ふっ。めっちゃイケてるでしょ!
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(主観的)あらすじ
楽しかった夏休みも終わり、はなたちにはたくさんの想い出が残りました。この調子で新学期も全力でがんばるぞ! フレフレみんな! フレフレ私!
想い出といえば、とでもいうのか、はなの前の学校のクラスメイト・エリが会いに来ました。はながクラスで孤立してしまう原因をつくってしまった元いじめられっ子です。彼女はみんなにイジワルされていたところをはなに庇われ、しかしそのせいで今度ははなが無視されるようになったことに対して何かをする勇気が出せませんでした。そのままはなが転校してしまい、ずっと心にしこりが残っていました。
会いに来たのはいいものの、いざはなの前に立つとどう切り出すべきかわかりません。結局彼女は何も言わないまま逃げだしてしまいます。本当はただ謝りたかっただけなのに。はなの方もどんな顔をすればいいのかわからず、追いかけることができませんでした。
はなの代わりにさあやとほまれがエリの今の気持ちを聞いてきてくれて、いつものはなみたいにえみるとルールーがフレフレ応援してくれて、はなはもう一度エリに会う勇気を得ました。ちょっとしたトラブルにも背中を押されて、はなはやっと今の気持ちを、友達になりたいという今の気持ちを、エリに伝えることができました。
楽しい想い出も悲しい記憶も、全部の過去が今の自分をつくり、過去に結んだ全部の絆が今の自分をつくります。そして今の自分がみんなと新しい未来を切り開いていくのです。過去と現在と未来はひとつづきにつながり、はなたちはプリキュアの新たな力・メモリアルキュアクロックを手にしました。
何から書いていくべきか。今回はとりとめなく思うことが色々たくさんあるので、たぶん全部の感想を文章に盛り込むことはできないと思います。とっ散らかった文章にもなるかも。取りこぼした分は・・・次回以降でちょっとずつ拾っていけたらいいなあ。
高校1年のころ、私のクラスに早々から孤立している人がひとりいました。クラスメイトからちょっと度が過ぎたイヤガラセを受けている姿も何度か見ました。その人は入学から半年も経たずに保健室登校になり不登校になり、そのうちそのまま退学してしまいました。地元ではそこそこ偏差値の高い学校です。高校受験、きっとがんばったはずなのにね。
その人と比較的仲が良かったのが、たぶん私でした。たぶんウマが合いそうなニオイを感じ取ったんでしょうね。ちょいちょい親しく話しかけてきてくれていました。ですが、私の方からは特に何もしませんでした。
色々言い訳がないこともないんですけどね。私は私でイジメを受けていましたし。根本的にひとりでも平気な性格なので向こうの気持ちを測りかねていましたし。けれど、それでも、あの人がクラスからいなくなったときの残念な気持ちは今も私の胸にわだかまっています。何もしようとしなかった薄情者のくせにね。
先週パソコンのHDDが破損しまして、当時から書き綴っていたいろんな拙い文章(いわゆる黒歴史)も全部ふっ飛びました。マヌケなことにRAID5にしていたので素人技術じゃサルベージもままならず。どうせ読み返すことはほとんどなかったんですが、もう二度と読めないという思いは実際読み返すかどうかと関係ないものですね。けっこうクるものがありました。
ですが、まあ、こうしてみると存外当時の思いって頭のなかにもちゃんと残っているものですね。忘れられないともいう。いや、基本忘れてるけど。ふわっと思いだしては身もだえます。結局、過去にあったことというのは現在に何があっても消えたりしないのでしょう。よかった。
想い出が元気をくれた
「夏休み、楽しかったね!」
想い出話に花が咲きます。
えみるとルールーもなんだかんだでアイドルデビューした扱いなんですね。単にパップルのプロダクションに所属する気がないだけで、初期のyoutuberみたいにセルフプロデュースした感じなんでしょうか。えみるの物語はアイドルにならなきゃ発展しようがないんじゃないかと思っていたので一安心&納得です。
楽しかったこと。かわいかったこと。おいしかったこと。いろんな人の口からいろんな想い出が語られて、みんなでいっしょに共有します。
「夏休み明けもがんばるぞ! フレフレみんな! フレフレ私!」
楽しかった想い出が、みんなの明日をつくるための元気を育んでくれます。
このあたりの想い出の価値に関しては夏休み中に何度も繰り返し語られてきました。第29話のお婆ちゃんのエピソードなんてそれこそズバリ、衰えゆく老後を楽しみにできるほどの強力な魅力とされていましたね。
「やっぱりおいしい。甘くてほかほかのこのお饅頭を食べると、心が希望でいっぱいになる」
「たんぽぽ堂は私の大切な宝物なんだ。誰にも壊させはしないよ!」
「歳を取るのもなかなかいいもんだ」(第29話)
楽しい想い出こそが明るい未来図を描きます。
では、そうではない過去は?
「やめて! みんなカッコ悪いよ!」
この理屈でいえば、悲しい出来事もまた、未来に何か影響していくものなのでしょうか?
ひとりぼっちになってしまった過去。心が涙であふれる暗い記憶。本音を言えばさっぱり脱ぎ捨ててしまいたいもの。
「あっ・・・」
「のの・・・のの・・・」
なのに、過去が追いかけてきます。
「大丈夫。はなは間違ってない。もう我慢しなくていい。はなの未来は無限大!」(第23話)
そういえば、あのときお母さんは「間違ってない」と言いました。その後の事実としてははなは逃げるように転校していったわけですが、それでもお母さんははなのしたことを「間違ってない」と肯定してくれていました。
あれはどうしてでしょう?
はなにとってはとっても悲しい出来事だったのに、それでも忘れちゃいけないことだったというんでしょうか。逃げるだけじゃダメだったんでしょうか。
だとしても、どうして?
「バイバイ、子どもっぽいはな」
「元気だけが取り柄のお茶目なはなとはもう言わせないんだから!」(第1話)
それとは別に、今までの自分を脱ぎ捨てて変わろうとしたこと。
あのときも、きっと世界中みんながこの愛らしいアホっ子の未来を祈りました。一部は自ら行動を起こしました。工作ばさみさんと朝の日差しさん。陽光を反射して眩しく輝くはさみは・・・はなの前髪を切りすぎました。
光降りそそぐ新しい朝へようこそ、野乃はな。爽やかな朝のそよ風さんが“イケてるお姉さん”へのページをそっと閉ざしました。
どうして?
想い出が絆をくれた
「知り合い?」
「あ、うん・・・。前の、学校の・・・」
「お友達ですか?」
「え。・・・えっと」
そもそもエリはどうしてはなに会いたいと思ったんでしょう。
あの子にとってもきっと悲しい出来事だったはずなのに。
自分から来ておいて、悲しい顔をして、何も言わずに逃げ去って。いったい何がしたかったんでしょう。
わかりません。
「追いかけますか?」
「・・・大丈夫! さあ、ビューティーハリーに行こう!」
知ろうとしなければ、それは知りようのないことです。
「ハリー。・・・過ぎていった時間はどうなるの?」
そのくせ気になって、頭のなかがエリのことでいっぱいになって。
はなの方こそいったい何がしたいんでしょう。
「やはりはなの様子がおかしいです」
こういうのはいつものはならしくありません。みんなの知っているいつものはなだったらどうしていたでしょうか。
「あんなほまれちゃん、やっぱりほっとけない!」(第5話)
いつものはななら、きっとそれでもひとりで放っておきませんでした。
「カッコいいね。えみるは隠れてみんなを守るヒーローなんだね!」(第9話)
いつものはななら、きっとそれでもステキなところを見つけて応援してくれていました。
はながいつものはならしくないのなら、さあやとほまれがはなの代わりを演じましょう。
「待って!」
いつものはななら、きっとそれでもひとりで放っておきませんでした。
はながいつものはならしくないのなら、えみるとルールーがはなの代わりを演じましょう。
「今度は私たちがはな先輩にエールを送るのです!」
いつものはななら、きっとそれでもステキなところを見つけて応援してくれていました。
「はなだよねえ。こないだまでいろんなことがあったのに、笑ってて。はなだよねえ」
「うん。何があってもいつも明るくて、まっすぐなはなを見てると」
「私たちも笑顔でいなきゃって」
「なのです!」(第24話)
さあやたちはみんなはなのはならしいところを知っています。みんなはなのステキなところに惹かれて、みんなはなみたいにがんばりたいと思うようになりました。
これもまた、はながみんなと積み重ねてきた想い出のパワー。
「私、みんなに会えてよかった!」
ところで気づいているでしょうか。
「こないだまでいろんなことがあったのに」「何があってもいつも」――さあやたちにとってのはなとの想い出は、実は必ずしも楽しいことばかりではありませんでした。辛いことも悲しいこともたくさんありました。はなのカッコ悪い姿だって何度も見てきました。
なのに、むしろ、だからこそなおさら、彼女たちははなのことをステキだと思っているんです。
どうして?
過去のプリズム
そもそもエリはどうしてはなに会いたいと思ったんでしょう。
そしてはなははなでどうして逃げる彼女を追いかけられなかったんでしょう。
さあやとほまれがはなに代わって彼女の今の気持ちを聞きました。
「ののたん、怒ってるかなって」
「いつも助けてくれてたのに、私は自分のことが大切でののたんを守れなかった」
「ごめんって言いたいの」
ぶっちゃけ割と身勝手な言い分です。
なのでほまれなんかはけっこう手厳しい印象を抱きます。
「私は無理して会わなくてもいいと思う。だってさ――」
さあやですら若干ピントのズレたところに憤ります。
「カッコ悪いのは誰かの心を傷つける人たち!」
おそらくはあなたも、あなたなりの視点ではなの過去に思うことがあったでしょう。私もはなの気持ちから離れて自分の高校時代を思いだしていました。
ひとつの出来事に対してみんな様々なことを考えるものですね。
さて。はなの場合はさあややほまれとは(もちろん私とも)また違うことを考えていました。
「私、ずっとエリちゃんに嫌われちゃったんじゃないかと思ってたんだ」
あの悲しい過去の出来事。
その何がはなにとって一番辛かったかといえば、エリを助けたせいで孤立したことでも、孤立するようなカッコ悪い自分になってしまったことでもありませんでした。
「おっちょこちょいだし、グイグイ行きすぎてヒかれちゃうことも多いし」(第5話)
孤立した自分に、エリまでもが声をかけてくれなくなったこと。
それをはなはずっと“自分が余計なことをしてしまったせいだ”と考えていたんですね。声をかけてもらえなかったのは、自分がエリに嫌われてしまったからなんだと。
実ははなにとって、それこそが何よりも堪えていたんですね。
そっか。私もその視点はなかった。
エリに嫌われたように思えたのははなの誤解でした。
「エリ。また元に戻りたいの?」
エリははなを嫌っていたのではなく、周りが怖くて身動きが取れなかっただけでした。
エリはそのことをずっと申し訳なく思っていて、今もはなに謝りたいと思ってくれていました。
人によって彼女に対して思うことは様々あるでしょうが、はなにとって一番大切なことはそのことで、だからあの悲しい出来事は、実ははなが思っていたよりも悲しいものではなかったのでした。
エリは今もはなのことを好きでいてくれたのでした。
仲直りしたいと思ってくれていたのでした。
「大丈夫。はなは間違ってない。もう我慢しなくていい。はなの未来は無限大!」(第23話)
お母さんは悲しみに沈むはなをぎゅっと抱きしめて、「間違ってない」と言ってくれました。
「はなだよねえ。こないだまでいろんなことがあったのに、笑ってて。はなだよねえ」(第24話)
ほまれたちははなのカッコ悪いところまでひっくるめて、はなのことを好きになってくれました。
どうしてか。
それは、悲しい出来事にだって、はな自身も気づいていないステキなことが隠れているからです。
「え、もしかして野乃さん!?」「なんでいるの?」「ていうかどうしたの、その前髪」
おそらくはエリに辛く当たり、はなをクラスで孤立させた張本人たち。
そして切ってしまったときはすごいショックだったこの髪型。
ですが、それがどうした。
「ふっ。めっちゃイケてるでしょ!」
今のはなには転校した先で新しくできた友達がいます。
今のはなには友達に前髪を褒めてもらえた自信があります。
過去は変えられません。変えられませんが、そもそも変える必要がありません。だって、どんな悲しい出来事にも、見かたを変えればステキなことがきっとどこかに隠れているからです。
だから、できることならエリにも気づいてほしい。
エリははなに謝るために来てくれました。
でも、そもそもどうしてわざわざそんなことをする必要があったのかといえば、それは今でもはなのことが好きだからです。孤立したはなのために何もできずにいた自分はきっと幻滅されてしまっただろうから、せめて少しでも関係を修復したいと思ったからです。
だとしたらそれは大きな勘違い。はなはむしろエリに嫌われてしまった自分を嘆いていました。エリのことはあの頃から変わらず今でも好きなままです。
「私、謝ってほしいなんて思ってないよ。許すとか許さないとかそういうのじゃない。ただ、私エリちゃんのことやっぱ好きだからさ、また友達になりに来たんだ」
エリの願いを叶えるためには謝る以外にももっといい方法があります。
「伝えたいことあるんだ。たくさんの『ありがとう』。君の笑顔はみんなを結ぶ。友達になれたね」
過去→現在→未来
「ハリー。過ぎていった時間はどうなるの?」
「時間は戻せへん。だから今を大切にせんとな」
過去は変えられません。変えられませんが、そもそも変える必要がありません。
悲しい出来事だって現在の輝かしいあなたをつくった一要素です。今のあなたはステキなんですから、逆説的に考えて悲しい出来事にだってステキなところは絶対にあります。なかったことにする必要なんてちっともありません。
今の自分はそんな大した人間じゃない? 気のせいでしょ。寝言は寝て言え。はなにでも見てもらえばステキなところはいっぱい見つかるはずです。だから今のステキなあなたをつくった過去に否定すべき出来事など一片もありません。(力技)
ふざけて書いていますが、実際そんなものです。
「そうかもね。けど、これが私たちなの。みんながいてくれたから、私は今日、前に進めたんだから!」
「これが私たちの“今”!」
エリが謝りに来てくれて、さあやたちが応援してくれて、みんな違う視点からそれぞれいろんな見かたを教えてくれて、それでやっとはなは自分の過去を抱きしめることができました。
過去は現在と連続し、現在は未来と連続します。過ぎていった過去を変えることはできません。過去を否定することは現在と未来をも否定することにつながるからです。
その代わり、見かたを変えることならできます。もとよりあらゆる物事は多面的で、あなた自身だって例外ではありません。あなたの知るあなたと私の知るあなたは別の姿をしています。だから、どんなときだって今の自分を好きになる視点を見つけることなら絶対にできます。自分で見つけられないなら友達の助けを借りるのもいいでしょう。何にせよあなたのステキなところは最初からあるんです。あなたが気づいていないだけで。
そして今のあなたがステキであるならば、そのステキなあなたをかたちづくった過去は間違いなくすべてステキで、そして現在と過去がステキなあなたなら未来だって絶対にステキです。すべて連続しているんですから当然です。
今話のお話ってすごくシンプルで、要はあらゆる手を尽くしてはなに自分のステキなところを認めさせようってことなんですよね。
悲しい過去がありました。はなはそれを自分のせいだと責めていました。知ったこっちゃねーや。私たちははなが好きなんだ。それで押しきりました。
とにかく大前提としてはなはイケてる子なんだという視点を押しつけて、ネガティブシンキングで過去を捉えてしまっているはなに、ポジティブシンキングでの再解釈をさせました。
たったそれだけです。それだけではなはまたひとつ強くなれました。
「いっしょに過ごした時間が今をつくる! 今をがんばって、輝く未来を!」
今の自分を好きになることが過去を受け入れ、未来を信じる力にまでつながっていきます。
あるいは過去に出会えたみんなとの絆が今の自分を好きになる助けとなって、未来を信じさせてくれます。
だからフレフレと自分やみんなを応援する思いが無敵の力となって、輝く未来をつくっていきます。
「プリキュア・チアフル・アタック!!」
アタックですよ、アタック。なんて捻りのない単語チョイス。とりあえずチアフルでさえあれば万事オーケーといわんばかり。実にいいことだと思います。
「なんでもない写真。けど、今この瞬間はもう二度とないから」
だから、とにかく今を楽しむことは過去を受け入れるためにも未来を輝かせるためにも絶対にいいことです。たくさん笑った日にわざわざ自己嫌悪したがる人はそうそういません。
コメント
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今回のエピソードで気になったのは「もしいじめられていたのが"親友"エリではなく"単なるクラスメイト"だったら、はなはその娘を助けたのだろうか?」ということですね。もしかすると、その場合ははなも見て見ぬふりを決め込んだんじゃないか……。はながかつて自分をハブにしたチア部員達とは特に遺恨も無いまま割とすんなり"再会"出来たのも「自分が思い入れのある人間以外には存外冷淡」な性格のおかげ、のようにも思えるんですよね。
この推測が当たっているとして、このようなはなの性格は何とも"ヒーロー"らしからぬ代物ではあるんですが、"自己犠牲型ヒロイズム"を否定的に捉えることが多い「プリキュア」シリーズの主役にはむしろふさわしいのかもしれません。さあやなどはチア部員達に対してかなりの義憤を感じているようですが、そういう"面倒見の良い天使"らしいヒロイズムの持ち主をあえて脇役に回しているのも「プリキュア」シリーズの思想に則った采配なのかもな、と(考えてみると、さあやって「クラスの天使」と持ち上げられながら実態は"クラスの便利屋"に成り下がっていたところがあるんですよね)。
それから、ほまれがはなに「無理して(エリに)会わなくていい」と勧めたのは、ハリーへの対応と同様に"無理強いを良しとしない"彼女のスタンスを貫いた為ではないかと思います。気持ちの整理がつく前に無理を押して再会してもロクな結果にはならん(却って拗れるだけ)、という判断だったのではないかと。なにぶん彼女は「身長が伸びてジャンプの成功率が落ちた中、試合に強行出場したあげく足も心も折ってしまった」経験の持ち主なので、"無理を押す"ことにはひときわ慎重(あるいは臆病)になってしまうのかもしれません。
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私はむしろ、はなならその場合でも拘らず助けたんじゃないかなと思います。
なにせはながエリを庇った理由からして、そもそも「みんなカッコ悪いよ」という自分の主義のお仕着せでしたから。いってしまえば自己犠牲というより殉教精神ですね。イケてる大人のお姉さん教の。自分がまずイケてる大人のお姉さんになるためがんばるし、みんなにもイケてる大人のお姉さんを目指してがんばってほしい。そんな感じの割とジコチューなゴーマニズム。
すみません。私そもそも復讐心みたいなのってピンとこないんですよ。いくら相手が憎いからって、その人たちが苦しむことになっても私としては別にどうでもいいなあと。うん、無関心。たぶんそこらの赤の他人と全く同じ扱いで、もし助けを求められたとしたらほどほどに手を貸すだろうなって感じです。一生愛に転じることがないだけで。
なので、もしプリキュアが今後そっち方向の描写をしたとしたら、私は盛大に見当違いな感想文を書くかもしれません。