サイト改修中です。しばらく記事が崩れたり見た目がコロコロ変わったりします。ごめんなさい。

ふらいんぐうぃっち第11話 ダイナミック非日常。

この記事は約5分で読めます。

見るものを圧倒するダイナミックな非日常が、それでもなんとなく溶け込んでしまう日常のステキ。

ふらいんぐうぃっち(3) (週刊少年マガジンコミックス)

とりとめのないこと

 朝霧。弘前市は盆地にあるので早朝に濃い霧が発生しやすいです。アニメ的演出ではなく、割と実情どおりの絵面なんですよねこれ。こうして見ると幻想的といえば幻想的ですが、ただでさえ自家用車に依存した生活環境なのでおっかなさが先に来ます。とはいえ車のライトの軌跡が霧で見えてる景色とか、結局好きなんですが。

 郵便屋さん。このアニメのキャラクターただでさえみんな高身長なのに、人外はさらに高身長なので非日常感がすごいですね。ノッポで寡黙で真っ黒な人ってなんとなく宮沢賢治の童話が連想されて東北感あります。

 マグカップ。ぷちのほうでもそうでしたが、そういえば真琴はマグカップ派なんですよね。ティーカップに比べて口が狭いのでお茶の香りは拡散しにくいですが、その分冷めにくいので弘前の環境には合理的かもしれません。
 ちなみに弘前は人によっては6月頭くらいまでストーブを出しているような気候です。

 歯ブラシ。洗濯機の裏に5本差してありますね。1本足りないのは茜の分でしょうか。あの人わきまえるところはちゃんとわきまえていますからね。2期やれるくらい原作が進んだら完全に居着いて6本刺さるようになっていそうですが。

 空飛ぶ千夏。茜のローブの中に潜り込んでいるのは安全管理のためかな、とも思いますが、そういえば彼女たちはほうきではなく自分の身体を浮かせているので、もしかしたら密着していないと股が痛くなるのかもしれません。
 それにしても可愛い。

 空飛ぶクジラ。登場シーンはとてもいい演出ですね。なんと雄大なことか。とてつもなく非日常なのですが、それでいて古典ファンタジー的な造形はふらいんぐうぃっちの世界になんともよくマッチしていますね。こりゃ普段ダウナー気味な真琴や茜もテンション上げるわけです。
 よく見るモチーフなので何か元ネタがあるのかなと思いきや、意外とはっきりしないようですね。日本のアニメ/ゲーム独特のモチーフのようです。

 クジラに咲く花。季節や葉の形を合わせて考えると黄色いのはウマノアシガタっぽいかなと思ったのですが、どうも茎の形が違う感じですね。さすがに知識ゼロで野草をググるのは難しいっぽい。花言葉に「栄誉」「子どもらしさ」とあるので場面によく似合っていると思ったのですが。

 魔法陣の花。懲りずにググってみますがさすがに葉の形すらわからないのでは無理がありますね。雪割草がそれっぽいかなと思います。花言葉は「信頼」「自信」。そして六芒星は一般に「調和」を意味する図形ですが・・・さて古代人はこの魔法陣にどんな願いを託したのでしょうか。
 こういうのに興味を持つと考古学や博物学のとりこになっちゃうんでしょうね。

 「わー、高ーい!」 下を覗くときそっと千夏の肩に手を乗せている真琴や茜がステキ。描写の細やかさがふらいんぐうぃっちの大きな魅力のひとつですが、なかでもキャラクターひとりひとりのさりげない愛情の描き方が白眉ですね。

 壁画の地図。基本大した学がないのでやはりgoogle知識ですが、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸がそれぞれ分割した時期でしょうか。ということはだいたい8000万年前、白亜紀末頃ということになります。恐竜全盛期ですね。なんという超古代文明。
 ケニーさんがクジラ民の衰退についてなにやら考察しているようですが、ひょっとして恐竜と一緒に隕石で滅んだ説?

「お姉ちゃん、あれじゃないです?」→背後からクジラ
「あそこ、このあいだコゴミ取ったところですよ」→「えー、違うよー」
「あっ、あー、あー、あー・・・杏奈ちゃん!」→「杏子」

 ヒドい。原作ママでもアニメオリジナルでも変わらないこの一級品の勘の悪さよ。脚本の方は真琴のことをよく分かっています。

 「トロッコの練習とかするの?」「大っきい岩に追いかけられる練習とか」 圭さん古典映画大好きですね。

 去って行くクジラ。この日常の中に強烈な非日常が溶け込んでいる画面、いやほんっとステキですね。ふらいんぐうぃっちを魔法ものではないと言い張る私が言うのもなんですが、この絵こそふらいんぐうぃっちそのものですよ。

 「めやぐ、めやぐ」 アニメ最後の津軽弁。そのまんま「迷惑かけた」くらいのニュアンスですが、実際の会話ではそこまでしゃちほこばった語感ではなく、謝意全般を表す気安い言葉として使われます。秋田弁でいうところの「なんもだー」くらいの気安さ。

 「このあいだも食べたろ」「このあいだって1ヶ月も前だよ」 歳を取るにつれて時間の流れ方は早くなるものですが、それがどうしてかといえば、一説には思い出の蓄積量が関係しているとか。記憶を本棚に例えてイメージしてみるなら、16年分の蔵書のなかに1冊思い出を追加するより、9年分の蔵書のなかに1冊追加する方が新しい本がはるかに存在感が大きく見えることでしょう。時間の感じ方については他にも諸説ありますが、私はこの説が一番好きです。
 どうでもいいですが、杏子さんがポシェットを脱ぐ描写がとてもフェチい。

 冷蔵庫の中身。「一生絞り」「恒星生ビール」ってどんなんだよ!

 ハツカダイコンのお漬け物。漬け方からして酢漬けでしょうか。真琴さんピクルス大好きですね。コーヒー瓶まで総動員して漬けていますが、さすがにその容器は保存が利かないと思いますよ。
 ところでヤボなことを言いますが(今さら)、くし切りで漬けているのに白い部分が赤く染まっていないのは結構な魔法だと思います。

 魔女の新聞。「違法取り締まりに違法魔法を使用」 だの「使い魔脱走」 だのと意外に物騒な記事も載っているのですが、そのなかから「ジャガイモが歌ってる」 記事に注目するセンスはさすが絵本作家。というかこの平和志向な視線があるからこそ、この人はちょっとやそっとじゃ動じないのでしょうね。

 ホットケーキ。基本はベーキングパウダーで膨らませるわけですが、ベーキングパウダーは入れすぎると苦しょっぱくなってしまいます。なので厚く焼きたいときは圭がやってみせるように、何か別のちょっとした工夫が必要になるんですよね。ちなみに私はメレンゲを加える派。面倒かもしれませんが、このやり方もぶわーっと膨れますよ。気泡が細かくなるので食感もしっとり軽くなります。
 私はホットケーキとパンケーキの違いは甘いのと甘くないのと教わりました。要するに厚くて甘くてホットケーキと呼ばれるのが日本独特のスタイルってだけの話らしいです。

 杏子のフクロウ。使い魔で、名前はオロルだそうです。なお、綴りを「Orol」だと仮定してググると、スロバキア語で「ワシ」という意味だと出ます。・・・さすが杏子さん、ひねくれてる。

 請求書。原作と合わせて読むと食事61点、飲物76点で合計59150円。単純に全部足して平均を出しても430円ちょっとです。この超良心的価格設定のお店にどんだけ迷惑かけてるんですか、茜さん。

コメント

タイトルとURLをコピーしました