ひろがるスカイ!プリキュア 第33話感想 虹ヶ丘ましろの敗北。

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ふふっ。大好きだよ、プリズム!

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「究極のちから! マジェスティクルニクルン」

大きな出来事

メインキャラクター:ましろ

目標

 エルちゃんがプリキュアとして戦うことに納得する。

課題

 エルちゃんはまだ赤ちゃんである。しっかりと状況を理解して、自分のための判断ができているかどうかすら定かではない。まして、彼女は自分たちを守るために戦うんだと言っている。自分たちが不甲斐ないせいでエルちゃんを危険な目に遭わせてしまうのでは心苦しいばかりだ。
 

解決

 ソラがエルちゃんの気持ちを説明してくれた。
 エルちゃんの思いは、かつてソラと一緒に戦うためにプリキュアになったましろと同じ。みんなを守りたいから戦う。だけどそれは、ましろたちが不甲斐ないからしかたなく、という意味ではない。大好きだから、大切だから、助けたいと願うから、自ら望んで一緒に戦うのだと。

 それでましろはエルちゃんの気持ちを正しく理解し、心をひとつに合わせることができた。

バトル

苦戦

 アンダーグエナジーに心を支配されたミノトンが相手。しかも、武人らしくあることに強いこだわりを持つ本来の彼なら絶対に手を出さないであろうドーピングアイテムまで使用してくる。
 ミノトンらしくないとソラが訴えるも、まったく聞く耳を持たない。

勝利

 ましろがエルちゃんの気持ちを受け入れたおかげで起動できた新アイテム・マジェスティクルニクルンのおかげでミノトンは浄化され、ようやく彼の耳にソラたちの言葉が届くようになった。もっとも、それでもろくに話を聞いてくれないのは相変わらずだが・・・。

ピックアップ

ミラーリング

 赤ちゃんは親の表情のマネをよくする。これは人間が社会性の動物であるからで、自分の属する集団のなかでできるだけ協調しよう、気持ちを共有しあおうという意識がはたらくためだ。
 エルちゃんがましろの泣き顔を見て涙を浮かべるなら、そこには2つの意味を見出すことができる。1つは見ての通りましろの悲しい気持ちがエルちゃんに伝染したこと。もう1つはエルちゃんにとってましろが同じ気持ちを共有したいと思える相手だということだ。家族としての愛着が深いからこそ、赤ちゃんは自分の親と同じ共同体の仲間でありたいと考える。

古代スカイランド文字

 新アルファベットとともに、なんかめっちゃ親切なチュートリアルが来た!?
 不気味! どうした東堂いづみ!?

新アイテム

 マジェスティクルニクルン――。おそらくは「chronicle」をもじった造語だろう。“年代史”、ざっくりいうと歴史書のことだ。
 マジェスティの年代史。スカイランド王家の歴史を綴ったものである可能性もあるが、エルちゃんにしか入手できないアイテムであること、敵を倒したとき本を閉じる描写があることからして、素直にキュアマジェスティの戦いの歴史だと考えるべきだろう。何気にヨヨお婆ちゃんはエルちゃんのことを「正統な継承者」と呼んでいた。

 プリキュア・マジェスティックハレーション――。「haletion」というのは、太陽などの強い光源をカメラ撮影したときに見られる光の輪っかのこと。今カメラの話は関係ないのでもう少し深く語源に突っ込んでいくと、この単語は「halo」+接尾詞「-tion」で構成されていることがわかる。
 「halo」とはいわゆる“天使の輪”のこと。天使だけでなく神様や預言者など、神聖な存在の多くに描かれる。その存在がいかに尊いかを具象化した表現だ。「-tion」は状態を表す接尾詞。
 「magestic」は“王家の威光”を表す形容表現だから、2つ合わせて「王権と聖なるもの両方の威光をいっぺんにぶちかます攻撃」みたいなニュアンスになる。だから紋章を描いてビームなのか。
 印籠かな? そして神権政治かな?

 『映画 プリキュアオールスターズF』が上映中です。(感想文は遅れていますが)私も今日までに2回観てきました。子どもたちがたくさん来ていたのはもちろんのこと、いろんな場所でいわれているように今回若い女性客も多いですね。
 そういう、プリキュアを観て育った世代の期待にもしっかりと応えてくれる映画だと思います。エンディングのダンスムービーがネタバレになっちゃっていますが、とってもステキな趣向が用意してありましたよ。

 今からだともう手に入りにくいのかもしれませんが、これまでの全映画作品を網羅した限定版パンフレットなんてものまで売ってありました。こいつは気が利いている! 性格的に薄い冊子はすぐ捨ててしまうのが自分でもわかっているので普段は買わないようにしているんですが、今回ばかりは衝動買いしちゃいました。後悔するはずもないですし。
 なお、限定版に今回の映画のパンフレットは収録されていない模様。おのれ東映アニメーション。この商売上手め。

子どもたちを戦わせることの罪深さについて

 「エルちゃんノリノリだけど――、・・・本当に大丈夫なのかな?」

 おそらくオッサンオバサン世代のプリキュアファンなら一度は考えてみたことがあるでしょう。
 プリキュア以外にも少年少女が戦うアニメやマンガは星の数ほどありますので、先にそちらで思いを巡らした人もいるかもしれません。

 エルちゃんどころかましろくらいの年齢の子だって、現実的に考えたら危険な戦いを許すべきではありません。
 子どもたちは尊い宝物です。私たちの未来です。たとえ他の何を守るための戦いであったとしても、私たちが生きているうちに彼らを戦場に送ることだけは許されません。死ぬリスクがあるなら先に大人が死ね。

 そもそも巷に少年少女が戦う娯楽作品が溢れかえっているのは、若い命をいたずらに散らすこと自体が面白いからではありません。戦場という極限状態では人の感情が激しく動き、そしてうら若き子どもたちは日頃からたくさんのことに悩みながら生きているでしょうからドラマをつくりやすいんです。それ以上でもそれ以下でもありません。
 だからプリキュアの少年少女が毎週のように悪党と戦っていることに罪悪感を感じる必要は本来ないのですが・・・、考えちゃうよね、やっぱり。

 ちなみにプリキュアシリーズはこの問題を↓のような考えかたで解決しています。

 「ここで逃げたらカッコ悪い。そんなの、私のなりたい“野乃はな”じゃない!」(『HUGっと!プリキュア』第1話)

 「プリキュアになれて嬉しかった! ラビリンが私を選んでくれて嬉しかったの! 絶対応えたいって思った。ひとりじゃできなくても、ラビリンと一緒ならできるって思って。お願い、ラビリン。私は運動得意じゃないけど、お手当てだけは、プリキュアだけは、何があってもがんばるから! 苦しむ地球をラビリンと一緒に助けたい! これが今、私の一番やりたいことなの!」(『ヒーリングっどプリキュア』第2話)

 「心配してくれてありがとう。でも、やっぱり私、見てるだけなんてできない。『ごはんは笑顔』、守りたいから! お婆ちゃん言ってた。『この世で一番強いのは、誰かのためにがんばる心なんだ』――。その言葉を私は信じてる! だから、絶対できるって信じてる! マリちゃん! 私、諦めないよ!!」(『デリシャスパーティプリキュア』第2話)

 プリキュアの戦いとは自己実現である、と。

 子どもの身では持ちえない大いなる力。
 いつか大人になった自分ならもしかして手に入れているかもしれない未知の力。
 だけどそれが今まさに必要で、だから奇跡を起こしてでも絶対に手に入れたくて、不可能を可能に変えるための一大決心、大変身。
 これから一生懸命生きた先にたどり着きうる未来を前借りし、夢現の狭間、うたかたのうちで自分の可能性を覗き見る確認作業。

 それがプリキュア。子どもの憧れを具現する奇跡。

 もしも将来、ずっと望んでいた夢を自分が叶えられていたとしたら、そのとき私は何をしているだろう?
 やりたいことをやっているはずです。それはもう、好きなだけ。きっと飽きることもなく。

 だから、今目の前にどうしてもやりたいことがある子どもたちは、プリキュアの奇跡に頼るんです。
 「こういうことができる大人になれますように」と。

 エルちゃんにとってそれは何だったでしょうか?

 「みんな大事! 大好き! エルも――、守る!!」(第32話)

 もちろん、いつも傷つきながら自分を守ってくれている家族を助けられるようになること。
 だけどそれと同時に――。

 「最近街で噂の謎のヒーロー。その名は――」
 「プリキュア!」
 「あら! 知ってるのね。どのプリキュアが一番好き?」
 「うーん、うーん・・・。みんな好き!」(第31話)

 エルちゃんはまず、ヒーローとしてのソラたちに憧れていたのでした。

 だから、ましろには申し訳ないのですが、今話で彼女が気に病んでいた罪深さは筋違いの思いだと言わざるをえません。
 プリキュアに変身できるのって、本当はとってもうれしいことなんです。

 最近は特に笑顔で楽しそうに変身するプリキュアが増えましたね。

我が身に返りてEGOISM

 「・・・ましろん。エルちゃんを危ない目に遭わせたくない。その気持ちはみんな一緒だよ。王様たちだって。――遺跡がエルちゃんを呼び、エルちゃん自身が運命に向きあおうとしている。もちろん、難しいことまでエルちゃんは理解していないかもだけど」

 実際エルちゃんがどのくらい自分の置かれた状況を理解しているかというと、まあ、やっぱりあんまりよくわかっていないように見えます。

 「今私たちにできるのは、エルちゃんを守って、サポートしてあげることだと思う」
 「それは――、キュアマジェスティになったエルちゃんはすごく強いし・・・、けど・・・」
 「エル行きたい! 一緒に行こう、ましろ!」

 ましろが「キュアマジェスティはすごく強い」と言ってくれたことに目を輝かせるエルちゃん。全然そういうつもりの言葉じゃなかったんですけどね。
 エルちゃんはやっぱり、自分もましろたちみたいなヒーローになれたことがすごくうれしいようです。早くみんなと一緒にプリキュアがやりたくてずっとウズウズしています。さらなるパワーアップができるのならとマジェスティクルニクルンにも我先に手を伸ばしていました。

 まるで楽しいごっこ遊びをしているような態度。
 危ういといえば危ういのかもしれませんが、ことプリキュアシリーズにおいてはただ大きな使命、ただ守らなければいけないもののために戦うよりもずっといい心持ちです。「地球のため、みんなのため。それもいいけど忘れちゃいけないことあるんじゃないの?(『ふたりはプリキュア』ED『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』)ってやつですね。
 もちろん傷つくましろたちを守りたいという気持ちも本心で、真剣な気持ちです。ですが、ことキュアマジェスティを語るうえではプリキュアになれること自体がとてもうれしいんだという部分を押さえておかなくては、彼女の行動原理を正しく理解することができないでしょう。
 少なくとも、今エルちゃんは喜んでプリキュアをやっています。

 ましろはどうだったでしょうか?

 「ごめんね、私が守ってあげなきゃいけないのに・・・!」
 「ましろさん。エルちゃんの気持ちを信じてあげてください。エルちゃんだって、私たちが心配で、私たちを守りたいんです。私にはわかります。だって、あのときと同じだから――」

 こういうときましろは案外頭でっかちで、意外とソラのほうが早く真実にたどり着きます。ソラシド市に来てから考えかたが柔軟になったんですね。
 ソラの頭に浮かんでいるのは、ましろが初めて変身した、そのすぐ後に起きた出来事。

 「『ひとりぼっちを怖れない。それがヒーロー』――。・・・でも、友達ができました。ワガママです。わかってます。でも、怖いんです! ましろさんが傷つくなんて、そんなの絶対イヤだ!」(第5話)

 あのときのソラには自分のことしか見えていませんでした。
 友達を傷つけたくないという一心で、自分の都合だけ考えて、最初からそういう結論ありきで、どうにかしてましろを自分の考えに従わせようと説得の言葉を考えていました。

 「ダメだ。『友達』以外の言いかた見つからないや。『パートナー』とか『相棒』とか、そうじゃなくて、あなたは私の『友達』。あなたが心配だよ。助けたいよ。気持ちは同じ。それって、一緒に戦う理由にならないかな」(第5話)

 ですが、どんなに言葉を尽くしたところで、ましろもまた自分の考えを少しも変える気はありませんでした。だってましろは優しくて、そしてとてつもなく頑固な女の子ですから。心配している当の本人からの希望だろうがなんだろうが、基本、彼女が自分で決めたことは誰が何を言おうとテコでも曲がりません。
 ありがた迷惑も何もあったものじゃない。だから今回、こんな簡単な問題なのにひとりだけここまで拗らせたんだ。

 そのエゴイズム丸出しの優しさに、だけどソラの心は不思議と救われていて。

 スカイランドに来たばかりのころに比べてソラの考えかたはずいぶん柔軟になりました。――誰かさんがそれまでのソラには思いつくことすらなかった善意を次々押しつけてくるものだから。

 「ましろ。あなたが心配だよ。助けたいよ。気持ちは同じ。それって、一緒に戦う理由にならないかな」

 なりません。なるわけない。

 うまい具合に小洒落たカウンターパンチですが、そもそもましろはエルちゃんが自分たちを守るために戦おうとしてくれていることを知っています。知ったうえで、年長者の良識として拒否しています。
 エルちゃんはみんなのためを思っているんだとか、これは全然そういう次元の話じゃないんです。話が根本からまるで噛み合っていません。

 だけど、説得されてしまいます。
 今日のましろは。あるいは、あの日のソラは。

 エゴイズム丸出しで、自分がやりたいんだからやるんだってことしか言ってなくて、そのくせ100%優しさから来ているタチの悪い善意。

 こんなこと言われたら好きにさせたくなっちゃいます。
 だって彼女たちはプリキュアなんですから。
 プリキュアとは憧れの具象にして夢の前借り、今自分の目の前にある、どうしてもやりたいことをやるためだけに束の間体現される、子どものための奇跡。

 ましろは珍しく言い負かされてしまいました。

 「わわっ。ごめんねごめんね。一緒に行こうね」
 「・・・える!」
 「もー。ダメって言えないよー。びっくりしたね。ごめんね、エルちゃん」

 誰もみんな、かわいい子どもには敵わない。

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    コメント

    1. 亀ちゃん より:

      今日はキュアマジェスティが5人一組で合作の必殺技が使えるようにするための話でした
      「床が勝手に動いてる~」はシックリ着たセリフの第一陣でした!!☆☆♬
      日曜の8時30分から10時までに終わるアニメの作品的な感慨深さから、土曜の8時からでも放映歴があるテレビ東京系のミルモでポン!でもパートナーの女子中学生が「ラジカセが壊れてる~」と嘆くこともあり、土日に放映歴があるアニメ的な感慨深さもあるセリフでしたね!!☆☆♬
      それからミノトンが「決着をつけてやる」というセリフにもシックリ着ました!!☆☆♬
      2001年から2002年にかけてのレンジャー系・ガオレンジャーでは、敵のロウキがガオシルバーに生まれ変わって、金色主体の敵ボスに対して
      「ウラ、今日こそ決着をつけてやる!!オラー」
      と言い放ちながら攻撃を繰り出す前のセリフが印象的で、数パーセント7時30分から始まって9時までに終わるニチアサ的に感慨深いセリフですね!!☆☆♬
      その直後にキュアスカイが「いいでしょう」と言葉を返したのもシックリ着ました!!☆☆♬
      これはプリキュア的に感慨深いセリフですね!!☆☆♬
      キュアベースボールギャンブラーと女子寮の寮長(プリキュア=キュアバドミントンギャンブラー)が2人1組で次々と敵を何とかしていく私のプリキュアの自作小説では、女子寮の寮長がキュアベースボールギャンブラー相手にこれまで通り勝つと二度とバドミントンが出来ない身体にしてあげると公言します
      それに対してキュアベースボールギャンブラーは
      「いいでしょう。私が(女子寮の)寮長に負ければですけどね」
      とあっさりと受け答えました!!

      >で、プリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は
      倉敷市西部の玉島・中国料理の廣珍ではチャーハンが9月7日に食べに行った時は、1番良くて、いくらでも食べたくなる仕上がりでした!!☆☆♬
      それだけに焼き豚が臭みなどあるのは修正願いたいですね!!(厳→咲)

      • 亀ちゃん より:

        今日はTVerで一部始終を確認した亀ちゃんです
        キュアウィングが「そんなこと言ってる場合ですか?このままではボク達も…プリンセスも」の直後にキュアプリズムが「わかってる!!」と言い放ち返したのはやっぱりシックリ着ますね!!☆☆♬
        さらにこの直後にキュアプリズムが「わかってるよ」、「わかってるけど」と続けるともっと8時30分から始まって10時までに終わるニチアサ的に感慨深いと言えるところでした!!☆☆♬
        ルパンレンジャーVSパトレンジャーでもルパンイエローがルパンレッドに対して「わかってる!」→「わかってるけど」の他にも「わかってるよ」→「わかってるけど」と言い返すことで、土曜の8時から放映歴もあるミルポでポンでは
        「わかってる」→「わかってるよ」→「わかってるけど」と話を続けるので、これだと土曜にも放映歴があるアニメ的に感慨深いといえます!!☆☆♬
        で、昨日あたりに思い出した気がするワケですがキュアマジェスティが「プリズム。大丈夫」と気遣ったのはシックリ着ますね!!☆☆♬
        スマイルプリキュアから続くような感慨深さがまた続いたような感じがします!!☆☆♬
        で、次回はましろが本格的に絵本作家として始動を続ける中で、胡散臭い男が登場するみたいですね!!(汗)
        それでもその直前のエンディングは何回聴いてもシックリ着たりするような感じでした!!☆☆♬

        >で、プリキュアとは完全に無関係なことで言いたい雑談は
        今日は久しぶりにプリキュアや仮面ライダーのジョイキッズもあったジョイフルに行きました!!
        ジョイフルは大分県内に本社があるみたいで、東北地区では福島県や宮城県といった太平洋に面している東東北の県にしか営業店はありませんが…(汗)
        それでもバニララテや、抹茶マキアートは、やっぱりいくらでも飲みたくなるほどシックリ来る味わいでした!!☆☆♬

      • 疲ぃ より:

         ましろの気持ちもよくわかりますよね。
         プリキュアの場合は特に、厳密にいうとプリキュアになりたい気持ちはあっても積極的に戦闘したいわけではない場合がほとんどですから。エルちゃんにしても、あの子はましろたちと一緒に同じことがしたいのであって、別に敵を殴ったり倒したりしたいわけじゃない。それなのに、プリキュアになったからといって危険な戦いに巻き込んでしまうのはちょっと違う気がする。
         ただ、成し遂げたいことのためにやらなきゃいけないことがあるなら、それって本来自己責任の範疇なんですよね。赤ちゃんに責任能力を求められるのかというとまた難しい話になってくるんですが、そこ認めてあげなきゃ彼女の成し遂げたいことを達成させてあげられないんですよね。

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