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そして 伝説が はじまった……！

あなたの16歳の誕生日、ルビス様に代わってヒイロに呼びかけたのもこの私。あのときはずいぶんと失礼なことを言ったかもしれません。許してくださいね。

オルテガという名に心当たりはないか？

どうかしら。あなたにとってルイーダの酒場は役に立っている？　もし役に立っているなら嬉しいわ。この酒場には大魔王くらいで尻込みするヤワな冒険者はいない。それは私が保証する。

ときは来たれり。今こそ目覚めるとき。大空はお前のもの。舞い上がれ、空高く！

そういえば昔、この町にイエローオーブとかいうものを売りに来た男がいたそうです。マソホが大金を出して買ったとか・・・。まったく。ムダ遣いをするものです。

いつか必ず、反撃の時は来る。そのときはお前のもとに駆けつけると、このガイアの剣に誓おう。

この国の王は謂れのない罪で無実の人々を捕らえ、厳しい処罰を与える・・・。そんな危険な人物なんだ。私の父サイモンもそのひとり。10年ほど前、王に逆らった罪で捕らえられ、どこかの牢獄に幽閉されてしまった。

今までほんとに楽しかったわ。ありがとう、ヒイロ。たまにでいいから遊びに来てよね。

私たちには戦う力はありません。だから、従いつづけるしかないのです。

『アリアハンの勇者の帰還を願って』

生きているうちに、私が持っているオーブを誰かに渡したかったのに・・・。

おお、アン！　ママを許しておくれ・・・。

なんと！　まだ はい とは答えぬのかっ！　じゃがそのようにどこまでも自分の信念を貫くとは、ますます王にふさわしい人物じゃ！