ムホーの面々のモチーフについての予想

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※ あくまで予想です。

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※追記:はずれ。
※追記2:懲りずにまた似たような記事を書きました。↓

 ラブー、シャーキンス、ベニーギョ。ラブー以外はまだほとんど情報が出ていないのですが、それにしてもこの3人、名前の共通点がさっぱり思いつかないのであれこれ調べまわってみました。
 たぶんこれかなーという予想(8割妄想、2割言いがかり)が立ったのでせっかくだし書いてみます。未だ姿すら公開されていませんが、一番確認したかった翼が次回予告に映ったので先走り気味に。

 もったいつけるような話ではないので結論から書きますが、3人のモチーフは仏教用語の三毒+世界三大砂漠から取ったものと予想します。
 三毒すなわち(むさぼる心)、(怒る心)、(愚かな心)ですね。仏教において人間は様々な悪を働く煩悩にまみれた存在とされますが、三毒とは人間がそうしてしまう根本的な原因とされる心のことを指します。三毒モチーフならフェリーチェにつきまとう仏教的な匂いにも納得できますね。
 世界三大砂漠は尺度によって諸説あるのですが、ここでは単純に面積比較でサハラ砂漠(エジプト)、アラビア砂漠(アラブ)、ゴビ砂漠(モンゴル)としました。ぶっちゃけると三毒だけではラブーがアラビア風の格好をしていることの説明が付かないので、単にモチーフが共通するそれっぽいものを探しただけです。

ラブー

 三毒の貪を司ります。貪は豚に象徴されます。己の好むところに執着して、必要以上に欲張ってしまう心のことです。
 ラブーの場合はサボりたい気持ちですね。ヤモーを復活させて自分の代わりに働かせようとするるなど、彼は人並み外れてサボることを求めていました。「手をつなぐ」物語において他人の都合を考えない欲張りさんは障害ですね。
 ちなみに仏教の経典にしばしば用いられるパーリ語において、貪の発音は「lobha」。ラブーっぽい響きですが、まあ残り2つは全然それらしくないのでこれは関係ないでしょうね。

 砂漠の方はアラビアに相当します。ランプに封印されているジンといえばアラビアンナイト・アラジンと魔法のランプに出てくるジンが有名ですね。作中では持ち主が願うかぎりの願い事を叶えるとされるので、これもまた貪です。

シャーキンス

 三毒の瞋を司ります。瞋を象徴する動物は蛇だそうです。シャー! 自分の嫌いなものに腹を立てたり反発したりする心のことです。
 アニメイトのニュースによると、シャーキンスは軍人気質だそうです。思いっきり単純化すると、暴力とはすなわち怒りの発露。他人を傷つける人とは「手をつなぐ」ことなんてできません。
 よく噛みついたり毒を盛っていたりするので蛇を瞋の象徴をしているのでしょうか。

 砂漠の方はサハラに相当。エジプトといえば蛇信仰ですね。もちろん本来は善神として扱われているのですが・・・ゲームやらアニメやらでちょくちょく悪役にされているのはご存じのとおり。シャー!
 シャーキンスは石版のような石像のようなものに封印されていますが、アレはエジプトのレリーフがモデルでしょうか。それともロゼッタストーン?

ベニーギョ

 三毒の癡を司ります。象徴する動物は鶏。3歩歩けば忘れるっていいますからね。とはいえ単純にバカを指す言葉ではないようです。正しいことを知ろうとしない心、世の中の道理を無視して自分の都合を通そうとする心のことを癡と呼びます。
 一昔前のギャルっぽい話し方をする彼女はいかにも愚かなキャラのテンプレですね。利己的な自分勝手さはやはり「手をつなぐ」物語とは相容れないでしょう。
 名前から鶏要素が全く見いだせなかったので、第32話予告で黒い翼が映って一安心。

 砂漠の方はゴビに相当・・・したらいいなあ。モンゴル少数民族の伝承にモー・ショボーという怪物が存在します。真・女神転生シリーズのアイドルとして謎の知名度を誇るショボたんですね。美しい少女の姿で旅人を誘惑し、油断した旅人の脳みそを啜るという怪鳥です。
 googleで画像検索してもショボたんしか出てきませんが、伝承によるとどうやらこの恐ろしい鳥のくちばしは真っ赤なんだそうな。あー、だから「ベニ」ーギョかー。(こじつけ)
 土偶はもちろん古代日本の文化なのですが、一応モンゴルからも少数発掘されているようです。土偶そのものが持ち込まれたのか、土偶をつくる文化が流入したのかはわかりませんが。

デウスマスト

 ついでにこの方。部下から敬称をつけて呼んでもらえない大ボス。デウスはラテン語で「神」、マストは・・・mastかmustかで考察が割れているようですが、私はmast、「柱」の方を支持します。ふたつ合わせて「神柱(かんばしら)」ですね。日本のいくつかの神社ではご神体を木の柱としています。海外にもいくつかそういう風習があるとか。神は天から地へとまっすぐ降りてくるものなので、柱をその軌跡に見立てて祀るわけです。
 ちなみにデウスとは神は神でも唯一神のことを意味します。この世にたったひとりしか存在しえないものは敬称を省略することがあります。呼び名それ自体に最大限の敬意が込められているためです。例えば釈迦とかイエスとかのことですね。まあ敬称をつけて呼ぶこともしばしばですが。その意味では「デウス」を冠するデウスマストには、あえて敬称をつけなくても敬意が込められているといえるかもしれませんね。

 この人の正体は・・・三毒からの連想なら末法の時代? 仏の教えを「手をつなぐ」ことに置き換えればそれっぽいイメージになるでしょうか。魔法商店街や人魚の里に伝わる伝説とも合致しますしね。
 あるいは砂漠から連想して南極大陸。成り立ちが違うのでサハラ等の普通の砂漠とはあんまり同一視されないですが、一応世界最大の砂漠とされることもあります。オゾン層を破壊されて太陽光に有害な紫外線が混じる大惨事! いえまあそんな生っぽい話はやらないでしょうが、最近ピーカンミカン不作の話を妙に引っ張ってくるので、案外それっぽいことをやる可能性もなきにしもあらず?

 重ねて言いますが、これらすべて単なる予想ですので本気にしないでくださいね。・・・まあ万一当たっていたら私は密かに勝ち誇りますが。

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