キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~ 第10話感想 私のために戦い、大切な人のために生きる。

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のぞみ。死なないで。

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「サイゴノヤクソク」

大きな出来事

メインキャラクター:のぞみ

目標

 死ぬかもしれないことを理解したうえで、プリキュアに変身する決意を固める。

課題

 ナッツの研究によると、今のままのぞみたちがプリキュアの力を使いつづけると命の危険があるのだという。最近のぞみがよく倒れていたのもその前兆だと。
 死ぬのは怖い。だが、プリキュアの力を使わなければベルを止められない。

解決

 のぞみだって死ぬのは怖い。だが、町を守りたいという思いもまた、自分にとって切実なものだ。これは「みんなのため」じゃない。「自分のため」でもある。だからもう一度プリキュアになる。
 その一方で、のぞみが死ぬことを恐れているのは本人だけではない。ココだって、のぞみの意思を尊重したいというスタンスを曲げそうになるくらい、のぞみが死ぬことを心から怖れている。それでいてやはり彼はのぞみの意思を尊重する人だから強要はできずにいる。その、ココの弱さ(強さ)がのぞみにとっては救いとなった。

 プリキュアとして戦いたい。だけど死にたくない。その思いは間違いなく自分のもので、それでいて誰かのためのものでもあった。自分はひとりではないという単純な事実を心強く思う。
 戦って、死ななかったあとの未来のことを、のぞみはココと約束した。

ピックアップ

タイムフラワー

 どうやら2つの機能があるらしい。

 1つ。ある国の滅亡やある生物の絶滅など不吉な予兆を察知して咲き、それが現実になると同時に枯れる。
 日本妖怪の「くだん」のようなものだろうか。予言自体は有用そうに思えるが、不吉だからと人々から忌み嫌われるところまで含めて。

 2つ。何らかの作用により元プリキュアたちに時を遡る力を与えている。ただし、それは本来ありえない現象であるため、のぞみたちの体への負担が大きく、命に関わる。

 ナッツの解釈では、のぞみたちが変身できるようになったのはタイムフラワーの作用で、現在タイムフラワーが予言しているのもまたのぞみたちの死ということになっている。
 ただし、彼はベルが認識している町の危機をまだ察知していない。だからこそタイムフラワーの予言しているものは当然のぞみたち関係だろうと結びついている。タイムフラワーの予言しているものが別のことだという発想が生まれたらまた違って見えてくるかもしれない。

 もしかしたら、タイムフラワーもベルと同様、決定されようとしている未来に人知れず抗っているのだろうか。

人間はいい人ばかりじゃない

 ベルは「誰かを傷つけて平然としている人」「自分さえよければいいという勝手な人」などを選んでシャドウを発生(そして対象者は昏倒)させているようだ。少なくともダークフォール生まれの満と薫にはそう見える。
 破滅の未来を回避するために誰を排除すればいいのかわからないから、とりあえず”悪い”人間を見つけ次第眠らせているといったところだろうか。

 彼女たちは自分は人間ではないという認識でいるから、人間をひとつの群体と見立てているから、そういう発想になるのだろうか。
 ひとりの人間が1から10まで完全に善人 / 悪人の片方でしかないことなんてそうそう無いだろうに。

 風邪でぶっ倒れるまで割と軽率に無理しちゃう私は、たぶん私自身に対してあんまり優しい人じゃないのでしょう。現在38.7度。
 そういえばこれまで生きてきて死ぬことを恐いと思ったこともありません。のぞみが見た悪夢に私は正直共感できません。想像するしかありません。だからといって積極的に死のうとする理由もないけど。私、自分のことが好きですし。

 家庭を持っている人がやたら細かく体調管理に気を配っているのを見ると、なんだか自分と他の人の、そういう違いについて考えちゃいますね。
 自分ひとりの気持ちって思っている以上に軽いんだなって。だって状況次第でいくらでも都合よく改められるんですから。
 ここに大切な誰かの気持ちが乗ると、ずっしり重くなってそう簡単に翻せなくなる。だって自分以外の他人の気持ちなんてもの、こちらの都合で勝手に変えることはできませんから。

 自分以外の人の思いにまで責任を持たなければいけない重さ。その重量感、すなわち心地よい安定感が、死のリスクに挑むのぞみの心を優しく守ってくれます。

チョコパフェとか、イケメンとか

 「のぞみ。もう変身したらダメだ!」
 「でも、シャドウが現れたらどうするの? シャドウと戦えるのはプリキュアだけなんだよ!?」

 プリキュアは自分たちの日常を守るヒーローです。
 彼女たちは正義のために戦っているわけではありません。民衆のために戦っているわけでもありません。
 結果的にそういう戦いをしてはいますが、それはあくまで自分がそうしたいと思ったから。自分自身の願いを叶えているだけにすぎません。

 だから、ココはのぞみを説得します。
 もういいだろうと。
 ここまでのリスクがあるなら、もっと他のことに自分の人生を使うべきだろうと。

 プリキュアしかシャドウと戦えない。それがどうした。プリキュアにシャドウと戦う義務なんてそもそもありません。
 これはのぞみたちが自主的に始めた戦いです。
 のぞみたちの意志次第でいつでも終わらせていいはず。

 いつかりんが仕事を優先してシャドウを無視してしまったように、いっそ見なかったことにしちゃったっていい。

 「自分の命がかかってるんだぞ!?」
 「この町には私の大切な人たちがたくさんいるの! 友達も、私の生徒も!!」

 だからこそ、こう言われてしまうとココにはそれ以上何も言うことができません。
 ココほどのぞみという人間をよく理解している人は他にいません。
 彼女は自分が将来の夢を持っていなくても、他人の夢を守るためにいくらでも戦うことができた戦士。夢見る周りの人たちのことを羨み、それでいて強く尊敬した少女。「誰かのために戦う」ということを自分のために選択できる、そういう人。

 のぞみはきっと、ココが何を言おうとも、あるいは何も言わなくても、町のみんなを守るためにプリキュアに変身するのでしょう。
 そして、もしかしたら死ぬのかもしれません。

 嫌でした。

 嫌に決まっていました。

 のぞみがこの世から永遠に失われてしまうことは、”ココにとって”何にも換えがたい喪失でした。
 ココは自分のためにのぞみを止めようとしました。しかし、止められませんでした。

 だって、のぞみはのぞみのために変身することを選ぶのだから。

 今話はそういうお話です。死のリスクが知らされたとて、のぞみたちがベルとの決戦を諦めるわけがありません。そこには大した葛藤も表れません。
 最初から結果が見えている出来レースです。そんな陳腐なお話にだらだらと30分の尺を使う意味などありません。

 だから、そこではないんです。今話に描かれたものは。

 「世界各地から毎日のように報告される異常気象。干ばつ。竜巻。洪水。山火事。――これらは人間の活動による温室効果ガスの他、森林破壊などとの関わりが考えられます」
 「・・・時間がない。もう一刻の猶予もない。早くしなければ。愚かな人間たちを止めなければ・・・!」

 ベルは考えます。
 愚かな人間たちはその身勝手な考えによって未来を破滅させようとしていると。一刻も早く彼らのなかに潜む暗い悪意を取り除かなければならないのだと。

 けれど現実はそうじゃありません。
 人間による環境破壊の多くは、自分だけではない多くの人たちのために行われてきました。
 みんなで一緒に生活を豊かにするために、安全にするために、健康になるために、化石燃料を燃やし、野生動物を駆逐し、プラスチックを発明し、みんなで一緒になって環境を犠牲にしてきました。
 けっして一部の悪人のせいではありません。むしろ自分の大切な人たちのために人一倍がんばる善意の人々こそが、この状況を熱心にリードしてきました。

 人間はきっと自分のために行動する生きものなのでしょう。
 だけど私たちは、”自分のため”だからこそ、みんなのためになることを考える生きものでもあります。

 もし、環境問題を解決するために一切の文明を捨て去って原始人同然の生活を始めなければならないとなったとき、あなたは耐えられるでしょうか?
 なかには耐えられるという人もいるでしょう。だけど、そんなあなたの選択に友達や家族、愛する人たちを付きあわせなければならないとしたら、それでもあなたはまだ笑っていられますか?

地球のため、みんなのため

 夢を見ています。

 「・・・真っ暗。寒い。・・・息が――。私、死ぬの? 嫌! 誰か・・・!」

 ひとりで死ぬ夢。
 暗くて、寒くて、苦しい死に様。それを誰にも知ってもらえない。
 誰にも助けてもらえない。
 人の温もりを与えてもらえない。

 そんなさびしさに耐えられず必死で伸ばした右手を、大きな手のひらが温めてくれた夢。

 目が覚めると目の前にはひどく心配そうな、そしてどこか困ったような顔をしたココがいました。

 ところで誰だよ気絶したのぞみの荷物を漁ってわざわざ部屋の鍵を探した人。同じ建物にココの部屋もあるんだからそっちで介抱すればいいじゃんか。

 「――行くの?」
 「うん。行く」
 「プリキュアになったら今度は倒れるだけでは済まないかもしれない。怖くないの?」
 「怖いよ。・・・でも、ここは私が生まれ育った町で、この町の人たちみんな私にとっては大切だから。たとえ自分の命が削られることになってもこのまま放っておくなんてできないよ」

 シャドウの出現に伴い、答えのわかりきった問いをもう一度投げかけます。
 病院で口論になったときと寸分違わない、いかにものぞみらしい決意の言葉。

 こうなればココには彼女を止めることができないでしょう。

 「それよりくるみ、お前もだぞ。お前も何度も変身しているんだろう? ミルキィローズになればダメージを負う。もう変身するな」
 「でも――」
 「俺はパルミエ王国の国王として、国民を守る義務がある。命の危険があることをお前にさせるわけにはいかない。いいな?」

 誰もがココと同じ気持ちでした。
 もし自分にできることがあるなら何でもしてやりたい。
 だけど大切な人たちには少しの危険も冒してほしくない。

 「・・・私はずっと、パルミエ王国の国民としてココ様とナッツ様のお役に立ちたくて、立派なお世話役になりたくて、精一杯がんばってきました。――こっちの世界には嫌なこともたくさんあります。会社には意味不明な決まりがあるし、腹が立つ上司もいるし。でも、私はこの世界が好きなんです! だから、行きます」

 そして、誰もがのぞみと同じ気持ちでした。
 自分にできることがある限り何でもやりたい。
 大切な人たちをあらゆる危険から守るために。

 つまるところ、すれ違うふたつの気持ちは最初から全く同じものでした。

 「ま、しょうがないよなー。好きなら」
 「・・・お前はお世話役には向いてないな。――褒め言葉だ。お前には揺るぎない意思がある。お世話役に収まるにはもったいない」

 説得なんてできようはずがありませんでした。彼女たちの切実な思いが、我がことのように理解できてしまうんですから。
 その思いを無闇に否定したくありませんでした。
 全てを尊重してあげたく思えました。

 自分もきっとそうする。
 自分が彼女の立場なら、全く同じ強い思いと、全く同じ頑なな言葉で、どんなに必死に止められても絶対に振りきる。やり遂げる。

 「みんなのためだけじゃない。これは自分のためでもあるの。私とみんなの未来のために、――プリキュアになる」
 「のぞみならそう言うと思ったよ。僕もパルミエ王国の国王として国民のために力を尽くしたい。だからのぞみの気持ちはよくわかるよ。のぞみはプリキュアだしね」

 「私、プリキュアやっててよかった。プリキュアをやるのはココのためだけじゃないよ。私のためでもあるの。――ココの夢を叶えたら自信が持てる気がする。そしたらきっと、いい未来が開けると思うんだ」(『Yes!プリキュア5』第11話)

 改めて確認する意味なんてないくらいわかりきった答えでした。
 のぞみというのはこういう子で、ココというのもこういう自分でした。そういうところは20年前から少しも変わらなくて。

 全部わかったうえで掴んでしまうこの手は、だから、ココのエゴ。
 のぞみが自分のためにみんなを守ろうとするのと同じくらい、ココも自分のためにのぞみに死んでほしくありませんでした。

 「僕はどんなときも君を応援したい。困っているときは力になりたい。悩んでいるときは相談に乗って、答えを見つける手伝いをしたい。のぞみが夢を叶えて、幸せになってくれたら、それでいい。たとえ一緒にいられなくても。だから、『がんばれ』って言いたい・・・。僕には応援することしか――!」

 プリキュアとは子どもの夢の前借り。
 自分の夢が成就した姿を垣間見るためにこそ、プリキュアの奇跡の力は存在します。

 今、のぞみはプリキュアで、ココはそうではありません。
 のぞみに比べたら、ココにできることなんてあまりに少ない――。

 「・・・のぞみ。死なないで」

 いいえ。

 本来、奇跡の力なんてものはプリキュアじゃなくても行使できるものです。

 「渡さないココ! どうしても叶えたい夢があるココ!! このドリームコレットで故郷を蘇らせるんだココ!!」

 「夢はとっても大事なものなんだよ。自分がボロボロになっても叶えたい大切なものなんだよ。それをバカにするなんて最低! だから絶対渡さない!」(『Yes!プリキュア5』第1話)

 たとえばそれを行使したのが在りし日のココでした。
 どこにでもいる普通の中学生に、怪物と対峙して最後まで抗おうという意思を持たせた奇跡。

 素質はあったのかもしれません。人一倍夢というものに対して真剣だったのぞみだから奮い立てたというのは間違いのないことです。
 だけど、そこにいたのがココでなければ、彼女はきっと何もできませんでした。
 のぞみと同じくらい、真剣に夢に向きあっていたココがそこにいたからこそ、彼女はドリームコレットというものが自分にとっても大切なんだということに、生涯気付くことはなかったでしょう。

 言葉は人を動かします。

 私の気持ちは私のもので、あなたの気持ちもあなた固有のもの。何人も自分以外の心のなかに干渉することなど不可能なはず。
 だけど、それでも、どうしても大切な誰かに自分のエゴイズムを受け止めてほしいとき、人は奇跡の力を行使します。不可能を可能へとねじ曲げるために。

 「僕は無力だ。いつも何もできない・・・!」
 「そんなことないよ。いつもありがとう。今までいっぱい助けてくれて。私、いつもココに励まされてたよ。たくさん力をもらってがんばれた。先生になれたのだってココがいてくれたからだよ」

 夢を見ていました。

 ひとりで死ぬ夢。
 暗くて、寒くて、苦しい死に様。それを誰にも知ってもらえない。
 誰にも助けてもらえない。
 人の温もりを与えてもらえない。

 そんなさびしさに耐えられず必死で伸ばした右手を、大きな手のひらが温めてくれた。

 たったそれだけのことだけど、のぞみにはひどく救われた思いがしました。
 自分に死んでほしくないと心から願っているのが、自分だけじゃなかったんだと、改めて実感することができました。

 だから。

 プリキュアは自分たちの日常を守るヒーローです。
 彼女たちは正義のために戦っているわけではありません。民衆のために戦っているわけでもありません。
 結果的にそういう戦いをしてはいますが、それはあくまで自分がそうしたいと思ったから。自分自身が幸せになるためにはみんなにも幸せになってもらう必要があるし、みんなが一緒だとひとりぼっちよりずっと心強いから、そうしています。
 ”自分のため”は、結局のところ自分だけのためではいられません。

 彼のためにも死にたくないと、のぞみは改めて思います。
 彼のために生きることが自分のためにもなるんだと、頬に血が巡るような、くすぐったい思いを味わいます。

 「私ね、ココにお願いがあるんだ。帰ったらお願い聞いてくれる?」
 「僕ものぞみに話したいことがある。だから、戻ってきて」
 「うん。絶対戻ってくる。約束――」

 最後の約束は、これを最後にしないためにこそ。

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    コメント

    1. ピンク より:

      > のぞみの荷物を漁ってわざわざ部屋の鍵を探した人
      言われてみればたしかにwww
      りんちゃん、くるみ、ナッツのいずれかがやりそうな気がします。

      ナッツたちは一応、成人女性であるくるみの家
      (※一人暮らし組なら誰でもいいですが、彼ら視点だといちばん勝手知ったる仲なので)
      に居候しない程度の分別はあるみたいですけど。

      満と薫から見た人間社会が、意外とドライで驚きました……まあこんなこと言えるのは人ならざる者の特権ってやつでしょうか。
      うららに対する嫌なコメントの数々も、どんな顔して読んだのやら(人気配信者なので、普段からいらんコメントが一定数届いてそうではある)

      • 疲ぃ より:

         なにせリアルでやりましたからね、私。学生時代に。もちろん怒られました。
         目が覚めたとき知らない天井だったら怖いじゃん?とかって斜め上の感性でそういうことやらかしました。お恥ずかしい。

         満と薫、本当ならもっと温かい人というか、人間以上に人間に対して血の通った思いを抱いている人っていうイメージはたしかにありますね。
         人間という総体を愛しているからこそ、人間の好きになれない部分も総体として見えてしまうのかもしれません。蛙化現象起こさないだけ充分理性的。

    2. 東堂伊豆守 より:

      遂に始まってしまったベルvsプリキュアの最終決戦。
      果たしてダークナイトライト霧生姉妹やプリキュアオリジン雪城一族は今決戦のキャスティングボートを握るのか?!
      どうも、満と薫って人間のことを「興味深い観察対象」「愛でて楽しむ鑑賞対象」くらいに割り切った見方をしている雰囲気があって、ベルのような「可愛さ余って憎さ百倍」にはならない一方、パルミエ王国人のような「運命共同体」「一蓮托生」「病めるときも死ぬときも一緒」というほどの愛(ゆえの執)着もなく、今決戦に対しては局外中立・高みの見物を決め込んで「愚かな所業を積み重ね自業自得で危機に陥った人間の命運、とくと見届けさせてもらう」てなスタンスに終始しそうな感じがあります。
      ……ま、そもそも満と薫って、いっぺん死んだのに生き返った経験を持つ人達なんで、自分達の恩人である日向咲や美翔舞に万一のことがあったとしても「でぇじょうぶだ。緑の郷の精霊の力で生き返る」とか考えてそうだし。
      その「でぇじょうぶだ」の元祖・雪城さなえサン(中の人ネタやめい)なんですが、戦後78年に渡ってベルと同じ景色を見てきた彼女は、本作登場人物の中でもっともベルの考えや思いを理解しやすい(共感や賛同するかは別問題)立場にあるはずで……やはりさなえサンがベルとプリキュアの間に割って入って「おやめなさい!」と一喝するか、あるいは孫達(中学生?)を名代として派遣するか……?

      • 疲ぃ より:

         満と薫って蘇生のとき世界に同じ生命として迎えてもらった経緯があるので、たぶん人間その他諸々への愛は人一倍深いんだと思うんですよ。自分たちと人間を無意識に区別しちゃってるだけであって。それがあの、どことなく突き放しているように感じる言動に表れているんじゃないですかね。
         ある意味他人事なんですよ。隣人・友人としての意見ではあれど。

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