローと認めないかもしれないけれど、ソラの考えるヒーロー像はましろが彼女に感じたヒーロー性とはどこか違うかもしれないけれど、あのときましろは確かにソラに憧れて、そして、強く心惹かれました。
だから望んだのです。
「騎士とか要らないよ」
「え。・・・じゃあ、どうすれば」
「えっと。そうだ! お友達からお願いします」
どうか、この人の傍にいさせてほしい。友達にならせてほしい。
苦痛も恐怖も知ってなお誰かのために立ち上がれるその強さ、気高さ、そして優しさ。少しでも見習いたいって思うから。
「――どうかな? これ、ヒーロー手帳にならないかな。かわいいでしょ。発売前から情報チェックして、お小遣い貯めてたんだ。でも、今これが必要なのは私じゃなくてソラちゃんって気がするから、ね、プレゼントさせて!」
もしかしたらこの子はこんなもの必要としていないかもしれない。
ヒーロー手帳を失ったことには間違いなく傷ついていて、だけど、その傷を癒やすのに誰かの助けは必要としていないかもしれない。
だけど、必要としてくれてほしい。
自分に隣にいる特権を許してほしい。
いつか自分が本当の意味で彼女に必要とされる存在になれたら、すっごく嬉しい。
自分がこんなにも慕っている気持ち、好意も善意も親しみもひっくるめて全部、少しでもこの子に伝わってほしい。
奇しくも世間はもうすぐバレンタインデー。Pretty Horicのお店では「Special thanks day for favorite」と題したフェアが催されていました。
「ソラちゃん。――気をつけて!」
この人は痛みも怖さも知っていて、それなのに絶対に諦めることがない、私のヒーロー。
そんな、ふたつの物語のはじまり
「出会いに偶然はない。人と人が巡り会うこと、それはいつだって必然。運命。物語の始まり。――わかる?」
そんなわけで、現状のソラとまひろのヒーローへの憧れかたはひどく不健全です。
はい。不健全です。
ソラは理想が非現実的なほどに高すぎて、現状でほとんどヒーローみたいなことができているにもかかわらず、自分ではまだ全然満足できていません。すでに結構な無理を押して努力していることもあり、このままでは早晩確実に自力で超えることのできない壁にぶつかることでしょう。
ましろはましろでソラに非現実的な理想像を重ねすぎです。ソラの精神力が実際に常人離れしているのが悪いのですが、それを最初に見たせいでソラの強さを過大評価しつつあります。恐怖に震えている子の背中を、善かれと思って押してしまうほどに。
現実離れしたヒーローに憧れることが悪いことだと、私は考えません。
高い理想は自己研鑚のための強力なモチベーションになりえます。それはいいのですが、やっぱりどうしても理想と現実とのギャップに苦しむ日は来てしまうんですよね・・・。落差が激しいケースだと、その失望は筆舌に尽くしがたいものになると聞きます。(正直、私はあまり高い理想を持たなかったヌルい子どもだったのでそのあたりは聞きかじりにしかなりませんが)
で、そういう暗い側面を考慮に含めたうえでなお、現実離れしたほどに高い理想を子どもたちが抱くことを、私はやっぱりどうしても悪いことだとは思えないんですよね。
さて、物語が始まります。
物語というのは突き詰めると結局のところ全て、人の心が大きく動く瞬間を切り取った創作物です。ラブコメもSFもバトルも、アニメも映画もゲームも小説も、全部結局のところ中心にあるのはいつだって人間であり、思いです。それ以外の要素は表現の手段に過ぎません。
物語が始まります。
さしあたってはソラとましろを主人公に据えた物語が。
物語が始まったということはつまり逆説的に、今のふたりには変わらなければならない何かがあるということであり、実際これから変わっていくということです。
まあ、アニメとしてふたりの姿を追っている私たちには最初からわかっていた話ではあるんですが。
お互い隣で語りあいながら、それぞれ明らかに異なるヒーロー像を胸に抱いたふたりの物語です。
この出会いはきっと、ふたりに自分の理想を見つめなおし、新たな世界観をもたらすきっかけとなっていくことでしょう。
それぞれ理想は高すぎるほど高く。ならば少なくとも現実に妥協してほどほどの自己実現で満足するような未来にはならないことでしょう。理想はあくまで高く、しかし、非現実的にはならない夢の叶えかたとは、さて、どのようなものになるのでしょうか。
コメント
今日はひろがるスカイプリキュアの第2話でした
カバトンがソラ・ハレワタールやましろに名前を間違えられるのはミズ・シタターレの時以来女児向けプリキュア史上17年ぶりとなる感慨深さと言えますね!!
ザブトンあるいはカツドンとどっちも日常生活に実在するモノであるように名前を間違えられました
で、そのカバトンは「あのガキンチョ(プリンセス・エル)はどこだ!!?」と聞き求めつけたのはシックリ着ました!!☆☆♬
ハートキャッチプリキュアにてダークプリキュアが月影 ゆりはどこだ?と聞き求めて以来女児向けプリキュアでは13年ぶりとなる感慨深さでした!!☆☆♬
その前はバイキン草によって洗脳されたロールパンナが食パンマンとカレーパンマンを甚振った後、アンパンマンはどこだ!!?と聞き求めつけたのが印象的だったので、女の子に大人気のアニメ的に感慨深さが復活したセリフですね!!☆☆♬
さらにソラ・ハレワタールの「約束したんですよ」というセリフもある意味シックリ着ました!!☆☆♬
私は昨秋の岡山大会の準決勝では自分の母校であるおかやま山陽高校が中国地区大会に再出場出来るよう拍手を送って、試合が終わると倉敷マスカットスタジアムを後にして、イオン倉敷に直行し、プリキュアの映画を観たのは「いとこのお姉さんの次女と約束してたんですよ」と私の現職の会社の後輩上司に話し込むことがありました
これはふたりはプリキュアSplash Starの第7話にて、カレハーンの第一次打破の時、キュアブルームは「みのり(妹)と約束したのよ」と言い放ち切ったことからモジったセリフとして交えられたと思うと、女児向けプリキュア的にこれも17年ぶりとなる感慨深さですね!!☆☆♬
で、次回はプリンセス・エルがホームシックに陥って泣き出してう話ですな
私の予想は2割ほどプリンセス・エルを主流とした話が第3話になると思っていたので、そのぐらい予想通りなのです☆☆♬
ということは2年連続で第4話が2人目のデビューとみて間違いないでしょう
いとこのお姉さんの次女には2人目のデビューが楽しみな気持ちは不動なことをいとこのお姉さんのスマホにLINEしました
>で、プリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は2,3週間ぶりに高校野球で
来週の金曜はいよいよ春の香川大会の組み合わせ抽選会なのです!!☆☆♬
私は高校野球ファンでもあるプリキュアのお兄ちゃんと自称し続け、高校野球の香川大会の組み合わせ抽選会も当然楽しみで仕方ないのです!!☆☆♬
香川県営球場で試合をする日は今年の春の大会では夏に向けてのシード権を争う戦いで、今回は非常に少なく土曜は祝日でもある火曜に、高校野球ドットコムで勝利・健闘・奮闘記念メッセージを送りたくて、その野球場にて該当校が登場すると、迷わず岡山から香川県営球場に行って拍手を送る気がマンマンなのです!!☆☆♬
しかしその該当校がすべて丸亀市民球場となった場合は、新型コロナウイルスの阪神地区=関西の(新規の)感染者状況とニラメっこして、大阪府八尾市のMOVIXにて、らくだい魔女を見に行く予定なので☆☆♬
その便にはもちろん大阪市阿倍野区のあべのキューズモールの3Fに既に移転済みであるプリキュアの店にも行って、今度こそ我が子もいなければ甥っ子・姪っ子もいない30代半ばのおっさんのプリキュアファンとして、欲しいものがあることを願って絶妙な金額になるように買い物する気もマンマンなのです!!☆☆♬
ザブトン、カツドンと続いたあたり、ソラたちもあれはカバじゃなくてトン(豚)だと認識したんですかね? (と思っていたら今週カバピョンにされました)
とりあえず、ソラが天涯孤独の身とかそういうのじゃなくて安心しました。
アニメのお約束的表現かと思いきや、まさかいきなり虹ヶ丘家のデカさに言及するとはw
あの家は名士の家系か何かで、そのためましろんはご近所で自分たちが良くない噂の種になることを恐れてる……とか?
おばあちゃんはスカイランド関係者と判明したわけですが、本当に帰り道を知らないんですかね。あるいはソラとエルちゃんがソラシド市に留まるべき事情があって、わざと黙ってるのか。
赤ちゃん用品をあそこまで周到に揃えてるのに、ソラの服とかは用意してないチグハグさも気になるところです。
あれだ。実は本来の流れであればソラのポジションにカバトンが収まってたやつだ。
ソラシド市に着いてからなんやかんやあってカバトンが正義の心に目覚め、さらになんやかんやあってカバトンがプリキュアに変身する予定だったんですよきっと。お婆ちゃんの部屋のタンスにはカバトンサイズのパジャマが隠されているはず。
ソラ・ハレワタール嬢って「ヒーローになりたい」とは願っても「ヒーローとお友達になりたい」とは考えないんですよね。
たぶんソラ嬢は、ヒーローは完全無欠で、偉大で、孤高の存在で、私ごときがお近づきになってもご迷惑となるだけで、お役に立てる筈もない……と考えている、んでしょう。
一方、虹ヶ丘ましろ嬢は対照的に……「ヒーローとお友達になりたい」、んですよね。
ここら辺、ヒーローと出会ったときの年齢の違いも作用しているんでしょうが、ましろ嬢って「ヒーロー」ソラ・ハレワタールの“強さ”の内側に潜む“弱さ”“脆さ”に感づいていて――――誰かがこのヒーローの“脆弱さ”をフォローしてあげないと、ヒーローはいずれヒーローでいられなくなってしまう――――と気づいたんだと思います。ヒーローには「サポーター」が必要。それも、ヒーローの“脆弱な”内面に飛び込んでいける、「お友達」が必要なんだと。
ところで、第2話まで視てきて気になったのは、本作の劇中世界において「プリキュア=ヒーロー」とは認識されていないらしい点なんですよね。ソラ嬢など「ヒーローになりたい」とは願っても「プリキュアになりたい」とは願っておらず、それどころかプリキュアというものに全く興味がないという体たらくで。
そうだとすると……今後プリキュア「キュアプリズム」となることが確定しているましろ嬢は、「自分もヒーローになりたい」と願ったからプリキュアになるのではなく、別の理由たとえば「ヒーローのサポーターになりたい」という理由でプリキュアとなる可能性もありそう、なんですが、さて。
まあそこらへんは憧れの人が目の前にいるかどうかって部分が大きい話でもありますし。
最近のプリキュアって「誰かに必要とされたい」という願望が昔より薄くなった感じがあるんですよね。あくまで自分がやりたいからやるスタイルというか。プリキュアが救おうとする人たちが向こうから助けを求めなくなったのもその延長線上かなとも。
カバトンが名前間違えられるなら、敵キャラがバッタモンダーの時にもやってほしかったですね(笑)バッタモンダーが1番間違えられそうな名前してるのに勿体ない…💦バッタモンダーが名前間違えられるなら次の通りです。…「バッカモンガー」「バケモンダー」「バックナンバー」「バックパッカー」「バッターアウト」「バッティングセンター」「タッパーウェア」「カッターマット」…など。
わかります。あとは「バックダンサー」とか「ハッタリ」とか(笑)