ニーナは妃としてグランコリヌ城へ招かれる。彼女は出席する会合などの催しで毎度一波乱を起こしていたが、そのたびにアレインが収め、そんなふたりの姿もいつしか定番となり皆から愛されたという。
解放王とその妃にまつわる逸話
進軍履歴(+主な出来事)
ソワレカムルの村解放戦
- 解放しても村に入れないんかい!
プルムパフムの町解放戦
ソームの町解放戦
古代の魔法陣 最上級
ポルトル砦解放戦
一角獣の覇王
- 全クエスト攻略後に挑んだため成長しすぎていてさすがにヌルかったが、それを差し引いてもなかなか攻略しがいのある最終ステージだった。お子さまランチみたいな。
(クリア後クエスト)
- こっちは正直いうと苦戦するようなところは無かった。レベルはゴリゴリ上がった。
ユニット編成
↓セットアップの詳細や考えかたについては前回の記事で。↓
アレイン隊
防御力高めの主力部隊。特に重装兵に強い。
- アレイン(ハイロード / 一角獣の聖剣 / ナイツシールド+ / 重装兵のメダリオン / 一角獣の指輪)
- ミリアム(セイントナイト / 魔鉄の剣 / 名もなき塔守の盾 / スカーレットのリボン / 蒼晶石のペンダント)
- ニーナ(ブレイカー / メテオライトアックス / 乙女の指輪 / 戦士のメダリオン / 緋晶石のペンダント)
- スカーレット(ハイプリーステス / 教皇の権杖 / 死霊術士のランタン / セイジフード / 蒼石のペンダント)
戦闘開始時パッシブ:大いなる加護
クライブ隊
攻撃力高めの主力部隊。斥候だろうが飛兵だろうが構わず轢く。
- アデル(グレートナイト / 風槍ゼピュロス / 羽狩りの小盾+ / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- グンディロ(ドゥームナイト / ラブリュス+ / 聖騎士の盾 / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- クライブ(グレートナイト / セイクリッドスピア / 羽狩りの小盾+ / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- ギルベルト(プリンス / ロスラリスの花剣 / 神樹のタリスマン / 蒼石のペンダント / 白鳥の羽飾り)
- プリム(ビショップ / 聖職者の守仗+ / 白ネコミミフード / 灯火の指輪 / 緋石のペンダント)
戦闘開始時パッシブ:ラピッドオーダー
最後の宝探しでいい武器が手に入ったのでギルベルトに持たせたが、戦績的にはほぼ意味なし。
オーシュ隊
魔法攻撃ユニット。
- モラード(ワーライオン / ヘレボルスの花斧 / ホーリーシンボル / ゴールドバングル / 紅晶石のペンダント)
- ベレンガリア(ダークマーキス / 風斧ボレアス / 竜岩の氷盾 / 古代の王冠 / ライオンハート)
- セルヴィ(ドルイド / 魔障壁の杖 / 使い魔のチョーカー / 魔除けのチャーム / 蒼晶石のペンダント)
- オーシュ(ウォーロック / セイクリッドロッド / 魔術師のメダリオン / 緋晶石のペンダント / セイジフード)
戦闘開始時パッシブ:隻眼の戦姫
レーニス隊
騎兵・飛兵メタ。
- ユニフィ(スノーレンジャー / 雪花弓+ / 幸運のコイン / ロイヤルスカーフ / 宿り木のチャーム)
- ジュスティーヌ(グリフォンルーラー / セイクリッドアクス / 飛竜の手綱 / ロイヤルスカーフ / エイドキット)
- フラウ(グリフォンルーラー / 王斧ドランガッシュ+ / 飛竜の手綱 / ロイヤルスカーフ / 蒼石のペンダント)
- レーニス(フェザーボウ / セイクリッドボウ / 飛竜の手綱 / ロイヤルスカーフ / 蒼晶石のペンダント)
戦闘開始時パッシブ:フェザーアライン
ヴァージニア隊
対応兵科広めの便利屋部隊。
- ヴァージニア(ヴァルキュリア / セイクリッドソード / 青薔薇の盾+ / 翼紋章の盾 / 反撃のイヤリング)
- ホドリック(カタフラクト / 翼紋章の槍 / グラン・バリス / クロスガントレット / セイクリッドシンボル)
- アーマリア(ドレッドノート / 風剣ノトス / 白騎士の大盾+ / ローズシンボル / 夢幻の王冠)
- タチアナ(ビショップ / 風杖エウロス / 紫晶石のペンダント / 極光の指輪 / 蒼石のペンダント)
- ヤーナ(ソーサレス / 王杖アルビオール / 魔術師のメダリオン / 緋石のペンダント / 黒鳥の羽飾り)
戦闘開始時パッシブ:アイアンヴェール
前回記事公開直後にアップデートが来て、ヴァルキュリアの2枚の盾のうち数値が低いほうの守備力の半分がステータスに加算されるようになった。(以前は数値の低いほうはまったく反映されなかった)
もともと2枚とも良い盾を渡していたため装備変更は無し。
リディエル隊
飛兵メタ兼支援射撃係。
- デボラ(シールドシューター / 王弓バストリーク / 翼紋章の大盾 / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- ビアンカ(シールドシューター / メテオライトボウ / 翼紋章の大盾 / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- ハンジ(スナイパー / クインスの花弓 / 緋石のペンダント / 戦士のメダリオン / エリートベレー)
- リディエル(エルフアーチャー / 魔鉄の弓 / ミラードグラス / 色褪せた賭博師のコイン / 蒼晶石のペンダント)
- ハンネマン(スナイパー / 風弓アペリオテス / 緋石のペンダント / 戦士のメダリオン / エリートベレー)
戦闘開始時パッシブ:ピュアフィールド
トラヴィス隊
対軽装ユニット。もしくはゾンビ盾が欲しいとき用。
- トラヴィス(ローグ / 風断のファルシオン / ロイヤルスカーフ / 緋石のペンダント / マッスルベルト)
- ラモーナ(ワーオウル / レリア司祭の儀仗+ / 白鳥の羽飾り / 蒼石のペンダント / 緋石のペンダント)
- アラミス(ソードマスター / 飛竜の細剣+ / 踊り子の曲刀+ / 踊り子の足環 / 英雄のメダリオン)
- クロエ(サージェント / オーキスの花槍 / 蒼石のペンダント / 群狼の籠手 / ゴールドバングル)
戦闘開始時パッシブ:ウルフパック
前回記事公開直後にアップデートが来て、ソードマスターの2本の剣のうち数値が低いほうの攻撃力の半分がステータスに反映されるようになった。(以前は数値の低いほうはまったく反映されなかった) せっかくなので飛竜の剣を鍛冶屋に出した。
もちろん強くなったが、もともとメイン火力を張れるだけの威力は充分出ていたので運用上は変わり映えしない。
デルフィーヌ隊
第2の飛兵ユニット。
- ヒルダ(ワイバーンルーラー / ゼノイラ騎士の槍+ / 休息のショール / ロイヤルスカーフ / 重装兵のメダリオン)
- デルフィーヌ(グリフォンルーラー / ゼノイラ騎士の斧 / 神竜の手綱 / ロイヤルスカーフ / ゴールドバングル)
- ジェレミー(ランツクネヒト / 氷雨の直剣+ / 蒼紋の盾+ / ラージエイドキット / 緋晶石のペンダント)
- イシリオン(エルフフェンサー / 幻影騎士の剣 / 太陽と月のチャーム / 魔除けのチャーム / 蒼石のペンダント)
- サナティオ(フェザーロッド / 生命の杖+ / ロイヤルスカーフ / ゴールドバングル / 蒼晶石のペンダント)
戦闘開始時パッシブ:ファストヒール
ジョセフ隊
地駆けるパシリ。
- ゴービル(ワーウルフ / – / – / – / – )
- ドミンゴ(カタフラクト / – / – / – / – )
- ジョセフ(パラディン / – / – / – / – )
- ヴィッキー(ワーフォックス / – / – / – / – )
戦闘開始時パッシブ:なし
管理が面倒だから装備一切なし。
オクリース隊
空飛ぶパシリ。
- オクリース(フェザーソード / – / – / – / – )
- オーバン(ハスカール / – / – / – / – )
- レックス(ヴァンガード / – / – / – / – )
- モルドン(ブレイカー / – / – / – / – )
戦闘開始時パッシブ:なし
管理が面倒だから装備一切なし。
決戦部隊
ガレリウス戦だけは既存ユニットでどうにもならなかったため急遽編成。各キャラクターの装備・作戦に変更なし。
- アデル(グレートナイト / 風槍ゼピュロス / 羽狩りの小盾+ / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- アレイン(ハイロード / 一角獣の聖剣 / ナイツシールド+ / 重装兵のメダリオン / 一角獣の指輪)
- クライブ(グレートナイト / セイクリッドスピア / 羽狩りの小盾+ / クロスガントレット / ゴールドバングル)
- アラミス(ソードマスター / 飛竜の細剣+ / 踊り子の曲刀+ / 踊り子の足環 / 英雄のメダリオン)
- ニーナ(ブレイカー / メテオライトアックス / 乙女の指輪 / 戦士のメダリオン / 緋晶石のペンダント)
戦闘開始時パッシブ:なし
毎戦闘後180もHPを回復される以上、とにかく火力を稼がなければ話にならないということでこうなった。
アラミスのメテオスラッシュでバリアを剥いだらキャバリエールを重ねがけした騎馬軍団で轢くだけ。急造部隊らしいシンプルさ。戦闘開始時パッシブすら考慮していない。
なお、後衛を守る手段を一切用意していないため、ニーナはほぼ機能しなかった。そもそもガレリウスがあまり前衛を殴ってこないからアウトレイジの発動条件を満たせない。たまに攻撃できても大したダメージは出なかった。
夜明けをもたらしたもの
「ゼノイラの民よ、聞いてくれ! もはやあなたたちの皇帝は死んだ! ここにいるのはただ力をむさぼる怪物。これがあなたたちの望みか? この怪物に利用されることが――? ゼノイラの民よ! 心あるならば手を貸してくれ!」
つまるところ、この戦争の勝敗を決したのは人心でした。
いつの時代、いかなる戦争においても変わることない当たり前の勝因(敗因)。
国の行く末を決めるのは、どんなときだって、人の心であらねばなりません。
ドラケンガルドにおいてはヴァージニア姫が民と第二王子の心を力強く鼓舞し、解放軍をまとめあげていました。ときに過ちを犯すこともある人物でしたが、そもそも人は彼女の行い以上に人柄を慕ってこそ、彼女に味方していたのでした。
エルヘイムに侵攻したゼノイラ司令官のゲイリーとアルチーナは、国ではなく個人に忠誠を誓っていました。彼らは国なんてどうでもよかった。それゆえの裏切りがコルニア王国に、そしてゼノイラ帝国に痛打を打ちこむ結果となりました。
バストリアスでは人間と獣人の境界で人の心のありかたを問われました。モラードもユニフィも、今の姿は生まれついての本来の自分ではありません。しかし、そんな彼らだからこそ、血のつながりに囚われず自由な心でお互いを家族に選びました。
アルビオンでは人が人を騙そうとするがゆえの心の隔たりが問題を拗らせていました。言い出し難い難しい問題はどうしても存在します。しかし、結局のところひとりの為政者だけで解決できる範囲なんてたかが知れていたのでした。
土地を解放し、街を解放し、人を解放し、尊厳を解放し、自由を解放し、そうして人の心を解放してきました。
そこには善人も悪人もいて、なかには解放軍の傘下に入ったからこそ悪行を企もうとする民までいました。人の心は諸事万端。国という枠組みがあったからといって統制が取れるようなものではありません。
しかし。
ゼノイラのガレリウスは、あるいはバルトロは、そもそも人というもののありかたについて少しも考慮していませんでした。
力で征服するだけで領地運営に関心を示さず、ただ己の目的のためだけに人命を消費する。
彼らは支配者などではなく、ただの簒奪者でした。
そんななおざりな国家運営だったからこそ、吹けば飛ぶような規模の解放軍に、次から次へと協力者が集まってきたわけです。
いうなれば、そう。ゼノイラ帝国は自滅しました。アレイン王子の奮戦や六賢人の協力はその呼び水でしかありません。
誰もがゼノイラに味方したくないと考えたからこそ、今日、ゼノイラ帝国は地図上から姿を消したのです。
「ジョセフ。ゼノイラ帝国を倒し、願いは果たされた。王位を取り戻すと指輪に誓いこれまで戦ってきたが――、俺は王としてコルニアを良い方向に導けるだろうか?」
戴冠式を前に、新王アレインの胸には不安が渦巻きます。
繰り返しますが、この戦争の趨勢を決めたのは第一にゼノイラ帝国の自滅です。民衆も騎士も貴族も、ゼノイラと解放軍を天秤にかけてどちらが”マシ”かを占いました。これはその結果。ただただ、相手が酷すぎた。
アレイン自身の王たる器はこれから見定められることになるでしょう。
養父ジョセフは楽観します。
「解放軍は最初、騎士ばかりではない傭兵や民間人の寄せ集めでした。殿下はそんな彼らをみごとに導き、ガレリウス討伐をも成し遂げた。よもや殿下の手腕を疑うものがおりましょうか」
それでも、多くの国と民がひとつところに集まることができたのは、アレインがいたからなのだと。
ドラケンガルド、エルヘイム、バストリアス、アルビオン。
元々それぞれに反ゼノイラ勢力は存在していました。アレインが現れる前からとっくに抵抗のきざしは芽生えていました。しかし、そんな彼らをひとつの解放軍としてまとめあげたのは、結局のところつまり、アレインでした。
ゼノイラ帝国が倒れたあと、けっして関係が良好だったとはいいがたい5つの国の人々がアレインの戴冠を祝福せんと一堂に会しているのは、けっして”敵の敵は味方”などといった水より薄い信頼関係によるものではないはずです。
解放軍はゼノイラより”マシ”。だけど、どのくらいマシなのかといえば、それはきっと、アレインが想像しているよりもずっとずっと――。
「アレイン。本当に立派になりましたね。あなたなら大丈夫。あなたには、同じ旗の下に集まった多くの仲間がいますから。胸を張っていきなさい」
これからフェブリス大陸には、きっと長い平和の季節が訪れることでしょう。
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