“ヒーロー”。今の私が口にできるような言葉じゃありません。でも、あなたがそう呼んでくれるなら――!
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「砕けた夢と、よみがえる力」
大きな出来事1
メインキャラクター:ましろ
目標
ヒーローを諦めてしまったソラを立ち直らせたい。
課題
今のソラは絶対に間違っている。
それは確かなのに、優しいましろは明らかに傷ついている今のソラに干渉することがどうしてもできなかった。そのうえでなおかつ、直接的な干渉なく彼女を立ち直らせる方法も思い浮かばない。
解決
ましろはあくまでソラが自分で立ち直るときを待つことにした。
ましろにとってソラは間違いなくヒーローである。彼女はこれまでどんな苦境や不安のなかでも、一度自分がやるべきと決めたことなら絶対にやり遂げてきた。だから彼女ならいつか必ず再起する。そういう強さを彼女は持っている。そう、ましろは信じている。
だから彼女が立ち直るまで、ましろが代わりに戦うことにした。
大きな出来事2
メインキャラクター:ソラ
目標
夢が壊れたあとの身の振りかたを考える。
課題
ソラにとって、ヒーローとは「相手がどんなに強くても、正しいことを最後までやり抜く」存在である。
しかしソラは、強烈な悪意を前に、自分がやるべきことを途中で投げだしてしまった。そんな弱い自分はヒーローたりえない。
だからといってヒーローを目指さない自分が何になるべきなのかもわからない。ソラはこれまでヒーローになる以外の未来を考えたことがなかった。自分の半生を振り返れば振り返るほど、ヒーローへの心残りが胸をチクチクと刺激する。
解決
ソラは弱い。だからヒーローにはなれない。自分ではそう思っていた。
しかし、ましろにとってソラはもうすでにヒーローなのだという。
そんな実感はない。自分がヒーローにふさわしい力を持っているとは少しも思わない。彼女がどうして自分をヒーローと呼ぶのか全然わからない。
だが、ソラはましろという友人のことを心から信頼していた。彼女が自分をヒーローと呼ぶのなら、きっとどこか、少しくらいは自分にもヒーローらしいところがあるのだろう。
ソラはましろが信じてくれる自分を信じることにした。
バトル
苦戦
事態は切迫している。ソラは戦線離脱し、シャララ隊長のランボーグにはますます高濃度のアンダーグエナジーが注入されている。バッタモンダーはこの機にましろたちを傷つけることでソラの心をいっそう痛めつけようと攻勢に出ている。
勝利
どんなに追い詰められてもましろは諦めようとしなかった。ソラならそうしていたはずだからだ。そして、そんなましろのソラを信じる思いが、ソラを再びヒーローとして立ち上がらせた。
仮にランボーグを浄化したところでシャララ隊長を無事に救出できるかはわからなかった。
しかし、再起したソラは躊躇なくランボーグを浄化する。ソラがヒーローとして憧れてきたシャララ隊長なら絶対、「また会おう」と言ってくれた約束を守らないはずがないからだ。ソラはシャララ隊長を信じて、か細い希望を手繰りよせた。
「夢はとっても大事なものなんだよ。自分がボロボロになっても叶えたい大切なものなんだよ。それをバカにするなんて最低! だから絶対渡さない!」(『Yes! プリキュア5』第1話)
キュアドリーム――『Yes! プリキュア5』の夢原のぞみは、その名に反して自分の夢を持てないプリキュアでした。
ドジで不器用で、何か自分のやりたいものを見つけたいといつもがんばっているのに、どうしても人並みにうまくできるものが見つからなくて。周りの友達はみんな何かひとつ誰にも負けない得意なものを持っていて、それにひたむきに打ち込んでいるのに。そんなみんなのことを、彼女はずっと憧れの視線で見つめていました。
だからこそ、彼女は夢というものの尊い力をよく理解していました。夢を持つことで人が輝きはじめる様をたくさん見てきました。きっと今まさに夢を追いかけている、他のどんな人たちよりも。
彼女が初めてプリキュアに変身したのは、滅ぼされた故国を蘇らせようと、戦う力を持たなくても命がけで巨悪に立ち向かっていた妖精・ココの夢を守るため。
大いなる希望の力・キュアドリーム。
夢というものに深く深く憧れを抱いていたこの少女は、夢を追いかける全ての人のために戦い、やがて自分自身もひとつ、大きな夢を見つけることになります。
「・・・今のは私の実力じゃありません。これは都合のいい夢ですね。私の将来の夢は学校の先生になることです。夢を叶えるにはもっともっと勉強しなきゃいけません。こんなふうに本当に教壇に立てる日が来るように、もっともっと、がんばります! ――楽しい夢をありがとう」(『映画プリキュアオールスターズ New Stage 3 永遠のともだち』)
いつか学校の先生になりたい。成績不良で自分の実力からすると到底向いているとは思えず、けれど、みんなの夢を大切にしたい自分の思いにはこのうえなく合っているお仕事。いつかどうしても叶えたい夢。
プリキュアとしての戦いが終わったあとも、彼女はずっと変わることなく、夢のためにがんばりつづけます。
みんなの夢のために。そんな、自分の夢のために。
「わたし、ヒーローにはなれませんでした。さようなら」
ヒーローになりたい。ずっと憧れていたソラの夢は砕けて無くなってしまいました。
無様で何も成し遂げられない自分が本当にヒーローになれるとはどうしても信じられず、だから自分を信じてくれる友達の言葉も信じられなくなって、どんな苦しいときも叶う可能性はゼロではない楽観的な未来すらも信じられなくなりました。
だけど。
そんなあなたにも、信じているものがまだひとつ残っていたはずです。
“ヒーロー”。
ずっと憧れていたあの強さが果てしなく絶対的なものだからこそ、いつまでも弱いままのあなたは夢を叶えることを諦めてしまいました。
だったらわかるはずです。
誰かが“ヒーロー”として憧れている人の強さは、本当に、たとえ誰が否定しようとも、あなた自身が全身全霊で否定しようとしたとても、それでもどこまでも絶対的だということを。
誰かがあなたを信じています。誰かがあなたの強さを知っています。誰かにとってあなたは今でもヒーローです。だったら、やっぱりあなたにはヒーローたるべき力があるはずなんです。あなたがそれを信じていようがなかろうが関係なく。
夢は、大いなる希望の力。
たとえ夢見ているのが自分自身ではなかったとしても、夢は夢。
盛者必衰の理を――
「わたし、ヒーローにはなれませんでした。さようなら」
絶対に起きないと思っていたことが起きました。
ましろはソラを信じていました。
ソラという子はどんな辛いときでも絶対に挫けない、心の強い子なのだとばかり思っていました。
「――怪我はありませんか?」
「え? ・・・あなたこそ。あの、ねえ、ソラちゃん。あなたってヒーローなの?」(第1話)
本当はあのとき彼女の手が震えていたのを知っています。
勝ち目のない敵との戦いで一方的に傷つけられていた姿を見ています。
大事そうに持ち歩いていたヒーロー手帳を目の前でバカにされ、破かれ、踏みにじられた様子も見ています。
彼女がプリキュアになれたのは、いよいよどうしようもなくなった瞬間の奇跡。
それまでは明らかに勝ち目なんてなかったのに、それでも彼女はエルちゃんを守るため、敵に立ちはだかりつづけました。
どんなに痛い思いをしても。どんなに怖い思いをしても。どんなに尊厳を汚されたとしても。
ましろにとって、だからこそソラはヒーローだったのでした。
プリキュアになれるからじゃない。
悪者をやっつけられるからじゃない。
傷つかないからじゃない。
ただ、絶対に挫けない心の強さを持っていたから。
「・・・いつの間にかなりたいものとか決まってないとダメなターン!? でも、改めて考えれば私これといって得意なことないし。そんな人間が何かになれるの? 疑問だよー!」(第4話)
「はあ。やっぱり無理かも。ストーリーなんて全然浮かんでこないし、絵だってあんなにきれいに描けないし、そもそも私にセンスなんて――」(第20話)
その勇姿はまるで、ましろの理想が実体を伴って現れたようでした。
だって、ましろにはそこまで必死に食い下がるような、絶対に曲げたくない信念がありませんでしたから。
幼馴染みのあげはは自分のことを強いって言ってくれます。誰かに優しくするためならいくらでも自分を律することができるからって。ましろ自身にはそんな実感全然ありませんでしたが、たしかに、そうなれればいいなと思う気持ちはいつもありました。
優しくありたいとは思っています。できることなら。誰に対しても、どんなときだって。
ソラはそんなましろの理想を目の前で体現して見せたんです。
だから、あのとき以来ずっと、ソラはましろにとってのヒーローでした。
「絶対、ヒーローになるぞ!!」(第22話)
一大決心とともにシャララ隊長が言った「立ち止まるな、ヒーローガール」との言葉を手帳に書き加えて、彼女は改めて誓っていました。
シャララ隊長がヒーローガールと呼んだように、ましろにとってもソラはとっくに立派なヒーローです。
ソラが憧れているヒーロー像はまたちょっと違うようで、今の自分ではまだまだだと考えているようですが、きっとそれが普通なのでしょう。思えばソラもましろのことをよく買いかぶっていました。ましろにしてみたら自分はそこまでの人間じゃないはずなのですが、どうやらソラの目には自分がすごい人のように見えるようです。
それと同じです。
ソラがまだまだ自分はヒーローじゃないと言い張っていたとしても、それでも、ましろにとってソラは絶対にヒーローでした。
「本当に行かないんですね?」
「ねえ。やっぱり今はひとりにしておいてあげよう。周りからわーって言われたら、ソラちゃんきっと――」
「ボクはそうは思いません。何のための仲間なんです? 何のためにプリキュアはひとりじゃなくて4人なんです? なんで――。なんで、一言相談してくれなかったんだ。ソラさん・・・」
でも、だからこそ不意に心配になってしまうんです。
自分のこの憧れが、ソラの重荷になってはしまわないかと。
かつてあげはが泣いていたときは迷わず追いかけました。求められていなくても言葉をかけつづけました。自分の悲しい気持ちは歯を食いしばって我慢して。
同じことをソラ相手にはしてあげることができません。
ましろは迷っていました。
押しつけていいんだろうか?
ソラが憧れているヒーローとは明らかに異なる、ましろだけのヒーロー観をあの子にぶつけてみたところで、余計に困らせるだけなんじゃないだろうか。
あの子に憧れてしまっている自分だからこそ、今は語りかけるべき資格を持たないんじゃなかろうか。
裏を返せばつまり、ましろは、ソラなら絶対に投げださないだろうと思っていたことを投げだされてしまった今もなお、ヒーローたるソラに少しも幻滅していなかったのでした。
ヒーローは堕ちたか?
「ミラージュペンはね、ここから出てきたの。きっと私の気持ちがかたちになったものだったんじゃないかな。でも、なくなっちゃった。強い敵に立ち向かう勇気も、ヒーローになる夢も。友達が考えてくれた作戦を信じられなくて。失敗するのが怖くて。だから、ミラージュペンは壊れちゃったんだと思う。――私、ヒーローになれなかった」
ソラは絶望しました。
自分はヒーローになれないのだと、確信しました。
「隊長さんを助ける方法、きっとあるよ。ね」
「そうだ、パレット! ミックスパレットを使えばなんとかなるかもしれない。アンダーグエナジーを浄化して、そのあとすかさず回復の技を使う。それなら救えるかも」
「ソラさん! 信じてやるしかありませんよ! 『ヒーローは諦めたらそこで――』」(第22話)
失って改めて痛感します。
ヒーローになれる人って、本当に強いんだなって。
どんなにかすかな希望であっても、当たり前のように信じちゃえるんだなって。
「ソラ。――ヒーローの出番だ」(第15話)
思えばあの人もそうでした。明らかに勝ち目のない相手に挑みかかって、実際負けてしまったのに。それでも少しでも活路を切り開けたことに、プリキュアに後を託せたことに、あの人は満足そうにしていました。
自分と違ってつくづく心の強い人でした。とても敵いそうにありません。あれがヒーローです。
「ヒーローは泣いている子どもを絶対に見捨てない」
「相手がどんなに強くても、正しいことを最後までやり抜く。それがヒーロー」(第1話)
子どものころシャララ隊長に命を救われて以来、ずっと彼女みたいになりたいと願っていました。
強きを挫き、弱気を助く。どんなに強大な敵が相手だとしても諦めることなく、負けることもなく、いつも正しいことを示してみせる。
強くて、そのうえで強くて、だから正しいことができる。そんな人にいつかなりたくて。
「あの日、学校で弱い者いじめする子たちと大ゲンカして、全然敵わなくて――」
「ヒーローになれますように! ヒーローになれますように! ヒーローになれますように!」
あのとき、いっそ諦めてしまっていたらよかったのに。弱いんだから。
弱いくせにここまでがんばりつづけて、少しは強くなれたつもりでいて、プリキュアという仮初めの力を我が物顔で振りまわして、・・・今さら現実を突きつけられて。
「あの星はパパが降らせてくれたの?」
「お前が降らせたんだ。・・・たぶんな」
この期に及んでお父さんは変な慰めの言葉をかけてきます。
そんなわけはないのに。
ヒーローになれるような力が無かったからこそ、自分は今こうして帰ってきたのに。
自分にはヒーローになる資格がなかったわけだから、あのとき流れ星を降らせたような奇跡を起こせるのは他にお父さんしかいなくて。
なのに、どうしてそうだって認めてくれないんだろう? どうしてヒーローにもなれなかった弱い自分に、あのときあんな奇跡が起こせたんだって言い張るんだろう?
こんなのきっとただの優しさ。
見え透いた安い慰め。
だけど、お父さんはそんな上っ面だけの言葉で励ましてくれるような人じゃなくて。いつも、しっかりとこちらの気持ちを受けとめて、朴訥と、だけど実直な言葉で返してくれる人で。
だったら、どうしてこんな優しい言葉をくれるんだろう?
まるでまだ自分にヒーローになれる可能性が残っているみたいに。
もう諦めても、あるいは、まだまだ諦めなくたっていいんだって、本当にどっちでもいいんだって言ってるみたいにして。
ソラはもうヒーローになれないのに。
それはもう間違いないのに。
だって、ヒーローになれる人って、本当にどこまでも、自分なんかよりもはるかに、すごい人たちなのに。
ヒーロー。
憧れはあくまでも、遠く、高く。
憧れが重なりあうとき
「ソラちゃんへ。覚えてるかな? 私が初めてプリキュアになったとき、ソラちゃんすっごく反対したよね。『ましろさんが傷つくなんて嫌だ』って。『自分がもっと強くなる。だからましろさんはプリキュアにならなくていい』、そう言ってくれたよね。だから――」
迷いの果て、結局、言わずにはいられませんでした。
だって、ましろは知っているんです。
ソラは心の強い人。どんなに傷ついても絶対に挫けない。諦めない。曲げない。
たとえその手、その足がどんなに震えていたとしても。
「ダメだ。『友達』以外の言いかた見つからないや。『パートナー』とか『相棒』とか、そうじゃなくて、あなたは私の『友達』。あなたが心配だよ。助けたいよ。気持ちは同じ。それって、一緒に戦う理由にならないかな」(第5話)
ソラはとても強いヒーローだけれど、それでも傷つかないというわけじゃなくて。
だからましろはプリキュアになりました。
誰よりも強い、憧れのヒーローを、それでも、少しでも痛み苦しみから守ってあげたくて。
今、ソラが苦しんでいます。
かつてないほどに、今度こそ膝を屈してしまいそうなほどに、心に痛みを抱えています。
ましろにだってそのくらいわかっています。
だけど、ましろが言葉をかけることで、もしかしたら余計に傷つけてしまうかもしれません。ソラ自身のヒーロー観とは異なる、ある種一方的なヒーロー性を彼女に見出してしまっているから。見えているものが違うから。
それが怖くて、昨日は会いに行くことができませんでした。
それでも結局、伝えずにはいられませんでした。
ソラは友達だから。
大好きだから。
そもそもましろはそのためにこそ、プリキュアになったんだから。
「今度は私の番だ――!!」
なるほど、ましろだったらそうするでしょう。
ソラが知っているましろはそういう人でした。
優しさのプリキュア。誰かに優しくすることにひたすら頑固で、ひとたび優しくしようと決めたなら絶対に自分を曲げない。ソラが必死に説得したときですら、それでも彼女はプリキュアとして戦うことをやめようとしませんでした。
「ましろさんは、今のましろさんのままでいいんです」(第4話)
「あの。ましろさんがましろさんのままでいいと思う気持ちは今も変わりません。だから、気にしないでください」(第20話)
ましろはすごい子です。
ヒーローを目指す以外能がない自分なんかと違っていろんなことができて、だから別に戦わなくたって、いつも助けられているし、もっと活躍できる場はたくさんあるはずだし。
そんなすごい子が、どうしてだか、自分なんかを守るために戦うんだって言って聞きませんでした。
あの子なら、ソラが戦うのをやめたと言っても代わりに戦おうとするのがむしろ自然なことでしょう。
本当に、びっくりするくらいこちらの言うことを聞いてくれないんです。あの子の心の強さにソラは勝てた試しがありません。そういうところをずっと尊敬していました。
「相手がどんなに強くても、正しいことを最後までやり抜く。それがヒーロー」(第1話) それがヒーローの条件なんだとしたら、彼女こそがヒーローです。ソラが目指している憧れのかたちそのものです。
「隊長さんのことは私たちに任せて。大丈夫だよ。ソラちゃんはプリキュアにならなくていい。戦わなくていい。おうちでゆっくり休んで、元気になってほしいな」
ほら。やっぱりこっちの話を聞いていない。
ソラはヒーローを諦めたはずでした。
自分ではシャララ隊長を救えないと確信して、全てを投げだして帰ってきたつもりでした。
ましろは全然そういうふうに捉えていないようです。
ちょっと休んでいるだけ。
絶対に帰ってくる。
そう信じて、まるで疑っていません。
ソラがぶつけた心ない言葉を全然信じる気がなくて、それでいて呆れるくらいソラのことを信じきっているようで。
――どうして、そこまで?
「最後にひとつだけ。――『ヒーローになれなかった』なんて言わないで。だって、ソラちゃんはとっくの前からもう、ヒーローなんだから!」
だって、“憧れ”だから。
ソラにずっと憧れていたから。
今回、ソラはヒーローになる夢を諦めてしまいました。
けれどそれはヒーローという存在に幻滅したからではありません。その反対。ヒーローになる夢があまりに遠すぎるように感じて、こんな弱い自分なんかじゃ絶対に叶えられないんだと感じて、それで諦めてしまったのでした。
ソラのなかでヒーローという存在は、今もなお最強のままです。
なにせ、カバトンやバッタモンダーに何度バカにされても、シャララ隊長の敗北を見てしまっても、それでも色あせることなかった憧れです。自分に失望することはあれど、ヒーローに幻滅することなんてありえません。
それとまったく同じことが、ましろにも当てはまったわけです。
ソラがどんなに情けない姿をさらそうと、大丈夫。わかってる。
ヒーローだって傷つかないわけじゃない。むしろ、傷ついてもなお諦めないヒーローだからこそ、憧れているんだ。いつか自分もそういうふうになりたいと思えるんだ。いつか、ソラみたいな強いヒーローになりたいんだ。
「・・・ヒーローなんかじゃない。ただの弱虫です! 戦うのが怖くて逃げた! シャララ隊長も、仲間も、街の人たちもみんな見捨てて! そんなヒーローいるわけない!!」
いるんです、困ったことに。
ここにいるんです。少なくとも、ましろにとっては。
そして、なお困ったことに、ソラはそんなましろのことを信じていました。
彼女は絶対に諦めないプリキュアです。呆れるくらい頑固で、絶対に自分を曲げようとしない友達で、底抜けに優しくて、きっと彼女はいつも正しいことを見つめています。
ソラにとって信頼に値する友人です。彼女が信じるというなら、ソラも信じなければなりません。ましろがソラをヒーローと呼ぶのなら、少しくらいはソラ自身も認めてやるしかありません。
ましろと友達になった瞬間から、ソラにヒーローを諦める道はもう無くなっていました。
憧れを突き破れ
「“ヒーロー”。今の私が口にできるような言葉じゃありません。でも、あなたがそう呼んでくれるなら――!」
憧れが遠くにあると誰が決めた。
自分なんかじゃ届かないと誰が決めた。
諦めるしかないと誰が決めた。
全てソラ自身です。
私たちは自分がいる世界を自分自身の目で、自分自身の耳で観測し、そして自分自身の脳と心とで解釈しています。
世界のありようを決めるのはいつだって自分自身です。他の誰でもなく。
ソラが憧れに届かないと言うのならそうなのでしょう。
ソラが自分は弱いんだと言うなら事実なのでしょう。
ソラが絶望するなら、もはや絶望する以外にありえないのでしょう。
しかし同時に、ソラには自分以外にも信じられる人ができました。
彼女はソラに憧れているんだと言います。
彼女はソラは強いんだと言います。
彼女からするとソラはまだ全然諦めていないんだそうです。
彼女が言うのならきっと、ソラにとってもそうなのでしょう。
これはソラが決めたことです。
誰を信じるのか、何なら信じられるのか。それはソラ自身が決めていいことです。
「ヒーローの出番です!」
青いマントをはためかせ、同じデザインをしたシャララ隊長のマントを力いっぱい殴りつけます。
ソラにとってはまさしく憧れの象徴。プリキュアの意匠になるくらい、遠く果てない夢への道程。
届かないと、誰が決めた。
「前に進む足が止まりそうになっても、私には背中を押してくれる人たちがいます! だから。だから! ――立ち止まるな、ヒーローガール!!」
憧れのヒーローに、ソラはいつか必ずなるでしょう。
あるいは、とっくの前からもうヒーローです。
どちらだって構いません。どちらだって似たようなものです。何にせよソラはヒーロー目指してがんばりつづけるんですから。
・・・そういえば、今目の前にいるシャララ隊長は瀕死の重傷を負い、アンダーグエナジーによって命を繋ぎとめている状態なんだそうです。ランボーグ化した彼女をこのまま浄化したら、もしかしたら死んでしまうかもしれません。
「そうだ、パレット! ミックスパレットを使えばなんとかなるかもしれない。アンダーグエナジーを浄化して、そのあとすかさず回復の技を使う。それなら救えるかも」(第22話)
いいえ。
ソラが信じる友達のひとりが、すでに彼女を助けられる方法を提案してくれています。
以前は彼女の言うことを信じることができませんでした。信じていいかどうかを決めるべき自分を、自分で信じることができませんでした。
今は信じます。ソラが知る限り、あげはもましろと同じくらいすごい人です。彼女の機転でピンチを切りぬけたことは一度や二度ではありません。彼女が可能だというならきっと可能でしょうし、仮にもしうまくいかなかったとしても、そのときはうまくいくまで諦めないだけです。
いつの時代も「諦めない、負けない」がプリキュアの合言葉。
大丈夫。うまくいくと信じる根拠はちゃんとあります。
あのときシャララ隊長は「立ち止まるな、ヒーローガール。また会おう」(第15話)と言ってくれたんです。
だったら絶対また会えるし、彼女も自分と再会するために全力を尽くしてくれるはず。誰よりもヒーローたる彼女が言うのだから、むしろ自分は性向可能性云々を気にしていちいち立ち止まるべきではない。
シャララ隊長もまた、ソラにとって信頼できるひとでした。
まるで脳みそが筋肉でできているような思考パターン。
呆れるくらいの楽観主義。
けれど、そうとも。それでこそプリキュアです。
だって、ソラは憧れをかたちにするためにプリキュアになったんですから。
叶えなければ変身した意味がない。
「きっと大丈夫。信じて待っている人がいる限り、何度だって立ち上がれる。きっとそれが、ヒーローですから」
「・・・良い言葉だ。また会えたな、ヒーローガール」
ソラはこの日のために――、あらゆる困難を打ち破って大切な人たちを守れるようになるためにこそ、ヒーローを志しました。
「ヒーローは泣いている子どもを絶対に見捨てない」
「相手がどんなに強くても、正しいことを最後までやり抜く。それがヒーロー」(第1話)
「と、トドメを刺さないのか!? じゃないとまた来るぞ! また、お前の嫌がることをしてやる! それでもいいのか!? ソラ・ハレワタール!!」
「構いません。どんなことをされても負けないくらい、私、強くなりますから」
今日もまた2cm、目指す未来へ近づくことができました。
コメント
今日はバッタモンダーの最後の秘策が失敗に終わって、良い終わり方に返り咲いたひろがるスカイプリキュアでした!!☆☆♬
ひろがるスカイプリキュアのレッドはソラ・ハレタールの唯一の兄弟姉妹である弟で、「ソラお姉ちゃーん」と叫びながら甘えに行くシーンはシックリ着ました!!☆☆♬
これはいとこのお姉さんの次女にも直接感想としていとこのお姉さんのスマホにLINEする際、彼女自身が見て良いセリフだと確信が取れたので、このように入力しました!!
私個人としては咲(キュアブルーム)であるみのりが父方のいとこのお姉さんで咲と父方の同い年のいとこであるキュアホワイトソックスに、大阪市浪速区内の住宅街の家で再会出来ると「○○○お姉ちゃーん」と走りながら甘えに行きました!!
だから75パーセントぐらいプリキュア的に感慨深いセリフが初めて、女児向けプリキュアのセリフにも交えられた感じですね!!☆☆♬
一方、レッドに関しては、ポケモンのゲームに金・銀に登場する最強のザコポケモンばかりが集結する四天王を制した直後に行けることが出来るダンジョンの強敵トレーナーで、主人公がポケモン勝負で勝ってしまうと、この時点で、エンディングになって一旦強制終了になります
それでもポケモンのゲームの金・銀に登場するレッドが繰り出すポケモンはすべてレベルが高いですから!!☆☆♬
ちなみにポケモンは私の現職の後輩達の間で、私の現職の会社では休憩時間になると、3人の後輩達の間で弾んで、勝負に関する話題もポケモンの話になるとシバシバ出るものですから!!♪
私は最近、ポケモンの愛着はほとんどありませんが、いとこのお姉さんの次女は小学校を卒業するぐらいまではポケモンへの愛着も尽きないでしょう
それでも小3ぐらいに進級すると、いとこのお姉さんの次女もポケモンの筆箱など持ち歩かなくなるとも思いますが…
それといとこのお姉さんの長女と同じように、いとこのお姉さんの次女もそのぐらいの年頃になると、いとこのお姉さんの次女には妹がいないし、生まれる予定もないので、卒業して、アニメ本編も見向きもしなくなるのも自然になりそうな予感がします
それでもいとこのお姉さんの次女が小3に進級する頃には、最年少のいとこの姪っ子が1歳の時よりプリキュアファン真っ盛りな度合いも強くなるものだとニラんで止まないですね!!☆☆♬
ちなみに最年少のいとこのお姉様には2人目が妊娠したという話は知ってますが、性別は後日最年少のいとこの伯母様(お母様のお姉様)であるお母様の妹の話でまたわかるようになる気がします
最年少のいとこのお姉様もお母様の妹が結婚してからいとこのお姉さんまで全員我が子は2人目までの時は流れ的に一姫二太郎でも、最年少のいとこのお姉様の場合、一姫二姫とお母様の方のおばあ様以来に2人娘のお母様になるにせよ。私は最年少のいとこのお姉様の2人目も無事生きている子として最年少のいとこのお姉様が出産に成功するのは、楽しみなことだけは変わりないですね!!☆☆♬
最年少のいとこのお姉様も一姫二太郎だと、2人目の最年少のいとこの甥っ子は、いとこのお姉さんの息子と同じように、私の母方のいとこ甥なので、1歳の時からアンパンマンにもレンジャー系にもハマってくれることに期待値もありますから!!♪
一方で、大人のプリキュアファンは5人姉妹編成の女児向けプリキュアの放送を望んでいる人もいて、長女に関しては、ある程度話が進んでから覚醒を望んでいるともプリキュアちゃんねるに書き込んでいました
それに少しは準ずるようにあげはも第18話にてキュアバタフライとして本編デビューしたので、その大人のプリキュアファンも5人姉妹編成の女児向けプリキュアだと長女のプリキュアデビューはこれぐらいのタイミングで完全に要望が叶ったと思うでしょう
で、他にシックリ着たセリフに関しては、ましろのおばあ様が「あのランボーグが街で暴れている」とソラ・ハレタールに言い放ち切ったのはシックリ着ました!!☆☆♬
私個人としては2006年の第10数話の時のボウケンジャーにて、コンピュータキャラがボウケンジャー全員に対して
「大変だ!! ジャリュウ一族が…街で暴れている」
と言い放ち切ったセリフがとにかく印象的で、再放送ではこのようにセリフを発しましたね!!
そのモジったセリフとして、今日のひろがるスカイプリキュアに交えられたと思うと、7時30分から9時までに終わるニチアサ的に感慨深いセリフです!!☆☆♬
本当はあと1つ以上はシックリ着たセリフもあったような気がしますが、忘れちゃって、このサイトを見ても確認が取ることが出来ませんでした!!(苦笑)
しかし私はインターネット上にプリキュアの感想を書き込む際は、普段はセリフのことばかり熱く語りたくなるような大人のプリキュアファンなので、こういう大人のプリキュアファンがいるのも悪くないと思ってくれるプリキュアサイトの管理人さんがいてくれるのは大きいです!!☆☆♬
で、バッタモンダーも最後の秘策に失敗したはずなのに、悪あがきをして、次回は3人目が登場するんでしょうかね?
今のところアンダーグ帝国は女大将のようですが、3人目の敵幹部は初めて女が登場してもおかしくはないと思います
というのも女児向けプリキュアで敵幹部が全員男だったというパターンは今までなかったはずでもありますしね!!
そんなこんなで私はいとこのお姉さんの次女が小2に進級すると、今度は段々プリキュアへの愛着が薄れていくものだと思って、いとこのお姉さんのスマホにプリキュアの感想を送り込むのは、いとこのお姉さんの次女が小1の時までとハラに決めていますが、今度は最年少のいとこの姪っ子が本格的にプリキュアにハマり続けるものだと信じ込みながら、私もフェアな意味でプリキュアファンを続けたいです
>プリキュアとは完全に無関係な雑談で、言いたいことは今回は岡山市内に本社があるスーパードラッグ・ザグザグのことで
昨日は倉敷市水島地区の8番らーめん・神田店でやっぱりサービスも良くて、ウーロン茶を飲んだ後は、倉敷市内の霞橋方面に車を走らせる道中にあるザグザグに行きました
ここには初めて立ち寄って、やっぱりプリキュアのティッシュが売られていたのは、うれしかったですね!!☆☆♬
私はおかやま山陽高校がある地域から気軽に行けるようなザグザグにはあちこち立ち寄って、だいたいのところにプリキュアのティッシュが売られていることは知っています!!
そんでもって高松市内のザグザグさんと同じように、プリキュアのティッシュが売られていなかった・あるいは売り切れだった場合、ソフトドリンクも土日は6倍・10倍ポイント商品に該当するので、これもレディ薬局と同じぐらいありがたい話です!!☆☆♬
そんで、1日でも近いうちにザグザグはおかやま山陽高校がある地域にも1号店がオープンして欲しいですね!!☆☆♬
これでお母様も広告を見て欲しい商品があると、おかやま山陽高校がある地域がどこでも1番近くで良いという話になるはずなのでなおさらです!!☆☆♬
>ソラの家族
ファはどこいった?
>ポケモン
男の子と違って女の子のキャラクターグッズへの愛着は息が長いというか、普通に大人になってからも集めつづけてたりしますよ。なにしろ世間の空気感からして別に恥ずかしいこと扱いされていませんから。
友達に笑われないこと、大事です。
そして最後の秘策が失敗したバッタモンダーがその後どうなったかはもう、おわかりいただけただろうか?彼は後に34話で再登場して、カバトンと同じソラシド市の古臭いアパートで極貧生活を送っていました。処刑を恐れてアンダーグ帝国から密かに脱走していたのです。人間に擬態して紋田と名乗り、バイトに言って成形を立てていたのです。
ましろんが困りながら選んだ『信じて待つ』という答えとほぼ同じことを、実親とはいえ最初から迷わず実行したシドさんの大人ぶりに感服です。
観終わったあとに気づいたんですけど、私はソラ共々バッタモンダーの悪意に踊らされちゃったようで……
あげは、前回信じきれなくてごめんなさい!
そしてましろんの強さが詰まった手紙で涙しました。いい友達を持って、つくづくみんなは幸せ者です。
しかしまあ、キュアスカイ相手に嫌がらせしようと思ったら、15話時点でバッタモンダー本人がシャララ隊長を手にかけた上で事後報告しても別に良かったのでは? とも思ったり。
そこで自分の手を汚さない辺りは、なんとなく彼らしいと言えますけど。
『相手にしない』という反撃方法も、なるほどピッタリかもですね。相手のリアクションを愉しむ奴なので。
親の場合、干渉するか子どもの自主性に任せるかの決断を、人の親になった瞬間から何度も日常的に経験してますからね。たぶん年季が違うんだと思います。父親と母親とで相談も繰り返してきたでしょうし。
ああいうところ、家族っていいなとしみじみ感じます。
バッタモンダーはいかに自分で自分を騙すかに腐心する人でしたから、人殺しのような言い訳不能な悪事はNGだったんでしょう。正直いうと私にもそういう下衆なところはあるのでちょっとわかります。
騙そうとする相手が自分自身なので本当なら言い訳する必要すらなさそうなものなんですが、こういうのってある程度大義っぽいものがないと案外自分でも納得できないものなんですよね。
逆に言い訳さえ立てば、普通は絶対許せないような屁理屈でも平然と自分を許せちゃったりするので、本当に醜い心理だと私自身思ってるんですが。
今となっては逆に考えるとバッタモンダーがシャララを拾って傷を治し、すぐに使わずにとっておいていたからこそで彼女の致命傷は治っていて、結果的に生きて返す事になっていましたね。それに再登場後の彼の様子もあって今となっては22話~23話の彼もまた、カバトンと同じく再評価されてもおかしくないはず。
私も下衆い所あるからわかります。バッタモンダーの言動を見て「学生の頃の私にそっくりだ」と思いました。私にとっては逆に歴代の悪役の中で一番勘定移入しやすいですね
そこはその通りですね。バッタモンダーが延命していたからこそシャララ隊長は生還することができました。当時もそういう意見をちらほら見かけましたし、こういうギミック私もけっこう好きです。
ただ、私はアニメを観るとき当事者の思いと意思を重視します。身も蓋もない言いかたをすると、そこに描かれる生も死も架空のものでしかないので。その生や死の物語を通して自分が何を感じるかを考えることにしています。
「隊長さんのことは私たちに任せて」。
虹ヶ丘ましろさんの手紙のこの一節、「隊長さんは私たちが救う」でも「隊長さんは必ず救える」でもないんですよね。
ましろって“優しい”んだけど“優しい嘘”は言わない。気休めを言わない。なんとも生真面目と言おうか愚直と言おうか。あるいはソラが生真面目で愚直な人だから、自分も愚直に向き合おうということか。
ともかく、あの手紙に込められたましろのメッセージは「(隊長さんを救うため全力は尽くすけど)もし救えなかったときは、私たちが全ての責任を負う」、「自分の恩人を犠牲にしかねない任務を放棄することを気に病まなくていい。だから今回の任務からは外れなさい」……「……だって!」「背負わなくてもいい過酷な責任を無理に背負って“わたしのヒーロー”が潰れていく姿なんて見たくないもん!」、ということだったんだろうな、と。
……とはいえ、ましろさん、
「ソラちゃんのことだから、「ましろさんたちだけにシャララ隊長を死なせた責任を負わせるなんて、私には出来ません!」「ましろさんたちにシャララ隊長を“殺させる”ぐらいなら、私が隊長を“殺し”ます!」とか言い出すんだろうな……」とも予感していたはずで。
意を決したソラ・ハレワタールがキュアスカイとしてソラシド市に還ってくる姿を見たとき、ましろ/キュアプリズムの胸に去来した思いは「やっぱり帰ってきてくれたんだね(会心の笑み)」だったのか、あるいは「あーやっぱり帰ってきちゃったか(苦笑)」だったのか。
何にせよ、今回の戦いでキュアプリズムもキュアスカイもやけに落ち着いて“覚悟ガンギマリ”という風情だったのは、「必ず隊長を救える」と信じぬいていたからではなく「駄目だったらそのときはそのときよ」と開き直っていたからなんだと思います。“ダメ元”で突入してくる人間ほど強いものはないし、むしろ“ダメ元”の覚悟がなきゃリスクの大きい勝負なんて出来ないですって。
ビジネスだと契約の文言が全てなのでそういう詐欺めいた解釈もまかり通るんですが、本来言葉なんてただの伝達ツールでしかないので、たぶん現実でそういう(言った側に都合のいい)責任の取りかたをしようとしてもうまくいかないんじゃないかなと思います。結局言われた側が納得できるかどうかの閾値は言われた側の感覚で決まりますから。
言った側が自分の発言に責任を取ろうとするなら、結局言われた側がどう受け取るのかを想像して、それに則ったルールで動くしかないでしょう。『スタートゥインクルプリキュア』のノットレイダーとかそれを放り投げたせいで盛大に拗らせていましたしね。
他人が関わってくる責任問題って基本理不尽だし面倒くさいものです。
ただし、相手が信用できる場合だったら話は別。なにしろ自分が取るべき責任の範囲が最初から明白なので。
初期のバッタモンダーもいずれは「一週回って好きになる」って再評価されたら良いですね。バッタモンダー様、一週回って感謝していますからプリキュアに代わってお礼を言います!シャララ隊長を助けてくれてありがとう🙏あとこの話の彼の印象に残った台詞を挙げます!Bパートでキュアバタフライに「弱い犬程よく吠える」と言われた後、ノリノリで「ワン!」と吠えた所(笑)これが後の次回作の「わんだふるぷりきゅあ」への伏線の一つだと思うと…🐾(笑)あとAパートでいつの間にかソラの名前を覚えていた事😲特に「そういう子なんだよね…『ソラちゃん』て…」の所!男性の悪役がプリキュアに本名で呼んでしかも敬称つけるとか珍しいですよ、貴重な瞬間ですよー😲バッタモンダーがソラの事「ソラちゃん」って呼ぶなんて『スマイルプリキュア』のジョーカーがれいかの事を「れいかさん」って呼んだ事や「HAGっとプリキュア」のチャラリートがはなの事を「ちゃんはな」って呼んだ事を思い出しました!あれと同じですよ(笑)同じ主人公と深い因縁のあった男性の悪役でも「ヒーリングっどプリキュア」のダルイゼンですらのどかの事は一環して「キュアグレース」ってプリキュアとしての名前で呼んでいたのに😅